テセウスの船のロケ地で使われている映像のまち足利市とは?撮影で使われたスポットや作品を紹介

TBSの日曜劇場『テセウスの船』。第5話の放送を終えた時点で平均視聴率は11%を超えており、今期ドラマの中でも大成功を収めています。

そんな『テセウスの船』では、ロケ地として栃木県足利市が多く登場するのですが、一体どんな場所なのでしょうか?

今回は足利市について、作中で使われたスポットや、他の作品で使われたスポットを詳しく紹介します。

『テセウスの船』のロケ地・足利市とは?

『テセウスの船』の舞台となった音臼村ですが、その多くは栃木県の足利市という場所で撮影されています。

この足利市、以前から「映像のまち」構想を掲げていて、ドラマや映画、CMといったロケ地の誘致活動を行っているようです。

ただ撮影場所を提供するだけでなく、宿泊施設やロケ弁の紹介や助成金による支援など、手厚いサポート体制を敷いています。

撮影場所として使われれば観光客の増加にも繋がりますし、なかなか面白い試みですよね。

撮影に応じてエキストラの募集も行っているようなのですが、こちらは足利市民に限定されるとのこと。ちょっと羨ましいです。

現在の予定では2月25日まで撮影スケジュールがある模様で、村人や先生役としてエキストラが募集されているようです。

そろそろ撮影も佳境ということでしょうか。クライマックスに向けて楽しみです。

『テセウスの船』で登場したロケ地

テセウスの船で使われたスポットとしては、以下のような場所があります。

音臼小学校

凄惨な事件の現場となる音臼小学校。ロケ地は旧松田小という廃校だそうです。

第4話で現代へ戻ってきた主人公ですが、これからクライマックスにかけて、音臼小が重要な舞台となることは間違いありません。

きっと名場面が生まれることでしょう。

井沢商店

村のまとめ役・井沢健次が営む井沢商店ですが、ロケ地は足利市にある酒屋とのこと。第3話で防犯ブザーを売っていましたよね!

昔ながらの商店といった佇まいで昭和を感じさせてくれます。こういった時代性も『テセウスの船』の魅力の一つですよね。

恵永病院

第1話で心の妻・由紀が運び込まれた恵永病院も、外観は足利市にある病院が使われています。

由紀を演じた上野樹里は、第1話の短い登場シーンの中で圧倒的な存在感を示していました。

4話以降でも再登場を果たし、心の頼もしい味方として活躍しています。

テセウスの船のロケ地や撮影場所について、さらに詳しく知りたい方はこちら。

足利市で撮影された映画やドラマは?

これまでに同市が撮影場所となった作品としては、以下のようなものがあります。

映画『今夜、ロマンス劇場で』

『翔んで埼玉』の武内英樹監督による2018年の映画です。映画監督を目指す主人公(坂口健太郎)が、憧れの女優(綾瀬はるか)と出会い惹かれ合っていくストーリー。

舞台となる「ロマンス劇場」は足利市にある古い映画館が使われました。

いかにも名画座といった雰囲気の漂う劇場で、綾瀬はるかが演じているモノクロ映画のヒロインにはぴったりの場所といえます。

映画『ちはやふる』

広瀬すず主演の映画『ちはやふる』。競技かるたをテーマにした青春映画で、2016年に二部作が、2018年に完結編が公開されています。

そのロケ地になったのが、足利市にある旧足利西高校。

さらに劇中で競技かるた大会が行われるシーンでは、足利市民武道館がロケ地となりました。

最近は『ちはやふる』ような学園もの漫画の実写化が増えているようで、こうした場所も頻繁に使われているようです。

ドラマ『今日から俺は!!』

特に2018年のドラマ『今日から俺は!!』で、主人公やヒロインが通っていた高校を覚えている人もいるのではないでしょうか?

あの軟葉高等学校は『ちはやふる』と同じ旧足利西高校がロケ地。さらに成蘭女子高等は足利南高校がロケ地になっています。

2020年の夏には劇場版も公開されますが、もちろんこの作品でも再登場するようです。

現在でも足利市民限定でエキストラの募集が行われているようなので、まだまだ劇中で目にする機会がありそうですね!

映画『八日目の蝉』

成島出監督による2011年の映画『八日目の蝉』も足利市で撮影されています。

物語で重要な役割を果たす写真館、あのロケ地は足利市の松村写真館という場所。こちらもレトロな趣きのある撮影スポットとなっています。

映画『64-ロクヨン- 前編/後編』

2016年の映画「64-ロクヨン- 前編/後編」で使われたのは、足利市にある織姫神社。

縁結びの神や産業振興の神がまつられているそうで、最近はデートスポットとしても注目されているようです。

テセウスの船のロケ地で使われている映像のまち足利市まとめ

今回は『テセウスの船』のロケ地になった栃木県足利市について紹介しました。

東京からそう遠くない場所で、レトロな雰囲気のスポットが立ち並ぶ足利市。自然にも囲まれた場所ということで、映画づくりにはぴったりの街かもしれませんね。

『テセウスの船』以外にも多くの映画やドラマで使用されている場所なので、気になる作品があったら聖地巡礼してみてはいかがでしょうか?

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