『ザ・ノンフィクション』見逃し動画を無料で見る方法|神回&バックナンバーの配信動画を無料視聴

ザ・ノンフィクション

この記事では、フジテレビの人気番組『ザ・ノンフィクション』を見逃がしてしまった方に向けて、過去の放送回を無料で見る方法や過去の放送内容をまとめて紹介しています。

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『ザ・ノンフィクション』の神回を紹介

フジテレビで人気のドキュメンタリー「ザ・ノンフィクション」はFODプレミアムで一部の放送回を見逃し視聴可能です。

こちらでは、神回と呼ばれた放送回をいくつかピックアップして紹介しています。

「人殺しの息子と呼ばれて・・・」(前編・後編)

北九州市で起こり、日本全国に衝撃を与えた「北九州連続殺人事件」の犯人を親に持つ、24歳会社員の男性を取材した番組です。

両親が逮捕されたために保護を受けて生活してきたこの男性は、少年時代から社会の冷たさの中に身を置いて生きてきました。

両親に対する思いや養護施設で経験した心ない声や仕打ちについて、インタビューで語られています。

せつなくて故郷~女になって47年目の故郷~

戦後すぐに故郷の鹿児島県枕崎を出て上京した、新宿ゴールデン街の名物ママ「真紀」さんを取材した番組です。

若いころに男性から女性に性転換手術を受けた真紀さんは、故郷に対する望郷の念がありながら、性転換後に一度も帰郷することがありませんでした。

そんな真紀さんが、高齢の母親に会うため、女性になってからおよそ半世紀ぶりに故郷の枕崎へ帰郷する様子を取材しています。

この番組は大きな反響を呼び、「アンコール特別編」も製作されました。

この特別編も、FODプレミアムで見逃し視聴可能です。

AKB総選挙 今度こそ・・・。

AKB総選挙では、上位陣に多くの注目が集まっていました。

しかし、選挙には全体で250名以上のアイドルが立候補し、華やかな舞台に立てるのはわずか一握りです。

ランキング入りの最低ラインである80位も、2/3以上のアイドルが入れないことになります。

この番組は、80位の当落線上で生き残りを懸けて奮闘するアイドルや家族の日常に密着した番組です。

次世代エースと期待されながら前年圏外の屈辱を味わった宮崎美穂さん、前年度に速報71位から圏外落ちし過呼吸に陥るほどのショックを受けた経験を持つ大島涼花さんを取材しました。

『ザ・ノンフィクション』過去放送回の番組内容を紹介

過去の放送内容と視聴者の感想を紹介しています。

2022年12月18日放送回

  • 日中共同制作第11弾
    遠く故郷を離れて ~この国で命を救う人になる~

「もう受け入れは無理ですって…」
2022年夏。終わりの見えないコロナ禍に、病院は悲鳴を上げていた。

山間部に多くの過疎地域を抱え、交通手段も限られる鹿児島県・大隅半島で、地域医療の“最後の砦”ともいわれる大隅鹿屋病院。この病院で研修を続けているのが、中国からやってきた朱海医師(36)。
幼い頃から、日本のアニメが大好きだった彼は「日本で救急医になる」という夢をかなえるため、6年前に家族を連れて来日。中国での医師のキャリアを捨て、日本の医師国家試験に挑戦。不合格が続くこと4年…決して諦めることなく猛勉強を続けた結果、日本の医師資格を手にした。

研修先に決まったのは、医師不足に悩む“陸の孤島”・大隅鹿屋病院。救急患者から終末期医療の高齢者まで、朱海医師の元には様々な患者がやってくる。言葉の壁に苦戦しながらも地域医療の最前線で奮闘する朱海医師を指導役の先輩医師たちは厳しくも温かくサポートする。

夜勤の休憩中、テレビ電話をするのは、大阪で暮らす妻と小学生の一人娘。日本語を話せない妻と中国語が話せない娘。最愛の家族が、単身赴任の朱海医師の心の支えとなっている。

2022年9月。観測史上最大級の台風が、鹿児島に上陸。暴風雨で病院は停電。そんな中、救急搬送されてきた患者が病院に到着する…

日本で命を救う人になる…そんな一人の中国人医師の奮闘を見つめた日中共同制作の第11弾。

【語り】生田絵梨花

視聴者の感想や評価

中国出身の研修医を追った今回でしたが、異国でままならないこともある中、そしてこのコロナ渦で人命救助に携わっていることに頭が下がります。来日してから医師免許を取り直したということで、相当努力されてきたのだと思います。奥様も日本語がほとんど話せない環境で大変ですが、旦那様のことを支えていきたいという気持ちに感心しました

40代

2022年12月11日放送回

  • ラブレターを書く人 ~愛を伝えたい人々と代筆屋~

大切な人に「愛」を伝えたい…でも、いざとなると言葉が見つからない。

そうした人たちの思いを手紙につづるのは「ラブレター代筆屋」の小林慎太郎さん(43歳)。会社勤めの傍ら、8年前から代筆屋を始め、これまでに160通以上のラブレターを書いてきた。当初、想定していた若い女性からの“胸キュン”な依頼はほとんどなく「離婚をなかったことにしてほしい」「病気の妻に感謝の気持ちを伝えたい」など、切実な思いを何とか相手に伝えたい人からの依頼が多い。

「解散が決まった地下アイドルにラブレターを送りたい」という依頼者は45歳の寺木さん。ファン歴はまだ半年だが、彼女に会うために仕事終わりや休日を使い、週に3回以上、ライブ会場へ足を運ぶ。そんな寺木さんが伝えたい「愛」とは…

「40年前に離ればなれになった娘に会いたい」という81歳の阿部さんは、父の愛を伝える手紙を小林さんに依頼してきた。4歳の時に妻と離婚し、以来、一度も会ってない娘。手元にあるのは、娘の写真をプリントしたハンカチだけ。写真は一枚ももっていない。当時から、中華料理店を一人で営む阿部さん。「私が大きくなったらお父さんのお店を手伝ってあげる」という娘の言葉が宝物のような思い出だ。
そんな阿部さんの思いを伝えるために、小林さんはどんな「愛の言葉」をつづるのだろうか…

誰かに愛を伝えたい人々とその思いを手紙につづる男の心の交流を見つめた…

【語り】奈緒

視聴者の感想や評価

拡張型心筋症と戦う人々のお話でしたが、機械を身につけて生活する苦労は想像以上で制約も多く、毎日つらいだろうなと思いました。でも何年ごしで心臓移植を受けることができた後の様子を見ていると、健康って本当にありがたいんだなとしみじみ思いました。移植をしても生活で気を付けることは色々あって大変だなと思いましたが、体は元気そうで本当によかったと安心しました。ドナーについて考えさせられました。

40代

ラブレターを代筆する男性に密着していて、こんな職業が世の中にあるということに驚きました。離婚して会えなくなってしまった娘の写真入りのハンカチを手にして娘との昔の思い出を語りながら、一度自分のお店に来てほしいという思いを込めてレター代筆を頼んでいた男性にとても共感しました。まだ娘さんはお店に来ていないということで終わってしまいましたが、再会出来たらいいなと思いました。

30代

2022年12月4日放送回

  • 美咲をさがして ~帰りを信じた家族の3年~
愛する娘の帰りを待ち続けていた人がいる…
小倉とも子さん(39)。2019年9月、山梨県・道志村にあるキャンプ場で、突然行方が分からなくなった小倉美咲さん(当時7)の母親だ。美咲さんがいなくなってからの2年半は、離れ離れとなった悲しみを抱えながら、捜索に明け暮れていた。山梨に足を運ぶこと60回以上。さらに「娘に似た子がいる」という目撃情報が届けば、その地へ確かめに向かう日々。「どこかで美咲が見ているかもしれない」とメディアの取材に応じ、情報提供を訴え続けてきた。テレビに出れば出るほど、悪意に満ちた誹謗中傷にさらされた。それでも、娘を捜すことを決して諦めなかった。

そんなとも子さんの元に、2022年春、行方不明となったキャンプ場の近くから、子どものものと見られる人骨が発見されたという知らせが入る。娘の無事を信じる一方で、美咲ちゃんのものと思われる衣類が次々と見つかっていく。この現実を前に、とも子さんは…

突然、思いもよらぬ事実と向き合わざるを得なくなったとも子さん。美咲さんの姉(長女)との平穏な暮らしをどう取り戻していくのか…

ある日、娘がいなくなってしまった母親と家族の葛藤の日々を見つめた。

【語り】国仲涼子

視聴者の感想や評価

まだ記憶に新しい小倉美咲さんが行方不明になってしまった当事者にスポットを当てていてすごいびっくりしました。LINEでお母さんに直接誹謗中傷する人もいて、どういう人間性なのか本当に疑いたくなりました。お姉ちゃんも色々と悩んでいるように見えました。普通のニュースではやらないリアリティがすごい伝わってきました。これから少しずつ前を向いて歩んでいって欲しいと思います。

30代

美咲さんが行方不明になったというニュースは知っていましたが、結局警察が下したのは死亡という結果だったというのは知らなかったので衝撃的でした。母親がいつまでもその事実を受け入れられずに、事故現場や娘の靴や骨が見つかった地点をボランティアの皆さんと確認したりしている姿はとても印象的でした。お姉ちゃんと一緒に旅行している姿がとてもほのぼのして良かったです。

30代

2022年11月27日放送内容

母と娘のラーメン ~ピンチをチャンスに変える人~

東京・神田小川町。ランチ時になるとビジネスマンが押し寄せるラーメン店がある。店を切り盛りするのは女性店主のカンラスさん(40歳)。フィリピン出身のシングルマザーだ。13年前にこの場所で店を開き、故郷の豚肉料理にヒントを得た「とろ肉」が名物の人気店だ。

「ホテルで働かないか?」と誘われ、貧しい家族の生活を支えるため19歳で来日。だが、実際の仕事はフィリピンパプでの接客だった。それでもカンラスさんは懸命に働き、実家に仕送りする日々。そんな中で、客の日本人男性との間に子どもを身ごもる。しかし、出産のために一時帰国すると男性との連絡は途絶えた。そして彼女は悩んだ末に、生まれたばかりの娘と2人、日本で生きていくことを決めた。彼女が選んだのは、ラーメン店でのアルバイト。しかし、その店もわずか1年で閉店。職を失うことになったカンラスさんは、自らラーメン店を経営することを決断する。

他の店で食べられない味を生み出し、ラーメン激戦区の中で生き抜いた彼女の店は、今や人気店に。心の支えとなっていた娘は19歳になった。

2020年、日本を襲った新型コロナの嵐。そして、とどめを刺すような物価高騰…必死に守り抜いてきた店は、時代の波にもまれ、閉店の危機にさらされる…

遠く離れた故国を離れ、生きるためにラーメンと向き合う母と、その背中をずっと見てきた娘。大都会の片隅で、肩を寄せ合い生きる母と娘を見つめた…

【語り】松本若菜

視聴者の感想や評価

フィリピン出身のシングルマザーと一人娘との日常でしたが、お母様がとても美人で綺麗な方だと思いました。異国で一人子育てをしていこうと決意したことも、ラーメン屋を切り盛りしていることもとても大変だったと思いますが、その意思の強さと行動力が自分にもあったら良いです。娘さんに対してはちょっと心配性だけれども、きっと娘さんがもっと大きくなったらお母様の気持ちがより分かるのではと思いました。常に前向きなところを見習いたいです。

40代

コロナ禍におけるラーメン屋さんの苦悩をを描いていましたが、それだけでもドキュメンタリー性があったのに、まさか店主がフィリピンからやってきた女性だというストーリーにもすごいびっくりしました。波乱万丈の人生がある中、培ってきた強い心でこのピンチをチャンスに変えてプラス思考に考える姿勢が素晴らしいと思いました。

30代

フィリピン人の母親と娘のかみ合わない会話に衝撃を受けました。でも、最後に娘さんが語っていた母親への愛情たっぷりの言葉には感動しました。ラーメン屋さんもコロナ禍の中で非常に売り上げが下がってしまっていたのにもかかわらず2号点をオープンしたり、麺を高いものに変えたりするチャレンジ精神がとてもかっこよかったです。

30代

2022年11月6日放送内容

そこにいていいんだよ ~もじゃくん夫婦と不登校の子どもたち~
学校に行けない子どもたちが、安心できる「居場所」を作りたい…そんな思いを抱えて小学校教師を辞めた夫婦がいる。
友達関係での不安や悩み、いじめ、複雑な家庭環境、貧困…様々な生きづらさを感じて、不登校になってしまった子どもたちが通うのが、「学べる居場所・かけはし」だ。運営するのは、「もじゃくん」こと廣瀬貴樹さん(39歳)と、「ちーさん」こと妻・千尋さん(41歳)。もじゃくんは大学卒業後、14年間、小学校の教師をしていたが、「生きることに不安を抱える子どもにとことん寄り添い、救いたい」と退職し「かけはし」を作ることに。ちーさんも夫の夢を一緒にかなえようと退職し、2021年春に「かけはし」の活動をスタートした。しかし、「かけはし」の運営は“手弁当”で行い、生活費はアルバイトで稼ぐ日々。夫婦の収入は教師時代の10分の1となったという。民間運営のため、公的な支援もなく、貯金を取り崩しながら、廃校となった学校や公的施設を借りて、子どもたちを受け入れている。同級生との会話や大きな音を極度に嫌がり、学校に通えなくなった8歳の男の子。元々は、明るい性格だったが、徐々に口数が減り、学校に行かなくなった13歳の少年…そんな子どもたちに笑顔を取り戻し、子育てと将来への不安を抱える親たちの支えとなる「かけはし」の活動。身を削りながら奔走する元教師夫婦の奮闘を追った…

【語り】高梨臨

視聴者の感想や評価

モジャ先生の活動と人間性に心打たれました。素晴らしい活動なのにお金が足りないことで苦慮しているところは見ていて辛いですね。甘えやわがままだと今の現場の先生でも誤ってしまう方が多いようですが、こうやって取り上げることによって繊細な子供達もとても悩んでいるということが世間に認知されると子供達も生きやすくなる社会になるのではないでしょうか。

30代

教師を辞めて不登校の子供を支援する事業を立ち上げたもじゃさんの気持ちはとても素晴らしいと思いましたが、もじゃさんの奥さんの気持ちになると、明確な事業計画や利益の見込みもない状況はとても不安だろうなと感じました。地域の人が交流が出来るカフェはとても素敵だと思うので、もっと知名度が上がり事業がうまくいってほしいなと思います。

30代

今回は不登校の子供たちを支援するご夫婦のドキュメンタリーでしたが、行政や市町村からの支援が受けられるよう願います。学校に行けない子供たちは年々増えていますし、子どもさんだけではなく、親御さんの負担や不安もケアが必要だと痛感しました。どこかに居場所があるということの大切さと、支えてくれる人がいることの有り難さが伝わってきました。

40代

2022年10月30日放送内容

あの日 僕を捨てた父は ~孤独な芸人の悲しき人生~ 後編
アパートの1室で大量のゲームソフトに囲まれて暮らす男がいる…
ゲーム芸人・フジタ、45歳独身。信じがたい孤独の中で少年時代を過ごした過去。小学校入学直前、母親が急死し、父と二人きりで暮らすことに。ところが、父はフジタをひとり残したまま家に帰ってこなくなった。フジタのクラスメートの母と恋仲になったのだ。父が家を出ていってから約35年…恨み続けた父と女性は、今も内縁関係を続けていた。「なぜ、自分を捨てたのか?」…長年の怒りをぶつけたいフジタだったが、父の様子がおかしい…診断の結果は「認知症」。そして病は生活に影を落とし始める。カードローンのキャッシングで膨らんでいく借金。スーパーに行けば「買い物したモノを盗まれた」と主張。防犯カメラを確認したところ、父が買い物をした形跡自体がなかった。支給されてもすぐに底を突いてしまう年金。挙げ句の果てに父は「息子が年金を盗んでいる」と思い込んでしまう…しかし、父はどんなに生活に困っても、内縁の妻に渡す「月末の3万円」だけは忘れない。フジタに金を借りてまで、女性に会いに行こうとする父。ずっと憎んできた2人のために、金を渡すことになるとは…フジタの心は大きく揺れていた。ひたすら父を憎み、孤独を生きてきた芸人・フジタ。父を問いただすつもりが、病気によって、またしても父に振り回される日々。「せめて記憶があるうちに…」父と息子は、数十年ぶりの旅に出る…
【語り】宮崎あおい

視聴者の感想や評価

ゲーム芸人の父の認知症が思った以上に進行していて、普通に生活するのが難しいという判断が下されたところはとても衝撃的でした。認知症と診断されて日常生活を思ったようにすることが難しい状況なのにも関わらず、お金に関する執着がものすごく強くて、食器棚に入れてワイヤーキーでロックした貯金箱を一生懸命引き出してお金を取り出すという事実に驚きました。

30代

2022年10月23日放送内容

あの日 僕を捨てた父は ~孤独な芸人の悲しき人生~ 前編
アパートの1室で大量のゲームソフトに囲まれて暮らす男がいる…
部屋はおろか、廊下や台所に積み上げられたゲームソフト。残された1畳ほどの空間で寝るか食べるかゲームをするか。そんな日々をもう何十年続けただろうか。集めたゲームソフトは約3万本。レアなゲームは衝動買い、そのため、お金はなく借金は絶えない。男の名は藤田真也。45歳・独身。もうひとつの顔は「ゲーム芸人・フジタ」だ。幼い頃から没頭してきたゲームの腕でファンを魅了する。だが、華麗な技の裏側には、彼の悲し過ぎる生い立ちが深く関わっていた。それは、フジタが小学校入学直前のこと。母親がクモ膜下出血で突然、この世を去り、フジタは父親と2人で暮らすことに。しかし、その父が家に帰らなくなる。父はフジタの同級生の母、シングルマザーの女性と恋仲になってしまっていたのだ。小学2年生で始まった一戸建てでの「独り暮らし」。自分をこんな目に遭わせる父を憎み、その苦しさと寂しさを紛らわすために、フジタはゲームに熱中してきた。それから約35年…2021年の正月、フジタを突然、呼び出した父親は83歳になっていた。「自分が死んだら全財産をお前に遺す」と言い、遺言状を書きたいと言い出したのだ。そして、その直後から、父親に異変が起きる。それは、認知症の始まりだった…ひたすら父を憎み、孤独を生きてきた芸人と父親の再会。フジタを待ち受けていたものとは…
【語り】宮崎あおい

視聴者の感想や評価

親から捨てられたお笑い芸人さんに密着していて、とてもリアルで壮絶な暮らしだなと感じました。年金を知らない間に使い果たしてしまって、キャッシングも限度額まで使ってもなお、内縁の妻にお金を渡して関係を続けているという父に対して、過去に酷いことをされたのにも関わらず献身的に寄り添っている息子の姿がとても印象的でした。

30代

ゲームのライブ配信で有名なフジタさんという芸人を取り上げていたのでそっちがメインでお送りすると思っていたのですが、内容は幼少の頃の壮絶な人生と、今も続く父親と内縁の妻への苦労を取り上げていたのが意外でした。認知症を患いながらお金をもらうその内縁の妻に辟易してしまいました。来週へ続くらしいですが幸せになってほしいですね。

30代

2022年10月16日放送内容

人力車に魅せられて2 ~夢と涙の軽井沢物語~

東京・浅草で、人力車に夢を乗せて街を駆ける若者たち。

浅草観光の名物とも言える「人力車」。10社以上がしのぎを削る中で、赤いはんてんがトレードマークの「東京力車」は、SNSを駆使した発信を続けるなど、今や女性俥夫の数は浅草一。その門をたたく若者も多い。そんな研修生の中で最年長のアツシ(当時30歳)は、10カ月で13回の卒業検定を受けるも、俥夫になることはかなわず、浅草を去っていった…

その模様を描いた2022年7月の放送直後に、フジテレビに掛かってきた1本の電話。放送でアツシの姿を見た、長野・軽井沢の人力車会社の社長からだった。
「まだ、やる気があるならぜひ、うちで働かないか」。
その知らせを聞いたアツシは、すぐに軽井沢へ向かった。もう二度と追うことはないと思っていたアツシの夢が、再び動き始めた。

心機一転、新たな街で俥夫になるための研修を始めたアツシだが、軽井沢には、浅草とは異なる厳しさが待ち受けていた。避暑地として軽井沢が賑わう夏限定の雇用。そのためには、1週間の研修で俥夫にならなければならない。アツシにとって初めての軽井沢で、観光ガイドの知識を一から覚える必要があった。浅草にはない坂道や舗装されていない段差のある道、信号機のない道を行き交う車…2カ月ぶりに人力車を引くアツシは、この街で、念願の俥夫になれることはできるのか…

人力車に魅せられた人々と一度は夢をあきらめたアツシの一夏を追った。

【語り】山本美月

視聴者の感想や評価

東京の人力車の会社で合格することができなったアツシさんを取り上げていましたが、そのやる気を買って声をかけてくれた方がいて、見事俥夫になり、元気そうにやっていたので良かったです。しかし夏限定というのがちょっとさびしいですね。現在は鎌倉でやれているということでこれを機にもっと人気が出るのではないでしょうか。

30代

今回は、「人力車に魅せられて2」でした。以前放送の1では、浅草の人力車の会社で、卒業試験に何度もトライするも車夫になれず会社を辞めてしまったアツシさんのその後ということでしたが、軽井沢の会社から声がかかりまた車夫として活躍する事ができ、ちゃんと努力を見てくれている人が居るんだなと思いました。社長さんも同僚の車夫の方たちも自分の仕事が大好きで、誇りと熱い想いを持っていて感動しました。終盤、サプライズで浅草時代の社長と教育係の人が軽井沢まで会いに来てくれて、お互いわだかまりはあるでしょうが、お客さんとして人力車に乗せることが出来て良かったと思いました。

40代

2022年10月9日放送内容

東京デリバリー物語 ~スマホと自転車とホームレス~
大きなバッグを背負い、自転車やバイクで街中を駆けるフードデリバリーの配達員たち。都会の新たな風景として定着したフードデリバリーは、コロナ禍で需要が一気に拡大。スマホと自転車があれば、きょうから収入が得られる仕事は、失業者やコロナ禍で収入が減った人を支える「雇用の受け皿」にもなっている。
「僕にできる仕事はフードデリバリーしかない」…そう話すのは、元銀行員の高山さん(仮名・30歳)。一日1万円を目標に、月に30万円ほどを稼ぐ高山さんは、社会人5年目の時に仕事のプレッシャーからメンタルに不調をきたし退職。その後、家に引きこもるようになった。家賃と生活費を稼ぐため始めた個人投資もうまく行かず借金を抱え、ホームレスになった。今はカプセルホテルを拠点に借金返済のため、毎日、自転車を漕ぎ続ける。
「友達が一日に3万円稼いでいて、うらやましくて始めた」と語るのは、コロナの影響で、イベント設営の派遣先を解雇された、和田さん(42歳)。2021年1月、貯金が底をつき、ネットカフェで暮らすホームレスとなった。自転車でフードデリバリーを始めると、週4日で9万円以上を稼ぎ、月収は40万円を超えた。しかし、「地に足がついてない状態。いつまで需要があるか分からない」と、将来の不安を口にする。
コロナ禍で加速したフードデリバリーという仕事、貧困から抜け出そうともがく配達員たちの日々を追った…
【語り】芳根京子

視聴者の感想や評価

Uber eatsの配達員に密着されていましたが、コロナ禍のステイホームで中食が顕著になって流行っているイメージがありましたが、だんだんとコロナが治まってきて仕事が減ってきたらしいですね。また、住むところもネットカフェに泊まっていたりと、こんなに深いところまで取り上げたドキュメンタリーは初めてではないでしょうか。

30代

2022年10月2日放送内容

ボクのおうちに来ませんか2 ~モバイルハウスと新たな家族~
「好きなことだけをして自由に暮らしたい」…
移動式の家、「モバイルハウス」で自由な生活を謳歌していた赤井さん(33)と千隼さん(30)。家賃の支払いに縛られることなく、山で野生動物を獲り、風呂代わりに川で水を浴びる。そんな彼らを取材した前回放送からおよそ2年…2人の生活に大きな変化が起きていた。「結婚はしない」と言い切っていた赤井さんに恋人ができた。彼女は2人の子を持つシングルマザー。もしも彼女と結婚したら、今よりも多くの「お金」が必要になり、「責任」も増えてしまう。迷いを振り払うように、赤井さんは子どもたちを連れて、モバイルハウスで旅に出る…リヤカーを改良した、わずか一畳ほどのモバイルハウスに暮らしていた漫画家の千隼さん。今は月のほとんどを都内のマンションで過ごす。1年前、交際を続けていた恋人と結婚。今は、妻が暮らすマンションで漫画を描く毎日。千隼さんの月収は10万円ほどで、夫婦になった2人は「子どもが欲しい」と考えてはいるが、妻からは「もっと収入を増やしてほしい」とお願いされる。漫画を描き続けたい千隼さん。連載の仕事を得ようと出版社に掛け合うが、そう簡単にいくはずもなく、プレッシャーから逃れるように、月に数日、山中のモバイルハウスにこもっている。愛する人と一緒にいたいけれど自由も失いたくない。「自由」と「責任」のはざまでゆれる男たちの幸せ探しを見つめた…
【語り】多部未華子

視聴者の感想や評価

自由を求めてモバイルハウスで生活している男性を取り上げていましたが2年ほど前にも取り上げていたそうですが、映像をみていて、なんとなく思い出しました。今は二人の子供を持つ女性とお付き合いしているということでしたが、お母さんを残して、まだお父さんではない男性とちょっとしたキャンプに行くというのが、とても懐いているという印象でした。

30代

モバイルハウスに住む2人の男性に密着するVTRがとても引き込まれました。前回のモバイルハウス生活のVTRも見ていましたが、今回はどちらの住人にも彼女が出来ており、一方は結婚までしていて、驚きました。結婚したにも関わらず、モバイルハウス生活を続けて、実家に帰って今後のことを親を交えて話し合うところがとても印象的でした。

30代

2022年9月25日放送内容

ボクと父ちゃんの記憶2022後編 ~18歳の夢 家族の夢~

2022年春…高校を卒業した大介さん(18)は、造園会社に就職し、社会人としての一歩を踏み出した。幼い頃から父に自然や環境のことを教えてもらった大介さん。その先には、「いつか独立して農家になる」という夢がある。それは、今は離ればなれになっている家族の未来を思い描いた夢でもあった…

2021年夏。私たちが出会ったのは、緑に囲まれた千葉・睦沢町で暮らす高校3年生の大介さん。父の介護を続ける「ヤングケアラー」だ。父・佳秀さん(65)は、50歳の時に、若年性アルツハイマー型認知症と診断された。それから15年。病が進行し、家の中を歩き回り、今では家族との会話もままならず、トイレに一人でいくこともできなくなった。そんな父を介護施設に入所させることを決断した母。離れて暮らせば、父の記憶から家族の存在は消えてしまう…それは実質的に、父との「別れ」を意味していた。

父・佳秀さんが、家からいなくなって10カ月。まだ一度も面会を許されていない父の66歳の誕生日。大介さんは初任給でケーキを買い、母は手作りのお弁当を用意するが、直接、対面することは許されなかった。

「父ちゃんに会いたい」。大介さんと家族の気持ちが募る中、涙の別れから1年が過ぎようというころ、ようやく再会の時が訪れる…

【語り】富田望生

視聴者の感想や評価

先週に引き続きの後編。父親が若年性アルツハイマーを発症し、ヤングケアラーとして父親の介護をしてきた18歳の息子の大介さん。親の介護を担っている若い世代の方が多くなりつつある世の中となり、前編、後編と拝見してきてもし自分自身が大介さんと同じ年代、同じ境遇になった時一番大切な親と分かりつつも大介さんのように、この疾患を発症してまった親と向き合いながらきちんと介護出来るだろうかと思いながら終始見ている自分がいました。小さい頃から受けてきたお父さんの愛情が、18歳になった大介さんの中に今もなお刻み込まれているからこそ関係性は変わる事無く接してけるのだろうと。芯の家族愛を感じつつ見る事が出来ました。

50代

若年性アルツハイマーを抱えたお父さんとその家族のドキュメンタリーでしたが、先週は長男の就職にスポットが当たっていましたが、今回は施設に預けられたお父さんと面会できたということで、とても感動しました。 実際コロナ禍だとお年寄りが集まるところには家族でさえ対面できないというリアリティもありました。ケーキお弁当を差し入れてきて良かったですね。

30代

大ちゃんと父ちゃんとその家族との交流の後編がとても感動しました。コロナの関係でずっと面会が出来ていなかった中、最後にはお母さんがようやく面会出来て、とても嬉しい表情も見せながら、おじいちゃんになったようだったと少し寂しそうに語っていた姿が印象的でした。大ちゃんはこれから修行を積んで農家としてデビューするために頑張ってほしいと思いました。

30代

2022年9月18日放送内容

ボクと父ちゃんの記憶2022前編 ~母の涙と父のいない家~

この家から父がいなくなり3カ月が過ぎた。父の介護生活から変わり、時間に余裕ができた一方で、父の不在を実感し、母は涙していた…

2021年夏。私たちが出会ったのは、緑に囲まれた千葉・睦沢町で暮らす高校3年生の大介さん(17)。父の介護を続ける「ヤングケアラー」だ。父・佳秀さん(65)は、50歳の時に、若年性アルツハイマー型認知症と診断された。それから15年。病が進行し、家の中を歩き回り、今では家族との会話もままならず、トイレに一人でいくこともできなくなった。そんな父を介護施設に入所させることを決断した母。離れて暮らせば、父の記憶から家族の存在は消えてしまう…それは実質的に、父との「別れ」を意味していた…

父との別れから8カ月。あれから、月に1度のオンライン面会が許されるだけで、父と家族は一度も直接会うことができていない。父がいなくなったことを実感する日々の中で、高校の卒業式を控える大介さんは、ささいなことから、母と激しく衝突する。

2022年春。大介さんは、造園会社に就職し、社会人としての一歩を踏み出した。幼い頃から父に自然や環境のことを教えてもらった大介さん。その先には、「いつか独立して農家になる」という夢がある。それは「家族の未来」を思い描いた夢でもあった。

父との涙の別れ、それぞれの新たな生活。大介さんが手にした初任給で買ったものは…大好きな父がいなくなった家族の1年を追った。

【語り】富田望生

視聴者の感想や評価

若年性アルツハイマーを患った父の介護のドキュメンタリーで話題になった大介くんのその後を取り上げていましたが、お父さんの施設の様子ではなくて、今回は家族のリアルをお送りしていましたね。 卒業式で演説をしたいと言った時には凄いびっくりしましたが、波風立てず終わったようでとりあえず安心しました。来週の後半も楽しみにしています

30代

お父ちゃんが施設に入ってからの家族の様子が赤裸々に放送されていて、とても印象的でした。特に息子さんがお父ちゃんと小さい頃にたくさん遊んでもらったというVTRが流れて、涙が出ました。もう認知症が進んで家族のことがわからなくなってしまっていても、それぞれの心の中には元気で笑顔のお父ちゃんが居続けているんだなと感じました。

30代

2022年8月28日放送内容

・母と娘の芸者物語 ~箱根で生きる女たち~

こんなはずじゃなかった…
2020年の春。突然やってきたコロナ禍で、箱根の芸者・茶々さん(32)は人生の岐路に立たされていた。この道14年、生まれた家は祖母から3代続く芸者一家で、母親に憧れて芸を磨き、今まさに大きな決断をしようという矢先…

茶々さんの夢は、母親が経営する置屋から独立し、自分の置屋を新たに開業すること。自ら若い芸者を育てて箱根を盛り上げていくはずだったのだが…
お座敷やイベントが入らない日々が何カ月も続き、収入は途絶えてしまう。ついに、一人、一人と芸者たちが、箱根を去っていく事態に。目標を失った娘に対し、女将である母が意外な行動に出る…

そんな、かつてない危機を迎える箱根の花柳界に飛び込んだ女性がいる。二十歳のるかさんは、アメリカから帰国したばかりの今どきの女の子。実は、彼女の母も元芸者。売れっ子だった母のようになりたいと意気込み、稽古を重ねるのだが、お座敷もなく、客の前で踊りを披露する場もない。芸者になって半年が過ぎ、るかさんの姿は違う場所にあった…

100年以上前から続く、箱根芸者の伝統。母から娘へと受け継いでいく芸と誇り。コロナ禍の直前から3年にわたる取材。2組の母と娘の行方は…

【語り】飯豊まりえ

視聴者の感想や評価

箱根の旅館街で働く芸者さんたちの話だった。老舗の置屋で働く若手と中堅芸者さんの成長を見ることができた。年上のお客さんの接客が上手くいかないと悩んでいた若手は、先輩に教えを受けつつ、体当たりで少しずつ苦手を克服していった。中堅芸者さんはコロナ禍の中独立を勧められ、考え抜いた結果、周囲に見守られながら見事に自分の置屋を立ち上げることができた。そうやって文化は世代から世代へ引き継がれてゆくのだなと思った。

40代

2022年8月21日放送内容

彼女が旅に出る理由 ~すれ違う母と娘の行方~

番組スタッフがカフェでの取材中、カメラの前でケンカを始めた母と娘…

都会の生活に疲れ、お金に縛られない自由な暮らしに憧れる娘は、定住先を見つけるための旅を始めたという。しかし、その生き方が全く理解できず、旅を辞めて働くべきだと言う母…互いの意見をぶつけ合うが、話は平行線をたどる。

旅先で購入した“軽バン”に乗り、気の向くままに全国を旅して回る28歳のミサト。東京の専門学校を卒業後、有名老舗ホテルに就職するも、人間関係に折り合いが付かず退職。その後、勤めたベンチャー企業でも、働く意味が見つけられなかった。これまでの人生をリセットするべく、旅に出たのが、27歳の時。訪れる先で出会う、新たな価値観に心を揺さぶられ、理解し合える仲間も増えていったミサト。旅をすることで自分の生き方に少しずつ自信が芽生える一方で、旅の資金80万円はどんどんと減っていき、残りは5万円…都会で働き、お金に縛られて生きるよりも、自由な旅を続けて、心の豊かさを大事にしたいミサト。そんな生き方を母にも理解してもらいたいと、旅の道中で立ち寄る実家で、母と話し合うのだが、堅実に生きる母とは一向に折り合いがつかない。心配ばかりする母に強く反発し、ミサトはまた旅に出る…

旅に出て1年、底を尽きかけるミサトの旅の資金。「お金がない」という現実を前に、定住先を見つけたミサトが下した意外な決断。すれ違ってばかりの母と娘の行方は…

【語り】きゃりーぱみゅぱみゅ

視聴者の感想や評価

今回取り上げてられた親からの干渉に反発し、自由なヒッピー的生活に憧れて無計画ともいえる生活を過ごす女性。まだ20代なので社会の枠に反発し、自分に正直に生きようとする姿勢は理解出来るのですが、親に厳しく接しながらも援助は受けているのが軽薄に見えてしまいます。密着取材も途中で終わったので、また数年後の彼女の生活を見てみたいです。

40代

旅に出て仕事をしないでふらふらしている娘を心配する母親と反抗する娘のリアルな喧嘩が衝撃的でした。最終的には娘はお金が底をついてきて農業の仕事を見つけ、仲間からの話に涙を流しながらも生き生きと働いている姿を見て、安心しました。母親の気持ちもわからなくはないですが、もう少し娘との距離を持って、自由に生きさせてあげて良いと感じました。

30代

お金に縛られない自由な暮らしに憧れる娘とそれを心配するお母さんに密着していましたが、社会に出て世知辛さを知って、旅に出たいと思う年頃だとは思いますが、お母さんが心配する気持ちもよくわかります。せっかくネギ農家に雇ってもらったのに、最後やめてしまったようでそれが残念に思いました。今後も密着してほしいですね。

30代

取材中カメラの前で喧嘩を始めた主人公ミサトさんとお母さん。ミサトさんは都会での就労やそこでの人間関係などに疲れ、お金にも縛られない生活をしたいという考えで、定住先を求めての旅。片やお母さんは旅を辞めて働いてと願う事で意見がぶつかり平行線。始めはミサトさんの言動や気持ちも理解しながら見る事が出来ました。確かに社会生活で人間関係などの壁にぶつかり、体調を崩したり心が折れてしまったりした事で、辛くて違う道を見い出す事を考えるのも一つの手だと思います。でも母親の思いを意見の食い違いと言う事で理解してしまうのではなく、母親の思いや一つの助言として心の中に受け入れる事も出来たのでは。切なさが残る回でした。

50代

2022年8月7日放送内容

ありのままでいいじゃない ~いしいさん家の人々~後編

暴言を吐こうと、暴れようと、どんな人間でも受け入れる「家」がある…

千葉県にある「いしいさん家」は、認知症や統合失調症などの患者を預かる介護施設。ここには、暴力・暴言といった問題行動を理由に、他の施設から“お断り”された人たちが集まっている。自宅での介護も難しいため、家族にとっては“駆け込み寺的存在”となっている。

一風変わったこの施設を運営するのは石井英寿さん(47)。既存の介護施設のありかたに疑問を感じ、「誰もがありのままに過ごせる場所を」との理想を掲げ、16年前に立ち上げた。

怒鳴る・暴れる・徘徊する…そんな利用者に対しても石井さんとスタッフは笑顔で接し、他の施設にはない介護を実現してきた。だがある日、統合失調症の男性(46)がスタッフに手をあげてしまう。さらに、他の利用者の問題行動も激しさを増し、スタッフたちの不満が爆発。「利用者は守るのに、私たちスタッフは守ってくれないのか」。
理想と信念を貫こうとする石井さんと現実に向き合うスタッフが対立した結果、5人のスタッフが退職してしまう事態に。危機的状況に陥った「いしいさん家」。孤立した石井さんは不眠不休で働き続けるのだが…

社会に居場所をなくした人々と、彼らを懸命に支える人々。理想と現実のはざまで揺れる介護施設の1年を追った。

【語り】森川葵

視聴者の感想や評価

いしいさん家の改革がとても印象的でした。職員5人がいしいさんに不信感を抱いて辞めてしまって、毎日のように夜勤続きで疲れ切ったいしいさんも、奥様の言葉をしっかり受け止めて、職員皆を集めてミーティングを開き、ヤマピーさんを受け入れたいという気持ちを正直に話して、最終的にはボランティアという形で受け入れを再度始めた流れには驚きました。

30代

先週に引き続き介護施設、いしいさんの家を取り上げていましたが、統合失調症が発症してついに暴行をしてしまった男性に対して、今度はボランティアで迎えたらどうかもとおっしゃっていましたが、職員の他の方も、いろいろ悩ましかったと思います。経営していく難しさもありますが、やはり介護職の人の心労を強く感じました。

30代

2022年7月31日放送内容

ありのままでいいじゃない ~いしいさん家の人々~前編

暴言を吐こうと、暴れようと、どんな人間でも受け入れる「家」がある…

千葉県にある「いしいさん家」は、認知症や統合失調症などの患者を預かる介護施設。ここには、暴力・暴言といった問題行動を理由に、他の施設から“お断り”された人たちが集まっている。自宅での介護も難しいため、家族にとっては“駆け込み寺的存在”となっている。

一風変わったこの施設を運営するのは石井英寿さん(47)。既存の介護施設のありかたに疑問を感じ、「誰もがありのままに過ごせる場所を」との理想を掲げ、16年前に立ち上げた。

そんな施設には個性的な面々が…認知症の女性(73)の口癖は「バカ野郎」。何が気に入らないのかいつも不機嫌で、スタッフを叩いたり、引っかいたりと問題行動が止まらない。統合失調症の男性(46)は、人に話を聞いてもらえないとストレスを溜めてしまうという特性の持ち主。そのストレスが頂点に達すると、感情を抑えきれず、怒りを爆発させる。そんな“ワケありな人々”に対しても、石井さんとスタッフはユーモアあふれる接し方で介護してきた。

だがある日、ふとしたことがきっかけで、男性が“事件”を起こす。他の人々の問題行動も激しさを増し、スタッフから不満の声が上がり始め、とうとう施設は危機的状況に追い込まれていく…「どんな人でも受け入れる」という理想は崩れてしまうのか…

社会に居場所をなくした人々と、彼らを懸命に支える人々の1年を追った。

【語り】森川葵

視聴者の感想や評価

今回は介護施設のドキュメンタリーで、認知症や統合失調症の患者さんが多いということも分かっていましたが、それでも思っていたよりとても衝撃的な内容でした。職員に手をあげたり暴言を吐いたり、そのような状況の中でも、笑顔を絶やさず頑張っていたのが素晴らしいと思いました。 来週に続くそうで楽しみにしています

30代

今回は介護施設のお話でした。「いしいさんち」では、ありのままの姿で投薬などせずに、受け入れをしていました。それは素晴らしいことなのかもしれません。けれど施設で仕事をしている方たちは、とても大変そうに見えて仕方ありませんでした。利用者さんの暴力はあれで良いのか、正解が分からないまま見ていました。とても心が痛くなってしまいました。

50代

問題のある障害者の方々を受け入れている施設いしいさん家のお話でした。いしいさん家は障害があっても薬などを使わずありのままの人間らしい生活をということをモットーに施設を運営しているそうです。ですが、私個人の感想としては障害が落ち着くならば薬を飲んで症状を緩和する方が周りの人も本人も落ち着いて生活できるのかなと感じました。暴力や暴言は施設の職員さん達も辛いことだと思うので、薬を使わないことに拘る必要性を感じませんでした。

20代

2022年7月24日放送内容

片付けられない部屋 ~ゴミの中に埋もれた思い出~

都内のアパートで暮らす26歳のみずきさん。家賃3万円台のワンルームは、足の踏み場もないほどのゴミで溢れている。食べ終わった食料品の袋やペットボトル、大量の衣類…みずきさんがゴミを捨てられなくなったきっかけは、自身の過去にあった。

10代で両親が離婚。長男のみずきさんは、親の夢でもあった「研究者」を目指すため、幼い頃からの猛勉強の末に、東京大学に現役で合格。はた目には順風満帆に見えた人生だが、みずきさんは、成長と共に変化する見た目に違和感を覚えていた。だんだん“かわいくなくなっていく”自分の姿…「自分を変えたい」と、大学入学を機に手に取ったのは女性服。

しかし、突然、変貌した姿を見た周囲の人たちは、次第にみずきさんから離れていく。「人は離れていくけど、物はずっとそばにいてくれる」。以来、誰かからもらったものを手放せなくなった。たとえそれが、他人の目にはゴミとしか映らなくても…

そんなみずきさんの唯一の理解者が、親友のミクさん。久しぶりに、ゴミでいっぱいのみずきさんの部屋で遊んだ二人が偶然見つけたのは、みずきさんが苦しかった時期に、同級生がくれた心遣いの差し入れ。ミクさんから背中を押され、みずきさんは、数年ぶりに連絡を試みる。

ゴミの中に埋もれる「思い出」と本当の自分。それをもう一度確かめたいと、みずきさんは部屋のゴミを片付けることを決意する。そこから出てきたモノは…

【語り】岡田結実

視聴者の感想や評価

片付けられない人のドキュメンタリーを見るのは久しぶりでした。しかし今回は片付けられない家というより、主人公のバックグラウンドに注目が行きました。やはり家庭環境などそういうものが影響して部屋に現れているのだと思いました。親友の女性に片付けを手伝ってもらっていましたが、過去の思い出と折り合いをつけないと部屋は片付かないとおっしゃっていたのが印象的でした。

30代

2022年7月17日放送内容

泣き虫舞妓物語2022 ~夢と希望と涙の行方~ 後編

2021年春…コロナ禍にあえぐ京都の花街にやってきたのは、22歳の彩音さん。上七軒のお茶屋「大文字」にとって、大学を卒業して修業に入る新人は初めてのこと…

中学を卒業した15歳で、この世界に入り、舞妓を目指し、芸妓になるのが“常識”なのだが、彩音さんは、幼い頃から憧れ続けた花街に、親の反対を押し切って飛び込んだのだ。本来、舞妓は芸妓になるための修業期間であり、芸を身につけた者だけが芸妓となり、花街で生きていくことができる。もう舞妓にはなれない彩音さんは、舞妓を経験せずに、いきなり芸妓を目指すことになった。

しかし、コロナ禍でお座敷や舞台もなく、実践経験を積めない不安な日々…そんな中で稽古を重ね、芸妓になるための試験を受けることになる。部屋から出てきた彩音さんが流した涙の意味は…

一方、彩音さんと寝食を共にする先輩は、3つ年下の舞妓、寿仁葉さん(19歳)。すでに舞妓4年目で、芸妓になれるかどうかのカウントダウンが始まっていたのだが、同じ芸妓を目指す、新人・彩音さんの熱意に圧倒的な差を感じていた。「私はこの世界に向いていない」と言い出した寿仁葉さん。心配して駆けつけた先輩の前で漏らした本音は…

まったく異なる境遇でありながら、ひとつ屋根の下で、共に芸妓を目指す19歳の先輩と22歳の後輩。二人は夢をかなえることができるのか。女将が決断をする日が迫っていた…

【語り】川栄李奈

視聴者の感想や評価

京都での舞妓さんをするには中卒や高卒で修行を始める方が多いですが、番組の方は大学を卒業後、入りました。22歳で入るのはもう舞妓さんと呼ばないのではないかと思いました。しかし夢を追いかけるのはいいことだと思います。若い子に負けず、頑張ってほしい思いました。置屋も初めてのようですが、人が足りないのでしょうか。

30代

寿仁葉さんが辞めなくて良かったと、ただただ思いました。15歳でお茶屋さん入りするのは、大変なことが多かったと思います。見た目も中身も、とても大人になり芸妓さんになった姿にほっとしながら放映を見ていました。また大学卒業してから入った彩音さんの頑張りは凄かったです。辛いときにこそ笑う、という態度に心を打たれました。一見全く違っていそうな二人が仲良く待つわを歌う姿が可愛かったです。

50代

じゅにはさんの芸妓デビューが叶って、一安心の最後でした。なかなか朝起きられなくなってしまったことが原因で一度は実家に帰って家族と話しあったり、実家付近を散歩してみたりして気持ちが固まって、目覚まし時計も使って努力して認められた過程がとても印象的でした。これから芸子としては初心者ですが立派に成長してほしいと思いました。

30代

先週に引き続き舞妓さんのドキュメンタリーを送りしていましたが、途中までやめようかどうか迷っていたので心配していました。舞妓さんの昇進の制度はよくわかりかねますが、とりあえず、最後は何とか舞妓から芸妓さんへなったようで安心しました。 こうやって涙を流しながら成長していって一人前になっていくのではないでしょうか。これからも無理をしない範囲で頑張って欲しいと思います。

30代

2022年7月10日放送内容

泣き虫舞妓物語 2022 ~夢と希望と涙の行方~ 前編

15歳の春…大きな夢と希望を胸に、1人の少女が故郷を離れた。京都の花街で憧れの舞妓になるために…

寿仁葉(じゅには)さん(20歳)は、中学卒業後、高校には進学せずに、長崎の実家を出て、この世界に飛び込んだ。順調に舞妓デビューをかなえ、修業を続けていたのだが、次第にその歯車が狂い始めていく。
寝食を共にしてきた先輩舞妓が置屋を去り、自身の後見人として面倒を見てくれていた芸妓も花街を離れていったのだ。女将は、寿仁葉さんの心の弱さを心配していたのだが、頼りにしていた先輩たちが次々といなくなってしまったことで、その心配は現実のものとなってしまった。

相談相手もいない独りぼっちの修業生活。そんな中、やってきたコロナ禍…京都の町や花街から人影が消えた。お座敷はほぼなくなり、稽古も中止。花街から出ることもかなわず、ひとり、部屋にこもる日々が続いた。いつしか昼夜逆転の生活となり、稽古が再開しても、起きられず、体が言うことをきかない…ついに「私はこの世界に向いてない。こんなやる気のない子はいてもしょうがない」と涙をこぼす寿仁葉さん。

5年目を迎える舞妓は、まもなく“卒業”し、芸妓になるのがこの世界のルール。寿仁葉さんの将来を案じる女将は決断を迫られていた。そして、追い込まれた彼女は…

【語り】川栄李奈

視聴者の感想や評価

普通の女の子が芸妓になる為に家族の元を離れたのが15歳、しかも自分で弟子入り先に連絡をしたと。舞妓さんへの憧れと思いは本物なんだなと、強さが伝わりました。果たして自分がこの子だったらここまでできただろうか、その子の親だったらまだ15歳という年齢の娘を芸妓の世界へときちんと送り出す事が出来るだろうかと色々と考えながら見ていました。修行を積み重ね5年経過した20歳の舞妓になった彼女の姿、踊りの稽古や先輩方の指導を受けながら一生懸命努力したんだろうなと思えるような彼女の姿、本当に凄い素晴らしいと思いましたが、番組後半からは何だか切なく、見ているのも辛くなる彼女の姿。来週の後編見続けられるか不安です。

50代

舞妓さんが一生懸命頑張っている姿に感動しました。それぞれの女性が岐路に立っており、どんどん辞めていく姿がとても残念でした。しかし私の知らないところでとても厳しいことや嫌なこともたくさん経験しているだろうし、彼女たちもこれから別の世界に行くことになっても強く生きていってほしいと思いました。次回の続編も楽しみです。

30代

15歳で単身、京都の置屋の門を叩いた舞妓さんを夢見る少女を取り上げていましたが、舞妓さんのドキュメンタリーは、たまに見ますが、やっぱり見ていて厳しい世界だと毎回痛感させられます。遅刻することをすごい咎められていましたが、昔より厳しさに緩くなったとはいえ、伝統ある世界なので、特に師匠を待たせることなどは、今もシビアなのだとわかりました。来週に続くそうなので楽しみにしています。

30代

2022年7月03日放送内容

人力車に魅せられて ~夢と涙の浅草物語~

人力車に夢を乗せる若者たちがいる…

東京・浅草観光の名物とも言える「人力車」。10社以上がしのぎを削る中で、赤いはんてんがトレードマークの「東京力車」は、SNSを駆使した発信を続けるなど、注目を集め、今や女性俥夫の数は浅草一。その門をたたく若者も多い。

俥夫になるための卒業検定に7回落ちても諦めない男性は、大学卒業後に就職した商社を辞め、人力車の世界に飛び込んだ26歳。すぐに諦めてしまう自分を変えたくて、歴代最長の9カ月、“研修生”を続け、俥夫を目指す女子大生。公務員の職を捨ててまで、俥夫を目指す27歳…そんな中、研修生で最年長、30歳のアツシは、コロナ禍でテーマパークのパフォーマーの職を失い、人力車に懸けていた。持ち前の接客力で、すぐに俥夫になれると思っていたものの、研修期間はすでに4カ月が経過。卒業検定も8回目を数えていた…

そんな彼らの背中を押すために、指導役を頼まれた先輩俥夫。これまで数多くの研修生を指導し、俥夫になる夢をかなえてきたのだが、卒業検定に落ち続けるアツシの指導には、予想を超える壁が立ちはだかっていた。

夢のため、一度しかない人生のため、浅草の町で人力車の仕事に魅せられた若者たちの汗と涙の日々を追った…

【語り】山本美月

視聴者の感想や評価

今回は浅草の人力車のドキュメンタリーでした。何度も試験に落ちてしまって合格できなくて辞めてしまった男性がいらっしゃいましたが、影でトイレ掃除をしたり、自転車で自主練習をしているところを見ているとやはり辛いものがありました。しかしそこまで頑張った経験は、他の仕事にも必ず活きてくると思うのでこれからも頑張って欲しいです。

30代

2022年6月26日放送内容

都会を捨てた若者たち 後編 ~27歳の決断~
自然の中で、お金やエネルギーに頼らない暮らしをしたい若者たち…
栃木県那須町にある「非電化工房」は、自然と調和した暮らしを目指し、自分の力で生きていく技術を学ぶ場所だ。2021年の春、ここにやってきたのは27歳の大地。幼い頃から、プロ野球選手になることを夢見て、名門高校に進学するも夢は叶わず。大学ではアメフトで日本一を目指すもレギュラーにはなれず、大手企業に就職するも1年あまりで辞めてしまった。常に「競争社会」を生き抜いてきた自分に疑問を感じ、人間関係も苦手で「本当の自分」を探すために、この地へやってきた。同じく27歳の樹乃香は、都内の大学を卒業後、就職したものの毎朝の満員電車に心が折れてしまう。自然に囲まれた地で、カフェを経営したいという夢を持って、ここへやってきた。常に、みんなの輪から独り離れて行動する“一匹おおかみ”の大地をメンバーの中で唯一、気に掛ける樹乃香。会話や食事を重ねるうちに、いつしか2人の間に恋心が芽生え、交際がスタートする。
ここで学ぶうちに「広大な山を自分の力で開拓する」という夢を抱くようになった大地は、「山探し」に動き出す。一方、地元に戻って「カフェ」をつくりたい樹乃香。
互いに追い求めるのは別々の夢…理想と現実のはざまで大きく揺れる2人。卒業が迫る中、樹乃香の父の重い病が判明する。27歳の2人が下した決断は…

 

【語り】志田未来

視聴者の感想や評価

先週に引き続き都会を離れて田舎に暮らす若者たちを取り上げていましたが、山を切り開きたい大地くんとカフェを開きたい彼女で、お互いがどうするのかを模索していましたが、彼女のお父さんが末期癌になったことで、彼女は相当つらかったと思います。しかし最後に彼女とカフェを一緒にやると選んだ大地くん自分が素晴らしいと思いました。

30代

2022年6月19日放送内容

・都会を捨てた若者たち 前編 ~27歳の迷い道~
自然の中で、お金やエネルギーに頼らない暮らしをしたい…
都会に背を向けて生きることを志す若者たちが1年間の共同生活を送る。栃木県那須町にある「非電化工房」は、自然と調和した暮らしを目指し、自分の力で生きていく技術を学ぶ場所。2021年の春、5人の若者がその門を叩いた。いずれも東京での暮らしに疑問を感じてここにやってきた20代のメンバー。和気あいあいと作業に取り組むメンバーと離れ、独りで過ごすのは、27歳の大地。幼い頃から、プロ野球選手になることを夢見て、名門高校に進学するも夢は叶わず。大学ではアメフトで日本一を目指すもレギュラーにはなれず、大手企業に就職するも1年あまりで辞めてしまった。常に「競争社会」を生き抜いてきた自分に疑問を感じ、人間関係も苦手で「本当の自分」を探すために、この地へやってきたのだ。そんな“一匹おおかみ”の大地をメンバーの中で唯一、気に掛けていたのが、同じく27歳の樹乃香。都内の大学を卒業後、就職したものの毎朝の満員電車に心が折れてしまう。自然に囲まれた地で、カフェを経営したいという夢を持って、ここへやってきた。「みんなの輪に入らないの?」と大地に寄り添う樹乃香に心を許していく大地。一緒に時間を過ごすうちに、2人の間に芽生え始める恋心…都会を離れ、自然の中で生きていく「夢」を追いかける27歳の2人が、理想と現実の狭間で揺れ動いていく…
【語り】志田未来

視聴者の感想や評価

都会を離れて田舎で暮らしたい27歳の男性を取り上げていましたが、ずっと定職についていなかったというわけではなく、上場企業に就職していたということで、リモートワークをきっかけにやっぱり働き方や考え方が変わる方がいるのだとわかりました。しっかりと動画編集などの技術を持っていますし、これからどう転んでも、彼ならやっていけるのではないかと思いました。お父様との関係性がよかったのも幸せですね。

30代

2022年6月5日放送内容

・うちにおいでよ ~居候たちの家~

都内で暮らす森川家の食卓は普通の家庭とはちょっと違う…

両親と3人の子供たちの他に、テーブルを囲む2人の男女。実は、この2人は家族ではなく、「困った人がいたら放っておけない」母の愛さん(41)が連れてきた“居候”なのだ。

1年前からこの家で暮らすコウジ(仮名・29)は、幼い頃から、両親から医者になることを強いられ、家族に息苦しさを感じていた。実家を飛び出した後、とあるイベントで、愛さんと知り合ったのだ。「うちにおいでよ」…と、愛さんに招かれ、居候生活が始まった。

子供たちのお姉さん的存在のユリ(仮名・30)は、大学を卒業後、会社を3カ月で辞めて海外に飛び出した。結婚を反対されたことがきっかけで、親と距離を置くようになる。
森川家で暮らし始めたきっかけは、コウジとの出会い。ユリがコウジとの子どもを身籠ったことを知り、愛さんが家に呼び寄せたのだ。

そんな森川家に、さらにもう一人、同居人が増えることに…今度は、香港からやってきた11歳の少年だ。愛さんは、どうしても少年を森川家に住ませたい「ある理由」があった。

“居候”が増えたことで、家計や居住スペースなど、新たな問題を抱えることになった森川家。そして、迫るユリの出産予定日…「家族会議」の末に愛さんが出した結論とは…

不思議な同居生活を続ける森川家と“居候”の人々。それぞれが「家族」の答えを探していく姿を見つめた。

【語り】ヒロコヒー

視聴者の感想や評価

困っている人がいたら放っておけないという気持ちで家に居候させてあげてる家族を取り上げていましたが、お母さんの大らかな性格はとても明るくて良いですがそれを受け入れている旦那さんもまた心が広いと思いました。色々な理由で本当は彼らの家族が面倒を見るべきですが、 やっぱりそういうところとの繋がりに問題があるということがよくわかりました。だからこそ将来はこの家族に何倍もの恩返しをしてほしいと思います。

30代

居候するカップルに赤ちゃんが出来て、最後には家を巣立っていくところまで密着していて、とても感動しました。それぞれが複雑な家庭事情を抱えており、その子たちを笑顔で迎え入れる愛さんがとても素敵だなと感じました。子供が多くて、賑やかな家庭ですが、生活費が結構キツキツであるというリアルな話もしていて、印象的でした。

30代

2022年5月29日放送内容

・27歳 流しの歌姫 ~夢のステージに立ちたくて~

2021年秋…夜の六本木で、飲食店の扉を次々とたたいて回る女性がいた。

流しの歌手・あい(27)。日本中のスナックやクラブなどの飲食店に飛び込み、客のリクエストに合わせて歌声を披露、居合わせた客からチップをもらう。そんな生活を7年も続けてきた。幼いころから、歌うことが大好きだった彼女にはどうしても叶えたい夢がある。それは、いつの日か「ライブの聖地」日本武道館で、ワンマンライブをすること。
プロデビューもしていない無名の歌い手が「武道館でライブをする」という前代未聞の挑戦。武道館ライブの準備金として、飛び込みで歌い、チップを集める日々…

最初は半信半疑だった人々も、夢を実現するために歌い続ける姿にひかれていく。あいの存在は、次第に「夜の街」で評判を呼び、酒場で出会った人々や企業の社長たちが、あいへの支援を約束してくれるように。その輪は徐々に広がっていき、途方もない夢の実現に向けて、支援者が集まり始める。

誰も成し遂げたことのない「夢」を追って奔走する27歳。流しの歌姫の夢の行方は…

【語り】優河

視聴者の感想や評価

27歳流しのシンガーということで取り上げていましたが、どちらかと言うと、日本武道館でのライブを目指して奮闘するシンガーという方がふさわしかったでしょうか。しかし、ギターを持たず飛び込みで歌わせてくださいという気骨は夢を叶えるためには絶対必要だと思いましたし、歌謡曲なんかにも向いている歌声だと思いました。

30代

2022年5月22日放送内容

・夜の街で輝きたくて… ~闘う女たちの見る夢~

もう一度、輝きを取り戻したい…
千葉・西船橋のキャバクラで働く輝(きら)さん(29)は、18歳から「お水の世界」で働くベテランキャバクラ嬢だ。30歳を目前に控えた彼女は、コロナ禍の影響も重なり、月の収入は15万円ほど。かつての1割にまで減少していた。安定した収入を求め、200万円の借金までして始めた歯のホワイトニングサロンも、思うように売り上げが伸びない。さらに、キャバクラでは20代前半の若い女性たちが台頭し、客からの指名も減っていく日々…そんな輝さんが、2021年夏、あるイベントに挑もうとしていた。初めて開催される「ナイトクイーングランプリ」。全国のクラブ、スナック、キャバクラなど「お水の世界」で働く女性たちが集まり、容姿や売り上げだけでなく、個人の魅力や個性を競うというコンテストだ。
このコンテストで認められ、自分の価値を高めたい…お店で不振が続く輝さんは、他のキャバ嬢にはない、あることを“武器”にコンテストに挑んでいた。一方、コンテストを主宰するのは、日本水商売協会の会長・甲賀香織さん(41)。夜の街で働く女性のため、疲弊する水商売業界を活気づけようと自ら協会を立ち上げた。
再び、夜の街の輝きを取り戻したい…身重の体で、なんとかコンテストを成功させようと奔走していた。苦境に陥る夜の街で、それぞれの輝きを求める女性たち。その闘いの日々を見つめた。
【語り】小芝風花

視聴者の感想や評価

かつてはキャバクラでNO1取ることもあったアラサーの方が、また花を咲かせたいと奮起する姿が素敵でした。コロナ禍で客足が減る中、ホワイトニングサロンを開業したり、ボクシングを頑張っていたり根性がある方だなと思いました。キャバクラじゃなくても他のことで努力したほうがいいのではと思いましたが、何ごとも真剣で素敵でした。

30代

今回のノンフィクションはキャバ嬢がテーマなので、賛否両論起こりそうな内容かとちょっと期待したけど、そんなにひどい話でも、つっこみどころのある話でもなかった。夜の世界ながらもがんばって生きる女性の物語で、ひどいタイプのノンフィクションが好きな私にはちょっと物足りなかった。シングルマザーでも水商売適正があるなら、若いうちは水商売で稼ぐのも悪くないかもなと思った。

40代

キャバクラで働く29歳女性のVTRがとても感動しました。売上を上げることが出来なくて。苦しみながらも一生懸命キャバクラで頑張っている姿や、歯のホワイトニングサロンを経営している姿はかっこよかったです。またボクシングのアマチュア級で優勝して、キャバクラをやめることになってすがすがしい顔でシャンパンを飲んでいる姿が印象に残りました。

30代

キャバクラ、サロン経営、キックボクサーとやりたい事をやってる輝さんは人として凄いし、到底真似できないです。シングルマザーの方は夜の仕事が1番効率が良いと言っていましたが、夜お母さんと一緒にいれないのはかわいそうだと思います。夜起きた時にお母さんがいない寂しさを考えるだけで悲しくなります。何か資格を取りながら昼のお仕事に変えて欲しいです。夜の世界に偏見があるのが許せない言っていた甲賀さんは好きじゃないです。キャバクラに行くことに嫌な気分になる人がいるのは事実だし、偏見があるのは当たり前です。わかっていて水商売をしているのに水商売に偏見を持つなというのは甲賀さんが自分勝手すぎると思いました。

20代

お水の世界で輝く女性たちを決めるナイトクイーングランプリと、そこに挑戦するキャバ嬢たちのドキュメンタリーでしたが、それぞれ、子どもが居たり、クリニックを経営したり、格闘家を兼任したりしていて体を張って頑張っているのが素晴らしいと思いました。審査のスピーチで「世界から日本を明るくしたい」とおっしゃっていたのがとても印象に残りました。

30代

2022年5月15日放送内容

・NYフェスティバル2022受賞記念 ボクと父ちゃんの記憶 ~別れのあと 家族の再会~

2021年10月に放送され、国際メディアコンクール・ニューヨークフェスティバルのドキュメンタリー・普遍的関心部門で銅賞を受賞した作品と家族の「その後」をお届けする。

2021年夏。私たちが出会ったのは、緑に囲まれた千葉・睦沢町で暮らす高校3年生の大介さん(17)。父の介護を続ける、いわゆる「ヤングケアラー」だ。父・佳秀さん(65)は、50歳の時に、若年性アルツハイマー型認知症と診断された。それから15年、病の進行は進み、家の中を歩き回り、今では家族との会話もままならず、トイレに一人でいくこともできなくなった。いつも笑顔で、優しいスーパーマンみたいだったお父さんが…

進行していく父の認知症を前に、一家は父を介護施設に入所させる決断をする。毎日、顔を合わせることで、ようやく繋がっている父の中の家族との記憶。もしも、この家を出て、介護施設に入れば、認知症が一気に進行してしまうかもしれない。コロナ禍もあって、入所すれば、半年以上、家族との面会は許されない。父の頭の中から、自分たち家族の存在は、完全に消え去ってしまうのではないか。それは、実質的に、父と家族の「お別れ」を意味する…

あの別れから4カ月。大介さん一家を訪ねると、介護生活から変わり時間に余裕が出来た一方で、父の不在を実感する母。そして、少しずつ生まれていく家族との距離。
2022年春、父の66歳の誕生日を祝うため、家族はケーキを差し入れに行くのだが…

【語り】富田望生

視聴者の感想や評価

認知症の父を支えてきた家族と、施設に入った父との再会のVTRがとても感動しました。特に印象的だったのが、お母さんが語っていた中で、子供たちがしっかりしているのはお父さんのおかげ、というようなことを話していたところです。お父さんの認知症の世話は想像を絶する大変さでありましたが、それでも笑顔で一生懸命父に寄り添っている姿が印象的でした。

30代

昨年取り上げた若年性認知症の父親を介護する家族のドキュメンタリーの続きでしたが、ニューヨークのドキュメンタリー部門で銅賞を受賞したということで、私も個人的に感動していたので今回続きが見られて嬉しかったです。施設に預けられて家族がやってきた時に一瞬手招きしたお父さんが、きっと分かっていたのではないかと思うと涙が止まりませんでした。

30代

2022年5月8日放送内容

・ワケあり人生と部屋探し ~無理とは言わない不動産屋~

引越しに迫られても、なかなか部屋を貸してもらえない…
高齢や生活保護、心の病を理由に住まいを借りるのが難しい「ワケあり」な人々の部屋探しを手伝うのが、横浜市にある不動産店の代表・齋藤瞳(43)だ。客のほとんどは「部屋を借りたい」と申し入れてもなかなか難しい人たちだ。オーナー側は、隣人トラブルや事故、家賃滞納を恐れ、部屋を貸すことに慎重になってしまう。
齋藤は、自分を頼りにやってきた客に対し、決して「無理」とは言わない。部屋を探し「契約して終わり」ではなく、客のその後の人生に関わっていきたいと言う。
仲介手数料、いわゆる営業利益は家賃1カ月分。ところが、部屋を見つけるのに半年かかることも珍しくない。2021年夏、齋藤が出会ったのは、大家から立ち退きを言い渡された親子。70代の母と40代の息子だ。聴覚過敏や「人の目が気になる」と、心の病を抱える息子は、ただでさえ限られる物件でも、転居を決断することができない。退去の期限は「年内」…齋藤は親子の新居を見つけることができるのだろうか…部屋を借りられない客に、齋藤は新居だけでなく、仕事まで用意し「お客さんが今日も元気に働いている」ということを安心材料にしている。部屋を貸しても心配はないと、オーナーや管理会社が納得してくれるように。山あり谷ありの客の人生に耳を傾ける、「無理」とは言わない不動産店の部屋探しを追った…
【語り】江口のり子

視聴者の感想や評価

無理と言わない不動産屋さんを一人で切り盛りしている女性に密着しており、とても笑顔が素敵で、そしてお客様のために一生懸命に不動産を調べたり電話をかけたりしている姿をみてカッコイイなと感じました。次の入居先が見つかるまで半年もかかっている親子に密着していて、もうダメだと私は思っていましたが、なんとか見つかって安心しました。

30代

今回は不動産業を取り上げていましたが、前回のお節介不動産もそうですが、人間味が溢れていて、すごい見応えがありますね。やはり精神障害者や、生活保護を受けている人は難しいようでそのような現実も垣間見られました。82歳で清掃業をしている方もいるそうで、その方のために仕事を作ってあげたというのが本当に素晴らしいと思いました。

30代

2022年5月1日放送内容

・たどりついた家族 ~海の向こうの戦火と涙~

2022年春…赤いランドセルを背負った少女が新宿区の小学校へ入学した。
レギナちゃん(6)は、わずか3週間前、戦火の中を脱出し、日本へとたどり着いたウクライナからの避難民だ。新宿区に住む和真さん(35)・アナスタシアさん(22)夫妻。日本とウクライナで暮らしていた2人はマッチングアプリを通じて知り合い国際結婚。日本で新婚生活を始めた。
あれから2年半…突然、母国を襲ったロシアによる侵攻。アナスタシアさんの故郷には、母・マーヤさん(44)と年の離れた妹・レギナちゃん(6)、弟・マトヴェイくん(4)が暮らしていた。昼夜を問わず町に鳴り響く空襲警報と防空壕に逃げこむ毎日…
3月上旬、母子は、アナスタシアさんが暮らす日本へ避難することを決意する。アナスタシアさん家族の1万kmにおよぶ脱出行が始まった。避難民であふれる列車に揺られ、バスを乗り継ぎ、歩いて国境を越え、隣国ポーランドまで40時間の道のり。そして飛行機を乗り継ぎ、故郷を出てから2週間後の3月17日、3人は日本へたどり着いた。全く言葉の分からない異国の地で始まった新生活。和真さん夫妻の自宅に身を寄せながら、レギナちゃんは小学校に入学。マトヴェイくんは幼稚園へ通うことに。一方、母・マーヤさんは、ウクライナへ帰りたいという切実な思いを抱えていた…戦火に翻弄され、遠く離れた日本へたどり着いたある家族の2カ月を見つめた…
【語り】芳根京子

視聴者の感想や評価

ウクライナで避難民となってしまった家族の日本での生活に密着しているVTRがとても衝撃的でした。一生懸命安全な日本に逃げてきた3人の家族でしたが、日本での暮らしに戸惑い、傷つき、それでも最後には娘さんが小学校でお友達が出来たり、弟さんは幼稚園への入園が決まったりして、ホッとしました。ウクライナの現状を知ることが出来たのが印象的でした。

30代

ウクライナから避難してきた家族のドキュメンタリーでしたが、1時間まるまる使って当事者の人をお送りするのは初めて見ました。お父さんが日本人ということもあってその点は一緒に暮らせて安心かもしれませんが、子供としては環境が変わることも相当ストレスだと思いますし、学校に行きたがらない娘さんが特に見ていてつらかったです。色々な事を小さい時から背負っていて大変ですが戦争が終わって自由に日本やウクライナでの生活ができる日が来ることを願います。

30代

2022年4月17日放送内容

・花子と大助 ~余命宣告とセンターマイク 夫婦の1400日~

妻が「余命半年」の宣告を受けたのは今から4年前のこと…

夫婦漫才コンビ、宮川大助・花子。コンビ結成から43年、結婚生活46年。今ではめずらしい、夫婦でのコンビ芸人。漫才師としての確固たる地位を築き、2017年には紫綬褒章を受賞、名誉も手にしたおしどり夫婦だ。
しかし、その道のりは、決して順風満帆というわけではなかった。花子の胃がん、大助の脳出血と腰の大手術…何度も生死の境をくぐり抜けてきた2人。そして今、花子が闘っているのが「症候性多発性骨髄腫」。血液のがんだ。
全身にがんが転移し「あと1週間遅かったら死んでいた」と医師に言われるほどの状態から始まった治療。「余命宣告」を受けたほどの病状は、奇跡的な回復を見せ、花子の体からがんが消えていく…苦しい治療とリハビリに耐えるのには、理由があった。
「もう一度、なんばグランド花月のセンターマイクの前に立つこと」
かつて大助が倒れた際は、夫が戻るべき場所として、花子がひとりで守った「センターマイク」。今は初めて自分のために「再びセンターマイクの前に立ちたい」と願っている。

芸人の命でもある「話術」は、戻りつつあるものの、自分の足で立ち、漫才をやりきるだけの回復までには、まだまだ出口の見えないリハビリを続ける必要がある。花子の願いはかなうのか…夫婦でがんと闘う4年をカメラが見つめた…

【語り】青葉市子

視聴者の感想や評価

宮川大助さんの話はずーっと前から見ていました。ちょくちょくネットニュースの記事を拝見していましたので、実際のところが拝見出来て、嬉しかったです。大助さんの花子さんへの愛が溢れていました。もし、自分がその立場になったときに同じ事が出来るかと言われたら、自信がありません。並大抵な気持ちじゃ介護は出来ないと思います。最後ステージに立った映像を見て、感動しました。

30代

花子と大助の2年間を追ったVTRに感動しました。一時期は余命半年ともいわれていたがんに一生懸命打ち勝って、最後には大助さんと一緒に舞台に上がって、得意のしゃべりを披露していたところが素敵でした。衣装も前のものをほどいて、一から作り直して、とても可愛らしいものを着ていたところも印象的でした。大助さんも優しく傍にいる姿に愛を感じました。

30代

宮川花子大助夫妻の闘病の様子を放送していましたが、これまでも何度かテレビで見たことはありますが、このコロナ禍の中で撮影したスタッフも大変だったと思います。花子さんも相当つらかったと思いますが、なんばグランド花月のステージに立った時に本来の明るさが出ていて本当にプロ意識がすごいと思いました。 これからどうかお元気になられることを祈るばかりです。

30代

宮川花子さんが4年前に余命宣告を受けて起き上がることもできない苦しい時もあったのに頑張って生きているのが本当にすごいなと思いました。夫の大助さんが明るく支えているのがすごく愛情を感じました。大助花子さんが久しぶりに舞台に上がるときに大助さんを車いすに乗せて登場したシーンはさすがプロだなと思いました。ラストでなんばグランド花月に帰ってきたときいろんな芸人さんとお話しされていたのを見て感動しました。

20代

2022年4月10日放送内容

・泣かないでアコーディオン ~シングルマザーの大道芸人~

ネオンきらめく、とある歓楽街の片隅で暮らす母と息子がいる。
大道芸人のあんざいのりえさん(44歳)は、アコーディオンひとつで、一人息子のろっちゃん(4歳)を育てるシングルマザーだ。大学卒業後すぐに、夜の駅でアコーディオンを弾き始めたのりえさん。以来23年、大道芸人としての誇りを胸に生きてきた。中でも上野公園は、パフォーマーたちが芸と人気を競い合う“主戦場”。母・のりえさんにとっては、自分の存在価値を実感できるホームグラウンドでもある。この場所で息子のろっちゃんは「座長」と呼ばれ、多くのお客さんに愛されていた。ところが、コロナ禍となり、収入のほとんどを占めるイベント出演が軒並みキャンセルに。感染防止対策で上野公園の大道芸も中止となってしまう。仕事も収入も失ったのりえさんは、これを機に芸の幅を広げようと日々アコーディオンの練習に取り組むものの、一向に出口の見えないコロナ禍の中、持病が悪化し体が動かなくなってしまう。貯金を切り崩す生活にも限界が見えはじめ…そんな中、半年ぶりに入ったイベントの仕事で、ろっちゃんが思わぬ行動に出る。果たして母とろっちゃんは、再び上野公園でお客さんの前に立つことができるのだろうか…コロナ禍に翻弄される大道芸人の母と息子の、愛と闘いの日々を追った。

【語り】川栄李奈

視聴者の感想や評価

シングルマザーで大道芸人の女性に密着していて、とても辛い状況にも関わらず、一人で懸命に子育てをしながら、それでも笑顔がとても多いことに感動しました。持病で苦しむシーンや、一生懸命電話をかけているシーンがとても印象的でした。コロナの中で、ギャラもなく厳しい生活が続くということですが、これからもお客さんを楽しませてほしいと感じました。

30代

シングルマザーの大道芸人とその息子の物語を取り上げていましたが、大道芸はあまり見たことがなかったので、どのような世界がわかりませんでしたが、アコーディオンの音色を聞いたのは久しぶりでした。ただ、このようなお仕事は一筋縄ではいかない世界のようですね。シングルマザーや給付金の問題など、色々な面で考えさせる内容でした。

30代

2022年4月03日放送内容

・新・上京物語2022 後編 ~旅立ちの時~

火事と夫婦と生きがいと ~高円寺「薔薇亭」の1年~
2020年の年の暮れ…東京・高円寺で50年愛され続けた洋食店が全焼した。

店の名は「薔薇(ローズ)亭」。無口なマスター・正氏さん(80)の作る安くて大盛りの料理と、派手な髪飾りでお客さんを我が子のようにもてなすママ・千種さん(78)の人柄が名物の人気店だった。
火事から1カ月、夫婦は営業再開に向けて動き出すのだが、家賃の高騰や人気商店街ゆえの物件不足など、厳しい現実に直面する。そんな矢先、マスターの体を襲う異変により2人は店の再開断念を決断する。

50年間、夫婦の歩みそのものだった店を失った2人は、趣味や習い事など「新たな生きがい」を探し始めるが、突然、訪れた「夫婦水入らずの時間」をどう過ごしていいか分からない。小さな家で顔を合わせればいがみあう2人…
客との触れ合いが忘れられないママは商店街に出かけ、かつての客たちとの出会いに癒しを求める。一方、気持ちの行き場を失ったマスターは自室に閉じこもるようになっていった。

そんなある日、ママの79歳の誕生日パーティーを夫婦が「子どもたち」と呼ぶ常連客たちが開催する。「もう一度、あの味が食べたい」「昔のようなママとマスターに戻ってほしい」という願いが夫婦の関係を好転させていく…

人生にとって「生きがい」とは…「夫婦」とは…ある老夫婦の火事からの1年を見つめた。

【語り】池脇千鶴

視聴者の感想や評価

高円寺にある薔薇亭という店主の夫婦を取り上げていましたが、お店が火事で全焼してしまったというところから始まってとてもびっくりしました。 不幸中の幸いで、ご自身はご無事で良かったと思いますが、やっぱりお店がなくなるのは見ていて辛いですし、この年から人生をやり直す辛さというのも考えさせられるものがありました。

30代

2022年3月27日放送内容

・新・上京物語2022 後編 ~旅立ちの時~

春…夢と希望を抱いて故郷を旅立ち、東京を目指す若者たち。

2021年4月。料理人を目指し上京してきた3人の若者がいた。栃木県から上京してきた同じ高校出身の千春さん(18)と楽壱(らいち)くん(18)。彼らより1つ年上で、茨城県からやってきたあかりさん(19)。就職先は、洋食界の巨匠・大宮勝雄シェフ(71)が経営する有名店「レストラン大宮」だ。

新人を指導するのは、9年目の七久保先輩(26)だが、3カ月たっても、仕事を覚えてくれない新人たちに疲れ果てていた…18歳の時、栃木県から上京してきた七久保先輩。腕を磨き、新丸ビル店を任せてもらえるまでになった。入社時からの夢は「海外で活躍する料理人になること」。しかし、新型コロナウイルスのまん延で、海外へ渡る夢は、先延ばしとなり、目標を失いかけていた。

一方、そんな先輩のもとに配属されてきたのが新人の千春さん。中学時代から料理人を目指し、3人の新人の中でも特に料理への思いは強い。入社当初は接客がメインのホール担当だったが、半年を経て、念願の調理担当になったのだ。
しかし、現実は厳しく、調理場で七久保先輩に怒られる毎日…次第に「自分は料理人に向いてないのではないか」と悩みを深めていく。

上京したその先に抱く夢をかなえようとする先輩と、夢と現実の狭間で揺れ動く18歳の新人。一流の料理人を目指した上京物語の続きに待っていた「旅立ちの時」が近づく…

【語り】上白石萌歌

視聴者の感想や評価

料理人を目指してレストランに入った新人さんたちの成長がとても印象的でした。また七久保先輩が公邸料理人として羽ばたいていく姿もとてもかっこよかったです。厨房に入りたいと言っていたのに料理の盛り付けなどで先輩に注意されて、ホールの方が向いているということに気づいたことで、ワインの勉強を一生懸命している姿が素敵でした。

30代

七久保先輩が長い間働いていたレストラン大宮を巣立ちました。でもお店にとってはこういう人材がいなくなってしまうのは痛手にならないかなと思いました。千春さんは念願の調理の仕事をすることが出来るようになりましたが、先輩に色々と叱られていました。けど、今時こういうことを厳しく言ってくれる人の存在は貴重ではないでしょうか。指導する側もすごく大変だろうなと思いながら見ていました。凄く難しそうです。余計なお世話かも知れないですが、千春さんは料理人になることを諦めてしまっていいのかなとも思いました。けどまだ若いからこれからいくらでも人生を変えることは出来ることでしょう。

30代

上京物語の後編でした。 レストラン大宮はこれまで15人の公邸料理人を輩出しているということにびっくりしましたが、この度も一人合格したということで素晴らしいと思いました。 どこの国に行くかは秘密にしなければならないようですね。千春さんはホールの方が向いているそうですが、これもまたここで見つけた自分のさらなるポテンシャルなのでそれはそれで良い事だと思います。

30代

2022年3月20日放送内容

・新・上京物語2022 前編 ~18歳 夢のあとさき~

春…夢と希望を抱いて故郷を旅立ち、東京を目指す若者たち。

2021年4月。料理人を目指し上京してきた3人の若者がいた。栃木県から上京してきた同じ高校出身の千春さん(18)と楽壱(らいち)くん(18)。彼らより1つ年上で、茨城県からやってきたあかりさん(19)。就職先は、かつて「料理の鉄人」にも出演した洋食界の巨匠・大宮勝雄シェフ(71)が経営する有名店「レストラン大宮」だ。

新人3人の中で、料理への思いが特に強い千春さん。仕事が終わっても、寮の自室で自炊し料理の腕を磨いていた。千春さんが料理人を目指すきっかけ…それは中学時代、がんとの闘病生活で食欲のない祖母のために料理を作ったこと。食の大切さを実感し、料理人を目指す千春さんは、往復2時間半も掛けて調理科のある高校へ進学。パティシエ部とそば打ち部に所属し、料理漬けの高校生活を送った。夢に向かって、真っ直ぐに突き進んできた千春さん…
しかし、彼女の配属はホール担当。一方、同期入社の2人は調理担当に。時が経つにつれて同期と大きく差をつけられていく千春さん。気持ちが焦れば焦るほど失敗し、空回りしていく…一人悩みを抱える中、彼女が向かったのは…

大きな夢と立ちはだかる現実を前に揺れる18歳の上京物語を追った…

【語り】上白石萌歌

視聴者の感想や評価

上京して料理人になろうとしている若者達の回だったのですが、70歳でガンで亡くなってしまったおばあちゃんは最後の頃になると何も食べてくれなくなったそうです。でも孫である千春さんが作ってくれたプリンは全部食べてくれたということです。料理に対する思いが強いのにホール担当にされてしまい可哀想でした。2万円もするワインを割ってしまったハプニングもありましたが弁償させられてしまったのでしょうか。まかないのそばがもう本格的過ぎました。でもさすがに5時間も掛けるのは長すぎですね。凄くおいしそうで切り方もプロのようでした。

30代

おなじみの上京物語でしたが、浅草の有名洋食店大宮は、前回も見ていましたし、その時も上白石萌歌さんがナレーションだったようで時の速さを感じました。巨匠は、料理の鉄人に出演するほどすごい腕前のようですね。毎年どれだけの方が残るか分かりませんが、このご時世の有名食店で、雇ってもらえるだけでも本当は喜ばしいことなのではないでしょうか。来週も楽しみです。

30代

2022年3月13日放送内容

・生きることって… ~山とマタギと私たち~

秋田県の山村に、猟銃を持った若い女性が向かっていた…
永沢碧衣さん(27)が訪ねたのはマタギの里。マタギとは独自のしきたりを守りながら集団で狩猟を行う人々。その頭領である鈴木英雄さん(74)のもとで、修行を続けているのだ。今、マタギの第一人者である鈴木さんのもとには、若者が続々と修行に集まっている。幼い頃から自然が好きだった永沢さんは、美術大学を卒業後に就職し、その後、東京の飲食店で働いたものの、自然と触れながら大好きな絵を描くために故郷に戻った。そこでマタギと出会い、猟をするようになる。「生き物を殺して食べる」ということがどういうことなのかを知りたかったのだ。
大阪大学で「脳細胞の研究」をしていた山田健太郎さん(27)は、周囲が当然のように就職していく中で「マタギになりたい」と単身、マタギの里に移住した。彼らの出現に驚いたのは「マタギは自分の代で終わり」と覚悟していた鈴木さんの方だった。代々、マタギを受け継ぎ9代目に当たる鈴木さんの息子は、今は町に出て会社勤め。マタギの里も高齢化と人口減少のために、後継者がいないのだ。そんな時に、都会から20代の若者たちが「マタギを教えてほしい」と集まってきたのだ。時代の流れで消滅の危機にあるマタギの元に、「生きることの意味」を求めて集う若者たち。第一人者である老マタギと、そこで猟を学ぶ若者たちの1年を追った…

【語り】富田望生

視聴者の感想や評価

予告で社長が今まで経営して来て初めて出した決断の部分が気になっていたのですが、それは技能大会に秋山木工が出場を辞退するという決断でした。それくらい自信を持って出場させられる人材がいないという苦渋の判断でしょう。厳しいと思ってましたがそれだけ誇りを持っているのですね。修吾くんという方、最終的には辞めることになってしまいました。現在は家業の農機具修理の仕事をしているそうです。近藤くんはそろはん三級を取ることが出来ず、半年くらいで自ら退社しました。近年1年未満で辞める人が多いそうです。また、金メダルを取ることが出来なかった伸吾先輩は職人に昇格して良かったです。

30代

先週に引き続き後編を視聴しましたが、先輩、後輩の人間関係は難しいと思える内容でした。先輩の方はあともう少しで修行が終わるのに、まさか会社をやめてしまい実家に帰ってしまうのも衝撃的でした。令和の時代にあのような厳しい会社もあることを知りました。このノンフィクションという番組の内容が好きで毎週見ています。

40代

今回は丁稚奉公の職人のストーリーということで、この番組を観なければ意識することがなかった世界を見ることができ、一つ視野を広げるきっかけになりました。まだ10代から20代の少年少女が涙を流しながら必死に学び仕事に取り組む姿をみて、日頃の自分自身の自堕落な仕事ぶりが少し恥ずかしくなりました。明日からの仕事は、先週より少しがんばろうと思いました…!

30代

今回も秋山木工の丁稚奉公を取り上げていましたが、今の時代、頭を丸め携帯も禁止だということに、もしかしたら否定的な意見もあるかもしれませんが、それくらい集中して技術を身に付けたという自信はたとえ途中でやめてしまってもプラスになるのではないかと思いました。中には1型糖尿病のためインスリンの注射を打ちながら頑張っている方もいてとても感動しました。

30代

2022年2月27日放送内容

・ボクらの丁稚物語2022 ~涙の迷い道と別れ道~ 前編

令和の時代に若者たちを徹底的に叱って育てる会社がある…
横浜市にある家具の製作会社「秋山木工」。一流の職人を目指し入社した新人たちは、住み込みで5年間修行する、いわゆる“丁稚奉公”。酒もタバコも恋愛も禁止、ケータイ電話は私用で使えず、家族への連絡は手紙だけ。おまけに修行期間は、男性も女性も丸刈り。

2017年春。秋山木工の門を叩いた3人の若者と出会った。
京都大学を中退して来た内藤くん(23)は、実家の家具会社を継ぐために…。加藤くん(22)は京都で8代続く、実家の造園会社のリーダーとなるために…糖尿病を抱える佐藤くん(17)は、支えてくれた家族に恩返しをするために…
2019年春。“丁稚”となった2017年組の3人に「後輩」ができることに。「流されやすく甘えがちな自分の性格を改善し、人として成長したい」と入社してきた山田くん(18)。入社を認められ、伝統の丸刈りにすることができたことにうれし涙を流す。

同じ釜の飯を食い、共に修行を続ける4人の丁稚の間に、次第に生まれていく大きな溝…「言うことを聞かない」と後輩に不満を募らせる2017年組と「もっとしっかりしてくれ」と不満をぶつける山田くん。そんなある日、山田くんが突然、会社から姿を消してしまう…

「このまま職人を目指すのか…」自身の将来を考え、悩み迷い続ける4人の丁稚たち。一流の職人への道を歩む令和の丁稚たちの5年間の記録。

【語り】大島優子

視聴者の感想や評価

丁稚奉公の秋山木工のドキュメンタリーでしたが、何回か取り上げている印象がありますね。しかし社長さんもおっしゃっていましたが今の子は約束の時間に来なかったり、またそれに対しての重大さなどが分かっていないような気がしました。 途中で投げ出す瞬間もありましたが、それでもしっかり続けているようで、来週の後半戦が楽しみです。

30代

秋山木工は完全住み込みで働きスマホも恋愛も禁止で盆と正月にしか帰宅出来ず怒って育てるという時代遅れの会社です。けど自ら志願して入社する若者達がいるのですね。女性まで丸坊主にされていてまるで修行です。此処で作った家具は凄い場所でも使われるそうです。彼女と別れてまで入社した子、そして朝はランニングと大変そうです。親孝行したいと言っていた山田くんがいなくなってしまいました。でも戻って来て良かったものの先輩との関係がギスギスしていて見ててしんどいです。そんな中後輩が入って来た訳ですが、仲の悪い先輩達の板ばさみになり気の毒です。次回に続くようですがどうなるのでしょうか。誰か辞めさせられるらしいです。

30代

2022年2月20日放送内容

・山奥ニートの結婚 ~一緒に赤ちゃん育てませんか~

最寄駅から車で2時間、平均年齢が80歳に迫る「限界集落」に、約40年ぶりとなる赤ちゃんがやってきた…
和歌山県の山奥で「働きたくない若者たち」が共同生活を送っている。自らを「山奥ニート」と呼ぶ20~30代の約10人が一つ屋根の下で暮らすシェアハウス。彼らは皆、社会や家族とのつながりから離れ、互いに干渉することもない「理想郷」を追い求め、この地にたどり着いたのだ。

3年前、愛知県からやってきた30代のももこさんは、2021年5月、突然の結婚発表でみんなを驚かせた。お相手は、同じシェアハウスの年下男性。しかも、ももこさんは妊娠しているという…「私はここで子育てがしたい」と話すももこさん。自由気ままな暮らしを続け、社会の現実とは距離を置くことを望んで生きる山奥ニートたちが新しい命という「現実」に向き合うことになったのだ。

出産を控える夫婦が頼りにしていたのは、隣の山の限界集落に暮らす中岡さん(86歳)。
ももこさんは彼女から子育てを教わろうとするが、シェアハウスで子育てをしようという夫婦に中岡さんは不安を募らせていく…

赤ちゃんという「現実」は、若者たちの理想郷に何をもたらすのか…山奥ニートたちの1年を追った。

【語り】suis(ヨルシカ)

視聴者の感想や評価

まず田辺市の山奥にこんな施設があるということに驚きました。ニートのカップルが結婚をして赤ちゃんを産んだのですが、奥様のももこさんはちょっと考えが甘いのではないかと思いました。旦那様のアツシさんは凄く働き者で育児を頑張っていたけど、奥様は何かしていましたか。私は旦那様の子供を育てる為に山を降りたいという意見の方に賛成です。誰かしら暇な人がいるだろうし子供は誰かに育ててもらおうという考えではなく自分達で育てるものです。中岡さんという86歳のおばあちゃんがまた凄くいい人だけあり、心配して胸を痛め泣いてるのは辛かったです。是非続編も希望したいです。殆ど出なかったけど本多さんという人が素敵でした。

30代

ニートの人たちが山奥に集まって集団で暮らすというドキュメンタリーかと思ったのですが、その中で、子供が出来てしまったという夫婦にスポットが当たっていましたね。皆さん視聴者は、同じ気持ちだと思うのですが、中岡さんがとてもかわいそうに思えてしまいました。 あまり負担をかけすぎず、本当にお子さんの可愛い所だけを見られるように過ごしてくれたら嬉しいですね。また、他の人たちのエピソードも見てみたいと思いました。

30代

2022年2月13日放送内容

・もう限界かもしれません ~コロナと父娘のラーメン屋~

「もう限界かもしれません」…
この一文から始まる張り紙が物議を醸し、話題となった1軒のラーメン店がある。2021年5月、コロナ禍での度重なる休業要請で、苦境に立つ経営への思いを店先の張り紙で訴えたのは、店主のえつ子さん(35歳)。ずっと水商売の世界で生きてきた彼女が、心機一転、ラーメンの世界、それも激戦区である東京・荻窪で勝負しようと決めたのは理由がある…
えつ子さんの父・裕也さん(54歳)は、埼玉県を中心に居酒屋やキャバクラを展開する飲食店グループを経営する社長。順調に売り上げを伸ばし、事業を拡大していたのだが、コロナ禍となり、グループの売り上げは10分の1に。そこで、えつ子さんは、“夜の街”よりも影響を受けづらいと考えたラーメン店を開店したのだ。しかし、コロナ禍の現実は厳しく、2020年6月の開店以来、ずっと赤字続き。無料サービスを充実させても、新作ラーメンを出しても、いっこうに客足は伸びない。父が経営する店も経営難は加速し、キャバクラは休業を強いられていく…追い詰められていく父と娘は、ついに大きな決断を求められる。
一向に出口の見えないコロナ禍の中で、飲食業界の現場では一体、何が起きているのか…ある父娘の姿を通して、その実態を追った。

【語り】松本まりか

視聴者の感想や評価

今回は、キャバクラや飲食店などを経営しているオーナーのお話でしたが、やっぱり主役は、ラーメン店の女性店主だったと思います。お店は結局閉めることになってしまいましたが、やっぱりこのコロナ禍の中、こういう方達がたくさんいるということが身にしみて分かりました。しかし、お客様が、本当に美味しかったと言ってくださるのが感動しますね。

30代

2022年2月6日放送内容

・おせっかい男とワケありな人々~あなたのお家 探します~

アフロヘアがトレードマークのその男は、長身で、ちょっぴりコワモテな風貌…

高橋大輔(40)は、その見た目とは裏腹に、不動産業者の代表だ。
屋号は「おせっかい不動産」。唯一無二の不思議な仲介業者の一番の特徴が、その名の通り「おせっかい」だ。
彼の担当する客のほとんどが、複雑な“事情”を抱える「ワケありな人々」。時には病院から…時には障害のある人から…そのほとんどが“普通”の不動産業者では対応すらしてくれない人たちだ。
「自分以外に誰もやらない」と語る高橋は、ワケあり客たちを断るどころか歓迎し、必ず希望に見合った物件を見つける。
高橋の仕事は部屋探しだけでは終わらない。その客たちに「おせっかい」をしていくのだ。「困っていそうだから、こっちが好きでやること」。余計なお世話かどうかは気にしない。

ある日の依頼は、火事で全てを失った男性。さらに、「ステージ4」のがんを患う生活保護受給者…そして、亡くなった人の部屋の後片付け…「この人のためにできることは何か?」高橋が始めた「おせっかい」とは…

そして、高橋の元に初めて30歳の女性新入社員が飛び込んでくる。
彼らの「おせっかい」によって、ワケありな人々の“何か”が変わっていくのだろうか…

【語り】多部未華子

視聴者の感想や評価

おせっかい不動産という面白い不動産屋さんでした。不動産なのに、おせっかいとも言える優しさを届けていて、人間愛に溢れていてほっこりしました。最後に男性の年配の方が、ありがたいけど、面倒くさいとおっしゃっていたのですが、だからこそおせっかいという言葉が相応しいのだと思いました。きっとそれは最高の褒め言葉なのではないでしょうか。

30代

久しぶりにいい放送だったと思いました。おせっかい不動産なんてあるんですね。不動産屋ではあるのですが、こんなことまでしてあげるのかいという部分までお節介をしてくれるのです。やはりこのような店を利用する人も訳ありの人が多いのかなと思いました。普通はそこは不動産屋さんのするべきはないことまで色々しているのが凄いです。例えば行政とかがなんとかしなくてはならない部分をここの店ではやってくれるのです。凄く賞賛していいです。今時こんな優しい人がいるんですね。人情を感じました

30代

2022年1月23日放送内容

・結婚したい彼女の場合 ~コロナ禍の婚活漂流記~ 後編

コロナ禍で孤独を深め、結婚相談所に入会して婚活を始めた、飲食店従業員のミナミさん(仮名・31歳)。恋愛経験がなく、男性とのコミュニケーションが苦手なミナミさんは、婚活アドバイザーの指南を受けながら、お見合いで出会った40代の資産家男性とのデートを重ねていた。彼は、「専業主婦になって温かい家庭をつくりたい」というミナミさんの条件を全て叶えてくれる相手だった。

ところが、時を同じくしてお見合いをした、30代の介護士の男性に心を奪われてしまうミナミさん。人生で初めて抱く恋心に心は弾むのだが、さほど年収が高くない彼と結婚したら「共働き」「ワンオペ・ワーキングマザー」という未来が待っていることをアドバイザーから告げられる。理想の結婚生活は送れないと知ってもなお、介護士の彼とデートする度に恋心は募るばかり…

一方、人を思う気持ちを知ったことで、ミナミさんは外見も内面も大きく変わっていく。これまで、恋愛経験がないがゆえに相手の欠点ばかりが目についてしまっていたが、資産家の男性を見る目も徐々に変わり、彼の優しさが胸に染みるようになる。

人生初の恋か、それとも将来の安定か…二人の男性の間で揺れ動くミナミさん。ついに決断をするのだが、その先には思いもよらない事態が待っていた。

婚活を通して自身と向き合い、成長していくミナミさんの姿をカメラは見つめた。

【語り】水原希子

視聴者の感想や評価

ミナミさんはちょっと勝手だなと思いました。失礼ながら私よりも年下とは思えないです。メイクも変えた方がいいと思います。こういう人は婚活をしても難しいと思います。お金のことばかりしか考えていないです。専業主婦になりたいと思う気持ちは分かるのですが、ユニクロで服を買っている人をバカにしたりするのはダメですよ。ユニクロにも失礼ではないでしょうか。

30代

先週に引き続き、婚活に奮闘する女性を取り上げていましたが、中々こだわりが強くて、アドバイザーの方に叱責されていましたが、その言葉が凄く的を射ていたので、このような仕事も請け負うのが相談所なのだと勉強になりました。今回は、相談側のドキュメンタリーでしたが、アドバイザーさん側のアングルでも、また別のドラマが生まれるのではないかと思いました。

30代

コロナ禍での結婚相談所の実情と結婚したい女性を密着した内容でした。コロナ禍で出会いもなく、結婚したくてもできない方が増えているとゆう現状にこの先どうなってしまうのか不安になりました。世の中の在り方が変わっており、女性も仕事をしないで済むならと専業主婦を条件にしていたりと、結婚相談所での結婚までの過程やカウンセリングなどで変わっていく女性のリアルな現実を見ることが出来ました。

30代

ミナミさんの婚活後編、予想を上回るワガママと迷走ぶりが衝撃的でした。まずは恋愛や、結婚を考える前にあの方には友達がいない気がしてきました。人間関係をうまく築けないタイプなのではないかな。人間て、良い面も悪い面も、あって当たり前だしミナミさんも、選べる立場なのかな?と今後も不安しかないです。他人事とはいえ、気になります。

40代


2022年1月16日放送内容

  • 結婚したい彼女の場合 ~コロナ禍の婚活漂流記~ 前編
コロナ禍は「結婚」にも暗い影を落としている…
2020年の国内婚姻件数は52万5490組と、前年より12%以上も減り、戦後最少の水準となった。「リモート」や「外出自粛」、「ソーシャルディスタンス」が、人々の距離を遠ざけ、出会いのチャンスを奪っている現実…そんなコロナ禍で「婚活」を始めた女性がいる。飲食店従業員のミナミさん(仮名・30)は、度重なる休業要請による待機生活で孤独を深め、「結婚して温かい家庭をつくりたい」と願うようになった。恋愛経験がなく、男性とのコミュニケーションが苦手なミナミさんは、結婚相談所に入会し、婚活アドバイザーの指導を受けることに…
お相手選び、お見合い、デート…楽しいとばかり思っていた婚活は、決して簡単な道のりではなかった。それは、自分が歩んできた人生を見つめ直し、自分の内面ととことん向き合う作業。そんな中、ミナミさんはお見合いで出会った40代の資産家男性とのデートを重ねる。穏やかで心優しい彼は、「専業主婦になりたい」というミナミさんの条件をすべてかなえてくれる相手だった。
ところが、時を同じくしてお見合いをした、30代の介護士男性に心を奪われてしまうミナミさん。初めて抱く恋心に心は弾むのだが…
人生初の恋か、それとも将来の安定か…2人の男性の間で揺れ動くミナミさん。
果たして彼女は、望んだゴールにたどり着くことができるのか…コロナ禍の婚活をカメラは見つめた…

【語り】水原希子

視聴者の感想や評価

なんだかすごい世界ですね。婚活をする人たちはたくさんいるのですね。この会社は成婚率も高いみたいで凄いなと思いました。アドバイザーの方の言う事はちゃんと聞いた方が良いのですね。中にはお金持ちの人もいれば、女性に奢りたくないと言う男性までいろいろいるんですね。さすがに今時、最初から専業主婦になりたいと言う希望は難しいと思われます。

30代

三十路の女性の方で婚活に密着していましたが、やはり女性の30歳というのはいろいろと考えることが多い時期のようですね。婚活サイトを運営する女性の社長の方がしっかり、両者の事情を聞いてやり取りしているのも素晴らしいと思いましたし、安全面でもとても信頼のおける方だと思いました。来週に続くようですので楽しみです。

30代

婚活サイトで一生懸命結婚相手を探す31歳の女性に密着しており、とても身近に感じました。年が近いということもあり、感情移入してあっという間に見終わってしまいました。自己肯定感が低いということもあり、また恋愛経験がないということも判明して非常に不安な出だしでしたが、長谷川さんと仲良くデートしている姿を見て安心しました。しかし別の男性が良いということもあり、来週の放送が楽しみです。

30代

コロナ禍での結婚相談所の現状を知ることが出来ました。結婚したい女性。なかなか結婚できない男性。それぞれ理由や問題があるとは思いますが、コロナ禍になりますます相談所は大変になっているとゆう現状が、実際世の中の人達の心の変化を表しているのではないかと思いました。なかなか人と会う機会も減っている現状が今後の日本をどうゆうふうにしてしまうのかとても不安になりました。

30代

今回は、婚活女性の方でした。色々考えさせられる、さすがノンフィクション!の人選で、今まで恋愛や結婚に至らなかった理由がよくわかるな〜と、感じてしまう性格の方でした。結婚て、なんのためにするものなの?結婚出来たら、本当に幸せに、なれるの?再考させられるドキュメントでしたね。3食お昼寝付きの専業主婦になりたいようですが、来週の展開にかなり期待してます。

40代

結婚相談所は本気で結婚したいから。その条件にあった人を紹介するのが、結婚相談所。今回の主人公の女性は、恋愛経験があまりない30代前半の女性でした。仮交際の間に出会った、この人なら結婚前提に付き合っても良いと思った男性がいました。ただそれから少しして、別の仮交際の相手にも彼女は好意を寄せました。その人に対しては、今すぐにでも会いたいと思うような要は「恋愛」モードに入ってしまいました。相性も良く高収入で結婚しても彼女の望む結婚生活がおくれるであろう人と、高収入ではないが「恋」をしてしまった人。結婚ということの難しさも感じましたが、それよりも自分にとって何が幸せなのか、考えさせられました。

30代


2021年12月19日放送内容

  • この町で人生を変えたくて ~結婚とお金と生きがいと~
連夜、若者たちでにぎわう1軒のバー。
今、世界で最もダイナミックに変化を遂げる町の中心にその店はある。急速な発展を続ける中国・深圳。1700万人に膨れ上がった人口の平均年齢は33歳。数々の世界的企業が次々と生まれる都市だ。バーの切り盛りをするのは、ゆきさん(35)。店に集うのは、海を渡り、深圳で暮らす日本人の常連客たち。夢や生きがいを追い求めてこの町にやってきた若者たちだ。店長のゆきさんは、小さな頃から日本で生きづらさを感じてきたという。仕事は長続きせず、世界中を旅しながら自分の居場所を探し求め、たどり着いたのが深圳。日本では、婚活に熱中するも連戦連敗。ところが、深圳に来てすぐに運命的な出会いがあった。友人の紹介で知り合った夫のリャンさん(32)。世界的IT企業のソフト開発エンジニアだ。異国の地で実現した「結婚」。しかし、次第に2人の関係は変化し、ケンカが絶えないように…投資会社に勤める鈴木さん(26)は、駆け出しのアナリストながら数億円の運用を任され、いつの日か大きな富を手にし「成功」することを夢見ている…電子機器のエキスパート、高須さん(47)は、世界中から深圳に集まってくる最先端技術を世界へ発信、日本企業との橋渡し役をしながら、日本では味わえなかった刺激的な日々を送っている…「結婚」「お金」「生きがい」…この町で人生を変えたいと海を渡った「夢」の行方は…
【語り】中山美穂

視聴者の感想や評価

中国の深センでバーを開く日本人女性を取り上げていましたが、深センという街は恥ずかしながら存じ上げておりませんでした。しかし世界中のビジネスのオーナーが集まるようでお客さんも日本人の経営者が多かったですね。結婚されたようですが、お互いの言葉が話せないので、やはり衝突は避けられないどういう印象をすごく受けました。

30代

2021年12月12日放送内容

  • スマホとホームレス ~無料Wi-Fiに集う若者たち~

「無料Wi-Fi使えます」「スマホ充電できます」…
都内の公園、生活困窮者のための炊き出し会場に掲げられた看板。そこに続々と集まってくるのはスマホを手にした若者たち。彼らは職や家を失ったホームレス。その命を繋ぐツールが「スマートフォン」。電話料金が払えず、使えなくなったスマホだが、無料Wi-Fiを利用し、インターネットに接続すれば、炊き出し場所の検索、安価なネットカフェの予約、支援相談窓口への相談もできる。まさに彼らにとって通話のできなくなったスマホは、生きていく上での“最後の命綱”なのだ。だから、きょうも彼らは、無料Wi-Fiスポットを求めて都会の街をさまよう。

そんな貧困に苦しむ若者たちを救おうと闘う男がいる。佐々木大志郎さん(42)は都内で生活困窮者の支援を続ける団体のメンバーだ。彼のもとには、毎日のように困窮した若者たちからSOSが舞い込む。仕事を失い離婚、3歳の一人娘に会いたい思いを抱えながら行き場を失い苦悩する30代の男性。順風満帆だった生活からコロナ禍で解雇され、ホームレスとなった元イタリアンの料理人。家族との断絶に悩みながら、貧困から抜け出そうともがくトランスジェンダーの男性…

スマホと無料Wi-Fiが繋げるホームレスたちの命、現代の貧困の風景を追った…

【語り】芳根京子

視聴者の感想や評価

最近社会問題になっている困窮者のドキュメンタリーでしたが、若者にスポットを当てていて、彼らにとってはフリーwi-fi スポットというのは本当にオアシスのようなものなのですね。「若いから、なんとかなると思ったけど結局ならなかった。」とおっしゃっていた言葉が、今回の窮状をとても表していたと思います。しっかり手に職をつけていた人でもコロナなのかで仕事を失ったみたいで見ててつらかったです。

30代

フリーワイファイに集まる若者に密着しているVTRがとても印象的でした。コロナで仕事をクビになりネットカフェで寝泊まりする若者の多さに驚きました。また生活保護の申請をお願いされたのにも関わらず、すっぽかしてしまった人の本音も知れて、私の知らない世界を知ることができてとても良い番組でした。最後に正社員になろうと証明写真を撮っていた男性が新しい仕事が見つかると良いなと思いました。

30代

2021年12月05日放送内容

  • 笑顔の一枚とあなたの記憶 ~家族へのおくりもの~

37歳の息子を突然失った母は、毎朝、息子の写真に手を合わせるたびに思うことがある。
「もっと良い写真があれば…」。遺影写真は友人と一緒に撮ったスナップ写真を引き延ばしたもの。その顔は少しピントがボケている。
「自分の写真はちゃんと残しておきたい」という母が向かったのは、東京・中野にある写真スタジオ・素顔館。ここは「遺影写真」専門の写真館だ。

素顔館の館主・能津喜代房さん(73歳)は13年間で5000人以上の「遺影写真」を撮ってきた。「元気な時の一枚は家族への贈りもの」と語る能津さんは、その人の一番良い表情を引き出し、シャッターを切る。かつては、数々の賞を受賞する広告カメラマンだった彼がなぜ、「遺影写真」を専門に撮るようになったのか…そこには、大きな人生の後悔があった。

能津さんの元を次々と訪れる「遺影写真」の撮影希望者。それは決して高齢者だけではない。依頼者は54歳の男性。腎臓にがんを患っていた。妻と2人の子供に元気な時の自分の写真を残し、手術に向かう…

末期がんで余命宣告を受けた貴美子さん(68歳)は、父に贈られ大切に育ててきたバラの花と一緒に写真を撮りたいと言う。「かわいい時のおばあちゃんを忘れないで」。孫にそう言って撮影した貴美子さんの「遺影写真」は、思いもよらぬ運命へと彼女を導いていく…

一枚の笑顔の写真が紡ぐ、家族の記憶と絆の物語。

【語り】麻生久美子

視聴者の感想や評価

13年間で5,000人以上の遺影写真を撮ってきた方のドキュメンタリーでしたが、義理の父の遺影を撮れなかったことから始まったというエピソードに感動しました。遺影ですから、中にはもう余命幾ばくもない方もいらっしゃって、だからこそシャッターを切る気持ちは真剣でしょうね。自分の家族のことも考えさせられました。

30代

2021年11月28日放送内容

  • 私が守りたいもの~北の大地 牧場一家の12年~
私たちがその家族に出会ったのは12年前…
大林美和さん(当時34歳)が嫁いだのは、北海道・新冠町の小さな牧場。札幌で生まれ育ち、スローライフに憧れた美和さんは結婚して7年。父がつくった牧場を継いだ夫と保育園に通う2人の息子とともに、競走馬を育てる毎日。
命と向き合う仕事は、早朝から深夜まで続く重労働。もちろん休日もない。嫁いで来た当初、毎日馬房で泣いていたという美和さん。長引く不況で競争馬は売れなくなり、生活は苦しくなるばかり。そんな時、稼ぎ頭だった牝馬が放牧中に足を骨折してしまい、やむなく安楽死処分に。牧場経営を揺るがす大ピンチに陥り、夫は経営難で無気力になってしまう。美和さんはそんな夫を支え、経営を少しずつ立て直していくのだが…そして2017年、美和さんは、都会に住む不登校の小学生、双子のきょうだいを預かる決意をする。雄大な自然や馬に囲まれたこの場所なら、2人の傷ついた心をいやすことができると美和さんは信じていた。美和さんの息子2人との不思議な共同生活。次第に息子たちと一緒に学校へ通い始めるきょうだい。大林家で暮らし始めて1年、この地で卒業式を迎えることになる…美和さんが子供たちに伝えたいこと。そして、どうしても守りたいものとは…カメラが見つめた北の大地で生きる家族の12年の物語。
【語り】酒井美紀

視聴者の感想や評価

北海道の牧場を経営する一家を取り上げていましたが、牧場は何をお金にして稼ぐのか、よく素人は分かりませんが、24時間なにがあるのか分からないので、休みもなく大変だということが分かりました。頼みの牝馬が足を骨折してしまい、安楽死にするのも、そのままだと、どの道生きられないから馬のことを思ってやるのだというのも初めて知りました。

30代

2021年11月14日放送内容

  • 切なくていじらしくてメチャクチャなパパ~家族が映した最期の立川談志~
今からちょうど10年前…2011年11月21日、「天才」の名をほしいままにした男がこの世を去った。落語家・立川談志(享年75)。歯に衣着せぬ過激な言動や破天荒な振る舞いばかりが注目された談志が、家族の前で知られざる素顔をのぞかせる未公開映像が見つかった。テープにして約750本、1000時間、マネージャーを務めた長男・慎太郎が12年にわたって撮影したものだ。

そこには、孫と遊ぶ優しい表情、これまで公開されたことのない最愛の妻との日常や、ビートたけし、中村勘三郎、森繁久彌、和田アキ子など大物芸能人たちとの私的な交流なども映されている。
さらに、談志本人が部屋で一人撮影した「自撮り」映像も多数、残されていた。カメラに向かって語っているのは、襲いかかる「老い」への不安、いら立ち。「生きるというのはつらい」「死にたい」。半世紀にわたって表舞台に立ち続けた談志が、日々衰えていく肉体にうろたえ、ときに心が壊れそうになりながら、もがき、苦しむ。それでも自らをカメラにさらし「落語家なんだから、恥もすべてぶっさらす」とうそぶく。それは「落語とは人間の業の肯定」と語り続けた男の宿命だった。そして談志は、落語家にとって命ともいうべき声を失い、七転八倒する姿を、死の直前までカメラにさらし続けていく。天才落語家であり、一家の主である父・立川談志。その最期の日々をカメラは映し出していた…
【語り】満島ひかり

視聴者の感想や評価

晩年の立川談志師匠の貴重なドキュメンタリーでした。最後は声を失ったのは知っていましたが、映像として見るのは初めてでした。あんなに快活で饒舌だった落語家でも老いはくるのだという事も身に染みて分かりました。ガレージセールで病気の若者に声をかけた時、長くないのだから大事に生きなければいけないとおっしゃっていたのが響きました。

30代

2021年11月07日放送内容

  • 「おかえり」の声が聞きたくて ~歌舞伎町 真夜中の処方箋~

新宿・歌舞伎町…ホストクラブのネオンと喧噪が響く街角に、夜8時に開店する薬局がある。深夜に薬局を訪れる客の8割は女性。ほとんどが“夜の街”で働き、歌舞伎町に暮らす人も。そんな彼女たちから「歌舞伎町のお父さん」と呼ばれ信頼を寄せられているのが、たった一人で薬局を切り盛りする、中沢宏昭さん(43歳)だ。

ただ、中沢さんとおしゃべりをする女性、人生相談をしにくる女性、話題は、仕事や恋愛の悩みなど実に様々だ。夜な夜な薬局にやってくる客は、処方箋を手に薬を求めるだけでなく「自分の居場所」を求めて、ここへやってくる。

そんな中沢さんのもとを決まって「火曜日の夜」に訪れる女性がいる。20代の智花さんは、高校生の頃から気持ちの浮き沈みに悩み、心療内科への通院を続けている。
この薬局に通い始めたのは1年ほど前。常連客の中では珍しく、智花さんは歌舞伎町で働いているわけでもなく、住人でもない。それでも智花さんがここに通う理由は、中沢さんが「おかえり」と言ってくれるから。地方から上京し、都会で一人暮らしをする智花さん。中沢さんがまるで家族のように、迎え入れてくれることが、彼女にとって心の安らぎになっているのだ。
そんなある日、智花さんが、薬を大量に飲み救急車で搬送されたという知らせが…

世界有数の“夜の街”、新宿・歌舞伎町の「真夜中の薬局」で交わされる心のやり取りをカメラは見つめた。

【語り】森川葵

視聴者の感想や評価

新宿・歌舞伎町にあるニュクス薬局でしたが、以前も何かのドキュメンタリーで見たことがありました。まずはあの場所で夜中に処方箋を受け付けてくれたり、医薬品を扱ってくれていることは相当ありがたいでしょうね。処方がなくても立ち寄ることは本来の趣旨ではないかと思いきや、優しい言葉をかけてあげるのもまた処方箋だと思いました。

30代

2021年10月24日放送内容

  • 奇跡の夏に輝いて ~ピュアにダンス 待寺家の18年~
今年、奇跡のような夏を迎えた家族がいる。番組が18年間追い続けた待寺家。

取材を始めた頃は、まさかこんな日が来るとは夢にも思わなかった…

出会った時、13歳だった待寺優はダンスに夢中、弾けるように踊っていた。
ダウン症のある優は、“ダンスが好き”という一心で踊り続け、道を切り開いてきた。
これまで、自分の障がいに向き合って葛藤し、両親は優のサポートに対する考え方の違いで対立したりと、いくつもの困難にぶつかってきた。
そして時が過ぎ、少年は、今年31歳になった。ダンサーとしてのピークは過ぎ、今は、いつか両親がいなくなったとき、どのように自立し生きていくのかが大きな問題だ。

「ダンスをできる限り続けさせてあげたい」母と、「ダンスより自立への力をつけさせるべき」と考える父が対立する。優自身も将来への不安を抱えていた。

2020年、人生最大のチャンスが目の前にやってくる…
障がいのあるパフォーマーたちを世界中の人たちが見つめる最高のステージ。東京2020パラリンピックの開会式への出演だ。一生に一度の大舞台。優はその舞台に立ちたいという夢を持ち、選考会に挑む。しかし、優の夢を阻んだのは、世界を揺るがす新型コロナ。果たして、優の挑戦の結末は…2021年夏、待寺家に訪れた奇跡の夏の物語。

【語り】宮崎あおい

視聴者の感想や評価

ダウン症のダンサーに密着していましたが、とにかくダンスレベルが高いのに驚かされました。沢山の苦悩があって、途中、ダウン症のダンサーだという事で扱われることの苦悩を吐露していましたが、これはきっと当人にしかわからないのでしょうね。しかし、パラリンピックの開会式であれだけのパフォーマンスを見せてくれたことに感謝したいと思いました。

30代

ダウン症の少年は子供の頃からダンス好きだけどステージに立つ時には厳しい事を言われても頑張って成功させたのは凄かったです。ダウン症の事を周りから言われてダンスを止めてしまったのは可哀想でしたね、復活してまた再会したのは嬉しかったし、プロから声を掛けられたのは凄いです。30歳になって体力の衰えと両親の老いに直面して人生に不安が出始めたのは共感できたし、誕生日に家族3人で感謝の言葉を言うのは号泣しました。パラリンピックの開会式でソロダンスは凄かったし、お母さんの涙で一緒に泣いてしましました。彼の今後が気になる所ですが何があっても頑張って欲しいです。

40代

2021年10月17日放送内容

  • ボクと父ちゃんの記憶 ~家族の思い出 別れの時~

いま、父の中から家族の記憶が消えようとしている…

緑に囲まれた千葉・睦沢町で暮らす高校3年生の息子、大介さん(17)は、父の介護を続ける、いわゆる「ヤングケアラー」だ。父・佳秀さん(65)は、50歳の時に、若年性アルツハイマー型認知症と診断された。それから15年、病の進行は進み、家の中を歩き回り、今では家族との会話もままならず、トイレに一人でいくこともできなくなった。いつも笑顔で、優しいスーパーマンみたいだったお父さんが…

母・京子さん(53)と大介さん、2人の妹が続けてきた介護生活は、いま“限界”を迎えようとしていた。進行していく父の認知症を前に、一家は父を介護施設に入所させるかどうかと悩み始める。

毎日、顔を合わせることで、ようやく繋がっている父の中の家族との記憶。もしも、この家を出て、介護施設に入れば、認知症が一気に進行してしまうかもしれない。コロナ禍もあって、入所すれば、半年以上、家族との面会は許されないという現実。この家を出て行けば、父の頭の中から、自分たち家族の存在は、完全に消え去ってしまうのではないか。それは、実質的に、父と家族の「お別れ」を意味する…

カメラは、若年性認知症の父の介護で揺れる息子と、その一家のひと夏を見つめた。

【語り】  富田望生

視聴者の感想や評価

認知症になったお父さんを支える息子の一生懸命な姿や愛情を強く感じて感動しました。色々と毎日お世話で大変な思いをしているのに、最後施設へ送り出す車の中で泣いてしまっているお母さんを見て、夫婦の愛の深さを感じました。優しい悪魔という言葉がとても的を得ているなと感じ、印象的でした。施設で笑って踊っているお父さんの姿がとてもイキイキしていて良かったです。

30代

若年性認知症の父を持った家族を取り上げていましたが「生れた時には父は認知症が始まっていて」とおっしゃっていましたが、子どもを授かることについては賛否両論あるかもしれませんが、認知症関係なく、父は父であって、こんなに立派に育ってるのはそれだってある意味子育てではないかと思いまいました。今後も応援してます。

30代

2021年10月03日放送内容

  • 母と息子のやさしいごはん ~親子の大切な居場所~

母と息子が切り盛りする小さな定食屋では、いつも口論が絶えない。接客担当の母・貴美子さん(63)と料理担当の息子・大貴さん(27)の2人。
2020年1月、文京区・本郷で開店したものの、翌月には新型コロナに見舞われ、客足は伸びず赤字続き。どう見てもうまくいっていないこの店を続ける理由…それは、母と息子の過去にあった。

幼い頃から成績優秀で「将来は弁護士になる」と夢を語っていた大貴さんは、中学生の時、突然の不登校に。その現実を受け入れられず、息子に厳しく接し続けた母。「死にたい」と追い詰められた息子は、発達障害の疑いがあるとの診断を受ける。ようやく不登校の「本当の理由」を知った母は、自分を責め続けた。

しかし、自宅で引きこもる中、初めて作った料理を母に褒められたことが大貴さんの人生を変えることに。「料理であれば、自分も周りを喜ばせることができる」と料理人の道を歩み始めたのだ。その姿を一番近くで見ていた母は、人生を賭けて息子を支える決意をする。こうしてオープンしたのが、大貴さんが思う存分、料理を作ることができる定食屋だった。

ところが、赤字もお構いなしに町の定食屋に見合わない高級食材を仕入れる大貴さんのこだわりと、長引くコロナ禍で、店の経営は火の車に。息子の大切な居場所である店を懸命に守ろうとする母だが、蓄えもついに底をつきかけ。母が息子のために開いた小さな定食屋の行方は…

【語り】  広末涼子

視聴者の感想や評価

母と息子のやさしいごはん屋さんということで取り上げていましたが、開店早々に新型コロナに見舞われたのは痛手ですね。ずっと赤字続きで、仕方なく昔の調理器具をフリマアプリで売ってしまうところなどはリアルでした。それに都の協力金の振り込みも遅いなど、リアルな飲食店の窮状も垣間見た気がします。息子の発達障害の問題も取り上げていましたが、凄く心のキレイな方だと思いました。

30代

2021年9月26日放送内容

  • ちょっと心配な家族がおりまして~母と私と姉夫婦の話~
あなたには「心配な家族」はいませんか?
2020年、子どもを産み、実家で産休中の「私」の元に、驚きの知らせが飛び込んできた。長姉のチエ(44歳)が貯えを使い果たし、生活資金を得るため、暮らしている一戸建てを売るというのだ。預金通帳の残高は、わずか「4873円」だという…姉は、中学2年生の時、突然、不登校になり、のちに「うつ病」と診断された。部屋にこもったままの姉は、家族にとっての長年の気がかり。そんな姉が部屋から出て、通信制の大学に通い出した26歳の時、講師をしていた24歳年上のシゲキさんと出会う。家柄の良い資産家の息子で、大学で法学を教える立派な人。結婚を決めた2人に「これでチエちゃんの将来も安心」と、家族は胸をなでおろした。
シゲキさんが親から譲り受けた家で暮らす姉夫婦だったが、シゲキさんの両親が亡くなると雲行きが怪しくなる…実は両親から経済的援助を受けながら暮らしてきた姉夫婦。シゲキさんには、生活を支えていくだけの収入はなく、姉は、症状が改善せず、働くことはできない…ついに、両親の遺産も含め、貯金を使い果たしてしまったのだ…
追い込まれた姉夫婦は、親から譲り受けた家を売り、姉は、40代半ばにして人生初の仕事探しを始めるのだが…心配する私たち家族をよそに「大富豪になる日は近い」「なんとかなるニャン」と、意に介さない“浮世離れ”した姉夫婦。2人の行方は果たして…

【語り】  仲里依紗

視聴者の感想や評価

幼い頃から心の病を患っている姉夫婦が心配とは病気だけじゃなくお金も無いなんてビックリです、旦那様は由緒ある家柄の資産家のはずが残金は1万円きっているなんて衝撃的でした。旦那さんのお金の感覚が狂っていて呆れるし、育てた親が悪いと思うし、援助してしまう方もハッキリ言わないとダメだと思いました。お姉さんには相談員が付いていたのはビックリだしもっと早く相談する必要がありましたね、心配してくれる妹や親がいるのは良い事だけど将来が不安です。うつ病の姉の方が仕事や家を探し頑張っていてマイペースだけど凄いなと思いました。

40代

資産家の息子と結婚したうつ病の女性のドキュメンタリーと言った感じでしたが、預金通帳の残高が4873円では、携帯代も払えないでしょうね。また、お母さんからお金を借りているそうですが、老後に必要な大事なお金を借りる気持ちが分かりませんでした。ただ妹目線からの仲里依紗さんのナレーションは素晴らしいと思いました。 

30代

番組ディレクターの姉夫婦に密着したドキュメンタリー。生活力がなく、貯金を使い果たして、この先心配な二人。特に、旦那さんが現実的な処理能力がなくて、見ていて「こりゃダメだ」と思った。こうした人たちが、いずれ生活が破綻して生活保護を受けたり、医療の世話になったりする。税金を食いつぶす存在になっていくのだと思うと腹がたつやら、なにやら世の中の難しさを感じさせられたいい番組だった。

50代

2021年9月19日放送内容

  • 人生の終わりの過ごし方 ~「ダメ人間マエダ」の終活~ 後編

自らを「ダメ人間」と呼ぶマエダは44歳のパチスロライター。
都心の裕福な家庭の一人息子として生まれ、幼稚園からエリート街道を歩むものの、同級生の中でただ一人、大学に進学せず、ギャンブルにのめり込み、トラック運転手や豆腐店、転売業など職を転々としてきた。20歳で最初の結婚をしたが、今は「バツ2」で現在は、年老いた母と二人で暮らしている。30代半ばで、ようやく巡り会えた天職がパチスロライターの仕事。 “ゲス”なキャラクターとスーツ姿で、ファンに愛されてきた。

2020年2月。そんなマエダが余命宣告を受ける。医師からは「余命は3カ月から半年」と言われた。マエダは友人たちに全てを語り、「最後まで楽しく死にたい」と、自らの“終活”に付き合ってもらうことに。
「やりたいことは我慢しない」と、酒を飲み、タバコを吸い、麻雀に興じ、旅に出るマエダだが、余命宣告から半年が過ぎ、体は悲鳴を上げ始めた。

がんの進行は止まらず入退院を繰り返す中、手術も難しい状況となり、母と2人、緩和ケア専門のホスピス探しを始める。全身の痛みと歩行困難な中、年老いた母の肩を借り、足をひきずりながら歩く。大量の痛み止めの薬を飲みながら「今、敗戦処理をしてるんだなと思うと悲しくなっちゃう」と自分の運命を嘆くマエダ。

「自分らしく生きること」「最後まで幸せに生きること」だけを願ったマエダの終活を追った1年の物語の結末は…

【語り】  宮崎あおい

視聴者の感想や評価

来週最終回ということで、今日のゲストはきっと大物かなと思ったらまさかのパンサーさんでした。でも、明るい最後になって良かったです。菅さんと向井さんがテレビで見ているより内気で、合コンが嫌っていうのが良い意味でギャップでした。逆に、尾形さんがテレビじゃない時はとても暗いっていうのが意外すぎました。でも、きっといいお父さんなんだろうなあと家族の映像を見て思いました。これ見たら、体張ってる尾形さん、ちょっと可哀想って思って見てしまいそうです。

20代

先週の続き、余命宣告をされたパチスロライターマエダさんの終活のお話。余命宣告では3ヶ月、もって半年と言われていたところ1年以上強い気持ちで病気と戦っていました。次第に悪化していき当たり前の日常生活をみるみるうちに送ることが出来なくなっていく日々。最初のうちは死を意識して幸せを噛み締められる自分は幸せ者だと言っていたマエダさんも死期が近づいてくると恐怖に押しつぶされそうになっていました。想像しただけでとても心が押しつぶされそうでした。母親との時間を大切にしている姿、1つ1つのイベントを“最後”と自覚し認め口にできる強さ本当に素敵でした。

30代

ガンで余命宣告されたマエダさんの終活ドキュメンタリーの続きでした。前編があったが為にある程度心の準備はできていましたが、やはりお亡くなりになる結末はとても辛いです。しかし、周囲の仲間の温かさに感動しました。生んでくれた母の元で最期過ごせたことが一番の幸せなのではないでしょうか。心よりご冥福をお祈り申し上げます。 

30代

2021年9月12日放送内容

  • 人生の終わりの過ごし方 ~「ダメ人間マエダ」の終活~ 前編

自らを「ダメ人間」と呼ぶマエダは44歳のパチスロライター。
都心の裕福な家庭の一人息子として生まれ、幼稚園からエリート街道を歩むものの、同級生の中でただ一人、大学に進学せず、ギャンブルにのめり込み、トラック運転手やパチスロ店、豆腐店、転売業など職を転々としてきた。
20歳で最初の結婚をしたが今は「バツ2」で、元妻たちとの間には3人の子供がいるが会うことはない。現在は、年老いた母と二人で暮らしている。
40代になり、ようやく巡り会えた天職がパチスロライターの仕事。記事を書き、番組やDVDにも出演、“ゲス”なキャラクターとスーツ姿で、ファンに愛されてきた。

2020年2月。そんなマエダが余命宣告を受ける。過去に手術したがんが進行し、全身に転移。医師からは「余命は3カ月から半年」と言われた。マエダは友人たちに全てを語り、「最後まで楽しく死にたい」と、自らの“終活”に付き合ってもらうことに…
日々、がんの進行が進み、治療や薬の副作用で体が悲鳴を上げても、酒もタバコもやめず、仲間たちと一緒にうまいものを食べる。そんなマエダの姿に仲間たちも特別扱いすることなく、マエダの“終活”に寄り添い続ける。
そして2020年6月、余命宣告の時期に差し掛かったころ、マエダは、新型コロナに感染し入院してしまう…

「自分が死ぬまで撮影してほしい」と語るマエダの“終活”をカメラは見つめ続けた…

【語り】  宮崎あおい

視聴者の感想や評価

余命宣告を受け、余生を生きるパチスロライターのマエダさんを取り上げていましたが、酒もタバコもやめずにいるところは、あえて自身の生き方を貫きたいという証をカメラに見せたいのではないかと思いました。新型コロナに感染し入院してしまうところもリアルでした。来週はどうなってしまうのか。既に涙が出て来そうです。 

30代

余命宣告をされた1人の男性のドキュメンタリーでした。寿命までの間に好きな事をやると決めた男性の終活。パチスロのライターさん。お母さんの「健康に育ってほしいという理由でつけた名前だったのに…」と涙ぐみながらお話されていた姿にはとても胸が苦しくなりました。余命半年の中、やりたい事と体力との折り合いがつかず悔しい思いをして泣いている場面もありました。普段はとても気丈で淡々と喋る方。終わりが見える悲しさ苦しさ計り知れないです。1日1日を大切に生きるとはこういう事だと心から感じました。

30代

2021年8月29日放送内容

  • 夜の街に別れを告げて~人生を変えたい彼女たちは…~

終わりの見えないコロナ禍に見舞われ、苦境が続く“夜の街”。相次ぐ緊急事態宣言で客足も途絶え、回復の見込みは立たない。そこで長く働き、生活をしてきた女性たちは今、将来に強い不安を感じている。「昼の仕事に就きたい」…企業の新規採用も厳しい中で、“夜の街”に別れを告げようとする彼女たちは今…

横浜出身のルカさん(24歳)は、去年11月から、中卒・高卒者限定の就職支援をする「ヤンキーインターン」に参加。自分の顔の整形費用を捻出するため、夜の街で働き始め、キャバクラやクラブなどを転々としてきた。昼の仕事に就いて、「何事にも自信を持てない自分を変えたい」と半年間の研修に飛び込んだルカさん。自信のなさゆえの人見知りな性格がわざわいし、電話営業なども腰が引けてしまう。ここでも自分を変えることはできないのか…ルカさんの新たな苦悩の日々が始まった。

静岡から研修へやってきたマリカさん(21歳)は18歳のころからやガールズバーやスナックで働いてきた。コロナ禍で収入が減る中、“夜の街”を離れることを決心した。営業活動など初めて経験する仕事にも、持ち前の社交性を発揮し、講師からも絶賛されるほどの順調な滑り出しだったが…開始から3カ月後、マリカさんは研修を辞めることを決意。なぜ彼女は東京を離れるのか…

長引くコロナ禍をきっかけに「人生を変えたい」と奮闘する彼女たちの1年を追った。

【語り】  芳根京子

視聴者の感想や評価

夜の世界で生きてきた女性二人がヤンキーインターンで変わっていく姿を放送していて、とても魅力的な女性だと思いました。悩みながらも、それぞれの思いや行動が実を結んで、最後には昼の仕事に再就職したり、大学に通い始めたりと新たな一歩を踏み出したところを見ることが出来て、とても勇気をもらいました。これからも頑張っていってほしいです。

30代

コロナウイルスによって一番大打撃を受けたと言っていい夜の街ですが、やぱっり仕事が無くて昼の仕事に就く方は多いようですね。今回の女性はヤンキーインターンというものに参加していましたが、確かこのヤンキーインターンは前に取り上げていたはずですね。ただ、営業に使われている場面しか映っていなかった気がしました。

30代

2021年8月08日放送内容

  • 笑顔で生きよう~お母さんと僕の約束~

「私が病気と闘う姿を記録してほしい」…
2020年冬、私たちが出会ったのは、料理研究家の高木ゑみさん(35)。8歳の一人息子と2人で暮らすシングルマザーだ。

2020年10月、長引くコロナ禍の中でも、オンラインで料理教室を開催するなど、精力的な活動を続けていたゑみさんは、腰に強い痛みを感じる。病院に行き検査をすると、そのまま緊急入院。腰の痛みの原因は、肺から転移したがんによるものだった。突然、医師から宣告された「ステージ4」のがん。すでにがんは体のあちこちに転移していたのだ。

そんな彼女が始めたのは、病気のことを包み隠さず、世の中に伝えること。入院中の病室から、いつもと同じようにメイクをし、常に笑顔を絶やすことなく、毎日のように病状や今の心境を報告していった。
気がかりなのは8歳の息子のこと。ゑみさんは「この子のためにも生きる」と、前向きに病気を乗り越えようとする姿をSNSで発信を続けていく。

去年12月、35歳の誕生日を迎えたゑみさんの病状は回復を見せ、退院できることに…彼女はすぐに、オンライン料理教室やセミナーを開始、新商品の開発に乗り出した。治療の影響で髪が抜けても、ウィッグをつけ楽しんで見せることで、“笑顔で生きる”を実践。息子との平穏な暮らしを少しずつ取り戻していった。

がんと闘いながらも、いつも明るく笑い続ける母と、そんな母が「世界で一番大好き」という一人息子の日々をカメラは見つめた…

【語り】  上戸彩

視聴者の感想や評価

料理に興味がないので料理研究家のえみちゃんのことは全く知りませんが、素敵なお家に住んでいたのでご活躍されていた方なのだと思います。腰痛だと思ったら肺がんが腰に転移。ステージ4の状態と診断されたのは信じられない悲劇だったでしょう。幼い息子のために少しでも長く生きたい、悲惨な形では無く笑顔の自分を覚えていて貰いたい。もしかして助かるのではと奇跡を思いましたが、番組の終わりで亡くなってしまったことが分かりました。

50代

料理研究家の高木ゑみさんの記録でした。昨年ステージ4の診断を受けてから、これ以上悪くならないことを信じて、前向きに生きている様子が映されていました。料理を作ることも続け、病気のことも伝えて配信していたのです。きっと、息子に、いつも笑って明るく生きていたことを残したかったのだと思います。泣き言は言わなかったですが、早く検診を受けてと呼びかけている姿が印象的でした。

60代

肺ガンで35歳という若さで亡くなってしまったママと息子、様々な仲間や家族との心温まるエピソードに感動しました。どんな困難な状況でも笑顔で家族と向き合っている姿や、ウイッグをつけて楽しそうにインスタライブをする姿など、とても強く、かっこいい女性だなという印象でした。息子さんがお母さんに甘えている姿がとても愛おしかったです。

30代

今回は、末期がんを宣告されたシングルマザーのドキュメントでしたが、この番組はたまに命を扱う回があるので、生命の大切さを身に染みて学べる半面、やっぱり見ていて辛くなりますね。インスタグラムで元々配信していたようですが、無理にポジティブにしているのではなく元から前向きな方なんだと分かりました。息子さんはお父さんと住むことになったようで良かったですね。

30代

2021年8月01日放送内容

  • 女装と家族と終活と ~キャンディさんの人生~

69歳の女装愛好家、キャンディ・H・ミルキィさんが女装を始めて40年以上、かつては原宿の歩行者天国に出没し、話題の人となった。

23歳で結婚し、3人の息子にも恵まれたが、キャンディさんの女装趣味が収まることはなく、真実を知った妻は「生理的に受け入れられない」と家を出ていった。女装によって崩壊してしまった家族。今は一人で暮らすキャンディさんの元を訪れる息子。当時の「父親」を息子たちはどう思っていたのか…

今、70歳を手前にしたキャンディさんは、肺の病を患っている。症状は悪化するばかりで、残された時間を意識した「終活」を始めたという。最後の最後までやりたいことを貫く人生。そんなキャンディさんを訪ねて来たのは、4歳年上の姉。幼い頃、隠れて姉の服を着ていたことが、女装の原点だった。弟の女装姿を初めて目の当たりにする姉は一体、何を思うのか…

「コスプレ」や「LGBT」などの言葉もなかった時代から、世間の偏見や差別にめげることなく、女装を続けて来た一人の男の人生を追った…

【語り】  水川あさみ

視聴者の感想や評価

69歳の女装愛好家のキャンディさんの特集でしたが、まだ今みたいに多様性が社会に受け入れられない時代に色々クレームを受けたり、大変だったようですが、自分を曲げないで貫いた生きざまが出ていました。むしろ女装というよりも、人生全てを使った芸術のように感じました。キャンディさんがトレンドになっていたようですね。

30代

女装家のキャンディさん。明るくお話ししていましたが苦労も多かったんだろうなと想像できます。今でも女装している人を見かけると好奇の目を向けられるなか40年も前から女装を続けているなんて、尊敬しかありません。奥さんに逃げられても病気になっても好きなことを続けていける強さがそして楽しさが、病気だと感じさせない若々しさに繋がっていると思いました。

40代

2021年7月25日放送内容

  • 老舗の寿司屋に婿が来た ~4代目は元美容師~

成田山新勝寺へ続く参道沿いに、親子3代、80年以上の歴史を持つ寿司店がある。現社長である3代目の和也さん(59)の子供は、一人娘のすみれさん(24)。伝統ある店を継いでくれる跡取り息子はおらず、自分の代で店を閉じることも考えていた…

そんな時、現れたのが一人娘の交際相手である雅貴さん(31)。長年勤めている美容院を辞め、「婿入り」を志願。結婚して寿司職人として一から学びたいというのだ。

「一人前になるまで10年」と言われる職人の世界。これまで料理どころか、包丁すらまともに握ったことがなかった雅貴さんが、まず飛び込んだのは、基礎技術を2カ月で学べる養成学校。共に学ぶ生徒の中では優秀な成績で卒業、伝統ある店に飛び込み、修行を始めるものの…
雅貴さんは、次第に合理的とは思えないスタッフの動きや勤務管理の方法に疑問を感じ始める…
そんな雅貴さんが訴えた相手は、店を60年近く切り盛りしてきた、妻・すみれさんの祖母である大女将。これまで大女将に意見をする新人など、誰一人いない。それでも雅貴さんは、自分の考えをぶつけてしまう。

一方、日にちが近づいていたすみれさんと雅貴さんの結婚式の行方は…
伝統ある寿司店に飛び込んだ“お婿さん”と一家の10カ月を追った。

【語り】  川栄李奈

視聴者の感想や評価

婿入りした元美容師の男性に密着したVTRでとても印象的でした。最初は美容師から寿司職人なんてなれるのか?と思っていましたが、最後には女将や板前さんにアドバイスや提案をしている姿が見られてとてもかっこよかったです。子供も出来たということで結婚式が一年延期になってしまいましたが、これからも一族の一員として、社長として、父親として頑張ってほしいと感じました。

30代

2021年7月04日放送内容

  • ボクがなりたいもの~芸人になる。と上京した娘~

「東京でお笑い芸人になる」と言って、娘が家を出たのは9年前…

27歳の「幸世(さちよ)」は、芸歴7年の売れないお笑い芸人。毎月のようにオーディションやコンテストに挑戦するものの落選続きで、芸人としての収入はほとんど無い。

女性として生まれた幸世だが、中学生の頃に「自分は男性だ」と違和感を覚え始める。それでも家族や友人には言えずに過ごしてきた。高校卒業後、幼い頃からの夢だったお笑い芸人になるために上京。月に1度のホルモン注射を打ち続け、少しずつ顔つきが男性らしくなり、声も低くなっていった。
「誰も男性として認めてくれないつらい経験を「笑い」にして伝えたい」と、幸世は自身の体験を元にネタ作りをしているが、その思いとは裏腹に、客席からは笑いは起きず、戸惑いの空気が流れるばかり…自分を追い越して売れていく後輩芸人たちの姿に焦りが募る。

生まれ育った静岡には両親と姉がいる。上京後にカミングアウトされた両親は、幸世のことを理解しようと努めるものの、今も複雑な気持ちを抱えている。元漁師の父親は、58歳になった今も、睡眠時間を削り、水産加工工場など3つの仕事を掛け持ち、母親は占い師をして、幸世のサポートを続けている。いつまでも親に援助を求める幸世に憤る父は、芸人になった娘のネタを一度も見ようとしない。

「芸人になるため」そして「男性になるため」に上京した娘とその両親。ある家族の葛藤を見つめた。

【語り】  松岡茉優

視聴者の感想や評価

今回、女性に生まれたけど心は男性という方のお話しでした。小さい頃から芸人になりたくて現在28歳で売れない芸人をやっている。30歳までに売れなければ辞めようと思っているようでしたが、自分が小さい頃からなりたかった職業に就いていることがすごいなと思いました。心と身体の性が一致しないことでさえ、きっと悩み続けてきたと思うのでそれだけでも大変だろうと思います。とても綺麗な方でしたのでもっとテレビで見られる日がくればいいなと思います。またご両親もとても優しい方でお父さんは睡眠時間を削ってまで働かれていて、今後何かいいことがあのご家族にあればいいなと思いました

30代

トランスジェンダーの問題と売れない芸人としての二つのドキュメンタリーを楽しめました。誰も男性として認めてくれないつらい経験を笑いにして伝えたいと、本人はおっしゃっていましたが、LGBTの話題が結構シビアな問題として取り上げられるので、観客としては緊張感の方が勝ってしまい、笑いを取れないのではないでしょうか。どちらかというと演劇方が活躍すると思いました。

30代

芸人になりたい娘?息子?とそれを支える家族の様子で特に父親の支える側のキャパを超えている様子や発言は痛々しく映り、そんな親の苦労を全く解っていない本人の様子は腹立たしさを感じました。人には向き不向きがあり、最初か途中からふるいにかけられ、好きな事やりたい事で生きて行く事の難しさ、世間の厳しさ改めて思い知りました。

40代

2021年6月27日放送内容

  • はぐれ者とはぐれ猫 ~小さな命を救う男の闘い~
名古屋の町に、ある怒りと闘いながら日々を生きている男がいる。
革ジャンがトレードマークの阪田泰志(36)。彼が全てを注ぎ込む仕事は“猫の保護活動”。自由奔放な気分屋で、普通の会社員になることは考えたこともなく、自らを“活動家”と呼ぶ“はぐれ者”だ。
7年前に自分の行き場を失った時に一人で始めた保護活動だが、運営するシェルターは火の車。1000万円もの借金を抱えながら、たくさんの猫を保護し続けている。ペットブームやコロナ禍の巣ごもり需要…猫を飼いたいという人々が増える中、その一方で保護の相談が後を絶たない。その数は、毎月20件以上もあるという。ある日、依頼があって向かった先にいたのは“捨てられた子猫”。保護すると、驚くような悲惨な姿だった。一体誰がこんなことを…市の動物愛護センターからも猫を引き取り、新たな飼い主を見つけるまで、昼夜を問わず、世話をし続ける生活。
阪田は“人間の身勝手な行動”で、猫が犠牲になっていることが許せないのだ。そんな阪田の元に届いた一通の手紙。薬物所持での罪で刑務所に服役する女性が「飼い猫を預かってほしい」と頼んできたのだ。
さらに、崩れかけた家族関係によって起こった“多頭飼育崩壊”。劣悪な環境の中でやせ細る猫たち。怒りをこらえていた阪田だが…小さな命を救う闘いを続ける男と行き場を失った猫たちの向こう側に見えてきたものとは…

【語り】  松本穂香

視聴者の感想や評価

ボランティアでは無く、報酬はもらうけど、借金だらけと言う保護ネコのシェルターをやっている男性の話でした。社員もバイトもいて、猫を多頭飼いして生活が崩壊した男生徒猫を保護してと日々奮闘しています。家にいる時間が増えてペットを飼う家が増えて、飼いきれなくて捨てられてしまう動物が多いと聞きました。捨て猫、捨て犬とNPO法人、ボランティアもある中で、無料では無いと仕事として保護活動をしているのは良いと思います。でも、出来れば、保護するような猫がいなくなることを祈るばかりです

50代

保護猫シェルターのドキュメントでしたが、タイトルからして結構悲惨な窮状を見ることになるのだと覚悟していましたが、冒頭から、テープに巻かれた子猫が出てきて本当につらかったです。しかし、所謂無償のボランティアではなく、お金を貰うスタンスをとっていて、それはそれで素晴らしいポリシーだと思いました。なんでも無料でやってくれるのなら、無責任に安易な気持ちで飼う方も増えるでしょうね。

30代

名古屋で猫の保護活動をしている阪田泰志のドキュメンタリーでした。名古屋は殺処分が多かったので、なんとかしようと始めました。でも、お金がかかり、寄付があっても赤字なのです。それでも、多頭飼育の家で猫を保護して掃除もしていました。困っている人を放っておけないのです。猫をほしいと言われたら、面談をして、条件ではなく人柄で選んで譲渡していました。自分のやり方で突き進む頑固さもありますが、生き物を大切にする愛情深い人だと思いました。これからも活動を続けてほしいです。

60代

猫の命を救う活動をしている男性に密着していて印象的でした。ボランティアではないという信念をもって、養育費をもらって猫の世話をしているというところが珍しいなぁと思いました。多頭飼育崩壊を起こしている家に行って猫を救っていたり、猫だけではなく飼い主さんまでも救うことになるというところがとても感動しました。

30代

2021年6月20日放送内容

  • ママにしてくれてありがとう~血のつながらない母娘の12年~

都内にある一戸建ての家。ここに暮らす大家族がいる。  “ママ”の美香さん(55)と“ダディ”のトニーさん(61)と6人の子供たちに血のつながりはない。美香さん夫婦が育てているのは、いずれも育児放棄や虐待、経済的理由など、複雑な事情を抱え、実の親と一緒に暮らすことができなくなった子供たちだ。    美香さんの家で暮らす“きょうだい”の中で、最年長のあき子さん(23)は、家庭内暴力が原因で物心がついた頃、

児童養護施設に預けられ、美香さんの家にやってきたのは、12年前のこと…。    あき子さんの部屋には、心に刻まれた深い傷を物語るものがある。箱にしまわれた大量の「小さな折り鶴」。あき子さんはつらいことがあると鶴を折り続けてきた。家庭内暴力で傷ついた母の姿。学校で受けたいじめ。「自分は本当に生まれてきてよかったのか?」あき子さんはずっとそう考えて生きてきた。

そして、その思いを拭い去ることができないまま、里親である美香さんの家を出られないままでいる。    “前に進めない”あき子さんの姿を見守ってきた美香さんは、ある日、意外な提案をする。「あなたのお母さんを捜そう」。  20年近く、音信不通で生きているかどうかも分からないあき子さんの実の母親。「自分は本当に生まれてきてよかったのか?」それを確かめるため、血の繋がらない母と娘の「実の母親捜し」が始まる…

【語り】  趣里

視聴者の感想や評価

「ママにしてくれてありがとう~血のつながらない母娘の12年~」というタイトルだったので、ある程度の内容は予測していたのですが、里子の大家族だとは思いませんでした。しかし、育児放棄や虐待などの問題も同時に見ることになって非常に辛かったです。ちゃんと子供たちのプライバシーに配慮して放送していたので素晴らしいと思いました。

30代

血のつながらない母と娘の12年間のドキュメントでとても感動しました。あき子さんが、実の母からの手紙を涙を流しながら何回も読み直していたシーンではこちらも涙しました。イジメを受けてきたことや母親がベットに横たわっている姿を見た時の衝撃を大学生に話している様子はとても悲しそうで、それでも一生懸命思い出して伝えようとしているシーンが印象的でした。

30代

2021年6月06日放送内容

  • 酒と涙と女たちの歌 ~塙山キャバレー物語~ 後編

どんな過去を背負っていても、必ず居場所はある…

茨城県日立市。チェーン店が並ぶ国道沿いに、まるで終戦直後にタイムスリップしたような佇まいの不思議な一角がある。13軒の小さな飲み屋が並ぶ「塙山キャバレー」。
ここで生きるママたちは、自分たちのつらい経験すら武器にして、人生に疲れた客の心をそっとすくい上げてくれる。

17歳の時に母親から置き屋に売り飛ばされたという「めぐみ」のママ。「開き直らないと何もできない」と、壮絶な過去も笑い飛ばし、破格の値段で客たちをもてなす。そんなママが気にかけるのは、幼なじみの男性客…
塙山キャバレーでラーメン店を営んでいたが、火事で5軒を延焼させた男。一度は自殺も考え、今は生活保護を受ける身となった男性を、めぐみママは何かと励ます。
一方、かつて別れた娘と20年ぶりの再会を果たした「ラブ」のママ。最初は和やかな二人だったが、次第に娘から厳しい言葉を投げられる。さらに息子二人もやってきて“捨てた”我が子のつらい過去を聞くことに。一度は壊れてしまった家族の修復は、やはり一筋縄ではいかなかった。
そして、塙山キャバレーで火事を起こした男は「めぐみ」の馴染み客と花見へ。桜の余韻に浸りながら、2人は今までの人生を静かに語り合った。

こんな人と人との出会いが、この街にはある。
そして、コロナ禍での苦境に耐えるママたちの元へ明るい知らせが…

【語り】 吉岡里帆

視聴者の感想や評価

キャバレーの女店主のそれぞれの人生を紐解いていく回でとても印象的でした。娘と息子を捨てて家を出たママに責め立てるように自分の気持ちを吐露している娘さんはとても悲しそうに見えました。でも、最後には兄弟3人とママが集まって自分の正直な気持ちを打ち明けられたようで、安心しました。コロナで大変だと思いますが、これからも頑張ってほしいです。

30代

先週の続きの茨城県の塙山キャバレー物語でした。ラブのママは、20年前に3人の子供を残して家を出ました。その娘がママを訪ねてきて、出ていった本当の理由を知りたいと話しました。でもママは言わなかったようです。娘はあきらめて二度ど関わらないと言って出て行きました。これから別な道で頑張ってほしいと思いました。妻を亡くした男性がお店に通っていました。ここだけではたくさん話せるそうです。お客にとって大切な店がたくさんあることがわかりました。

60代

2021年5月30日放送内容

  • 酒と涙と女たちの歌 ~塙山キャバレー物語~ 前編

トタン張りの小さな建物が肩を寄せあうように立ち並ぶ飲み屋街。女たちが守るその場所は、人生の重荷を下ろし、心をほどく場所なのかもしれない…
茨城県日立市。チェーン店が並ぶ国道沿いに、まるで終戦直後にタイムスリップしたような佇まいの不思議な一角がある。13軒の小さな飲み屋が並ぶ「塙山キャバレー」。
店を守ってきた女たちは過酷な人生を歩んできた。「めぐみ」のママは17歳の時、眠っている間に母親から芸者として身売りされたという。なんとか逃げ出し、たどり着いたのがこの街だった。
「京子」のママは夫に続き息子を亡くしたばかり。それでも笑顔で店に立つ。ここはそうした訳ありのママたちが、力を合わせて守り続ける特別な場所だ。
そんなママたちの店を「心の拠り所」に、様々な過去を抱える人々が夜な夜な塙山キャバレーに集まる。この街で自ら営んでいた店で、周囲の店も燃やしてしまう火事を起こし自殺を考えた男。突然、妻を亡くし、一人家に引きこもっていた男。コロナ禍で演奏の場を奪われたバンドマンたち…ママたちは、そんな客の話を黙って聞き、時に説教し、時に歌うことで、彼らの心をほぐしていく。
2020年も終わろうとしていた夜、塙山キャバレーに事件が…自らの過去を決して語らなかった「ラブ」のママを一人の女性が訪ねてきた。ママが20年前に生き別れた娘だった。複雑な過去を抱える母と娘の20年ぶりの再会。果たしてその行方は…

【語り】 吉岡里帆

視聴者の感想や評価

コロナ禍で時短営業になり、大変な状況のお店を取材しました。茨城県日立市の塙山キャバレーは、昔ながらのお店が13軒並んでいます。「ふじ」の ママは、「文句があるなら40年やってからにしろ。」とよく言います。黙々と働いてきた自信が見えました。お客もその言葉に励まされて、ライブの回数が減っても頑張っていました。20年ぶりに再開した母と子については来週に続くそうです。気になります。

60代

茨城県日立市にある塙山キャバレーで働くお姐さんたちのお話でした。キャバレーは通称らしく実際は居酒屋とか小料理屋でした。経営者もお客さんも重たい過去がありました。生き別れた娘が訪ねて来たり、塙山キャバレーの一角で経営していたラーメン屋から火事を出してしまった人とか色いろでした。その中で1番驚いたのは東日本大震災で被害が大きかった地域にも関わらずどの店も潰れなかったことです。屋台仕様で杭を打っていなかったことが返って良かったそうです。今はコロナ禍で誰もが経営に苦難しています。お姐さんたちにエールを贈りたいです。

50代

2021年5月23日放送内容

  • 夢と涙の六本木 2~ミレイとモモの上京物語~

東京・六本木。華やかなスポットライトの下で踊るのは、ショーダンサーのミレイ(20歳)。ショー以外の時間は接客をするのだが、実は彼女は、お酒も接客も苦手。それでもミレイには六本木のステージに立つ理由があった。自らの夢を叶えるために…

2020年秋、コロナ禍の東京に、ミレイは母の反対を押し切り、故郷・熊本から上京。女手一つで自分を育ててくれた母との別れ。必死に涙をこらえるミレイと母。これまで二人三脚で歩んできた母娘の思いが溢れ出す。

初めての一人暮らし、初めて働く東京…次第にミレイの心はすり減り、ついにショーの練習を休んでしまう。自宅には疲れ切ったミレイの姿があった…

そして、同じ店で働くもう一人の二十歳。2年前、香川から上京したモモは、最初は店に馴染めなかったが、今はすっかり人気者になっていた。常連客を増やすために、SNSでの発信や動画投稿に取り組んだ結果、フォロワー総数は40万人を超えた。「人気者」になるために、六本木にやってきたモモ。その夢が現実となってきた今、モモは想像しなかった問題に直面する。注目を集めるほど増えていくSNSでの誹謗中傷、「キモい」「死ね」…そんな中、営業中のフロアからモモの姿が消えた。カメラが追うと、そこには泣き崩れるモモの姿があった。

夢を追い上京してきたミレイとモモ。「六本木で輝きたい」と必死にもがく、2人の二十歳をカメラは見つめた…

【語り】 小芝風花

視聴者の感想や評価

有名人になることを夢見て熊本から上京してきたミレイさんは、いきなり六本木のお店に挑戦していて、いろいろ馴染めずに模索していましたが、東京の人でも六本木の水商売はハードルが高いのにうまく行かないのは仕方ないと思いました。ただ有名人になれるとの甘い罠もあるので気を付けたほうが良いですね。お友達からの手紙に感動しました。

30代

六本木のお店で働くミレイさんとモモさんのドキュメントでした。芸能界に憧れてオーディションを受け続け、熊本から出てきたミレイさんは、お酒も苦手で踊りも歌も練習しながら頑張っていました。1人で食事をとりながらも夢に向かっていく姿は健気でした。先輩のモモさんは、お店の人気ものです。仕事の後にSNSの更新もしていました。でも人気が出ると忙しくなり不満を持つ人もいて、その板挟みに悩んでいました。華やかに見える世界にも辛いこともたくさんあります。頑張ってほしいと思いました。

60代

今回取り上げられた男性の自分本位の言動は、社会性に欠けていて、どれをとっても全く理解が出来ない事ばかりで、観ていて腹が立つ場面が多かったです。この事からもこの男性は、何らかの発達障害があるのではないのかと思い、典型的な例であるとも思いました。また母親のカードを解約する時期は遅すぎ、甘いと思いました。

40代

モモとミレイちゃんの上京物語ということで、それぞれの苦悩をリアルに放送していて衝撃的でした。ファンに酷いことをSNSで言われて落ち込んでしまって、いつものモモじゃないと心配されていた時の彼女の表情がかなり辛そうでした。でも、最後には笑顔も見せて、モモちゃんもミレイちゃんも前を向いて頑張ろうとしている姿がとてもかっこよかったです。

30代

2021年5月16日放送内容

  • 東京、タクシー物語。前編~シングルマザーと新人ドライバー~

2021年春…緊急事態宣言下の東京の街を走るタクシードライバーがいた。
恭子さん・45歳。6歳の一人娘を持つシングルマザーだ。彼女がタクシー業界に飛び込んだのは3年前。故郷・茨城の映画館で長年働いていた彼女が転職を決意したのは「離婚」が原因だった。当時2歳だった娘の将来を思い「もっと稼げる仕事」を探した結果、行き着いたのが「東京のタクシー運転手」だったのだ。

ところがタクシー業界は、去年からのコロナ禍で倒産、廃業が相次ぎ、多くの運転手が去っていった…その一方で、新たにタクシーの世界に飛び込んでくる若者たちもいる。コロナ禍で就職先を失った人々が、やってくるのだ。150人が所属する会社で女性ドライバーは恭子さん一人。そこに2人の新人女性ドライバーが入社し、恭子さんが指導役を任されることになった。

25歳のちひろさん(仮名)は国立大学出身。コロナ禍で職を失い、30社以上も面接を受け、やっと入れたのがタクシー会社。23歳の直子さん(仮名)は、一流店で働いていた元・料理人。仕事での挫折を機に、タクシー業界の門を叩いた。

希望を胸にタクシードライバーとして走り出す2人の女性。しかし、街に溢れるのは「空車」のタクシーの列。緊急事態宣言で夜の街からは客の姿は消えていった…かつてない苦境に立たされる中で、東京の街を走り続ける3人の女性タクシードライバーの生き様をカメラは追った。

【語り】 永作博美

視聴者の感想や評価

タクシー運転手の京子さんに新人さんがついて、色々と苦労もありながら奮闘している姿がとても魅力的でした。新人さんの一人は早々にストレスなどを理由にして辞めてしまうという結果になってしまいましたが、これからも京子さんは苦しい状況が続いていくタクシー業界の中でも頑張って生き残っていってほしいと強く思いました。

30代

先週の続きで、東京でシングルマザーとして頑張っているタクシードライバーを追いました。コロナ禍の中、収入が減って大変ですが、新人の指導をしていました。2人の女性ドライバーは事情があって就職しました。でも、1人は辛くてやめてしまいました。ドライバーの仕事のきつさは想像以上だったのです。子どもが小学校に入学し、ますます責任を持って仕事に向かう姿が素敵でした。

60代

コロナ禍の女性タクシードライバー密着の後半戦でしたが、今回は新人さんを教えていて、先輩になった緊張感もあった事と思います。しかし折角教えたのに辞めることになって悲しいですね。いろんなお客様が居てさぞかしストレスも溜まるのでしょうね。その一方ペットボトルを差し入れたりする方もいて感動しました。お子さんが可愛かったです。

30代

2021年5月09日放送内容

  • 東京、タクシー物語。前編 ~コロナとシングルマザーの運転手~

2021年春…緊急事態宣言下の東京の街を走るタクシードライバーがいた。
恭子さん・45歳。6歳の一人娘を持つシングルマザーだ。彼女がタクシー業界に飛び込んだのは3年前。故郷・茨城の映画館で長年働いていた彼女が転職を決意したのは「離婚」が原因だった。当時2歳だった娘の将来を思い「もっと稼げる仕事」を探した結果、行き着いたのが「東京のタクシー運転手」だったのだ。深夜乗務が基本となる仕事では、一人で子育てはできない。タクシー会社が運営する保育園に娘を預けながら、会社が借り上げた部屋に、70歳の母と3人で暮らす日々…

「娘の将来のために…」タクシー運転手へ転身し、収入を確実に増やしていった恭子さんだったが、2020年春…新型コロナが全てを変えてしまった。度重なる緊急事態宣言で、街からは人が消え、タクシー運転手の頼みの綱とも言える深夜の乗客も激減してしまったのだ。かつてない大打撃を受けているタクシー業界。恭子さんの月収も以前の半分以下になってしまう。持病を抱える母と暮らす彼女は、コロナに感染する不安とも常に背中合わせ。そんな最悪の2020年を終えて、コロナの終息を願い迎えた2021年は、2度目の緊急事態宣言の発令から始まった…そして4月、3度目の緊急事態宣言。

まったく終わりの見えないコロナ禍の中で、きょうもタクシーを走らせるシングルマザーの闘いを見つめた…

【語り】 永作博美

視聴者の感想や評価

女性タクシードライバーのドキュメンタリーでしたが、雨の日の渋谷でも拾う方がいなくて、コロナの影響はタクシーにも影響が出ているなんて知りませんでした。元タクシードライバーの方が乗って来て、空港への客も、今は飛行機が飛んでないから。と言っていて、確かにそっち方面の客を掴めないのも大打撃でしょうね。しかしお子さんがかわいかったです。

30代

ザ・ノンフィクションは私の好きな番組です。今回は、二年前にタクシー運転手に転職をしたシングルマザーの方の話でした。まだ幼いお子さんをお母様に預けて、生活のために夕方から朝まで毎日仕事を懸命にこなされていました。このコロナ禍で、タクシー利用者も激減し、収入も半分または1/3まで減り、本当に苦しい状況でも腐らずに家族のために頑張る姿は同世代、また母親としてとても胸に響きました。幼いお子さんも母を想い甘えたい盛りなのに、母を励まし強く生きていました。私も日々子育で疲れたり、コロナ禍で心が折れそうな時もあるけれど、この番組を観て、また明日から頑張ろうと思い励まされました。

40代

女性タクシー運転手に密着していて、コロナの影響を受けとても悲惨な売上になってしまっている現実を知り、こちらまで悲しくなってきました。それでも、5万円を貰ってクリスマスとお正月を何とか過ごしていた姿はとても素敵に感じました。これからも辛い状況を踏ん張ってタクシー運転手を続け、娘さんを立派に育てて欲しいと思いました。

30代

シングルマザーのタクシー運転手のドキュメンタリーでした。コロナ禍で辞める仲間もいる中、頑張っている姿に引きつけられました。歩合制なのでお客が少ないと収入が減ります。月15万円にも満たない時もあるようです。だから、避けていた夜の繁華街に行き、お客を待ちました。酔った客が絡んできましたが、その客もコロナ禍で辛いこともわかりました。みんなが懸命に生きていて勇気をもらいました。

60代

2021年5月02日放送内容

  • 銀座の夜は いま…2 ~菜々江ママとコロナの1年~

取材を始めたのは2019年秋。女性キャスト総勢50人。月の売り上げは1億円超え。
当時、銀座でもっとも勢いのあるクラブと言われていたのが「クラブNanae」。経営者である唐沢菜々江ママ(47)は銀座で働いて22年。銀座の伝統を守りながら、型にはまらない柔軟な手法で客足を伸ばし、開業1年で絶大な人気を誇るクラブに成長させたのだが…2020年春。その状況は一変する。新型コロナウイルスによる緊急事態宣言で、菜々江ママは営業休止を強いられた。その厳しい現実を放送したのが2020年5月。カメラは菜々江ママの「それから」の1年を追い続けた…

緊急事態宣言が延長された結果、営業休止は2カ月半におよび、その間、店の収入は途絶え、月に2500万円以上の固定費が重くのしかかる。膨らみ続ける赤字…店を存続させるため金策に奔走するのだが、菜々江ママの体に異変が起きる…

ようやく、「クラブNanae」の営業が再開するものの「夜の銀座」は世間から敬遠され、コロナ以前に比べお客さんは激減。お金を稼ぐどころか「収入がない」と店を離れていくホステスや従業員たち。「銀座の一流」を誇りにしていた店は、大混乱に陥ってしまう。そして、追い討ちかけるように、2度目の緊急事態宣言の発令。終わりなきコロナ禍で、菜々江ママは、大きな決断を求められる…
誰もが経験したことのない事態の中、夜の銀座で生きる人々の苦悩の1年を追った。

【語り】 小池栄子

視聴者の感想や評価

ナナエママと銀座のクラブ経営の現状を詳しく知ることができて、大変な様子が印象的でした。美容サロンも赤字経営になってしまって、黒服の人達も人数を減らさなければならなくなってしまったところや、緊急事態宣言でやむなく営業停止になってしまった今を知って、これから一刻も早く銀座の街が以前の賑わいを取り戻してほしいと思いました

30代

銀座のクラブの経営者の唐沢菜々江さんの今を伝えました。2019年の秋に取材した時は、月の売り上げは1億円を超えていました。ホステスさんのために美容サロンも作ろうとしていました。でも、年が開けてコロナ禍に巻き込まれました。それでも、住まいを引っ越したり、助成金や融資を受けてなんとか今までやってきたのは、本当にすごいことだと思いました。サロンも開店しましたが、時短営業は本当に辛そうです。8時や9時まででは予約は数件なのです。銀座のお店の人たちの苦労がわかりました。

60代

銀座のななえママの特集でしたが、コロナの中、接待を伴う飲食店が休業や感染者数増加の的になっていたので、その苦悩がリアルに伝わってきました。しかも労働契約ではないのでスタッフは出勤がなければお金は入らず大変ですね。しかしその窮状の中、お金を配って渡していたななえママが素晴らしいと思いました。今後も頑張って欲しいです

30代

コロナ禍の銀座のお話でした。銀座のホステスさんが「私達には有給も補償もない」と言っていたことに驚きました。きっと平常時なら結構なお給料を貰っているだろう綺麗なお姐さんたちも優雅に見えて必死に水中で脚を動かしている白鳥と同じなんですね。クラブのママも景気が良い時はいいけれど、幅広く経営しているからこそ更にピンチになってしまう。コロナがいつ治るかまだ目処がつきませんが、終わりにするとまた始める時が大変になります。何とか生き残って欲しいです

50代

2021年4月18日放送内容

  • 放送1000回SP~後編~

今回の放送で1000回目を迎える『ザ・ノンフィクション』。四半世紀を超える長い歴史の中で『ザ・ノンフィクション』は一体、何を描いてきたのだろうか。

「後編」は、2011年の東日本大震災以降に放送された番組。ある日突然、大切な家や故郷、愛する人の命を奪われるという現実は、日本人の価値観を大きく変えた。「人生にとって本当に大切なものは何なのか…」日本中が悩み始めた時、番組が目を向けたのは「自分らしい生き方」を追い求める人々だった。超高学歴なのに「働かないで楽しく暮らす方法」を追求する人、生まれながらの性に違和感をおぼえ“本当の自分”を取り戻そうともがく人…『ザ・ノンフィクション』は、その時代時代を生きる人々の「心」を描き続けてきた。

そして、長寿番組だからこそ実現できる長期間にわたる映像記録も、『ザ・ノンフィクション』の大きな特徴である。17年にわたり、ダウン症の子供を持つ家族を記録した「ピュアにダンス」シリーズは、人間の成長と子供たちが持つ可能性を見つめ続けた。寺で共同生活をする熱血和尚と傷ついた子供たちを11年にわたり記録した「おじさん、ありがとう」は、国内外で数々の賞を受賞する感動作となった。

1000回目の放送で、最多となる36回目の<語り>を担当するのは女優・宮﨑あおい。数多くの作品に関わってきた彼女の<語り>とともに『ザ・ノンフィクション』の軌跡をたどる

【語り】 宮崎あおい

視聴者の感想や評価

今までの放送内容のダイジェストの後編ということで、私も見たことのあるVTRがいくつかあって懐かしい気持ちになりました。特に印象的だったのは、和尚さんと子供達の関わりを描いた回でした。和尚さんは亡くなってしまいましたが、闘病生活や結婚式に参加している姿は感動しました。これからもありのままの人間模様をたくさん取材してほしいと感じました

30代

放送記念スペシャルということでダイジェスト版でしたが当時の様々な社会的問題に切りこむ他番組にはない内容だったんだと感じさせられました。また、2011年3月11日の震災についても何度か番組で放映されていたことを知り家族を失った人の悲しみややるせなさを強く感じさせられました。今後も唯一無二のドキュメンタリー番組を制作してほしいです

30代

放送1000回記念でした。今までの印象に残った映像を見ました。18年に渡って取材した、兵庫県の農家の父と6人の子どもたちは、亡くなるまで、父親の仕事に対する誇りを感じました。大川小学校で被災して生きていた小学生を10年追った映像では、震災で助かった人の苦悩を知りました。生きるという事を考えさせられたドキュメントでした

60代

今回で放送1000回目を迎えるということで、ダイジェストで色々過去の放送を振り返っていましたが、半グレ集団を作った人や、歌舞伎町で救護センターを開設した玄さんなどとても懐かしかったですし意外と昔から見ていることに気付かされました。しかし一番印象に残っているのは和尚さんのドキュメンタリーです。最後のお葬式の映像には改めて感動しました

30代

ずっと好きでみていたこの番組ですが、今回は総集編でした。過去に放送した回を振り返りながら、時間の流れとともに社会の変化、生活の変化を振り返っていました。社会の片隅に埋もれそうになる人の人生に深く密着するほどで、この一見平和で順調で安全そうに見える日本社会の軋み、歪み、見て見ぬ振りをしてきた影が浮き彫りになります。時に見るのが辛くなるものもありますが、それを上回る番組の作りての熱量、登場人物たちのさらけ出す姿に惹かれてみてしまうのです。ドキュメンタリーとして優秀なこの番組が続くことを願います

40代

この日で放送が1000回になったそうです。ナレーションは1番多く担当している宮崎あおいさんでした。1000回になる中盤で忘れてはいけない大きな出来事がありました。東日本大震災です。津波に妻と息子を飲み込まれ「生きてる者で頑張るしかない」と言う父親。放射線の被害です牧場の牛を置いていかなければならなかった家族。人工呼吸器を付けないと決意したALS患者。悲しい話がフィクションならどんなに嬉しいかと思いました。

50代

番組放送1000回を記念した、ダイジェスト版の放送でした。過去に放送した内容を少しずつ見たのですが、毎週見ているため懐かしい回もあり、時の流れを感じました。一生懸命生きている人に密着し、その人の人生、想いを知り、自分の心に添えてまた日々を生きていく。そういう不思議な気持ちになる番組は他にないと思います。今後もずっと見ていきたい番組だと、改めて感じました

20代

2021年4月11日放送内容

  • 放送1000回SP~前編~

1995年10月にスタートした『ザ・ノンフィクション』は4月18日(日)の放送で1000回目を迎える。26年にわたる放送の大きな節目にあたり、2週にわたって「放送1000回SP」を放送する。時代を生きる人々のありのままの姿を届けてきた番組の歴史を振り返りながら「『ザ・ノンフィクション』は何を描いてきたのか?」を検証していく特別企画。

阪神・淡路大震災やオウム真理教で日本が激震する年に始まった番組は、今でこそ、市井の人々を取り上げる番組というイメージが強いが、1995年10月15日の記念すべき第一回放送の主人公は、野茂英雄さん。日本人メジャーリーガーの“パイオニア”となったアスリートの挑戦から『ザ・ノンフィクション』の歴史はスタートした。
折しも「平成の大不況」と呼ばれた時代。被写体は、苦しい時代を懸命に“生きる”人々へとシフトしていった。ホームレスの夫婦、うず高く積まれた段ボールをリヤカーに乗せて運ぶ人、借金にまみれて社会からドロップアウトしていく人…
そんな人々の背中を押すように、2003年に誕生したのが「生きてる。生きている。」のフレーズでおなじみの番組テーマ曲「サンサーラ」だ。

そして今回「放送1000回SP」の<語り>を担当するのは女優・宮﨑あおい。最初にこの番組のナレーションを読んだのは18歳の時。以来、最多の34回の放送を担当してきた彼女の<語り>とともに番組の軌跡をたどる…

【語り】 宮崎あおい

視聴者の感想や評価

放送開始から1000回目を迎えたそうで、過去の放送を振りかえっていましたが初回がメジャーリーグの野茂英雄さんだったのが意外でした。ドジャースで活躍されてかなりブームになりましたが、今の若い方々がどれだけ知っているのでしょうか。またオウム真理教のニュースはスタジオからお送りしていたのもびっくりしました

30代

誰かの死と引き換えになってしまう心臓移植は、人はは一人では生きていけないものだからという簡単な理屈で済ませる事は出来ないが故の本人や家族の苦しみ、葛藤は胸が痛くなりました。また臓器移植についての講演を行っていた男性の、臓器を提供したいと思う生き方をしたとの言葉にはは説得力を感じ、健康である事のありがたさを改めて思い知らされました。

40代

1000回記念ということで過去の密着VTRがたくさん出てきて、私が見たことのない古い映像のものばかりでとても興味深いものでした。ギャルや暴走族など、昔の日本を象徴するような人達や、ディレクターの乳がん闘病の記録など、この番組ならではの視点で切り取った映像の数々を見て、とても印象的でした。来週の後編もどんなVTRが流れるのか楽しみです。

30代

2021年4月04日放送内容

  • 新・上京物語 後編 ~夢と別れのスカイツリー~

春…夢と希望を抱いて故郷を旅立ち、東京を目指す若者たち。
2020年6月、製紙工場の煙突が立ち並ぶ町、北海道・苫小牧市から料理人を目指し上京した18歳の一摩(かずま)。就職先は、かつて「料理の鉄人」にも出演した洋食の巨匠・大宮勝雄シェフ(70)が経営する有名店「レストラン大宮」だ。

離婚、死別により両親がいない一摩を、我が子同然に育ててきたのが、祖父・美智男さん(63)と祖母・静子さん。美智男さんはかつて、東京の伝説的なフランス料理店で活躍してきた。修業時代に苦楽を共にしたのが大宮シェフ。かつての盟友に孫の一摩を預けることにしたのだ。

こうして東京の一流店で、料理人修業をスタートさせた一摩。憧れの大宮シェフや、厳しくも面倒見の良い先輩たちに囲まれながら、仕事を覚えようともがく日々。
しかし、初めて経験する料理人の世界、慣れない都会暮らしも加わり、次第に仕事を休みがちになっていく…そして、上京から約3カ月のある日、一摩からシェフに連絡が…「話があります」。

その頃、故郷・苫小牧では、一摩を送り出した美智男さんが、全身に転移したがんと闘っていた。医師には「余命はもって年内」と告げられていた祖父。

「一流の料理人になる」と祖父母に誓い、やってきた東京。そして、大好きな祖父。19歳になった一摩に「別れの時」が迫っていた…

【語り】 上白石萌歌

視聴者の感想や評価

上京物語の続きでした。苫小牧から料理人になるために来た一摩くんは、怒られたり、できなかったりすることで自信をなくし、追い詰められていきました。何がなんでもやるという気持ちもありませんでした。だから、3ヶ月ほどで辞めたのです。短かったですが。自分を見つめたり祖父母のことを考えたりするには良い機会だったと思います。レストランのシェフや先輩はとても残念そうだったのが印象的でした。

60代

「新・上京物語」は北海道苫小牧市から料理人になる為に上京した青年の話でした。私も北海道から上京したので、カズマの気持ちはよく分かります。でも、憧れの仕事を紹介してもらえて住むところもあって順風満帆な始まりも、料理人になりたいとは言いながら家では料理を作ったことがないと言う現実。器用には思えないカズマに先輩もイライラ。両方の気持ちが分かりました。全てお祖父さんのお膳立てがあっての東京での生活。コロナ禍で大変ではあったと思いますが、3ヶ月半で逃げ帰るとは情けないとも思いました。でも、お祖父ちゃんの最期を見送れてそれは良かったのかと思います。今年は二十歳になってるカズマ、元気かな。

50代

北海道から料理人を目指し上京した18歳の子を見ていて、慣れない環境と料理自体ほぼした事がなくて何も知らない中料理の世界に入って大変だったり孤独を感じたりしたと思うけれど、今の子は怒られたらすぐに辞めてしまうんだなと思ったし、社会を甘く見ているなと思いました。怒られて成長していくのが社会なのに、たった3ヶ月で勿体ないなと思いました

20代

東京に料理人になると言って出てきた男性が結局夢を諦めて北海道に戻ってきてしまったのが、とても残念で衝撃的な展開でした。店長からの説得が心に響いてまた一から心を入れなおして頑張るのかと思っていたら、あっさりと荷物をまとめて故郷へ帰ってしまったので、もう少し辛抱して努力したら立派な料理人になれたかもしれないのになぁ、と感じました。

30代

2021年3月28日放送内容

  • 新・上京物語 前編 ~煙突とスカイツリーと僕の夢~

春…夢と希望を抱いて故郷を旅立ち、東京を目指す若者たち。
2020年5月、新型コロナの影響でなかなか上京できない一人の青年がいた。
製紙工場の煙突が立ち並ぶ町、北海道・苫小牧市から料理人を目指し上京する、18歳の一摩(かずま)。就職先は、かつて「料理の鉄人」にも出演した洋食の巨匠・大宮勝雄シェフ(70)が経営する有名店「レストラン大宮」だ。

そんな一流の店に、料理を学んだ経験のない一摩が入れた理由…それは祖父の美智男さん(63)にあった。両親が離婚し、父とも死別した一摩は、幼い頃から祖父母に育てられてきた。祖父・美智男さんは、若い頃、東京の伝説的なフランス料理店で活躍。その美智男さんと修業時代を共にしたのが、大宮シェフだったのだ。

がんを患い、料理の世界を引退、療養生活を送っている美智男さんは、大切に育ててきた孫をかつての盟友・大宮シェフに預けることを決めたのだ。
そんな二人の思いを背負い、上京した一摩。大宮シェフや先輩たちは、温かく迎え入れてくれたものの…

生まれて初めて見る東京、初めての職場、初めての料理…何もかもが初めての新生活に、初日から完全に飲み込まれてしまった一摩は、思いも寄らぬ行動に出る…

故郷から遠く離れたスカイツリーのふもとで、夢と現実の狭間でもがく、18歳の青年の上京物語を追った…

【語り】 上白石萌歌

視聴者の感想や評価

18歳の北海道生まれの男の子が、東京の有名な洋食店で料理人になりたいという夢を持って上京したのに、わずか一日で辞めたいとぼやいている姿にはとても衝撃を受けました。マスターの強い説得でなんとか続けることを決心したようですが、これからどう心を入れ替えて頑張っていくのか、といった、彼のその後がとても気になって、来週もとても楽しみです。

30代

新・上京物語ということでしたが、ありきたりな言葉でいうと、今どきの若者だなという印象でした。新幹線に乗る所を見送っても、東京で初めての店に行くにしてもスマホでやり取りできるので昔のような悲しい別れのストーリーのような感じではありませんでした。そして職場の仲間もそこまで叱責しないのも今風だなと思いました

30代

北海道苫小牧から東京に就職で来た青年のドキュメンタリーでした。青年の祖父の友達で、料理の鉄人にも出た大宮シェフのレストランに勤めました。でも、初めての東京、一人暮らし、料理は初心者で、青年は精神的に参ってしまいます。全てを人に聞くのが一番辛いと言っていました。気持ちがわかり、かわいそうになりました。でも何とか続けて欲しいです。来週の続きも必ず見ます。

60代

2021年3月21日放送内容

  • ふたりの1年生 ~新米先生と海の向こうから来た女の子~

2019年9月、新型コロナウイルスが来る前の小学校…ピカピカの1年生の教室。 担任は、社会人になってまだ半年の新米教師、橘川先生(23歳)。 ただでさえ大変な教師1年目に担任まで…そんな新米先生のクラスの中に、授業についていけず、クラスにもなじめないひとりの女の子がいた。

中国からやってきた小さな留学生、ナイヒちゃん(6歳)。入学から半年が過ぎても、日本語が分からない…そのため、友達もできず、クラスの中で孤立していた。 「ナイヒちゃんに楽しい学校生活を送らせてあげたい…」新米先生は試行錯誤の日々。

「日本で自分の店を持ちたい」という母親と共に中国からやってきたナイヒちゃんは、忙しい母親に「甘えたい…」と涙する日も。母親も「日本語ができなく宿題もできないナイヒの姿を思い出すと泣きたくなる」と涙で語る。 2学期後半、新米先生とナイヒちゃんにとって大きな試練となる「学芸会」。

自信がなく日本語を口にするのが怖いナイヒちゃんに3つのセリフが割り当てられた。「声が出ない」ナイヒちゃんを全力でサポートする新米先生。

果たして学芸会の行方は… 心を通わせ、共に成長しようとする“ふたりの1年生”。そんな中、世界を襲った新型コロナ。学校は閉鎖されてしまう… 新米先生と海の向こうから来た小さな女の子の2年間の心の交流を見つめた…

【語り】 池田エライザ

視聴者の感想や評価

中国からやってきた女の子と初めてクラスの担任を任された教師の物語でしたが、まず学校の中に取材カメラが入ることを良く保護者が許したなと思いました。別にいじめられている訳ではないですが、子供の頃は仲間に入って行くだけでも難しいのに言葉の壁があるのは更に辛いでしょうね。しかしこれを超えればきっといい生活が待っていると思います。

30代

中国から日本に来た女の子と、初めて担任をした先生の交流のドキュメンタリーでした。母の仕事の関係で日本に来た一年生の女の子は、小学校に入学しましたが、日本語が話せず、心も閉ざしていました。学校では、休み時間も一人ぼっちです。先生は、学芸会で自信をつけさせようとしました。子どもは成功体験をすることで成長すると頑張っている姿が印象的でした。2年生になって女の子は転校しましたが、以前より明るく楽しそうでした。苦しみを乗り越えた笑顔が良かったです。

60代

薬物使用で出所した60代男性の獄中で亡くなった事を知らされた父親を探す様子は、第三者から見るとなぜと疑問に思う部分もあるが、諦めなかった事で骨を拾う事が出来て良かったと思いました。この男性の母親は父親の再婚相手であったが出て行った後も今日まで離婚せず、この男性を受け入れる姿はとても素晴らしく真似は出来ないと思いました。

40代

ナイヒさんと新米先生との触れ合いがとても感動しました。ナイヒちゃんはなかなか友達とコミュニケーションが取れなくて、一人で下校したり、自由時間に一人で居る姿はとても可哀想でしたが、学芸会で大きな声で発表したり、最後には漢字検定10級に合格したということもあり、素晴らしい成長と笑顔を見られて、とても安心しました。

30代

2021年3月14日放送内容

  • わすれない 僕らが歩んだ震災の10年<後編>

東日本大震災から丸10年。
あの日に起きたこと、人々を襲った悲しみと苦しみ、失ったものを、「忘れてはいけない」という思いで追い続けているドキュメンタリーシリーズ「わすれない」。今回つづるのは、家族や仲間、故郷を失った少年と少女が歩んできた10年。先週に続く<後編>をお送りする。

「もう取材はこれで…」そう口を開いたのは、石巻・大川小の「てっちゃん」、21歳になった只野哲也さん。全校児童の約7割、74人の幼い命が津波で犠牲になった大川小学校で、多くの仲間と最愛の母・妹・祖父を失いながら奇跡的に助かった彼の10年…向けられるたくさんのカメラとマイク。人々に注目され続け、一挙手一投足までをメディアに取り上げられる日々。そんな哲也は今、苦しみの中にいる。明かされたのは、警察官になるという目標を失い、大学も中退したという事実…
私たちは、そんな彼が歩み、背負ってきた10年を巡る“旅”に出る。そして、初めて語ってくれたのは「このままだと生きているようで生きていないような…」という苦悩だった。

「これからは、誰かのためじゃなく自分のために時間を使いたい。だからもう取材はこれで…」打ち明けてくれた彼の本心。その言葉をあとに、私たちは哲也のもとを離れた。
あれから10年の3月11日をてっちゃんは、どんな気持ちで迎えたのか…

【語り】 薬師丸ひろ子

視聴者の感想や評価

震災で大勢の人が亡くなった大川小学校の児童で、助かった男子を追いました。世間の人に知ってもらいたいとマスコミの取材に何度も答えてきましたが、ずいぶん辛いこともあったようです。印象に残ったのは、校舎を残して欲しいと自分の思いを言えたことです。でもそのあと、亡くなった友達の母が、校舎を見たくないと言うのを聞いて、気分が悪くなりました。いつも狭間にいて大変だったと思いました。インタビューは今回で最後と言った気持ちもわかりました

60代

この男の子が小学生の時からこのノンフィクションを見ていますが、今回でこの男の子が出るのが最後と言うのは寂しい気持ちですがこの10年で色々な葛藤があったんだろうなと思いました。お葬式に週何回も行ったと言う言葉には本当に胸が締め付けられました。あんなに幼い子供ながらにも心に傷が付かないようにと自分をコントロールしていたなんて言葉になりませんでした。

30代

2021年3月07日放送内容

  • わすれない 僕らが歩んだ震災の10年<前編>

東日本大震災からまもなく10年。
あの日に起きたこと、人々を襲った悲しみ、苦しみ、失ったものを「忘れてはいけない」…そんな思いから、フジテレビでは「わすれない」と冠したドキュメンタリーを、被災者のその後や津波の検証など20本以上放送してきた。
今回は、宮城と福島で、家族や仲間、故郷を失った2人の少年と少女が歩んできた10年を、2週にわたりつづる…

「もう取材はこれで…」そう口を開いたのは、石巻・大川小の「てっちゃん」、只野哲也さん。21歳になった哲也は、目標を失って大学も中退、一人悩んでいた。
全校児童の約7割、74人の幼い命が津波で犠牲になった大川小学校。多くの仲間と最愛の母・妹・祖父を失いながら生き残った哲也は、以来「奇跡の子」として多くのメディアに取り上げられ続けた。
今回、10年の歩みを振り返る“旅”で、初めて明かしてくれた本当の思いとは…

もう一人は、あの日、卒業式を間近に控えていた小学6年生の島絵理奈さん。友達にサヨナラも言えないまま始まった避難生活。放射能から逃れ、福島と埼玉で引越しを繰り返す絵理奈。一時帰宅で目の当たりにした変わり果てた故郷。雑草に覆われ朽ちた家を見て絵理奈は言葉を失う。「もう帰れない」そう思わずにはいられない現実…
22歳になった絵理奈が案内してくれたのは、大好きな故郷の思い出の地、そして彼女自身も心を揺さぶられた場所。そこで語ってくれた「10年」の思いとは…

【語り】 薬師丸ひろ子

視聴者の感想や評価

もう間もなく10年が経ちますが、当時取材していた子どもたちの過程と今の様子が同時にみられる貴重な映像でした。男の子の方は母親、祖母、妹を同時に亡くしてそれでも気丈に振る舞っていたのが印象的でした。ランドセルに入っていた震災一週間前に撮った写真のクラスメイトの半数が居なくなったと言っていてとても辛いでしょうね

30代

震災から10年に及ぶ取材でした。大川小学校で助かった哲也さんは、無理をしていたことを語っていました。南相馬の絵理奈さんは、原発のため、二本松や埼玉に9回も引っ越しました。故郷には入れるようになりましたが、家族は住んでいません。10年を振り返って、町のみんながそうしたので仕方がない。多くの人と会えたことが良かったと前向きに話していたのが印象的でした。強いなと思いました

60代

わずか小学生で東日本大震災の被害に合い、子供なからに訴えようとしていた行動を悪く言われた事で、二重三重の被害に合いながらも行動を止めなかった事は凄いと思い、頭が下がりました。またこの男の子の父親が母親、妹、祖父の葬儀まで悲しくて泣く感情が解らなかったと言った事や男の子本人が、同時を振り返り子供でなかったと言った事が、深く胸に刺さりました。

40代

2021年2月28日放送内容

  • 声優になりたくて ~カナコとせろりの上京物語~

今、子供たちの憧れの職業となっている「声優」。『鬼滅の刃』の大ヒットもあり、その人気に拍車がかかる中、多くの若者たちがプロの声優を目指し、養成所や専門学校へ通い「輝ける未来」を目指す日々を送っている…

30歳になったことを機に、会社を辞め、大阪から上京したカナコさん(30)は、大手声優養成所の研修生。東京での生活は失業保険を頼りに友人とルームシェアをしながら夢を追っている。まずは最初の関門。約200人から15人に絞り込まれる選抜試験に勝ち残ることを目指すのだが…

同じ研修生のせろ里さん(22)もプロの声優になりたい一人。去年の春、大学を卒業し、内定していた就職先を蹴って鹿児島県から上京。声優の卵たちが集まる「声優シェアハウス」に暮らすのだが、現実は厳しく、昼夜3つのアルバイトを掛け持ちながら、カラオケボックスで発声練習に励む日々…

そんな2人に立ちはだかる最初の壁、入所して3カ月後の選抜試験。果たして2人は生き残ることができるのか…夢を追う2人の女性の上京物語を見つめた…

【語り】 福田麻貴(3時のヒロイン)

視聴者の感想や評価

今回は声優を目指す人の特集でしたが、30歳という年齢もそうですが一緒にフリーターでやってきた仲間が夢を捨て就職したりでいろんな葛藤が見られました。せっかく発声練習ができるということでシェアハウスに来たのに、交流もなく近所迷惑だから練習はやめてくださいと言われていてかわいそうでした。しかし彼女なりにオーディションにも受かっている実力はあるようなので今後も頑張って欲しものです

30代

声優になることの難しさを凄く感じましたね。あれだけ頑張っていても試験に突破することがない厳しい世界です。途中で寝てしまい最後のほうは見ることが出来なかったのですが、果たして声優になったのでしょうか。かなこさんでしたっけ、30歳からの挑戦は凄く素敵だなと思いました。応援してあげたいですね。せろりさんって本名なのがびっくりです。

30代

声優を目指して頑張る2人の女性のドキュメントでした。せろりさんは、アルバイトをしながら養成所に通い、ついに選抜試験に合格しました。200人から15人しか選ばれません。でもこれからさらに競争が厳しくなります。カナコさんは、仕事を辞めて声優を目指す30歳の人です。選抜試験に落ち、オーディションもことごとく落ち、仲間がやめても、あきらめません。すごい精神力です。いつか夢が叶うと良いです

60代

声優を目指す二人の女性にスポットライトを当てていたところがとても魅力的でした。声優なら誰でもなれる、という世の中の考え方に鋭くつっこんだ話には納得してしまいました。最終的にはラジオドラマの少女役という、ギャラもないお仕事ですが、決まって母親に報告している姿がとても可愛らしく、また輝いて見えたのがとても良かったです

30代

2021年2月21日放送内容

  • ボクらの丁稚物語 ~泣き虫同期 4年の記録~ 後編

入社すれば、ケータイも恋愛も、酒もタバコも禁止。さらに男女の区別なく、みんな丸刈り…一流の家具職人を目指し、住み込みでの修行生活。神奈川・横浜市にある家具製作会社「秋山木工」は、令和となった今でも、いわゆる「丁稚制度」を続けている会社だ。 2017年の春。私たちは、自ら「丁稚」の世界に飛び込む4人の若者と出会った… 京都大学に在学中に引きこもりになった内藤くん(23)は、自分を変えるために大学を

中退し、秋山木工の門を叩く。久保田くん(18)は、技と心を磨き一流の職人となるためにやって来た。初めて作る家具は、女手一つで自分を育ててくれた母親にプレゼントしたいと語る。茨城県から来た佐藤くん(17)は、糖尿病を抱えながら職人を目指す。加藤くん(22)は、京都で8代続く造園会社の後継ぎ。職人たちを率いるリーダーとなるべく、人間性を磨きにここへ来た。 入社して1年半、また一人、秋山木工を去ってい

く丁稚が…年下ながらリーダー格だった久保田くんだった。手作り家具の将来に不安を感じたのだ。 残された3人は「手作りの技」の誇りをかけて、新たな挑戦を始める。若手職人の日本一を決める技能五輪全国大会への挑戦。ただし、23歳以下という年齢制限のため、出場できるのは佐藤くんだけ。持病を抱える佐藤くんが、3人の代表として大会に挑むのだが… 一流の家具職人を目指し、丁稚の道を選んだ若者たちの4年間を追った。

【語り】 川栄李奈

視聴者の感想や評価

丁稚制度の秋山木工の4人の若者がその後どうなったら気になっていました。リーダー格の久保田さんは、全て手作りのやり方に疑問を持ち、辞めて、家具を取り付ける仕事をしていました。残りの3人は頑張っていました。昨年の技能五輪全国大会に、糖尿病を抱える修悟さんが出場しました。毎日注射をして、倒れる心配をしながらも頑張る姿が印象的でした。入賞できませんでしたが、次につながる結果だと思いました。3人は最後まで頑張ってほしいと思いました。

60代

見習い1年、丁稚4年、職人と段階がある家具職人への道。丁稚とは昔のドラマで見たことがあります。丁稚奉公、親にお金が支払われて本人には衣食住だけで仕事をする感じだったと思いますが、現代の丁稚には給料が支払われるそうです。でも、男女問わず坊主頭なのは如何なものかと思います。モノを作る仕事は徒弟制度なイメージがあって、秋山木工さんも給料は出てもやり方は徒弟制度なのかもしれません。手作り家具は素晴らしいけれど、きっとお高くて庶民には手が出ないと思います。道は幾らでもあります。丁稚じゃなくても良いと思います。

50代

秋山木工の丁稚奉公の後半戦でしたが、辞めて行って久保田くんは脱落したわけではなく、技術者としてもっと他の可能性も見つけ出したいのかなと思いました。1型糖尿病と戦いながら技能五輪に挑んだ佐藤くんは家族思いでとても暖かい子だと思いました。是非一人前になって日本を代表する職人になって欲しいと思いました。

30代

修行を続ける2017年組の3人を追った続編で、とても面白かったです。技能五輪ではメダル獲得には至りませんでしたが、作品展でそれぞれがしっかりと身につけた技能を発揮して両親に作品を見せている姿はとてもかっこよかったです。低血糖になりながらも一生懸命家具を作っている姿を見て、これからもまだまだ伸びしろがあると思うので、諦めずに頑張ってほしいと思いました。

30代


2021年2月14日放送内容

  • ボクらの丁稚物語~泣き虫同期 4年の記録~前編

入社すれば、ケータイも恋愛も、酒もタバコも禁止。さらに男女の区別なく、みんな丸刈り…一流の家具職人を目指し、住み込みでの修行生活。神奈川・横浜市にある家具製作会社「秋山木工」は、令和となった今でも、いわゆる「丁稚制度」を続けている会社だ。

2017年の春。私たちは、自ら「丁稚」の世界に飛び込む4人の若者と出会った…彼らにはそれぞれ「ここで修行する理由」がある。
京都大学に在学中に引きこもりになった内藤くん(23)は、自分を変えるために大学を中退し、秋山木工の門を叩く。久保田くん(18)は、技と心を磨き一流の職人となるためにやって来た。初めて作る家具は、女手一つで自分を育ててくれた母親にプレゼントしたいと語る。茨城県から来た佐藤くん(17)は、糖尿病を抱えながら職人を目指す。加藤くん(22)は、京都で8代続く造園会社の後継ぎ。職人たちを率いるリーダーとなるべく、人間性を磨きにここへ来た。

彼らを待ち受ける5年間の修行生活。入社初日から、社長に怒鳴られ、厳しい職人の世界を目の当たりにし、家族から送られて来た手紙に涙する…時にぶつかり合う、年齢も境遇も異なる同期の4人。「本当に職人になれるのか」「この世界でやっていけるのか」…悩んだ末に、会社を去っていく者も…
一流の家具職人を目指し、丁稚の道を選んだ若者たちの4年間を追った

【語り】 川栄李奈

視聴者の感想や評価

今ドキになかなか珍しい、怒って叱って伸ばすという方針を貫く会社に入ってきた人達の頑張る姿がとてもかっこよかったです。涙を流しながら家族からの手紙を読んだり、心得30箇条を大きな声で言っている姿がとても印象的でした。5人の新入生が一人減ってしまったり、後輩の指導が上手くいかなくて一生懸命話し合っていたりするシーンでは私も応援したくなってしまいました。

30代

横浜の秋山木工での新入社員の4年間の記録でした。今日は前半です。ここは、丁稚制度を続けています。見習い、丁稚、職人となっていくのです。2017年に入った4人は、年齢も経歴もさまざまでした。なかなか考えも気持ちも合いません。リーダー的な人は、将来の展望が見えないと辞めてしまいました。手作りの家具職人の技はすごいと思います。どうやって残すのかも考えさせられました。

60代


2021年2月07日放送内容

  • 私が踊り続けるわけ ~53歳のストリッパー物語~

男たちの“秘密の楽園”…とは、昔の話。いまや客席に若い女性たちの姿も目立つ「ストリップ劇場」。そのステージに立つ、国内最高齢といわれるレジェンドがいる…

星愛美、53歳。年間を通して全国のストリップ劇場を巡業しているストリッパーの中で、日本では最高齢といわれる。彼女のステージは、若い踊り子も圧倒されるほどエネルギッシュで、迫力に満ちている。普通なら、引退しているはずの年齢である彼女は、なぜステージに立ち続けるのか…

10代で落ちこぼれ、社会に反発していた少女はやがて、AV女優、ストリッパー、ホステスなどの職業を転々とするうちに、がんを患い7年もの闘病生活。再び働ける体になった時に、再び選んだ仕事がストリッパーの道だった。

そんな彼女が魂を込めたステージは男性だけでなく、若い女性をも魅了する。見ていると「幸せになる」…いつしか、愛美が出演する全国のストリップ劇場を追いかけ愛美をサポートする「星組」というファンのグループもできた。
愛美は、ファンのためにステージに立ち続けたいとは思うものの、年齢による衰えや股関節の激痛、新型コロナへの恐怖などで限界を感じ、引退すべきか苦悩する。しかし、それでも愛美には、ストリッパーを辞めない深いわけがあった…

【語り】 本仮屋ユイカ

視聴者の感想や評価

ストリッパーの星さんと私は同年代です。私も芸能界を目指していたので知り合いかとも思いましたが、知り合いではありませんでした。西新宿にOS劇場と言うヌードを見せる劇場があり、よくその前を通っていたのでストリップと言う芸に興味がありました。体の具合も良く無く、若いとも言えない現役のストリッパーも凄いけど、巡業について行く男性ファンも凄いと思います。エロと言うより、星さんの芸とソウルのファンですものね。体を労って現役を続けて欲しいです。

50代

星愛美さんが色々なファンや後輩との関わりの中で54歳になった今でもストリッパーを続けていることがわかりました。とにかく誠実に仕事に向き合い周りの人を大切に思うからこそ辞めずに、自分の健康が不安になっても続けているその結果や周りの人たちに与えている希望などを感じ、涙が出ました。

辞めることをいつも考えながら続けられていることに、共感するとともに尊敬の念を感じました。とてもカッコよかったです。こんな歳の取り方、ご本人は辛いこともたくさんあると存じますが、とても素敵です。女性の生き方も多種多様ですが、仕事の中身ではなく、周りの人たちの幸せに寄与できるお仕事ができる星さんは本当のプロだと感動しました。

40代

53歳で子宮がんの経験をしながらも、現役でストリッパーとして頑張る女性に密着していて、とても印象的でした。股関節の痛みに耐えながら、一生懸命踊る姿はとても感動しました。熱烈なファンによる愛情や、女性ファンの涙にはビックリしましたが、きっと彼女から溢れる熱い思いや情熱を感じ取っているのだろうと思いました。波乱万丈の人生を歩んでいますが、これからも病気と上手く付き合いながら頑張ってほしいと思いました。

30代


2021年1月24日放送内容

  • 母さん、もう一度 闘うよ ~高校中退…息子たちの再起~

順風満帆だった歩みから一転、大きな挫折を味わい、高校を中退した若者たちが集まる場所がある… 18歳の恭平は、幼い頃から野球一筋、プロ野球選手になることを夢見てきた。高校は甲子園に出るため他県の強豪校に進学。両親も息子の夢が現実になると信じていた。

しかし待っていたのは部内の陰湿な“いじめ”。恭平は退部に追い込まれ、結局、高校も中退。人生の目標を見失ってしまう… そんな恭平のために、母が毎朝5時から握るのは、特大おにぎり。高校を中退した恭平には今、毎朝、通う場所があるのだ… 「もう一度、野球がやりたい」「野球で夢をかなえたい」様々な事情で一度は夢破れた者たちばかりが集う野球チーム「BBCスカイホークス」。ここは、大好きな野球を楽しむ場所ではない。再び「野球」を通じて、自らの人生を切り拓くために闘う場所なのだ。プロ野球選手を目指す恭平の闘いが、再び始まる…

2020年、新チームのキャプテンに任命されたのは、群馬からやってきた17歳の成覇(じょうは)。彼もこのチームで再起を目指す一人だ。 甲子園を目指す強豪校でレギュラーになりながらも、校内でトラブルを起こし、高校中退を余儀なくされた。成覇の目標は、通信制で高卒資格を取り、大学で野球を続けること。 思いもよらぬ大きな挫折で夢破れた若者たち…その時、親はどうするのか。再び「野球」に打ち込み、人生を切り拓こうとする若者と家族の1年を追った…

【語り】 松本穂香

視聴者の感想や評価

さまざまな事情で高校を中退したけれど、プロ野球を目指している人がたくさんいることを知りました。一度道を外れてしまうと、なかなか道は開けません。ものすごい努力が必要です。取材した人たちは、挫けそうになりながらも頑張っていました。プロテストを受けたり、大学に進学したり、違う野球団に所属したり、みんな夢を諦めていませんでした。ぜひ応援したいと思いました。子どもを信じている家族にも感動しました。

60代

高卒で野球に打ち込む少年のまっすぐな心に感動しました。成覇の最初の頃の勉強は嫌いで寝ている姿はとても残念だなと感じましたが、キャプテンに任命されてから、人が変わったように後輩に注意したり、気にかけたりする姿を見て、かっこいいなぁと感じました。コロナの影響で進学が難しくなって、どうなるかと思いましたが、なんとか合格できたようでホッとしました。

30代


2021年1月17日放送内容

  • シフォンケーキを売る ふたり ~リヤカーを引く夫と妻の10年~

都心から電車で1時間…東京・青梅にリヤカーでシフォンケーキを売る風変わりな夫婦がいる。久保田哲さん(49)と妻のかおりさん(44)。 哲さんが引くリヤカーは、ルートは決まっておらず、まさに神出鬼没。「幻のケーキ屋」とも呼ばれ、SNSでも話題の人気店だ。

夫婦がケーキ店を始めるまでの経緯も風変わりだった。IT企業に勤める上司と部下だった2人が結婚したのは16年前。幸せで、平穏な日々…そんな生活に異変が起きたのは、夫婦になって5年後のこと。会社の人間関係に悩んだ哲さんが、うつ病になったのだ。休職、そして退職…それまでの順風満帆な夫婦の生活は一変した。

絶望の中で出会ったのが、かおりさんの母が焼いたシフォンケーキ。そのおいしさに、哲さんは「これを売って生きていこう」と決意。リヤカーを選んだのは、歩くことが病気の回復に繋がること、人に会うことがつらくなったら逃げられる…というのが理由だった。

夫婦でケーキを焼き、売り始めて10年、おいしいと評判のケーキと穏やかな人柄で人気になった店を、試練が襲う。新型コロナウイルスによる影響で、人々は外出を控え、活気が失われていく町…このままでは、ケーキ店を続けることができなくなってしまう。この困難を乗り越えるために、夫婦が動き出す…

【語り】 池脇千鶴

視聴者の感想や評価

カランコロンと、カウベルを鳴らしながらシフォンケーキを夫婦二人三脚で売っているところを見て、とても仲良し夫婦で羨ましいなと感じました。旦那さんがうつ病になってしまったということで、人との付き合いに疲れたと愚痴をこぼしながらも、買ってくれるお客様には笑顔で感謝の言葉を言っているところを見て、これからも頑張って売り続けて欲しいと感じました。

30代

バリバリの会社員、憧れの上司と結婚したのにうつ病になってしまい退社。今ではシフォンケーキのネット通販と行商で生計を立てている夫婦のノンフィクションでした。リヤカーを引いて山道を行商するご主人。声をかけて1つ500円のシフォンケーキを買うお客さん。私ならチョコかアールグレイがいいなと思いながら色いろと心配になりました。奥さんは頑張るご主人がまたうつ病にならないか心配し、この先のことを心配する。病気の人より支える方が潰れないか心配です。

50代

結婚した当初とは違う生活を送らざる終えなくなってしまったご夫婦の姿に幸せな生活とは何ぞや?と問いかけられているような気持ちになりました。

出世や仕事が起動に乗っているなどの生活がいわゆる豊かな生活だということではない!目の前にいる人に対して気持ちが向けられるか、気持ちを寄せてもらえることの幸せさをご夫婦を通し、再確認したように思えました。

40代

東京の青梅市に、シフォンケーキを作って売っている夫婦がいます。妻は、家でケーキを焼き、夫は、リアカーで売りに行きます。途中で売り切れると妻が車でケーキを届けます。夫は、奥多摩や池袋までも、何時間もかけて歩いていき、帰りは妻が迎えに行きます。

こだわりがあるなと思ったら、夫は、うつ病を患い会社を辞めて、やっとこの仕事を始めたそうです。無理をせずに、自分のやりたいことをしているのです。それでも、多くの人に喜んでもらおうと、知らず知らずに無理をして、体調を崩すようです。生きる意味を考えながら、懸命に生きている夫婦がまぶしく見えました

60代

シフォンケーキの移動販売というだけで珍しかったですが、それを運ぶ台車も趣があって良かったです。一見シフォンケーキを売っているとは分からないですが、常連さんの話を聞いていると相当美味しいようですね。「知る人ぞ知る」と言った感じでしょうか。最後、全て完売した所で丁度ビールが登場してきたのが感動的でした。体に気を付けてこれからも頑張って欲しいものです。

30代


2020年12月27日放送内容

  • 民放連賞・テレビ教養番組 最優秀賞「おじさん、ありがとう」~熱血和尚が遺したもの~

2019年6月に「ザ・ノンフィクション」で放送され、民放連賞・テレビ教養部門の最優秀賞、ATP賞グランプリ、ニューヨークフェスティバル2020 ドキュメンタリー宗教/哲学部門・銀賞など国内外で数々の受賞をした作品と「その後」の最新映像をお届けする。

愛知県・岡崎市の山の中に、小さな寺がある。そこはかつて「平成の駆け込み寺」と呼ばれ、非行や虐待、いじめ、薬物依存など、様々な理由から親元で暮らせなくなった子供たちの「居場所」だった。 その寺で壮絶な思春期を過ごしたショウとタクマ。非行グループに属していたショウは、バイクの窃盗を繰り返し、13歳にして少年鑑別所に送致される寸前だった。兄貴分のタクマもまた「九州の中学生ヤクザ」と異名を取るほどのワル。

二人の出会いは11年前、寺の住職である廣中邦充さんの元にショウが預けられた日にさかのぼる。 廣中さんは20年にわたり、問題を抱える子供たちを無償で預かり、更生に導いてきた。子供たちからは「おじさん」と呼ばれ、第二の父親のような存在だ。おじさんや仲間たちから温かく迎えられ、ショウは少しずつ落ち着きを取り戻していくが、ある日、事件が起きる…

一方、子供たちの精神的な支えであった廣中さんは、ステージ4の肺がんに侵され、その後、脳転移が発覚する… ショウとタクマ、そして熱血和尚と悩める子供たちの心の触れ合いを見つめ続けた、11年間の映像記録。

【語り】 森川葵

視聴者の感想や評価

世の中には本当に神様のような人がいるのだなあと思いました。真の愛情を注がれた人はそれを次の人にまた与えようとすることがわかり、こんな風に少しずつでも世の中が変わればいいなと感じました。コロナ禍でいい話がほとんどない中だからこそ、今回のように将来に希望を抱かせてくれるような話題をもっともっと提供してほしいものです。本当に貴重な番組だと思います。

60代

おじさん、ありがとうの回の再放送と、最新の子供達の様子が放送されて、感動しました。タクマが今はとてもたくましい一人の男性となって、子供を一人でも助けたいとテレビに語っている姿がとても凛々しくて素敵でした。また、子供を連れてお寺に訪れた女性が「いつでも大丈夫だって言っている気がする」とおじさんの遺影に向かって話している姿に涙しました。

30代

第36回ATP賞テレビグランプリ授賞式グランプリ受賞のお寺の住職、和尚さんの再放送でしたが、このシリーズはずっと昔から見て来たので感慨深かったです。ミズキさんのバージンロードを車椅子なしで歩く姿に感動しました。最期、危篤の中駆け付けてくれた子どもたちの愛に看取られながら旅立って行けたのはこれまで沢山の愛で育ててきたその功徳なのではないでしょうか。

30代


2020年12月20日放送内容

  • 母さん ごめん ダメ息子の涙 ~六本木キャバクラボーイ物語~

夜の六本木で、彼に出会ったのは2年前…この街でキャバクラのボーイをするゆうせい(26歳)は、アルバイトの身にも関わらず、仕事中に酒を飲むなど好き放題。遅刻や給料の前借りも当たり前。いきあたりばったりのその日暮らしを続けていた。 大学卒業後に就職した大手企業をわずか3日で辞めてからは、定職に就く気もなく、無計画に生きるゆうせい。愛想をつかした母親から実家の鍵を取り上げられていた。

家を借りる金もないゆうせいは、女性の家に転がり込み、家賃や生活費も全て女性持ちという居候生活。今夜の食事ももちろん彼女のおごりである。かつて、ゆうせいは将来有望な野球少年で、甲子園常連の強豪校に入るなど、プロ野球選手を目指していた。それを一番近くで支えて来たのが母親だった。幼い頃から一人息子の夢を一緒になって応援して来た母…それが今や、金のないゆうせいが頼るのは、母親に持たされた家族カード。

支払いが母親なのをいいことに、ゆうせいはクレジットカードも使い放題。洋服を買い、温泉宿に旅行に行ってしまう。ある日、実家宛てに送った買い物を引き取りにゆうせいは実家に向かう。鍵がないので、開いている窓から忍び込むゆうせい。そして、鉢合わせた母の怒りが爆発する…息子の自立を願う母親と「親の心子知らず」でその日暮らしの生活を続ける息子。母と子の関係に変化は訪れるのか…これは、ある母と“ダメ息子”の3年にわたる記録である…

【語り】 仲里依紗

視聴者の感想や評価

キャバクラのボーイとして働いている男性のだらしない金銭感覚や、実家の窓から侵入する姿にはとても驚きました。とてもボーイとしては信じられないような行動をしているにもかかわらず、店の女の子に厳しく接している姿はかっこよかったです。クレジットカードを止められてしまって、2万円を持って実家に帰って、母親に料理を振舞うシーンでは親子の絆を感じることが出来て良かったです

30代

「ダメ息子」としてキャバクラのボーイの子を密着していましたが、親のクレジットカードから買い物をして且つ着払いにもしていて、母親も本人不在として断れば良いのにと思ってしまいました。その後クレジットカードも解約していましたが、そしたら自分が困らないのでしょうか。しかしさらっと手料理をこなしてしまったりする息子を見ると、なんだか、「ダメ息子」だとは言い切れませんね。

30代


2020年12月13日放送内容

  • 悪ガキと ひとつ屋根の下で ~夢の力を信じた10年の物語~

東京・足立区の借家。そこでは4人家族と共に、血の繋がらない4人の男たちが共同生活をしている。彼らは、家庭や学校で問題を起こし、この家で生活するようになった。そんな彼らの“父親代わり”をしているのは“会長”こと古川誠一(52歳)。自らジムを運営し、格闘家を育てるトレーナーとして評判が高い古川会長は、彼らを毎日、自らの格闘技ジムに通わせている。精神を鍛え直し、強い人間に育てているのだ。

今、古川会長のジムは、子育てに行き詰まった親たちからの“駆け込み寺”になっている。 曽祖母に暴力をふるい、会長に引き取られた小学4年生のユウセイ。このままでは、暴力で問題を解決するような人間になりかねない。会長はユウセイに愛情と厳しさを持って、鍛え直すことにする。小学5年生のコジロウは、家族に暴力をふるい警察を呼ばれる騒動に。苦悩する母親を救ったのが古川会長だった。コジロウを自宅で引き取ることにしたのだ。

そんな中、10年前から古川会長の自宅で共同生活を送る、かつての“悪ガキ”・中野滉太が格闘技の世界で成長を遂げ、初のタイトルマッチが決定する。「チャンピオンになって会長に恩返ししたい」と語っていた滉太だったが…試合前日、“事件”が起きる。滉太が病院に担ぎ込まれてしまったのだ… 子供たちの力を信じる古川会長とひとつ屋根の下で暮らす“悪ガキ”たち。これは彼らの奮闘と成長を追った10年の記録である。

【語り】 芳根京子

視聴者の感想や評価

人が生きて行くには何らかの壁にぶつかるものだが、そこから抜け出す事が難しい人の受け皿となっているこのような施設を立ち上げた夫婦の入居者への思いは並み並みならないものである事が伝わって来ました。また主に取り上げられていた男性の話を聞いている時に上半身を動かしている落ち着きのない姿勢がとても気になりました。

40代

古川会長は個人でありながら、暴力を振るったり問題がある子供たちを預かって大人になるまで育て上げていて中々できる事ではないと思いますし、それを支える奥さんも素晴らしいですね。しかし資金などはどうしているのでしょうか。子ども一人育てるだけでも相当なお金がかかるはずのでその点が気になりました。是非、立派な大人になって恩返しして欲しいものです。

30代

やんちゃで施設行き寸前の子供達をあずかる格闘技のジムの話でした。二十歳を過ぎてK-1のチャンピオンを輩出している足立区のジムでは、子供に手を焼く親が相談に来るそうです。チャンピオン達も元はやんちゃ過ぎた少年でした。2LDKの家で少年達を預かる会長も凄いとは思いますが、やっぱり大変なのは会長の奥さんとお子さんだと思います。戸塚ヨットスクールとは違うけど、似て非なると言う感じもしました。

50代

格闘技のジムを経営しながら、暴力的な子供を更正するために預かる男性の飴とムチを上手に使いわける姿勢、真摯に保護者や本人と向き合う姿勢は人情と強い本気度を感じました。10年以上一緒に住み世界チャンピオンになった男性は、元々体力と闘争心を持っていたからこそだとと思いますが、この会長である男性の実力と奥さんの支えの結果であり、凄いと思いました。

40代


2020年12月06日放送内容

  • ボクのおうちに来ませんか ~モバイルハウスで見る夢~

「モバイルハウス」と呼ばれる「移動する家」に住む若者が増えている。 赤井成彰さん(31)もそのひとり。小型トラックの荷台に、約80万円で小さな家を作り、そこを自宅にしている。暑い夏は北海道で暮らし、寒くなったら暖かい場所へ… 北海道大学を卒業し、大手企業で働いていた赤井さんは今、住所にも、家賃にも縛られず、自分なりの「幸せな生き方」を模索している。 最近は、神奈川県・相模原市の山の中で暮らす赤井さん。野菜を作り、川での水浴びがお風呂替わりだ。そんな生活には“相棒”がいる。

漫画家の小栗千隼(ちはや)さん(28)。彼の家は、リヤカーの荷台に木の箱を取り付けた、製作費10万円の「モバイルハウス」…寝返りをうつのも難しいこの家で、日々暮らしている。 そんな小栗さんには、付き合って2年の恋人がいる。「現実的なタイプ」と語る彼女は最近、都内にマンションを購入。マイホームを手に入れた彼女は、二人の将来について、不安を抱えている。

そんな中、リヤカーハウスで暮らす小栗さんは、雨に濡れず、寒さも感じない彼女のマンションに居心地の良さを感じ、いつしか入り浸るように。赤井さんはひとり、山の中で寂しさを感じていた… 幸せな生き方とは何か。快適な暮らしとは何か。それを探し求める若者たちを追った…

【語り】 多部未華子

視聴者の感想や評価

モバイルハウスに住んでいる男性2人に密着しており、私には考えられない生活を普通にしている姿にとても驚きました。川で身体の汚れを取る姿や、狭すぎる空間で寝ている姿など、疲れが溜まりそうですが、どちらの男性も笑顔でとても楽しそうに日々を過ごしている姿がとても印象的でした。彼女に自分のモバイルハウスを見てもらって自慢気に良さを語っているところがとてもかっこよく見えました。

30代

車に家を搭載しているので家賃はかからないそうですが、「固定費をかけずに倹約に生きる」というよりは、「世間から離れて好きなペースで仕事がしたい」というように見受けられました。実家は普通に裕福でしかも絶縁された訳でもなさそうですし。
結婚を考えている彼女はマンションを購入しているし、夢を取るか彼女の幸せを取るかの問題でしょうね

30代

お金持ちのボンボンが何をやっているのかなと思いました。冒険家とか確固たる目標額無いように思えました。自分でもそう思っている人のが分かっているから彼女にプロポーズが出来ないんでしょうね。暖かくて居心地の良いところで暮らしたいと思うのは普通です。彼は周囲の人に恵まれていますね。これは育ちの良いボンボンの特徴かもしれません。

50代


2020年11月29日放送内容

  • おかえり お母さん ~その後の「ぼけますから、よろしくお願いします。」~

2018年に公開されたドキュメンタリー映画「ぼけますから、よろしくお願いします。」 認知症の母と老老介護する父の暮らしを、映像作家の「私」が撮った作品は「まるで自分の親を見ているようだ」と人々の共感を呼び、全国で18万人以上を動員。異例の大ヒットとなった。

今回お送りするのは、映画の「その後」の物語である。 広島県呉市で暮らす90代の両親と、東京で働くひとり娘の「私」(監督・信友直子)。映画の完成後も「私」は両親を撮り続けた。

異変が起きたのは2018年10月。母が脳梗塞で倒れたのだ。幸い一命はとりとめたが左半身に麻痺が残った。母は「家へ帰りたい」とリハビリを始め、父は毎日面会に行って励ました。そして父は、いつ母が家に帰ってもいいようにと98歳で筋トレを始める。

ところが、母は歩けるまでに回復したものの、新たな脳梗塞が見つかり全身麻痺に。それを聞いて寝込んでしまう父。「私」は、一度でいいから母を家に帰してあげたいと「ある秘策」を考える。

2020年3月。コロナ禍で仕事がなくなり、実家に帰った「私」。そして、ゆっくりお別れできる時期を見計らったかのように、母の病状は少しずつ悪くなってゆく… 60年以上連れ添った父と母が、人生の最後の日々をどう生き、別れ、残された父がそこからどう立ち上がってゆくのか…これは私的な看取りの記録だが、誰もが自分や自分の親の姿を重ね、感じてもらえる物語である…

【語り】 信友直子

視聴者の感想や評価

前に放送した老々介護の夫婦に密着していた回の続編として放送しており、最後はお母さんが亡くなってしまいましたが、それまでの色々な出来事に密着しており、大変さや優しさ、夫婦の愛の強さなどを感じることが出来て、感動しました。病院でお父さんの手をしっかり握って寂しがる姿や、お父さんは一生懸命一人暮らしをしながら、片道1時間以上かけて病院へ通っている姿など、とても印象に残るものでした。

30代

「私」目線でおじいさんとおばあさんを「父」と「母」と表現していたのがとても斬新でしたし、視聴者を違うアングルで見させることに成功していたと思います。残念ながらご逝去されましたが、病室に駆け付けられて良かったです。しかし100歳とは思えないほどお元気で、ハンバーグをたいらげていて驚きました。これからもお元気でいて欲しいです。

30代

90代の両親と娘の私は、私の30年後かもしれないと、他人事のようには思えず、じっくり見ました。東京で両親と離れて働く彼女のように、私も1人っ子で私が海外に嫁いだため、両親に何かあったからと言って、すぐに帰れる環境にありません。なので、この番組のようなことが私の家族にも起きたら、と想像すると恐ろしいような気持ちで拝聴しました。

30代


2020年11月22日放送内容

私、生きてもいいですか ~心臓移植を待つ夫婦の1000日~ 後編

体に機械を埋め込みながら、心臓を待ち続ける人々がいる…血液を送る心臓のポンプ機能が低下してしまう難病、「拡張型心筋症」と闘いながら心臓移植を待ち続ける容子さん(当時51)とクマさん(当時41)。

2人の体には、補助人工心臓(通称・バド)という、モーターの力で心臓の動きを助ける機械が埋め込まれている。 2011年に「植込み型バド」が保険適用されて以来、心臓移植を待つ患者は急速に増え、今や毎年約160
人がバドを入れて移植待機となっている。しかし、日本のドナー数は海外に比べて桁違いに少なく、心臓移植の平均待機年数は現在約6~8年という。この長い年月をどうやって乗り切るのか…

移植待機2年半のクマさんは、バドのケーブルの入り口から体に入った細菌が血液に回る感染症で長期入院を余儀なくされていた。妻の友子さんは夫の実家で暮らしながら、アルバイトを2つ掛け持ち、生活を支えていたが、ある日試練が訪れる。

クマさんのバドの中に血栓ができている疑いがあり、機械自体を取り替える大手術に臨むことになった。ところが、術後に状態が悪化し、生死の境をさまようことになってしまう。

一方、移植待機5年目を迎え、いよいよ移植の順番が近づいて来た容子さんだが、ある出来事がきっかけで深く心が傷つき、移植への心構えもままならない状態に…心臓移植の待機患者とその家族の、生きることへの渇望と心の揺らぎを追った3年間の映像記録。

ナレーター:吉田羊

視聴者の感想や評価

とにかくクマさんが何とか無事で良かったです。容子さんは心臓移植する事になって、手術後、感染症対策の為すぐにはインタビューできなかったようですが、車から笑顔で答えていて、バドを付け続けていた重荷から解放されるだけでも凄い軽くなった事と思いますが、やはり新しい心臓で普通に生活できる事がなによりの喜びでしょうね。

30代


2020年11月15日放送内容

私、生きてもいいですか ~心臓移植を待つ夫婦の1000日~ 前編

関東地方のとある病院で、一人の男性が人生を賭けた大手術に向かおうとしていた。元料理人のクマさん(当時41)。その彼を見送るのは、大学生と高校生の子供を持つ、容子さん(当時51)。

二人は奇しくも同じ病院で、同じ病と闘いながら、ともに心臓移植を待つ“戦友”だ。 二人が闘う「拡張型心筋症」は心臓が肥大し、血液を送り出す心臓のポンプ機能が低下してしまう原因不明の難病だ。悪化すれば、心臓移植しか助かる道はない。

しかし、日本はドナーの数が海外に比べると桁違いに少なく、国内で行われる心臓移植は年間約50~80例程度。それに対し、850人以上が心臓移植を待っていて、多くの患者が移植までたどり着けずに亡くなってしまう現状がある。生きるために、容子さんとクマさんは、体に補助人工心臓(VAD)を埋め込み、いつ来るかわからない移植を待ち続けている。

病は二人の人生を大きく変えてしまった。容子さんは、愛する子供たちと離れて暮らすことになり、「自分は人が亡くなるのを待っているのか?人の心臓をもらって生きる価値が自分にあるのか?」と思い悩む。クマさんは仕事をクビになり、妻の友子さんのアルバイト代に頼って生活することにふがいなさを感じていた。

そんな中、ケーブルの入り口から入った細菌がクマさんの体をジワジワとむしばんでいく… 心臓移植の待機患者とその家族の、生きることへの渇望と心の揺らぎを追った3年間の記録。

ナレーター:吉田羊

視聴者の感想や評価

本日は、拡張型心筋症の心臓移植待機の方々ということでいつもおと少しテイストが違う特集でしたが、常に装置を背負いながら、いつ「自分の番が来る」確約もない状態で移植を待つのは気持ち的にも辛いと思います。しかしそんな中で明るく笑って過ごしている姿に感動しました。早く日本でも脳死の方の臓器提供の法律が変わってくれる事を願います。

30代

心臓に疾患があるようこさんとその周りの人達との関わりを追ったVTRに感動しました。日本ではまだまだ移植に対する考えが進んでいないという現実と、そんな中で毎日移植を待つ人の苦しむ姿を目の当たりにして衝撃的でした。娘や息子との交流している姿や、いっぱい笑って元気に見えながらもいつ倒れるかわからない恐怖と戦い続けている姿を見て、これからも色々なことを乗り越えて欲しいと強く思いました。

30代

今回は重たいテーマでした。肝臓や腎臓は生きているとひとから貰うことができますが、心臓は誰かが死なないと貰えません。今回の主役は心臓移植をしないと生きていけないだろう方たちで、誰かが死なないと生きていけないのです。人工心臓を持ち歩き、体の中に繋げるキズは感染症との戦いです。老いた両親や年頃の子供などの家族にも心配をかけてしまいます。今回は全編で後編は手術が無事に終わって意識が戻らないクマさんから始まります。気がかりです。

50代


2020年11月08日放送内容

たたかれても たたかれても… ~山根明と妻のその後~

2018年夏…日本中の注目を集めていた男がいた。男の名は「山根明」。当時の日本ボクシング連盟の終身会長だ。山根はボクシング関係者300人以上から「助成金の不正流用」や「審判不正」の告発を受け、その独特のキャラクターから、世間の猛バッシングを浴びた。そして、20代の頃からの暴力団関係者との付き合いについて、選手を育成する立場としての責任をとり、会長職を辞任した。

その当時、自宅に詰めかける報道陣に対して、身をていして夫の「盾」となったのが、28歳年下の妻・智巳さん。あの時、日本中からたたかれた夫とその妻…

あの騒動から1年。山根はいまだに「会長」という呼び名で親しまれ、大阪でクラブを経営する妻・智巳さんの仕事を手伝い、ひ孫の前で見せる笑顔は、かつて“アマチュアボクシングのドン”と呼ばれた面影はない…夫婦は「あの日」が、まるで幻だったかのように穏やかな日々を送っていたのだが…

2019年夏、山根が突然、新たなボクシング団体の立ち上げを発表する。80歳を目前に、妻が二度と戻らないと信じていたボクシングの世界へ再び戻ろうとする夫…

そして2020年、新型コロナの影響で智巳さんのクラブも経営危機に。スタッフの生活と借金返済のために金策に奔走する妻。そんな妻の姿を見て、夫が店に客を集めるために差し出したのは、人生の全てともいえる“宝物”だった。
あの日、日本中から、たたかれた夫と寄り添い続けた妻…カメラは夫婦の「その後の日々」を見つめた…

ナレーター:壇蜜

視聴者の感想や評価

ボクシングの山根会長を必死に支えている奥様の姿に感銘を受けました。名誉理事長を辞任して1年後にボクシング連盟を新しく設立してしまう行動力には圧巻でした。糖尿病の悪化に苦しみながらも、奥さんのスナックで一緒に働き続ける姿や、時には喧嘩にまで発展しながらも、妻が一番だと皆の前で発言している姿に男らしい一面を感じることが出来ました。

30代

いろいろあった元ボクシング協会の山根会長ですが、それを抜きにして「ある年上の夫を支える妻のドキュメンタリー」として普通にマッチしていたと思います。特に奥さんは、お店も経営しており、自身の体調もすぐれない中、コロナ禍の経営難も乗り越えなければならず、大変そうでした。しかしとても良い仲間を持って幸せそうでした。

20代

男山根明さんの自分でも言っていたが生き方は不器用であるが、ボクシングに対する思いは、ボクシングを愛する若い人達の為に新団体を立ち上げた事等からも並み並みならない深い思いが伝わって来て、これは自分の為でもあると思いました。また夫婦の互いに互いを思う気持ち、明さんの奥さんに対する感謝の気持ちをきちんと伝える所は、とても素晴らしいと思いました

40代


2020年11月01日放送内容

母の涙と罪と罰 2020 後編 ~元ヤクザ マナブとタカシの5年~

前科者、元ヤクザ、薬物依存、そこから抜け出し、生き直したいという人々…そんな彼らを支えていくことに人生をかけている男がいる。遊佐学(45)は、自身も元ヤクザで、覚醒剤で逮捕された前科がある。服役した学を故郷の母は信じて待っていてくれた。家族に支えられて、新しい人生を歩み始めることが出来たのだ。

今度は自分が誰かの支えになりたいと、依存症の回復施設で働き始めた学。「必ずやり直せると人に信じてもらうことが力になる」しかし、突然クビになってしまう。次の仕事が見つからず、生活も苦しい中、学は元受刑者の支援を決意する。

今年3月、学は刑務所から出所したばかりの高野さん(仮名・66)を自宅に引き受けた。覚醒剤の使用を繰り返し、12度の服役、合わせて30年間を刑務所で過ごした。妻や子供にも見放されてきた彼にとって学は唯一の希望だった。 1カ月後、学のサポートで一人暮らしを始めた高野さんが始めたのは、父の墓捜し。今回、刑務所の中で知った父の死。唯一自分を見捨てないでいてくれた父にどうしても手を合わせたかった。

しかし、手がかりはあまりにも少ない。そして、高野さんはある決意をする。30年、連絡を取れなかった娘、40年、絶縁状態だった母に会いに行くというのだ。果たして受け入れてくれるのだろうか…今度こそやり直したい。今度こそ普通の生活を手に入れ、家族との関係を取り戻したい。しかし、“事件”は起きてしまう…

ナレーター:安達祐実

視聴者の感想や評価

話し方や振る舞いを見ていて全く元極道に見えませんでした。高野さんもとても優しくて、しゃべり方も丁寧で、母の元を訪ねて行った時、もうこれ以上傷つけて欲しくないなと思った矢先に、ナイフで自分を刺してしまい本当に可哀そうでした。しかしこれが薬物の怖さなのですよね。この番組は心が痛くなるものばかりですので、たまにはコミカルなものも見たいです。

30代

66歳の元受刑者と学さんの交流に密着しており、薬物依存の怖さを目の当たりにして衝撃的でした。自分の腹を切って病院に入院してしまっても、「生きていて良かった」と語る姿が印象的でした。学さんはお母さんに会って話をすることができたり、父親の骨のありかを最終的に見つけることが出来て、骨を拾っている姿はとても心に残っています。

30代


2020年10月25日放送内容

母の涙と罪と罰 2020 前編 ~元ヤクザ マナブとタカシの5年~

前科者、元ヤクザ、薬物依存、そこから抜け出し、やり直したい人々…そんな彼らを支えることに人生をかけている男がいる。遊佐学(45)は、自身も元ヤクザで、覚醒剤で逮捕された前科がある。服役した学を故郷の母は信じて待っていてくれた。家族に支えられて、新しい人生を歩み始めることができたのだ。 「必ずやり直せると誰かに信じてもらうことが力になる」今度は自分が誰かの支えになってあげたい。

依存症の回復施設で働き始めた学だが、突然クビになってしまう… 取材を始めた2016年、学は教会に住み込み、そこでヤクザを辞めて社会復帰を目指す青年、タカシ(当時28歳)の面倒を見ていた。人生をやり直したいと願うタカシは、介護施設で働くものの、長続きせず、部屋に引きこもってしまう。そしてある日、覚醒剤に手を出し、逮捕されてしまうタカシ。釈放されたタカシは、その後どんな生き方を選ぶのか…

一方、仕事を失ってしまった学の生活は苦しくなっていくばかり。しかしそんな中で、学は、新たな元受刑者の支援を決意する。過去に覚醒剤の使用を繰り返す、12回の逮捕で計30年間を刑務所で過ごした高齢男性を自宅で引き受けるのだが… これは元ヤクザの2人。学とタカシの5年の物語である。

ナレーター:安達祐実

視聴者の感想や評価

マナブさんとタカシさんの5年間を追ったVTRは、とても胸に刺さりました。母親がキリスト教に祈りを捧げているシーンでは、親子の愛を強く感じました。マナブさんが出所した時に迎えに来てくれたのが母親だったと語るシーンでは、親は最後まで子の味方になるということを強く感じて、印象的でした。来週マナブさんがラジオで何を語っていたのかが気になります。

30代

本人たちはドラッグで苦しんでいるのは重々承知なのですが、結局は警察に捕まり再犯ししまい、それだけではなくて、家族や助けてくれた人たちが悲しむ姿を見なければならないのがこういうドキュメンタリーにはつきものなので正直辟易します。信仰に目覚めたのは素晴らしいのかもしれませんが、カルトに引っかからない事を願います。

30代

ヤクザから神父になった男性が、同じように罪を犯した人に対して寄り添う姿は誰しもができる事ではなく本物であると感じ、この男性を影ながら支えている母親の懐や存在の大きさはとても素晴らしく凄いと思いました。また自分自身を振り返る事ができるからこそだとも思い、一生の仕事と思ったが考え方が合わないから辞めた事は仕方のない事だと思いました。

40代


2020年10月11日放送内容

禍の中でこの街は 前編 ~新宿二丁目 コンチママの苦悩~

新宿二丁目…LGBTが集うこの街で、50年以上のもっとも長い歴史を持つショーパブ「白い部屋」。20代から70代までのキャストが華やかなショーを繰り広げる。
浮世を忘れさせる華やかな空間は、半世紀にわたり、多くの客を魅了してきた。

この店を創業したのは72歳のコンチママ。この街の“生き字引”ともいえるコンチママは、18歳の時に大阪から上京し、新宿二丁目に流れ着いた。二十歳の時に人に誘われて始めたのが「白い部屋」だ。

2020年、「白い部屋」とコンチママを新型コロナが襲う。2カ月半におよぶ休業。その間、店の収入は途絶え、月に100万円以上の固定費が重くのしかかる。膨らみ続ける赤字。コンチママは店の存続をかけて金策に奔走するのだが…

一方で、店を支えてきたキャストたちも休業中の給料はゼロ。店と自分たちの将来について、いつ終わるとも知れない不安を抱える日々が続く…
緊急事態宣言の解除を受け、「白い部屋」は営業再開を目指すも、コンチママとキャストたちの間には、心のすれ違いが生まれていた。長年、店を支えて来たベテランキャストたちが、店を離れることを決意したのだ…

コロナ禍の中、新宿二丁目で生きる人々の苦悩をカメラは追った。

ナレーター:松本まりか

視聴者の感想や評価

新宿2丁目でショーパブを経営している人に密着しており、大変な苦境を強いられているのにも関わらず一生懸命従業員とお店を守るために頑張っている姿にとても感動しました。キャストが次々と辞めてしまう中、お店をこれからも潰さずにいてほしいなと感じました。

30代

新宿二丁目の老舗のゲイバー『白い部屋』のコンチママ。コロナ禍での営業は大変で、自粛期間は無収入でも固定費は払わなければなりません。営業しても赤字だけど、スタッフの為には店を開けないといけません。虹のステッカーを貼って、営業日数を削ってやってみましたが、とうとうスタッフに陽性者が出てしまいました。心配です。後編に期待します。

50代

新宿二丁目の老舗ショーパブがコロナ禍でどう生き延びるかというテーマでした。緊急事態宣言や夜の街などで営業出来なくなり次第に経営難になる中、スタッフも離れていき、ママが疲れて可哀想でした。スタッフも生活のための退職で、自分のことと重ね合わせて苦しい気持ちになりました。

40代


2020年10月04日放送内容

あの日 妹を殺されて 後編 ~15年後の涙と誓い~

かつて罪を犯し、刑務所や少年院から出てきた人物の身元を引き受け、仕事と住居を提供し「親代わり」になっている男がいる。大阪で会社の社長を務める、草刈健太郎(47歳)。
罪を犯した人間の採用面接を行なうために訪れた全国の刑務所・少年院は50カ所を超える。もちろん、仕事と住む家を与えたからといって、全員が更生できるわけではない。
裏切られても、決してあきらめず、元犯罪者の支援に取り組むのには深い理由が…

15年前、最愛の妹を留学先のロサンゼルスで殺されたのだ。犯人はアメリカ人の夫。
犯罪被害者の遺族となった草刈がなぜ、元受刑者の更生に懸命になるのか。
『加害者を減らせば、妹のような被害者も少なくなる。この取り組みは妹にやれと言われている気がする』と語る草刈は、かつて罪を犯した人間に、「仕事」と「住む家」を与え犯罪抑止に尽力すると妹に誓ったからだ。

更生の道を順調に歩み、草刈の活動に共感、賛同し、活動を共にする若者が出てくるまでになった。しかし、現実は厳しく、草刈の元を巣立っていった若者が、再び草刈に助けを求めてくることもしばしば。中には再犯に走ってしまった者もいる。

そんな草刈の元に届いた一通のメール。
かつて妹と元夫が共に働いていた会社の上司が、15年の長い歳月を経て、草刈に「どうしても伝えておきたいことがある」と言うのだ。
あれから15年…事件の真相に草刈が流した涙と新たな誓いとは…

ナレーター:中島美嘉

視聴者の感想や評価

草刈さんに密着したVTRの後編で、今回も考えさせられる内容となっていて引き付けられました。また最後に「過去は変えられないけど、未来は変えられる」と、妹を殺した男性の話を聞いた後に草刈さんが言っていた言葉がとても胸に刺さりました。

30代

ノンフィクションでは珍しく二週続けてでしたが、独立する者、資格を目指す者、結婚して子供を授かった者、素晴らしいと思いましたが一方でまた捕まってしまって、残念に思いました。それでもまた預かって面倒を見ていて普通では到底できません。

30代


2020年9月27日放送内容

あの日 妹を殺されて 前編 ~罪を憎む男が選んだ道~

かつて罪を犯し、刑務所や少年院から出てきた人物の身元を引き受け、仕事と住居を提供し「親代わり」になっている男がいる。出所しても、2人に1人は再犯してしまうという現在、「お金」と「寝る場所」がないから犯罪に走る…という現実がある。「仕事」と「住む家」があれば、人は罪を犯さないとその男は信じ、再犯防止活動に精力的に取り組んでいる。

大阪で会社の社長を務める、草刈健太郎(47歳)。
罪を犯した人間の採用面接を行なうために訪れた全国の刑務所・少年院は50カ所を超える。
もちろん、仕事と住む家を与えたからといって、全員が更生できるわけではない。
裏切られても、決してあきらめず、元犯罪者の支援に取り組むのには深い理由が…。

15年前、最愛の妹を留学先のロサンゼルスで殺されたのだ。犯人はアメリカ人の夫。
犯罪被害者の遺族となった草刈がなぜ、元受刑者の更生に懸命になるのか。その理由を草刈はこう語る…『加害者を減らせば、妹のような被害者も少なくなる。この取り組みは妹にやれと言われている気がする』
しかし、現実は厳しく、今まで18人を採用してきたが、10人以上はすでに、自分のもとを離れていった。中には再犯に走ってしまった者もいる。

誰よりも犯罪を憎む男が選んだ険しい道程を見つめた…

ナレーター:中島美嘉

視聴者の感想や評価

ご自身が妹さんを殺害された過去がありながら、出所してきた人々を雇用するにはいろんな複雑な思いがあると思いますが、是非良い方向に進むことを願います。自首するところまで付き添ってあげて暖かい方なんだと感じました。

30代

今回は、「あの日、妹を殺されて・前編」をやっていました。社長・草刈健太郎さんが引き受けている男性が詐欺グループに加担してしまいました。その時の草刈さんの表情が悲しそうでした。草刈さんは、15年前に妹さんを失ってしまいましたが、前向きに人生を送っていると思いました。

40代

元受刑者を積極的に面接して採用する姿がとても魅力的でした。妹を殺されたことで、被害者と加害者を増やさないために活動している姿や、妹がとても大好きだったこともあり、今でも忘れられずお墓参りしている姿がとても胸にささりました。

30代


2020年9月20日放送内容

コロナと中華街 ~私はこの街で生きていく~

6月上旬、緊急事態宣言が解除された後も、人通りの戻らない街があった…年間2400万人が訪れる横浜中華街。日本で最初に新型コロナに関するニュースの“発信源”となったダイヤモンド・プリンセス号が、横浜港に停泊していたことにより、どこよりも早くゴーストタウンと化してしまったのだ。

観光客の姿も消え、ほとんどの店が営業を休止する中、営業を続けてきた店がある…大通りから入った路地で40年間、店を続ける「龍鳳酒家」。
日本で生まれ育った両親と一人娘が営む、地域に愛される人気店だ。
コロナ禍で客足はすっかり途絶え、収入が激減する中、店の生き残りをかけて、ワンコイン・500円の中華弁当を地域に配達する。
それでも、かつての売り上げには程遠く、長年、店を守り続けてきた父はついに「店をやめるしかない」と口にし始める…

一方、「絶対に店をつぶしたくない」と弁当が詰まったリュックを背負い、自転車のペダルを踏むのは、一人娘の郁瑛(35)。日本人として中華街で生まれ育ち、今も店の上に暮らしながら、“若女将”として店を切り盛りしてきた。彼女に取っては、この中華街、そしてこの店が自分の故郷であり、居場所でもある。「他に行く場所なんてない」そう語る郁瑛は、なんとか中華街の明かりを灯し続けるべく、奮闘するのだが…

ナレーター:森田望智

視聴者の感想や評価

この日の放送ではコロナ禍の中で唯一営業を続けた横浜中華街の広東料理の店「龍鳳酒家」が舞台となりました。

新型コロナウイルスにおける緊急事態宣言・7月の緊急アラートで店舗経営が厳しくなっていく中で危機を乗り越えようと奮闘します。

この店の2代目の梁瀬郁瑛(いくえい)さんが、子育てをしながら市場に仕入れに行ったり、お弁当を待ち望むお客様の元へ自転車で一軒からでも弁当を配達して、何としても店を守っていこうという姿に心打たれるものがありました。

コロナウイルスが中国から出た事やクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」の集団感染もあり、中国人全体に対する根拠のない誹謗中傷や妨害工作等苦しい事もあったようですが、創業者のお父さんも厨房に戻り料理を作る姿は、今後に向けて希望を持たせるものと感じました。

是非ともコロナウイルスが収束して安心して食卓を囲む事の出来る店であって欲しいと強く願います。横浜中華街は横浜を象徴する文化の一つなので消してはならないものです。

50代

中華街で働くお店がコロナで打撃を受けながら必死に頑張っている姿に元気を貰いました。デリバリーを家族総出で頑張っているところや、これからはフルマラソンを走っていくと語っている女性の力強さに感銘を受けました。

30代

横浜の中華街で人気のお店だった蟹炒飯が有名なお店でコロナ 前には予約や行列ができていた店がコロナで閑散としてしまい、閉めるのも開けるのも地獄という状態になり、必死に皆でお店を守っている姿を見ると胸が熱くなり頑張っている姿がすごく素敵でした。

このまま踏ん張って続けてほしいと思いました。ニュースでコロナで閉店の不景気数を表していましたが、このお店のように本当に苦しんでいるお店がもっと見えないだけであってたくさんあるという現実を間に受けました。

40代


2020年9月13日放送内容

東京でビッグになりたい ~所持金10万円の上京ホームレス~

「前澤社長を超えるようなビッグな人物になりたい!」と野心を燃やすのが、都内の公園でホームレスをする22歳のケイタだ。

今年2月、熊本から10万円を手に上京。公園暮らしを続けながら、アポなしで有名社長を突撃訪問!ビッグになるチャンスを探す日々をSNSに投稿・記録し続けている。

有名社長にダイレクトメッセージを送ったり、実業家が利用していそうな高級ホテルに張り込んだり…突拍子もないアタックを繰り返すケイタだが、そんなことでツテが見つかるほど、現実は優しくない。さらには新型コロナ拡大による外出自粛がケイタの前に立ちふさがる。

家も仕事も、もちろん名刺さえ持たない彼の残金も底を尽きかけた頃、参加した名刺交換会で勧められたスマホでもできるFX取引を始めることに…これがケイタの運命を大きく変えていく。

2万円を元手に1週間で15万円近くを稼ぎ、その後もトントン拍子に残高を増やしていくケイタは、次第にお金の魔力にとらわれていく…

3日間風呂にも入らなかったケイタが1万円のシャツに身を包み、ハチミツで飢えをしのいでいたのが、高級焼肉三昧。1時間近くも汗だくになって歩いていたのも、今や徒歩5分の距離でもタクシー移動。

「東京でビッグになりたい!」夢を熱く語っていたケイタの野望はどこへ向かうのか…

ナレーター:コムアイ

視聴者の感想や評価

若さゆえの無鉄砲で、熊本から東京へ上京、スーツケースをゴロゴロと引きずりながらホームレス生活・・FXで2万円が700万円になり、FXで生きていくと決めたようだけど、やっぱり危なげで心配しかない。30歳くらいになって、まだFXで生きていけてたらいいけど、これからどうなるんだろう。老婆心から言うけれど、人生はそんなに甘くない。

40代

FXで2万が700万になりましたという内容で、たまたま取材した人が、こんなに上手くお金を稼げるのかなぁ、ヤラセかなぁと思いました。人の良い姿ではなくて、ダメな姿を見せてくれるので好きな番組です。今回もブランドで身を固めて満足している若者でしかもFXでたまたま儲かったという、なんとも言い難い内容でしたが、父親がまともなことを言って最後をまとめていたので、良かった思います。やっぱりヤラセかなぁと思ってしまいますが…。

30代

10万円で上京してきた男性がFXで700万を稼ぎ出しているという衝撃の展開に驚きました。名刺交換会で出会った人脈を使って家や食べるものまで手に入れて、今は過去のホームレス生活が嘘のように自信に満ち溢れた表情だったのがとても印象的でした。

30代

熊本から10万円とスーツケースひとつで上京しホームレス生活する男性の話でした。ビッグになるための上京とのことで、大企業の社長にアポ無し訪問をするなど見ていて不愉快になるくらい常識の欠如した人だと思いました。結局FXで利益を得て、それで生計をたてるという結末でしたが、一度痛い目にあってまともな人間になったらよいのに…と考えさせられる内容でした。

40代

所持金10万円のホームレスと言うことでしたが、ホームレスというより、「10万円で上京したらどれだけビッグになれるか」みたいな企画をやっているに過ぎないと思いました。FXで成功したのは勿論ビバレッジをかければ誰でもその可能性はあります。それはそれで、本当のホームレスとは違います。

30代

熊本から「ビッグになりたい」と10万円を持って着の身着のままで上京したケイタ。一時は、食べるものも事欠く状態になりましたが、自分に投資して名刺交換会で出会った人に教わったEXが上手くいって数百万を稼ぎ、ブランドものに身を包む人に変わりました。

本人が思うビッグとは「一回で10万円をためらうことなく払える人」らしく、FXで稼いだお金を持って熊本に帰りました。夫はFXをやって最初は上手くいってましたが、結局は借金を背負いました。ケイタもいつまで上手く行くのでしょうか。

50代

この日の放送では熊本から10万円を持って東京に来た22歳のケイタさんの事が取り上げられておりました。始めはホームレス生活を送るも名刺交換会で知り合った方からFX投資の話を聞いて8月末に熊本に帰る時は、上から下までブランド品に身を包んでの帰郷となりました。

上京の資金10万円を渡した父親は既に離婚して一人で実家に居ましたが、今回ケイタさんがFXで利益を得たということの裏には、その為に損をした人がいるという事実を語っていた事が印象に残りました。ケイタさんのこの成功が一瞬の夢に終わる事が親として心配しての一言だったと思います。私も、投資にはリスクが付き物で、上手く回らなくなった時にどの様に冷静に考えられるかがこれからのケイタさんの課題だと思いました。ZOZOの前澤さんと食事が出来るほどのビッグな人間になる事を陰ながら期待します。

50代


2020年8月30日放送内容

最終学歴は中卒だけど… ~ボクの働く場所~

2020年1月。夢と決意を胸に抱き、上京した若者たち。

最終学歴は「中卒」。高校を中退した者や、そもそも高校に進学する気がなかった者…思うような職には就けず、やりたいことも見つからない悶々とした日々を過ごしてきた。「自分を変えたい」「人生を変えたい」と願う彼らが目指したのは「ヤンキーインターン」という就職支援サービス。

「東京で新しい仕事と人生を見つける」…原宿にあるベンチャー企業が主催するこの再教育プログラムは、地方の中卒・高卒者を対象に、食・住・職を無償で提供し、企業への就職を支援するもの。参加者は6カ月の間に、営業や仕事のスキルを身につけ、就職活動に臨むのだ。

「起業家になって世の中を変えたい」と夢みる18歳は、積極的な取り組みで、営業研修でもインターン史上最高の成績を上げ、正社員待遇に抜てきされるのだが、次第にヤンキーインターンを続けることに疑問を感じていく…

「東京で職を得て、家族を幸せにしたい」と願う21歳は、3日目の朝に姿を消してしまう。彼が見せた涙のわけとは…
彼らはヤンキーインターンを最後までやりとげ、企業の内定をつかむことはできるのか。懸命に未来を切り開こうとする“中卒”の若者たちの行方は…

ナレーター:門脇麦

視聴者の感想や評価

最終学歴が中卒の男性たちが人生を変えるために「ヤンキーインターン」という就職支援サービスがあることをこの番組で初めて知りました。ですが辞めていく人もいるんですね、中卒だと建設会社位しかないと思います。18歳の方はインターン史上最高の成績を上げましたが、辞めて自分で会社を作るという事で、今は設立を進めているそうです。この方の将来を見てみたいので、また番組で紹介してくだされば嬉しく思います。

50代

「ヤンキーインターン」という事でしたが、ヤンキーの印象はなくて、とりあえず「中卒」など学歴がない方の集まりでした。しかしそれぞれ辛い境遇を抱えていて、だからこそ感性が強く優しい方が多くて人間として十分素晴らしいと思いました。

30代

中卒や高校中退の青年たちが集う「ヤンキーインターン」。別にみんながヤンキーだった訳ではありません。勉強をする意味が分からなかったり、貧しくて高校に行けなかったり、親の離婚でショックを受けてしまったりと色んな背景がありました。

青年たちは営業を学び就職することを目指します。しかし、成績優秀ながら自信をつけて他の道を目指そうとする青年もいました。若い彼らにはやり直すと言うより、まだ始める時間がいっぱいあります。高校の3年間以上の経験を積んで社会に出てくれば怖いもの無しだと思います。

50代

中卒でも一生懸命営業のスキルを習得するために電話営業を頑張っている男性に密着しているところが印象的でした。営業成績が高く、志も高い男性が独立して自分の会社を設立して活躍していこうとしているエンディングでの姿がとてもかっこよかったです。

30代


2020年8月23日放送内容

歌舞伎町 便利屋物語 ~人生を変えた この街で~
日本一の歓楽街、新宿・歌舞伎町。
そんな24時間、眠らない街で、様々な人々を支え続ける人がいる。
便利屋「親孝行」の由藤神一さん(37)だ。
昼夜を問わず、24時間休みなしでお客さんの要望に親身になって対応する神一さん。
何事も手を抜かない姿勢から、“夜の街”で生きる人々からの信頼が厚く、仕事の注文が絶えない。

依頼内容は、トイレのつまりから電球の交換、エアコン清掃、店内改装、ペットの世話から、なんとベビーシッターまで…実は神一さん、どんな依頼にも対応するため、20以上の資格を持っている。そのため、仕事は歌舞伎町にとどまらず、渋谷や銀座などにも神一さんを頼る顧客がたくさんいるのだ。
自宅に帰れない日も多く、まさに身を粉にして、歌舞伎町で働く神一さん。
そこまでする理由には、この街で人生を変えた神一さんの過去があった…

今年で10年になる便利屋稼業。故郷・北海道を離れ、自分を救い育ててくれた第二の故郷・歌舞伎町に恩返しをする思いで、懸命に働き続ける日々。そんな中、神一さんは驚きの決断を下す…
ところが、時を同じくして、歌舞伎町を襲う新型コロナの嵐。否が応でも、神一さんはその渦に巻き込まれていく…

ナレーター:松本穂香

視聴者の感想や評価

新宿歌舞伎町の便利屋という事でさぞかし大変だと思いましたが、実際は予測よりもっと大変そうでした。機材の修理や犬の散歩、クラブのヘルプまで多岐にわたり、仕事の受付も休みなく携帯で24時間対応しているそうで頭が下がります。

まだ30代でお若く、どのような人生を歩んできたのかと思っていたのですが、当人も歌舞伎町で以前働いていて、しかも女性から男性への性転換者である事も分かってさらに驚きました。鍵を50個以上預けられているのはそれだけ信頼されているからでしょう。

30代

歌舞伎町を中心に便利屋の仕事をする男性に密着でした。前職も歌舞伎町での仕事をしている中で人脈を活かし、人の役に立つ仕事をしたい!という誠実さに心を打たれ、普段この番組は観ませんが思わず引き込まれました。

彼は、自分を人のためになっていると思わず、人に助けられている。支えてもらっていると言います。人に対して、したあげていると思うのとさせて頂いていると思うのと、物の捉え方が違うことで幸せにも不幸せにもなるんだと考えさせられました。

40代

新宿歌舞伎町で便利屋を営んでいる男性に密着していて、色々な資格を取得して、なんの依頼が来ても対応できるようにしているというところがとても印象的でした。

また、実家に帰って、昔からお世話になっている人からの、幼い頃の話を聞いている姿や、女として生まれながら、自分の性に違和感を持って、最終的に性適合手術をして男性になったいきさつを知って、衝撃的でしたが、とてもかっこいい姿を見られて良かったです。コロナの影響もあるかと思いますが、これからも頑張ってほしいと思います。

30代

本当に、きれいな魂を持って生まれた人なんだな、と、思わざるを得ないような人。歌舞伎町の飲食店からスタート、自分にできることを突き詰めた結果、24時間365日、電話対応可能な便利屋さんを作った、神一さん。物腰が柔らかいなぁと思っていたら、なんとびっくり、元女性の方。性適合手術を受けて、今は戸籍上でも男性として生きている方です。

人と関わって得た信頼。元女性だからこそ、配慮も細かいし、色んな人に支えられて来たからこそ、仕事に対する想いも深い。お店側のニーズに沿ってありとあらゆる作業が出来る上、親御さんの活躍の場を地元に作り、さらにふるさとの人が入れる介護施設まで作ろうとしているなんて…周りの人たちに本当に信頼されているのがわかります。感心して見入ってしまいました。心から応援したくなる、そんな方でした。

この番組、たまにテーマが重く、どうしようもない現実と向き合わざるを得ない、大変な生活をしている人も出てくることもありますが、久しぶりに清々しさを感じる内容でした。

40代

北海道出身の神さん。歌舞伎町で何でも屋さんをやっています。電化製品を取り付けたりと男前なのに、実は元女性でした。神さんのお母さんは、初めは戸惑ったけれど自分の子供が決めたことは応援するしか無いと言っていました。素敵なお母さんです。

神さんは歌舞伎町で有名なホストクラブ愛の愛田社長に可愛がって貰っていて、社長の遺言で棺桶を金色にしたり、遺品整理をしたり、お店の片付けもしていました。とても元女性とは思えません。コロナのせいで地元に帰ろうかとも考えましたが、歌舞伎町にはなくてはならない人のようで東京で頑張っているようです。私も北海道出身なので応援したいです。

50代


2020年8月16日放送内容

それでも僕は生きていく ~ももちゃんとの約束~

“126万人に1人”といわれる希少難病・アイザックス症候群など4つもの重い病を抱えながら生きる男がいる…香取久之さん(49)。症例が極めて少なく、症状も見た目からわかりづらいため、周囲に病気のつらさを理解してもらえない…。発症当時は自殺を考えるほど苦しんだ香取さんだが、いつしか 「自分と同じように、1人で生きづらさを抱えて苦しんでいる人々を救いたい」という思いを抱き、7年前に大手企業を辞めた。

仲間たちとNPO活動を続けるものの、収入源はわずかな募金のみ、1500万円以上の貯金をつぎ込んだ上に、3000万円もの借金を背負ってしまったことで、家族との間に溝が生まれてしまう。なんとか借金を返済しようと事業を始めるが、まったく軌道に乗らず、毎月100万円近い赤字。その上、ステージ4の大腸がんに侵されていることが判明する…

すでに肺や肝臓にも転移し、5年生存率は10数%。抗がん剤の副作用にも苦しめられ、身体も心もボロボロな中、それでも活動を辞めない香取さん。

なぜなら、香取さんは1人の少女と「ある約束」を交わしていたのだ。10歳までの生存率が10%未満といわれる深刻な病を抱える、米田ももちゃん(10)。

車椅子の生活を送るももちゃんのため、起死回生の一手を打つ香取さん。そして、ももちゃんに訪れる小さな奇跡…
4つの重い病、借金、ステージ4のがん…次々と訪れる苦境に耐えながら、命懸けの活動を続ける一人の男の姿を追った。

ナレーター:小池栄子

視聴者の感想や評価

数週間ぶりに見ました。痛みを抱えている香取さんという男性が主人公だったのですが、自分も痛みに苦しむ毎日を送っているので興味深く見ていました。しかし、正直中途半端な内容だったなと思いました。もっと痛みのコントロール方法とかが知りたいと思いました。

内容は香取さんの手がけるビジネスの話が中心でした。メールでしか取材に応じなかった奥様が気の毒です。香取さんは優しい人だと思うのですが、借金まで作って次々とビジネスに手を出して、もっと奥さんと子供にも目を向けて欲しいと思いました。

途中で出来た奈良の難病の女性、母親に冷たくされてきたのに認知症の母の介護を病気の自分がしていて、ビジネスもしっかりやっていて大したもんだと思いました。

そしてなかなか登場しなかったタイトルにもあったももちゃん。コギーという車椅子で自分の脚でこげたシーンは感動しました。ただ、香取さんがももちゃんのお母さんにこれを売りつけるのかと思うと複雑な気持ちになりました。ビジネスのことよりも正直香取さんの病気のことについて取り上げて欲しかったです。

30代

難病でガンを患う49才の男性のノンフィクションでした。17才の頃から原因不明の激痛に悩まされ難病と分かったのは34才の時だそうです。最近になって子供も生まれたのに、自腹で持ち出しでNPO法人を発足して家庭を顧みないそうです。奥さんが気の毒で堪りませんでした。結婚して家庭を持ったら家庭第一にして欲しいです。

50代

難病に苦しむ男性がNPOを立ち上げて精力的に活動している姿はとてもかっこよく見えました。しかし、自腹を切って、借金までしているという状況に奥様が怒っているという現実や、あまりにも無茶な経済状況を指摘されているシーンはとても心が痛みました。

30代


2020年8月9日放送内容

東大生の僕が手に入れたもの~「東京大学相撲部」悩める青春~

今、世間の注目を集める“東大生ブランド”。連日のようにメディアに登場する東大生は、「頭がよいのに面白い!カッコいい!」という、従来のイメージを覆す活躍を続けている。
しかし…もちろん、そんな人たちばかりが、東大生ではない。

『あれが全体って見られると厳しい。そこはしっかりと伝えておきたい。』と熱く語るのは、伝統ある「東京大学相撲部」の部員たち。学内でも存在感は“薄め”の相撲部は、毎年、新入部員を確保するのがやっとの状態。厳しい受験戦争を勝ち抜いてきた“学歴エリート”の彼らだが、相撲では思うように勝てず…彼女もできず…と悩める日々を送っている。

「やりたいことがない」と将来の夢を持てず、進路に悩む2年生部員は、人生で初めての“挫折”を味わう。そのとき彼が取った意外な行動と秘められた思いとは…

人一倍“学歴”へのこだわりを持つ4年生部員は、自らのエリート意識を打ちのめされ、絶望した過去があった。勝てない…モテない…思い描いたキャンパスライフとは、かけ離れた生活を送っていた彼が、東京大学での4年間で手に入れたものとは…

東大には入ったものの…そのブランドと現実の狭間で揺れる、彼らの汗と涙の日々を追った…

ナレーター:指原莉乃

視聴者の感想や評価

いつもは感情移入してしまうのですが今日は東大生がメインでしたので外から見る感じでした。たんたんと生活を追う感じで、東大生という肩書きがあっても普通の男の子なんだ、という感じがよく出ていたと思います。もうちょっとエピソードにメリハリがあるとインパクトが合ってよかったかなぁ、と思いましたが、でもこれこそがザ・ノンフィクション。フィクション無しの人の人生かな、とも思い直しました

50代

東大相撲部の悩める男性に密着していて、とても共感が出来ることも多く、見入ってしましました。東大なんだから、とか東大なのに、という言葉に苦しめられている状況の中、自分のやりたいことを一生懸命見つける、と宣言して前向きに生きている姿はとても感動しました。

30代

東大相撲部員の話でした。東大に入ることに賭けて来た中高時代。東大に入ったらバラ色の人生が待ってると思っていたのに、東大に落ちて慶応で楽しくやってる友達が羨ましく見える。東大の下にいるより、慶応の中の方が良いなんて。最近東大生ブームでイケメンイケ女の東大生も増えました。イケてなくても東大生、自信を持って頑張って欲しい。

50代

東大相撲部のドキュメントでしたが、どのくらいの実績があるか。等を取り上げているのではなく、東大生というブランドの中で、かつ相撲部としての立場やそこに生きる部員の苦悩にスポットを当てていてとても興味深かったです。

東大と言えば今やクイズ番組等で拝見する印象は頭脳派でもありながらルックスも兼ね備えてブランド力は最強ですが、(そのような人を陽キャというらしい)対して相撲部はクラスに馴染めない人が多く、どうしたら彼女ができるのか、就活がうまく行くのか。などリアルな悩みを吐露していました。

しかし私はそこに人間としての成長のドラマを感じ暖かい物を感じましたし、すっかり好印象を持ちました。

30代


2020年8月2日放送内容

おなかも心もいっぱいに ~はっちゃんの幸せ食堂~

たった500円で食べ放題。
群馬・桐生市にある小さな食堂は、いつもたくさんの客で溢れている。バイキング形式で並ぶ料理は、筑前煮やカレイの煮付け、焼きナスや山菜の天ぷらなど、懐かしい「おふくろの味」が15品以上。地元だけでなく、県外からも多くの客が訪れる人気の食堂だ。

そんな食堂を22年間、たった一人で続けているのが、今年85歳になる田村はつゑさん。通称・はっちゃん。一年中、素足に下駄で料理から片付けまで全て一人でこなしている。500円では採算が取れず、食堂は毎月7~8万円の赤字。それでも「お腹いっぱいになれば人は幸せになる」といつも笑顔で元気一杯だ。

なぜ、はっちゃんは食堂を始め、赤字でも続けているのか…そこには、小学校にも通えず読み書きすら学べないまま10歳から働き続けてきた壮絶な人生と、57歳の時に人生を変えた、ある「恩人」との出会いがあった。

はっちゃんの食堂にも新型コロナの影響がおよぶ。客は激減し、はっちゃんは食堂の営業を休止する…「人は触れ合わないとダメだよ」そうつぶやくはっちゃんは、まるで生きがいを奪われたかのよう…そして2カ月半後、ようやく食堂の再開を決めるのだが…

ナレーター:黒木華

視聴者の感想や評価

群馬で食堂を営んでいるハツエおばあちゃんに密着していた。80歳を超えても、赤字承知で生き甲斐でやっていたのに、コロナのせいで、一変してしまった。本来なら、食堂を始めるきっかけである恩人との再会や、食堂でのお客さんとのふれあいだけのはずだったのが、休業せざるを得ない状況になり、すっかり元気もなくなり、老けこんでしまった。だが、また食堂を再開して戻りつつある様子が映されていた。また、今、感染者が増えて、食堂はどうなってしまったのか、テレビを見て他から来る人はいないかとか、高齢であるから、とても心配になった。

50代

幸せ食堂を営むはっちゃん。幼い頃母親と死に別れ、学校にも行けず、平仮名以外は読めないですが、それを上回るバイタリティの持ち主です。子育てを終えてからの日本一人旅、なかなか出来る事ではありません。コロナが流行っている現在、人と触れ合う機会が減っていて、元気がない様子が気がかりでした。人は触れ合って初めて理解し合える、人は助け合い生きていることを改めて教えて頂きました。コロナがおさまり、またはっちゃん食堂に笑顔が戻ることを願ってやみません。

30代

500円で食べ放題の食堂を営む店主は、85歳のはっちゃん。利益はなく、年金を崩してでも営業している理由を「お金よりも人の温もりが嬉しいから」との言葉に感動しました。

その昔、バイクで日本列島を旅する際に宿が見つからなかった為、泊めてくれた満生さんとの20年ぶりの再開にはとても心温まりました。

子供の頃は朝5時から働き詰めで、学校に行けなかったために、ひらがなしか読めないようですが、その分、肌と汗で人間力を学んで来た事は人として最高の財産ではないでしょうか。

30代

はっちゃんのワンコイン食堂を密着しているVTRで、はっちゃんの笑顔や涙に感動しました。はっちゃんが過去に助けてもらった男性の家を探して訊ねて、感謝の気持ちを伝えるシーンはとても印象的でした。コロナで大変だとは思いますが、お店を閉めずに頑張ってほしいと思いました。

30代

2020年7月26日放送内容

父と息子とはぐれた心 ~引きこもった僕の1年~

大学に通っていた息子(24歳)が、卒業間近に突然、自宅に引きこもった。真っ白な顔でゲームに没頭し、昼夜逆転の生活を繰り返す息子…悩んだ末に両親は、富山市にある自立支援施設「はぐれ雲」に息子を預けることに。

「はぐれ雲」では引きこもりや不登校を経験した10~40代の人々が、ひとつ屋根の下で暮らし、就労訓練などを受けながら自立を目指している。
すさんだ生活を送っていた息子は、最初は戸惑いながらも徐々に集団生活になれていくが、両親からの連絡は無視し、関係を拒絶していた。
引きこもりの原因はなんなのか?無気力な息子を見ながら、両親は「何がいけなかったのか?」と自問自答する日々…

「変わりたい」と願う両親と息子。しかし、その関係は簡単には修復できない。引きこもりの日々から脱し「はぐれ雲」で過ごした1年間。両親と子どもの葛藤と苦悩、それぞれの「再生」にかける姿を見つめた…

ナレーター:富田望生

視聴者の感想や評価

引きこもりの人の自立支援を促進する施設・入所している若者を取り上げていて、入所する若者と親の関係性について深く考えさせられる放送でした。親は子供に価値観だけを押し付けてしまうと信頼関係を損なう可能性があるので、親は応援する気持ちで後押しをする事が大事だと思いました。

30代

引きこもりの若者を社会に出られるよう更正させるホームを撮影していた。引きこもる人にも様々な事情があるのだと知りました。施設では明るい少年が過去には家庭内暴力を起こしていたり、親の過保護や高圧的な振る舞いに心を痛めたり、修復するには時間が解決するものなのかな…と考えさせられる内容でした。

40代

毎週、様々なす人間模様を映す、ドキュメンタリーだが、今回は、家族のちょっとしたことのすれ違いや、つまずきから、引きこもりになった人たちが、施設で生活していくうちに、悩みながら、自立に向かっていく様子だった。月日が経ち、確かに顔が変わっていく様子がわかった。それぞれ家庭の事情もあり、何が間違っているとか正しいとか言えないが、これからのことだけ考えて、自分が変わろうと思えば、人は変われるんだと思いました。

50代

時代にあった内容だと思いました。はぐれ雲という施設があるのも初めて知りました。またもし自分の子供がそうなってしまったらと思うと不安でたまりません。が、ならならいにこしたことはないけれど、そういう施設などがあればある意味安心かなと思いました。解決していくには時間もかかって大変だと思いました。

30代

2020年7月19日放送内容

お父さんと13人の子ども 後編~7男6女 闘う大家族~

大阪に暮らす澤井さん一家は、36歳から15歳までの7男6女、13人の子供がいる大家族。一家は大阪駅前の地下街で、まさに「家族経営」の居酒屋を営んでいる。高校を卒業した8人のきょうだいが働く店は、昼も夜も大盛況。定食のランチメニューは、380円の激安価格。さらに、澤井家の子供たちは、空手の大会でも大活躍する有名なスポーツ一家。「お父さん」こと澤井淳一郎さん(55)を中心とした団結力はとても強い。

澤井家に“事件”が起きたのは、3年前…お父さんが「跡継ぎ」に決めていた長男が、誰にも何も言わず、突然、家を出ていってしまった。以来、長男とは音信不通の日々…固く団結していたはずの澤井家にヒビが入ったのだ。そして、進学校に通い、成績優秀にも関わらず、大学進学を諦めた三男も、居酒屋での仕事に「迷い」を感じ始めていた。仕事に身が入らない三男はある日、父と衝突する。家族の団結を願う父と、自分の可能性を試したい三男。

そんな中、忍び寄る新型コロナの影。澤井家の居酒屋、大家族の生活に迫り来る危機。
そして、15人大家族の大黒柱である、お父さんを襲う異変…
「家族って何やろね」そうつぶやくお父さんと大家族は、この大きな試練を乗り越えることができるのだろうか…

ナレーター:ファーストサマーウイカ

視聴者の感想や評価

大家族で居酒屋経営をしているという内容でしたが、コロナ渦でお店の営業も出来ず、父親がコロナ陽性で重症化するなど大変そうでした。しかし、学校を卒業したら家業に入らなくてはいけないようで、子供の自由や意思を全くというほど考えない父親に対して不愉快に思いました。

40代

新型コロナにかかってしまったお父さんに密着しているところでは、とても危機迫る感じがしてハラハラしました。最後には陰性になって、元気になって家族旅行に行っている姿を見て、本当に良かったなと思いました。家族の形を改めて考え直したお父さんはとてもかっこよく見えました。

30代

前編は見ていないのですが後編を見ました。前回あまり評判が良くなかったそうですが案の定でした。

一家の大黒柱のお父さんがコロナで重症化して命の危機になったのは大変だったとは思います。しかし、家族も感染して治ってそんなに経たないうちに家族旅行に出かけたことは大問題です。フジテレビに抗議したいと思った程でした。

子供たちも高校を卒業すると強制的に父の居酒屋で働かされるのは可哀相です。30代後半の長女はそのせいで結婚もしていません。自分の娘たちにナース服で接客させていることにも引きました。

男の子たちの名前がとにかくひどい名前です。頭がよく勉強をすることが好きな息子も大学進学を諦めたことが可哀相でなりません。子供たちには自分のやりたい夢に進んで欲しいです。

30代

2020年7月12日放送内容

お父さんと13人の子ども 前編~7男6女 闘う大家族~

大阪に暮らす澤井さん一家は、36歳から15歳までの7男6女、13人の子供がいる大家族。一家は大阪駅前の地下街で、まさに「家族経営」の居酒屋を営んでいる。高校を卒業した8人のきょうだいが働く店は、昼も夜も大盛況。定食のランチメニューは、380円の激安価格。さらに、澤井家の子供たちは、空手の大会でも大活躍する有名なスポーツ一家。「お父さん」こと澤井淳一郎さん(55)を中心とした団結力はとても強い。

澤井家に“事件”が起きたのは、3年前…お父さんが「跡継ぎ」に決めていた長男が、誰にも何も言わず、突然、家を出ていってしまった。以来、長男とは音信不通の日々…固く団結していたはずの澤井家にヒビが入ったのだ。そして、進学校に通い、成績優秀にも関わらず、大学進学を諦めた三男も、居酒屋での仕事に「迷い」を感じ始めていた。仕事に身が入らない三男はある日、父と衝突する。家族の団結を願う父と、自分の可能性を試したい三男。

そんな中、忍び寄る新型コロナの影。澤井家の居酒屋、大家族の生活に迫り来る危機。
そして、15人大家族の大黒柱である、お父さんを襲う異変…
「家族って何やろね」そうつぶやくお父さんと大家族は、この大きな試練を乗り越えることができるのだろうか…

ナレーター:ファーストサマーウイカ

視聴者の感想や評価

13人の子供と両親で居酒屋を営む家族のノンフィクションでした。子沢山の大家族は美談のように取られますが、私はあまり好きではありません。13人の子供を育てる甲斐性は流石ですが、やりたいことを我慢してしまう子供もいるからです。長男は何も言わずに家を出て、会社員になって結婚していました。普通なら当たり前のことも彼は言えずにいたんです。家族と店をやりたい子もいれば、他のことがしたい子もいるんです。最後のほうにお父さんがコロナに感染して入院したところで終わりました。この家族はどうなってしまうのか後半も見ます。

50代

大家族に密着している回で、お父さんが子供たちに一生懸命家族の絆の大切さを説いているところがとても印象的でした。コロナでお店にもお客さんが来なくなってしまったり、長男が家を飛び出してしまうなど波乱万丈ですが、来週の後編で家族がどうなっていくのかがとても楽しみです。

30代

2020年7月5日放送内容

真夜中の洋菓子店 ~ケーキよりも大切なもの~

深夜11時、静まり返った奈良の街に、明かりを灯す一軒の洋菓子店。

その名は「にこにこ庵」。夜ふけに次々と訪れるお客さんたち。そのワケは、店主・木村洋司さん(56)の“ケーキ愛”。「全てが自分の子ども」と話すほどケーキに愛情を込める木村さんは、全て売り切れるまで決して店を閉めない。そのため、ほぼ毎晩、店の厨房の床で仮眠をとりながら、お客さんを待ち続ける日々を過ごしていた。

一方、そんな生活を送る木村さんに複雑な思いを抱いていたのが妻・美絵子さん(54)。店に食事を届けたり、夜中に寝てしまう夫を起こしたり、15年前の店のオープンからずっと影ながら夫を支え続けてきた。その思いを知ってか知らずか、妻子を放ったらかして、家庭を顧みず、ますますケーキ作りに没頭する夫。ケーキと夫、時々、妻…の不思議な“三角関係”。

そんな中、妻・美絵子さんは、ついに洋司さんに「店をやめてほしい」と切り出す。時を同じくして襲う新型コロナの嵐。悩んだ挙句、洋司さんが出した決断は…

真夜中の洋菓子店を舞台に、ちょっと不器用なケーキ職人と、それを支え続ける妻の姿を見つめた。

ナレーター:高梨臨

視聴者の感想や評価

街の小さなケーキやさんの店主の夜中まで働く姿には、今の時代にそぐわない働き方だと思って見ていましたが、最終的には妻の希望を聞き入れ、店をたたみ、夜には家に帰ると決めたところがとても男らしくて、かっこよい姿を見ることが出来て良かったです。

30代

「真夜中の洋菓子屋さん」のタイトルだったので、夜から明け方にかけての洋菓子屋さんかと思ったら、売り切れるまで店を閉めないから真夜中までやってることになる洋菓子屋さんでした。採算度外視でケーキ作りに励み、そういうつもりはないけど、結局は家族を蔑ろにしていたことに気づいた店主。店を閉めて家族との時間を過ごして、ケーキ屋さんで働くことになってめでたしでした。閉店は残念でしたが、家族は大切にしてほしいです。

50代

真夜中のケーキ屋さんという新聞のラテ欄に惹かれ拝見しました。真夜中の○○というタイトルは大抵、今流行りの夜の街の中にあり、そこを訪れる客にインタビューをして云々。といういつものパターンなのかなと思いましたが、全く違いました。奈良県の奈良公園の近くの普通のケーキ屋さんでした。
夜中まで店を開けている理由は単純「自身の作った子供たち(ケーキ)がかわいそうだから」一個でも残ろうものなら、Twitterで告知し、しかもちゃんと常連の方が買いに来る。ご近所さんからも愛されていることが凄く伝わりました。閉店してしまったようで、とても残念です。

30代

2020年6月28日放送内容

シングルマザーの大家族~パパが遺してくれたもの~

續(つづき)夕美子さん(48)は、4男6女合わせて10人の子供を持つ母親。たくさんの子どもに囲まれ、賑やかで幸せな日々を過ごしてきた。
しかし、3年前の7月、夫の浩一さんが、突然、病気で他界。42歳の若さだった。
10人の子どもを遺して逝ってしまった父。稼ぎ頭を失った夕美子さんは女手ひとつで子どもたちを育てていくことになった。

ところが、次男(23)は定職につかず、三女(17)は高校を中退し、引きこもり状態に…
夕美子さんは、育児に奮闘するかたわら就職活動に励むものの、どれも思い通りにいかない。
子どもたちともすれ違い、限界寸前の一家にさらなる“事件”が起きる。

そんな窮地で「助け舟」となったのは、母親の一番の理解者である長女(28)。
夕美子さんは、長女と共に家族を再生しようと試みる。
10人の子どもを遺しこの世を去ったパパが“遺してくれたもの”とは一体何なのか。
シングルマザーの大家族が、苦難の末に気づいた大切なものとは…

ナレーター:芳根京子

視聴者の感想や評価

シングルマザーの話となっていたので、未婚の母とか若くして離婚のパターンと思ったら、今回は深刻でした。子沢山とお父さんが病気で急死してしまったのだから。子供の大半はまだ学校に行かせないといけない育ち盛り。思春期やら反抗期やら受験やらお金もかかるし、色んな世話も焼かないといけない。家族が多いと人数分の楽しみや悲しみがある。長女の手助けで闇に飲まれそうな家庭は持ち直したけれど、これからもまだまだ波がきそうな続家でした。

50代

大家族を支えるシングルマザーの苦悩とにぎやか家族の奮闘記でとても楽しかったです。電気を止められてしまったり、娘が持病で入院したりとドタバタなことも多かったですが、子供たちの笑顔がとても眩しかったです。

30代

大家族で新築のお家も建ててこれから幸せな生活が始まるって時に、突然主である父親が亡くなってシングルマザーとなってしまった。子供達にはニートが居たり、まだ小さな子が多くお金もかかる。実際自分がそこまでお金に困った経験が無いから、現実味が無いけれど生きて行くためにもっと何か出来るのではないのか?色々考えながら見ていました。それそれ仕事が決まって少しずつ良い方向へ向かって行く。子供が居ない私にとっては子供がたくさんいるだけでも幸せと感じるけれど、色々な家族の形があってそれぞれ悩みがあるのだなと感じました。

40代

不良少女のモモコが寺から脱走して帰ってきてみんな集まっている時の映像がみんなの感情が爆発していて胸に刺さりました。たくさんの不良を助けた和尚さんが亡くなったとき構成したたくさんの卒業生に看取られていくのがすごく感動しました。

20代

最近見た中で一番酷く見ていてイライラしました。旦那を亡くした大家族の母、ゆみこさん、この人は悲劇のヒロインぶってるように見えました。とにかく次女が可哀相です。働いてお金を入れてくれるのをあてにされて病気が悪化してしまいました。案の定原因はストレスです。仕事をしない息子と娘はニート呼ばわりされていましたが、働いたら全部お金を家に入れなければならないから嫌なのだと思います。嫁いだ長女も気の毒です。電気が止まって家族みんなで長女の住む家に押しかけるなんてありえません。電気が使えなくても家にいればいいじゃんと思いました。旦那さんも嫌がっていそうでした。

更に酷いのはその間ペットたちを置き去りにして放置していたことです。本当にありえないですしこんな人はペットを飼う資格はありません。そして母親は娘の勉強を見てる時に頭を叩いてました。子供にやつあたりしているようにしか見えませんでした。とにかくこの母親無理です。特にペットを放置していたことや病気持ちの次女に無理をさせていたことが腹が立ちます。

30代

2020年6月21日放送内容

孤独死の向こう側 ~27歳の遺品整理人~

誰にもみとられることなく自宅で亡くなり、死後、長らく発見されない人々…
いわゆる “孤独死” が近年増加の一途を辿っている。そうした中、「孤独死は誰にでも起こりうる」と訴え、その独特な活動で注目を集める27歳の女性がいる。遺品整理人の小島美羽さんだ。
彼女は「孤独死の現場」を“ミニチュア”で再現し、なぜ孤独死が起こるのか、その本質を伝え続けてきた。そしてきょうも…多発する孤独死の現場に小島さんの姿があった。

遺品整理人は、孤独死などで亡くなった人の部屋を清掃し、残された遺品の中から、思い出の品を遺族に引き渡すのが勤め。小島さんが遺品整理人を志したきっかけは、17歳で父と死別したこと。「何もしてあげられなかった」という後悔の念から、自分と同じ境遇にある遺族を救いたいと考えた。そして2014年、東京・板橋にある遺品整理会社に入社、社長の増田裕次さんと二人三脚で日々、孤独死の現場と向き合っている。
増田さんは会社を立ち上げ20年、かつては「遺品整理人」と言っても誰も理解してもらえず、「縁起が悪いから近寄るな」と言われたこともあった。孤独死に対する世間の認識は、なかなか変わらないまま。増田さんと小島さん、二人には超えるべき課題が山積していた… 「孤独死をどう伝えていくか」をめぐり、ぶつかる二人…27歳の遺品整理人が見つめる「孤独死の現場」、その向こう側にある物語を追った…

ナレーター:吉岡里帆

視聴者の感想や評価

27才の遺品整理人。孤独死した方の部屋の清掃と遺品整理をし、その部屋の模様をミニチュアで再現する。孤独死と一言に言ってもたまたま独りとか、自分で独りを選んだとか、必ずしも不幸で悲劇と決めつけてしまってもいけないと思う。「誰にでもあること」だとは思うけれど、「遺品整理」と言う数多ある職業の一つだと思います。

50代

孤独死や事故物件などの現場をミニチュアで作っている小島さんの出てくる回でした。実際に話している姿を見るのは初めてかも知れません。まさかこの会社は2人だけということは知りませんでした。小島さん地震も離婚した父親を孤独死で亡くしたということで、強い信念のようなものを感じました。どんなに悲惨な現場でもひるまない姿も格好いいです。社長さんとぶつかり合うシーンもありハラハラしましたが、この社長さんもヤンキーからこの仕事を始めて凄い人だと思いました。

30代

農業男性と結婚したが現場に出て作業をした事がない女性が農家婚活を主宰している事には疑問と説得力がないと感じました。ただ強制や義務で行うのではなく、自分で決めて行う考え方は同感が出来ました。農家婚活の取り組みは農業が好きだからできる事なので頑張って欲しいと思います。

40代

2020年6月14日放送内容

19歳の漂流 ~妊娠…出産…家族を求めて~

DVや望まぬ妊娠など、誰にも頼れない問題を抱える少女たちを救い続ける女性がいる。NPO法人「BONDプロジェクト」の橘ジュンさん。年間3万件近くのSOSが寄せられる中、去年秋、一人の女性が橘さんの元を訪れた。19歳のセナ。
彼女は、生まれた直後に乳児院に預けられた後、里親に育てられた。しかし、中学生の時非行グループに加わったことがきっかけで事件を起こし、少年院に1年間入ることになる。
その後は、水商売の世界で生きてきたセナ。しかし去年、元交際相手との間に子供を妊娠。相手からの返事も来ない中、セナは子供を産む決断をする。
一方、そのセナに寄り添い、支え続けてきた橘さん。実は11年前に橘さんが活動を始めるきっかけとなったのも、セナと同じ状況に追い込まれた19歳の女性との出会いだった。

それが、歌舞伎町でネットカフェ暮らしをしていた、マリ。東北地方から上京し、夜の街で生きてきた彼女もある日、妊娠が判明。誰にも相談できないまま、中絶ができる期間を過ぎ、時に橘さんとぶつかり合いながらも無事に男児を出産する。
その後も薬物事件を起こすなど、なかなか生き方を変えられずもがくマリを、支え続ける橘さんの葛藤と、その一方で、我が子を生んだセナの喜びを通して、今、誰にも頼れないまま社会を漂う女性たちの姿を追った…

ナレーター:安達祐実

視聴者の感想や評価

漂流する若い女の子。普通の家庭の普通の女の子が落ちて行くきっかけはだいたい「妊娠」。漂流する少女達を助けようと手を差し伸ばすタチバナさん。19才の頃から支えてるマリちゃんは今年30才。大人が考えることにたどり着けないまま年齢だけが大人になってしまった人はマリだけじゃない。甘えるなと言いたいけれど、突き放して済むことではない。ただ「子供が出来る行為」を安易にするなとは言いたい。それは女だけでは無く男にも大いに言える。少子化問題の半分は男のせいなのだから。「身内には迷惑をかけたくない」と他人に頼る前にちゃんと学んで欲しい。激してしまいそうなノンフィクションに安達祐実の淡々としたナレーションが染み入りました。

50代

かつて大物音楽プロデューサーとして活躍した男性が薬物に手を出し、単純執行猶予の身の中で音楽プロデューサーとして仕事が出来た事は、彼の才能だけではない自分の罪と向き合っている姿が通じた結果だと思いました。また耳が聞こえなくなり音楽の道からの引退の決断し、デジタル絵画で個展のオファーがきた事は多彩な才能の持ち主であると思いました。

40代

10代で妊娠、認知はせず子どもを出産し育てることに不安な少女。親にも頼れない。私自身が離婚により一人で息子を育てているので大変さは身に染みてわかります。私は頼れる親がいるのでなんとかなっていますが、本当に一人で育てていくのは大変だし苦労もするし孤独だし本当に大変だと思います。

30代

19歳で出産する女性の密着回で、彼女の心の叫びを色々聞いてとても心が痛かったです。幼少期の体験は大人になっても心に深い闇を抱えさせるということを痛感して、一生懸命支えようとしている橘さんの活動に感動しました。

30代

今回は途中からの視聴でしたが、せっかく頑張って子供を引き取って育てることを目標にしていたのに覚せい剤に手を出してしまった女性はショックでした。でも女性に覚せい剤を売った男も悪いと思います。2人の女性が出て来てどちらがどっちだか忘れてしまったのですが、家族に恵まれなかったからこそ、相手は妊娠していることを知らないけど妊娠できたことが家族が出来たみたいで嬉しかったと語っていたのは切なくなりました。夜の仕事はやめて介護の仕事に興味があるからやってみたいと言っていた女性を応援したいです。

30代

行き場のない若い女の子達が妊娠をしてしまい、相手や自分の親に頼ることもできず、そんな女の子たちの面倒をみている年上のジュンさんに頼って暮らしていく話です。一度きりではなく、何年にもわたって気にかけてくれるジュンさんに本当に頭が上がらないなぁと思いました。そして、世の中にはこんな生活をしている子がまだまだいる現実を知りました。同じシングルマザーでも貧乏でも、責任をもって育てる!と宣言していた最後の女の子が良かったです。

40代

若くして、一人でたくさんの悩みを抱え、私がその年齢だったら不安で、きっと乗り越えることができないと思いました。現実と理想がかけ離れているから、彼女たちも戸惑うのだと感じました。そんな彼女たちを救おうと懸命に走り回っているNPO法人の方達には、脱帽です。世にもっと知れ渡るよう、今後も取り上げてもらいたいです。

40代

2020年6月7日放送内容

「生まれてくれて ありがとう ~ピュアにダンス 待寺家の17年~」

17年間見つめた、ある家族の歴史…
ダウン症のある息子と生きてきた待寺家。我々が出会った時、息子・優は13歳。以来、彼の成長と共に喜び、悩み、涙した。そして2020年、優は30歳を迎えた。
両親も年をとり、この先自分たちがいなくなった後、一人で幸せに生きていけるのか…「自立への道」を探して葛藤する日々を見つめる。

生まれてダウン症と分かった時、両親は「暗黒の世界に突き落とされた」という…
当時は情報もサポート体制も少なく、周囲の偏見も強かった。どう育てたら良いのか…
暗中模索しながら必死に育ててきた。そして、優は自分の運命を大きく変える「ダンス」に出会う。ダンスグループに入って才能を認められ“ダウン症のダンサー”として注目されるようになっていった。ダンスは両親にとっても「光」。母親は息子を全力で支え続けた。
しかし注目されることで、優は自分がダウン症であることを突きつけられて葛藤してしまう。夫婦の間にも、サポートの考えの違いで対立が生まれた…
そして今、年齢的にダンスグループの中心を外れ、福祉作業所に通う日常を送っていた優に、ダンス活動の集大成とも言える夢のような話が舞い込む。再びダンスに打ち込む優。
しかし、そこには非情な運命が待っていた…

30歳の誕生日、驚きの言葉を両親に伝える優。待寺家の17年の軌跡、そして波乱に満ちたこの1年、優と共に前を向いて進んできた家族の記録。

ナレーター:宮崎あおい

視聴者の感想や評価

ダウン症の青年と家族の物語に感動しました。ダンスと歌が好きで小さい頃から熱中していて、お母さんも笑顔で一緒にノリノリで踊っていたり、スクールに車で送り迎えする姿は家族愛を強く感じました。彼がダウン症だということを前向きに捉えて頑張る姿に勇気をもらいました。

30代

お母さんが涙ながらに、はじめは障害を受け入れられずまだこどものゆうさんを子供部屋にほったらかしにしていたと語っていたシーンが印象的でした。当事者にしかわからない辛さを言葉にできたのもいまのゆうさんとの関係があるからだと思いました。とても考えさせられる内容でした。

30代

ダウン症の青年ダンサーのお話。福祉作業所で働きながらダンスをしてる青年。見た目にはダウン症と分かるけど、稽古場で踊ったり話をしてるところは普通の人と何ら変わらなかった。30才の誕生日にお母さんに「産んでくれてありがとう」と言ったのが印象に残りました。まるでドラマのようでした。

50代

番組制作をしている女性の両親で認知症になった母親を父親が介護する老老介護の様子は今の日本の現実をよく表れていて、年老いていく事と生きていく事の厳しさを感じました。またこのような状況でも両親の娘を思う気持ちには心が打たれました。

40代

2020年5月10日放送内容

「花子と先生の18年 〜人生を変えた犬〜 前編」

東京でハナ動物病院の院長を務める獣医師の太田快作さんと愛犬の花子に密着。学生時代に殺処分を待つ保護犬だった花子を引き取ったことで人生が変わったと語る太田さんは、動物保護に全てを捧げている。しかしある日、花子が突然倒れてしまう。彼は、病院での診療を続けながら、献身的に花子の介護を始める。

ナレーター:石田ゆり子

視聴者の感想や評価

動物病院の獣医師さん、病院で暮らす犬の花子を軸にした話でした。避妊手術する知識がない飼い主さんの多頭飼い問題に無償で避妊手術を施している姿にはとても感銘しました。譲渡会を開くなど動物が幸せに暮らせるよう尽力されていて感心しました。本当に動物の事を思っている素敵な獣医師さんだと思います。

40代

花子と一緒に獣医師として奮闘する男性に密着していて感動しました。多頭飼育の現場でオスの犬をボランティアで避妊手術している姿はとても正義感があってかっこよく見えました。またその家がクラウドファンディングによってドックランが出来て犬たちが走り回っている様子まで密着していてとても安心しました。

30代

この番組は、家にいる時は見ています。今回は獣医さんと、犬や猫のボランティアさんたちの活動とともに、獣医さんの買っている花子さんという犬との今までの活動を見ました。獣医さんはプライベートの時間もなく、休みの日はボランティアから依頼された犬猫の去勢、避妊手術をされたりして、獣医さんも地道に活動されていると感じ、頭が下がる思いでした。今回は前編で、後編があるようなので、また続きもみたいです。私も猫を20年飼っていたので、他人事ではない思いでした。

40代

動物病院のお医者さんと保護犬だった花子ちゃんの物語の前編でした。今回ははなちゃんとの物語というよりは可哀相な犬や猫の保護活動をする先生たちの奮闘する姿がメインでした。無責任な飼い主に対して怒鳴っている姿はカッコよかったですしもっと言ってほしいと思いました。生まれたばかりの子猫が死んでいたシーンなど辛いシーンもたくさんありました。こんな先生やボランティアの皆様には頭が上がりません。無責任な飼い主たちに対して怒りが沸いて来ました。先生は大した物を食べてなくてもっとちゃんと食べてほしいと思いました。動物のことを優先しすぎたのが原因でバツいちということですが、この先生なら絶対再婚できます。来週は花子ちゃんの辛いシーンが増えそうですがまた見ようと思います。

30代

2020年5月3日放送内容

銀座の夜は いま…菜々江ママの天国と地獄

銀座歴20年のホステスであり、高級クラブの若きオーナーママである唐沢菜々江さんに密着。彼女が経営するのは東京・銀座の一等地にある「クラブNanae」で、月に1億円を売り上げる銀座の一流クラブ。しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、東京都の外出自粛要請や政府の緊急事態宣言によって客足が遠のいてしまう。

ナレーター:小池栄子

視聴者の感想や評価

銀座のママの天国と地獄がとても明確でわかりやすくまとめられていたと感じました。コロナの影響で立ち上げようとしていた美容サロンも工事がすすまなくて資材がそのまま残っている状態のフロアを案内していた時のママの表情がとても寂しそうで心が痛みました。

30代

この番組ではこれまでも夜の世界で働く人を何度も取り上げていますが、今回は新型コロナの影響で深刻な話でした。銀座のクラブのママさんの話を聞いていて、この業界は今みんな大変な状況だということが伝わってきました。やっぱり銀座という固定資産税の高いエリアで営業しているからこそ余計に損失の多くさというのも感じました。

30代

銀座で大成功を収めているクラブのママを密着しているのだがちょうどこのコロナとタイムリーでぶつかり当初の密着取材の意図と変わってきてしまっている事が画面から伝わって面白味が無くなっていたような気がします。一流の銀座を忘れずにYouTubeなどの新しい物も取り入れていくというポジティブな考えやコロナに負けず明るく頑張るという姿勢は見ている人に勇気と元気を与えて良かったと思います。

50代

新型コロナの銀座のクラブへの影響が自分の想像を超えていてびっくりしました。月の固定費が2500万円というのは驚きましたね。自粛要請の援助金100万円は焼け石に水どころか水滴ですね。数億円で無利子の融資が必要と思います。倒産は意地でもしないとのことでしたが、頑張ってほしいですね。

30代

銀座のクラブで働くママさんの波乱の人生に密着した一時間で、特にコロナウイルスの影響化に苦しむ夜の業界の実態が明らかになり有意義な放送だった。恐らく自粛宣言前後の密着にも関わらず、リスクのある中で取材に応じた出演者や制作側のスタッフには頭が下がります。色々な地を転々としながら経験とアイデアで成功してきたママも未曽有のウイルスという天敵に苦しむ様子は、決し他人事とは思えず心が痛くなった。

30代

5億円で店舗を改装した、やり手の銀座のママに密着したドキュメントでした。華やかで金銭感覚も一般の人には縁のない世界の話ですが、コロナウイルスにも取材時期がかぶっており、元が大きい分、大変そうな様子でした。印象的だったのは閉店は絶対させないと言っていた事です。素直に頑張ってほしいと思いましたしこういう方が銀座の夜をこれからも作っていくんだろうなと思いました。

40代


2020年4月19日放送内容

「52歳でクビになりました。〜クズ芸人の生きる道〜」

芸歴30年のお笑い芸人、小堀敏夫に密着。小堀は、WAHAHA本舗に所属し、主宰の喰始(たべはじめ)からは「クズ芸人」と呼ばれている。芸人として何一つ努力もせず、お笑いライブに参加はするものの、やる気は全くない。そんな彼が、ついに所属事務所をクビになってしまう。

ナレーター:吉岡里帆

視聴者の感想や評価

芸人さんなのに全く笑いの取れないという52歳クズ芸人さんのドキュメンタリー。52歳と言ったら、世のサラリーマンではそこそこの収入を得て家族を養う年齢ですが、結婚という責任を押し付けられる形が嫌だとおっしゃいました。その時点で逃げる性格なのだなと思いました。逃げることで自分を誤魔化す人生。だからクズ芸人と呼ばれてしまうのではないでしょうか。

30代

小堀敏夫という52歳のクズ芸人が埼玉県の家賃2万円のアパート住まいとは気の毒です。カップラーメンをすする姿が痛々しいです。芸歴28年のベテランがワハハ本舗に属しているのに、ネタ見せの新作ネタのオーデイションで合格すれば、お笑いのライブに出場できるそうですが、一人芸では優秀なネタのライターもいなく厳しいと思ったら、ネタが受けず、喰いさんに、信用できない詐欺師のような物だと聴衆の前で言うわれるのはハラスメントに等しいと思いました。

それでも、あがいている人は面倒見ると言われたのは、少しは救われた気分になれましたが、厳しいです。そこまで言われた小堀さんのストレス解消がパチスロというのも悲しいですが、ギャラ飲みという小遣い稼ぎがあるとは意外でした。それでも80才近い親に仕送りされていたとは情けないです。

一方、室田と言う相棒がいて、小堀さんが、かつて落語家を目指したそうですが、がっぽり建設というコンビが解消になったのが、つまずきだったようです。でも自己破産者の第二の人生という自虐ネタが受けていたので、何とか頑張って欲しいですが、ネタ見せを、すっぽかして喰いさんにワハハ本舗もクビだと言われ、お笑い全日本カップにも惨敗し、ゲイバーで働いたのも続かず、浜松に流れ、これからも、どうなるのか心配です。

それとも、好きな事を一人でやって生きているのは幸せなのか考えてしまいます。このコロナ騒動で活動の場を奪われて、生活は、どうなるのでしょうか?。こういう人にも給付金が払われるのでしょうか?。社会の見えない分野で必死に生きている人に迫るドキュメントは毎週、興味を持って見たいです。

50代

私の居場所というのは、本当に誰でも考えることだと思います。誰でも仕事をしていて、本来したいことなのかと悩むことがあります。その時、居場所と言える仕事と言える人がどのくらいいるでしょうか。そのように刺激を受けることができました。

40代

久しぶりに観た「ザ・ノンフィクション」でしたが、欲の怖さや性格の大切さを考えさせられたストーリーでした。小堀さんはお金があったらパチスロに使ってしまう人で、尊敬している方にネタ見せをする予定があるのにも関わらず、嘘をついてパチスロを続ける人間でした。これだけでも衝撃的でしたが、パチスロで大負けをし、とうとうお金も92円しかないというところまで来てしまった所、後輩芸人にお金を借りるシーンは悲しくなりました。お笑いライブの結果発表の際に、他の方は決勝進出した方に対して拍手をしているのに、小堀さんはスーッと立っていて、とてもプライドが高いんだなと強く感じた瞬間でした。

20代

50歳超えの売れない男性芸人に焦点をあてた回でした。ギャンブル好きで宵越しの金は持たない芸人というのは昔からいるけれど、世に出てきた人は少なくとも「芸」にだけは秀でていたのだと思います。今回密着されていた方には正直「芸人」である理由も感じられず、ただただ楽なことだけやって生きていたいおじさんの話に思え、見たことが無駄な時間に思いました。今のような時期の放送なら、少なくともどんな生き方であっても「理由」が感じられる人を放送してほしかったです。

40代

52歳でクビになったクズ芸人の生活模様や人間関係などがまとめられたVTRには絶望しました。後輩芸人に金を借りるシーンや師匠のアドバイスを真摯に受け止めて向上心を持つこともしないでギャラ飲みで楽しそうに過ごしている姿を見ると同じ大人とは思えなかったし、彼の今後がとても心配になりました。

30代

この番組を見て思ったことは、お笑いの芸能界が厳しいことです。今回この番組に出演した小堀さんは52歳で仕事を解雇されました。それは、彼が働いているワハハ本舗という事務所でLINEを使って欠勤することが多く、それを事務所を主宰している喰さんに目を付けられ、解雇ということになりました。欠勤が多い理由は、外でパチンコをしたり、芸人がお金をもらって酒席を共にするギャラ飲みで生計を立てていたからです。

このことからお笑い芸人で生計を立てることは難しいことなのだなと思いました。印象に残ったのは、事務所内オーディションで喰さんが小堀さんに対して言った言葉です。それは、客が笑わないから駄目なのではなく、客を笑わせられない自分が悪いという言葉です。お笑いの芸能界は人を笑わせることが大事なので、そのために必死になって精進することが大事だと思いました。

事務所を解雇された小堀さんは、男性が女装して働くゲイバーで働くことを決意し、そこで訪れるお客さんに芸を披露するために、また芸能活動に真剣に向き合うことになります。芸能界事務所を解雇されてもお笑い芸能に真剣に向き合う小堀さんは努力家だと思いました。これから先も諦めずに頑張っていってほしいと思います。今回の番組で世の中簡単にうまくいくことはないことを痛感しました。なので、私も最後まで諦めずに、自分の将来と向き合っていきたいと思います。

20代

人間として、ここまで堕落できるのかという部分をみた。ただ、ここまで行っても生きていけるのだから日本は恵まれているのだなとも感じた。ただ、自身が50代になった時にこうなっていたくはないので今のフィールドで自己研鑽しようと思う。

30代

50代のクズ芸人が、20年間ネタ作りなど一切しないで、ギャラ飲みやパチスロで生活していたが、ついに解雇される内容でした。パチスロで、年間100万の儲けがあると言っていましたが、私の経験上それはあり得ません。しかも、打っていた台は、戦力的に難しいジャグラーであったので、その話は嘘でしょう。そういった変なプライドを捨てられないところをみると、自分がかつて天才だと言われたポジティブなことだけを、自分の中で誇張し生きてきた人なのだろうと思いました。スタッフもそのことには気づいていて、彼に嫌なことを告げます。彼はショックを受けていましたが、たぶんこういう人は変わらないなと思いながら見ていました。

40代


2020年4月12日放送内容

「余命3年の社長と刑務所を出た男 後編〜塀の外の挫折と旅立ち〜」

刑務所を出た元受刑者を採用する建設会社の社長に密着する後編。彼は余命3年と宣告されるが、再犯者を減らしたいという思いから採用活動を続ける。そんな中、3度の服役をした50代の男性が更生への思いを熱く語り入社するのだが、働き始めてわずか5日で寮から姿を消してしまう。

ナレーター:佐藤仁美

視聴者の感想や評価

この番組の存在は知ってはいたけどまだ見たことはなかったのですが、前科者を受け入れて仕事を与えている北海道の会社に密着した回を先日たまたま見て、「ザ・ノンフィクション」というタイトルにふさわしい内容だと思いました。嘘や脚色が無い。例えば私が見た回であれば、誰も身元を引き受けたがらない前科者達を、脊髄小脳変性症で余命僅かな社長が自らの使命として引き受け、更生の手助けをしている、という美談として構成する番組は多くあると思うけど、ザ・ノンフィクションでは社長の1番近くで働く秘書(彼自身も元犯罪者)の正直なインタビューまで放送し、美しいだけではない現実を嘘偽りなく切り取っていた印象を受けました。これを機にこの番組を見続けたいと思います。

20代

翔太くんの旅立ちが衝撃的でした。大山さんのように愚痴ばかり言って勝手に飛び出していく形ではなく、家族を養うという使命を全うするために退社する彼には、新たな場所でも賢明に生きてほしいと思いました。社長の体調がかなり悪化している様子もありましたが、それでも政府に働きかけて夢をかなえようとしている姿に感動しました。

30代

前回の余命宣告された社長さんの経営する前科者を受けて入れる話の続きでした。今回も残念な内容でした。頑張って社長の元で働いてきた20歳のしょうたさんが仕事をやめることになったそうです。その理由はどうやら彼女がいるみたいで、彼女が妊娠しているからということです。既に連れ子が一人いて、2人の子供の父となるようです。この展開には驚きました。この女性もよく窃盗を繰り返していた人と子供なんて作れるなと思いました。でも父親になるからには別れたりしないでちゃんと最後までパパでいて欲しいですね。

30代

先週が前編、本日が後編で、刑務所から出所する人を雇用する余命3年の社長さんと従業員のノンフィクションの内容でした。社長さんは、刑務所から出所した人の雇用が少ないことから、積極的に雇用をしていますが、すぐに退職する人も多いということでした。確かに雇用されるのは難しいと思います。雇用してもやめる人が多いと、雇用する側も、またすぐやめられるのでは、と思います。更生という言葉が番組でも出てきましたが、強い意志がないと難しいのではと感じました。

40代

北洋建設の小澤社長が元受刑者を多く採用する理由を聞いて、誰からも相手にされなかった人、または世の中が見捨てようとした人でも、何とかして更正させて世の中の役に立たせたいという強い気持ちに胸が熱くなった。

20代

元受刑者は家族、会社は家。そして、反省は1人でできるけど更生は1人ではできない。社長のその言葉がとても心に響いた。家族として迎えた元受刑者が筋も通さずに逃げ辞めて離れることはある意味では裏切りであって、決して平気なことではないだろうに、社長の想いこそ無条件の愛情だと思う。

30代

元受刑者を日本一受け入れしている「北洋建設」の現在の放送でした。以前、ニュースの特集で社長の小澤輝真さんの特集を見たことがあったので興味があり、視聴しました。進行性の難病「脊髄小脳変性症」を患っていることは知っていましたが症状が随分進んでしまっていることにまず驚きました。

今回は社長だけでなく、元受刑者(2名)を中心にお母さまや支える従業員の方々も織り交ぜながら、番組が進行していきました。どんなに手を差し伸べる人がいたとしても、受刑者が本当の意味で社会のなかで更生するということはして難しいんだなと感じました。受刑者の方の生きずらさは理解でき、そういう過去を持つ人に出会ったとしてもフラットな態度を取りたいとは思いますが、正直自分の感覚からすると元受刑者の方々は自分に甘いし結局負の連鎖を感じるなと思いました。

ですがこのような企業がなければ救われない人がいるのも事実です。この会社の活動は本当に頭が下がる思いです。これから支援や同じような思いを持つ企業が広がって、犯罪にはしらなくても生きていける人が少しでも増える世の中になったらいいなあと思った1時間でした。

40代


2020年4月5日放送内容

「余命3年の社長と刑務所を出た男 前編〜塀の外の夢と現実〜」

刑務所を出た元受刑者を採用する建設会社の社長に密着。彼は「再犯をなくしたい」と全国を奔走するが、難病を抱え、余命宣告を受けていた。そんな中、コンビニ強盗を繰り返し2度の服役を終えた男性が入社し、更生を誓い働き始める。

ナレーター:佐藤仁美

視聴者の感想や評価

刑務所にお世話になった人の単なる働き口というだけではなく、会社という家族になるという気持ちで受刑者の受け入れをし続けている社長の想いというのが、これから先もずっと変わらないだろうけれど、伝え続けても伝わらない現状というのは少ししんどいなと思ってしまった。

30代

余命3年と言われた建設会社社長が元受刑者を受け入れて頑張っている姿には感銘を受けました。肺炎になって辛い状況になっても、生きることを諦めないという強い意志を持って奮闘している姿には尊敬しました。次週の展開もとても気になるラストでした。

30代

犯罪を犯した人を雇用してあげるなんてことはなかなか出来ないと思います。難病を発症して人の手を借りないと歩くことが出来なくなってしまっても社長として雇用を続けているのは凄いことだと思いました。二度逮捕歴があり税理士を目指す為に勉強を頑張っていた方、この方を応援していましたがまさか再び逮捕されたことはショックでした。

30代

刑務所に入った受刑者たちを、温かく受け入れて雇ってくれるその社長の懐の大きさに感動しました。自分だって病気になって余命3年と言われている体なのにも関わらず、支えてもらいながらも懸命に仕事をしている姿、そんな社長を献身的に支え続ける男性社員の姿も素晴らしかったです。

20代


2020年3月29日放送内容

「夢と涙の六本木 〜モモとチャムの上京物語〜」

東京・六本木で夢を追うモモとチャムに密着する。モモは六本木でダンサーとして働くため香川から上京。しかし、なかなか職場になじめず、泣き崩れる場面も。一方、チャムは栃木から上京し、夜の六本木で働いていたが、ある日突然無断欠勤をしてしまう。チャムの元を訪れると、彼女はある思いを吐露する。

ナレーター:鈴木杏奈

視聴者の感想や評価

六本木に上京した女の子二人の物語に感動しました。最年少ダンサーとしてイジメられていた経験から周りに馴染めなかった子も、泣くシーンもありながら最後にはスタッフと仲良くなって笑顔でステージデビューしている姿を見れて、これからも彼女らしく頑張ってほしいと感じました。

30代

この番組はリアルの人間の生き方やその人の葛藤などを独特の時点で描かれていて毎週見るのが楽しみのひとつです。今回の回も、とてもよく30代でのプロレスラーへの転職の決断は年齢が自分に近いということもありかなり勇気づけられました。

30代

親子の出来事は、子供と親では全く捉え方が異なることがあるということでしょうか。それにしても壮絶な人生を歩んでいる若干19歳だとショックを受けました。娘を持つ者として、見ていてかわいそうになってきました。

40代

東京に若くして1人で上京し、六本木のバーレスクで自立している女の子の生きざまを見ましたが、壮絶な人生でした。見た目で判断するのではなく、人間は中身を見てあげることが大切だとこの番組を見て思ったし、とってもかっこいい女性でした。

20代

ダンサーを目ざして上京した女性に焦点を当てていました。彼女は大きな夢を持って東京に来たのですが、周りとの関係に悩まされており泣き出してしまいました。自分の若い頃と重ね合わせて見てしまい応援したい気持ちでいっぱいになりました。

30代


2020年3月15日放送内容

「3つの病と闘う怜奈 〜結婚5年目のさざ波〜」

3つの病と闘う福田怜奈さんに密着。彼女は幼少期から病気を患い、現在でも脳脊髄液減少症、反応性低血糖症、難治性重症便秘症と闘いながら生きている。自分自身が糖質制限をしていることから、超低糖質のスイーツを開発・販売する会社を始めるが、いつも支援してくれる夫との間には溝が生まれ始めていた。

ナレーター:高梨臨


2020年3月8日放送内容

「映画館に暮らす一家の物語 ~廃墟に移住した切替家の6年~」

廃虚に移住した切替(きりかえ)家に密着する。電気工事会社を営む切替さん一家は、千葉から秋田・大館市に移住した。家族の引っ越し先である家賃5万円の格安物件は、廃虚の映画館だった。雪国なのに風呂もなく、ロビーをリビング代わりにして暮らす切替家。そして、映画好きな父親は、この家を映画館にすることを決意する。

ナレーター:夏帆

視聴者の感想や評価

被災した街の閉館した映画館が安い家賃だからと自宅にして映画を上映する事は、映画が好きだからだけでは出来ない事であると思いました。クラウドファンディングで建物を存続出来た事やボランティアで看板を描く人がいる事、上映の為に本業の移動に高速を使用しない事等からこの男性の映画に対する本気度や強い思いが感じられました。

40代


2020年3月1日放送内容

「花子と大助 〜余命宣告から夫婦の700日〜 後編」

「余命半年」と突然の宣告を受けた漫才師・宮川花子に密着する後編。夫・宮川大助のために続けてきた夫婦漫才は、いつしか花子のかけがえのない人生に。過酷なリハビリに耐えられるのは、大助と共にまた舞台で「センターマイクの前に立ちたい」という願いからだった。夫婦で病と闘った700日を公開する。

ナレーター:青葉市子


2020年2月23日放送内容

「花子と大助 〜余命宣告から夫婦の700日〜 前編」

2018年に「余命半年」と突然の宣告を受けた漫才師・宮川花子に密着する。花子は腰部に骨髄腫ができてしまい、歩くことが困難なほどだった。だが、病のことを知っているのは娘、弟子、マネージャーのみで、実母にも告げていなかった。夫・宮川大助と共に病と闘った700日の記録を公開する。

ナレーター:青葉市子


2020年2月16日放送内容

「もう一度 お父さんに逢いたい 〜ホストの僕とフィリピンパブ嬢の母〜」

放送日:2020年2月16日 フジテレビ フィリピンパブ嬢の母を持つホストのレオさんに密着する。4人兄弟だが「父親は全員別々」という境遇で育った彼は、13歳の時に両親が離婚した。日本人の父にはその時に一度会ったきりだと語る。もう一度父と話したいという彼は、母に10年もの間話題にすることさえなかった父のことを聞き出し、父親捜しの旅を始める。

ナレーター:小芝風花


2020年2月9日放送内容

「はぐれ者で生きていく 〜借金とギャンブルと夢の行方〜」

放送日:2020年2月9日 フジテレビ ギャンブルで300万円の借金を抱えて婚約者に別れを告げられ、アパートから追い出される快楽亭ブラ坊に密着。彼はプロの落語家だが、寄席や大ホールの高座に上がることはできず、弟子入りした師匠もまた、借金が原因で落語界からはみ出した“はぐれ者”であった。そんな生き方を選んだ弟子と師匠の1年間に迫る。

ナレーター:壇蜜


2020年2月2日放送内容

「モモコと熱血和尚〜おじさん、ありがとう〜」

15歳の非行少女・モモコは、無断外泊、深夜徘徊(はいかい)を繰り返し、愛知県にある小さな寺の和尚である廣中邦充さんに預けられた。かつて「平成の駆け込み寺」と呼ばれた場所で、子供たちの精神的な支えとなり続ける廣中さんに密着する。しかし、廣中さんは脳にがんが転移していることが判明する。

ナレーター:恒松祐里


2020年1月19日放送内容

「私って嫁ですか 妻ですか 〜農家に嫁いだ友紀子の結婚〜」

500年続く専業農家の長男の「嫁」である岩立友紀子さんに密着。彼女は農家の世界に飛び込むと「農家の嫁不足」を目の当たりにし、農家の男性を対象にした婚活サイトを立ち上げた。そして、現在は「農家の嫁」の新しいスタイルを確立することを目指しており、「農家の嫁」とはどうあるべきなのかと悩む姿を追う。

ナレーター:いとうあさこ

『ザ・ノンフィクション』はどんな番組?

フジテレビ放送の『ザ・ノンフィクション』は、1995年10月にスタートしたドキュメンタリー番組です。

有名人だけでなく、一般人も取り上げる「人間ドラマ」部分を大切にした、本格的なヒューマンドキュメンタリーが特徴の番組です。

この番組を楽しみにしているファンは多く、現在も放送日には高視聴率を記録しています。

その人気ぶりは芸能界にも多くのファンがいるほどで、2020年2月には他局ながら「アメトーク!」で「ザ・ノンフィクション大好き芸人」の特集が組まれたほどです。

かつては面白さを全面に押し出したバラエティー番組で人気を博したフジテレビですが、『ザ・ノンフィクション』は面白さを一切追及していません。

あくまで「人間ドラマ」部分にスポットライトを当てた骨太の番組構成が、ファンに受けています。

フジテレビ『ザ・ノンフィクション』は数々の受賞歴あり、リアルを追求した番組作りで高い評価

フジテレビ「ザ・ノンフィクション」は、海外でも高く評価され、様々な賞を受賞してきた番組です。

エンタメを追求せず、ありのままを伝えようとする番組作りの姿勢は、多くのファンに好感を持たれています。

有名人以外も取り上げるため、この番組でなければ知ることのなかった業界の裏側やニュースの裏を知るきっかけにもなる番組です。

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