小栗旬主演2022大河『鎌倉殿の13人』見逃し配信・公式動画を無料視聴する方法!三谷幸喜脚本・豪華キャストを紹介

今年の大河ドラマは、2021年どころか2020年から主役やタイトルが発表されており「見たい」という声がたくさん上がっていた作品です。

三谷幸喜さんが脚本を務めていることなども、注目度が上がっている理由と言えますね。

一方、扱う題材としては、人気の戦国時代や明治維新といったテーマではなくかなり骨太な歴史ものとなることを予期させます。

今年の大河ドラマは、どんな評判を得るのでしょうか。

2022年大河ドラマ『鎌倉殿(かまくらどの)の13人』について、あらすじや豪華キャスト陣を紹介します。

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三谷幸喜脚本『鎌倉殿の13人』はどんなドラマ?

2022年のNHK大河ドラマは『鎌倉殿の13人』、初回放送は1/9(日)です。

大河ドラマといえば45分のドラマですが、今年も初回は15分拡大版となり20:00~21:00の放送予定です。

再放送は、毎週土曜日の13:05からとなっています。

三谷幸喜さんが脚本を務めるドラマで、2020年の段階からタイトルなどが公表されていました。

三谷さんは鎌倉時代というやや知名度の低い時代を扱ったこのドラマについて、「予想外のおもしろさ」があるんじゃないかと述べています。

裏切り・政争・死といった暗い話も多い時代なので、三谷さんらしいユーモアも交えたドラマで楽しく学べるのではないかという期待も持てるでしょう。

過去の三谷さんの大河といえば「新選組!」「真田丸」といった作品がありますね。

どちらも高評価を得てきただけに、今回の作品も期待できます。

三谷時代劇が大河に帰ってくると、かなり放送前から期待している視聴者が多いだけに今年の大河ドラマは必見です。

主役は北条義時、当時の時代背景などを簡単におさらい

2022年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』について、簡単にドラマの時代背景といった基礎知識を頭に入れておきましょう。

もちろんドラマの舞台は鎌倉時代、「鎌倉殿」とは鎌倉幕府を開いた源頼朝を指しています。

鎌倉時代といえば、将軍が政治をしたというよりも将軍を補佐する「執権」が強大な権力を持っていたというイメージを持つ方が多いでしょう。

その初代執権となったのは、ドラマの主人公・北条義時の父である北条時政です。

そして北条時政の子孫・北条家の惣領は「得宗」と呼ばれ、鎌倉幕府内で絶大な権勢を誇りました。

しかしそこに至るまでの道のりは、決して平坦なものではありません。

源頼朝の死後、2代目将軍となったのは18歳の源頼家でした。

しかし実際に政治を動かしていたのは『鎌倉殿の13人』と呼ばれる13人の重臣たちで、この「十三人の合議制」は後に正式に設置される政務機関「評定衆」の原型をなしています。

この13人の重臣たちは、決して常に協調してきたわけではありません。

13人の中では激しい権力争いが行われ、失脚・謀殺といった末路をたどる者たちもいました。

そんな中で勢力を伸ばしたのが、北条時政・義時親子です。

ドラマ『鎌倉殿の13人』では、その「十三人の合議制」に至るまでの源平合戦といった歴史から描いていきます。

そのため、前半は平家の人物や源頼朝・源義経といった人物も登場してくる形です。

後半になっていくにつれ、ドラマのタイトル通り『鎌倉殿の13人』の権力争いが描かれることは間違いないでしょう。

第1話時点での北条義時は伊豆の若武者

『鎌倉殿の13人』第一回は、1175年からスタートします。

当時は平清盛が支配者として君臨しており、まだ鎌倉時代にはなっていません。

ドラマの主人公・北条義時は伊豆の若武者です。

その伊豆には、源氏・平氏の争いに敗れたため流刑に処せられた源頼朝がいました。

しかし頼朝は義時の初恋の人である八重と恋仲になり、姿をくらましてしまいます。

義時の祖父にして八重の父(北条義時の母は八重ではなく別の女性)・伊東祐親は激怒しました。

頼朝の監視を任されており、平家に忠誠を誓う伊東祐親にとっては当然の怒りでしょう。

姿を見せない頼朝に対し、義時ら北条家にも捜索に加わるよう命令が下りました。

『鎌倉殿の13人』の豪華キャストを紹介、主役の北条義時役は小栗旬

大河ドラマといえば、毎年非常に豪華なキャストで放送されてきたことで人気を博しています。

今年もかなりのメンバーが揃っているので、出演者をチェックしていきましょう。

まずは主役・北条義時ら北条家の人々です。

  • 北条義時:小栗旬
  • 義時の父・北条時政:坂東彌十郎
  • 義時の継母・りく:宮沢りえ
  • 義時の兄・北条宗時:片岡愛之助
  • 義時の姉・北条政子:小池栄子
  • 義時の妹・実衣:宮澤エマ

続いて第1話で重要な役割を果たす、伊豆に流罪となっていた源頼朝とその監視にあたっていた伊東家の人々を見ていきます。

  • 源頼朝:大泉洋
  • 頼朝の従者・安達盛長(のちの「十三人の合議制」の一人):野添義弘
  • 伊東祐親:浅野和之
  • 祐親の娘・八重:新垣結衣

その他に伊東家に関係する人物としては、坪倉由幸さん・山口祥行さん・竹財輝之助さん・梶原善さん・芹澤興人さんらの出演が発表されました。

次に、北条・伊東家以外の関東武士たちです。

  • 相模の武士・三浦義澄(のちの「十三人の合議制」の一人):佐藤B作
  • 義澄の子にして北条義時の盟友・三浦義村:山本耕史
  • 義澄の甥・和田義盛(のちの「十三人の合議制」の一人):横田栄司
  • 武蔵の若武者・畠山重忠:中川大志

続いて、ドラマ前半部分に大いに関係することが間違いない源頼朝に近い人物たちを見ていきます。

  • 源頼朝の弟・源義経:菅田将暉
  • 頼朝と源氏棟梁の座を争う木曽義仲:青木崇高
  • 義仲の愛妾・巴御前:秋元才加
  • 義経を庇護する平泉の支配者・藤原秀衡:田中泯

朝廷や平家の人々は以下のキャストです。

  • 平清盛:松平健
  • 平清盛の三男にして後継者・平宗盛:小泉孝太郎
  • 後白河法皇:西田敏行
  • 後白河法皇の第三皇子・以仁王:木村昴
  • 後白河法皇の寵姫・丹後局:鈴木京香

もちろん、ドラマに登場する人物はこれだけではありません。

すでに発表されているその他のキャストも紹介していきます。

<源氏の人々>
・源頼朝・北条政子の嫡男、二代将軍源頼家:金子大地
・頼朝と政子の娘・大姫:南沙良
・頼朝らの叔父・源行家:杉本哲太
・頼朝の愛妾・亀:江口のりこ
・義経の家臣・武蔵坊弁慶:住久創
・甲斐源氏棟梁・武田信義:八嶋智人

<「十三人の合議制」メンバーと関係者>
・比企能員:佐藤二朗
・足立遠元:大野泰広
・梶原景時:中村獅童
・三善康信:小林隆
・大江広元:栗原英雄
・比企能員の妻・道:堀内敬子
・比企能員の義母・比企尼:草笛光子

もう一人気になるのが、謎の僧侶・文覚として出演する市川猿之助さんです。

架空の人物ではなく、武士・僧侶として鎌倉幕府初期の権力争いにも関係してくる人物だけにどんな登場の仕方をするのか気になりますね。

語りは長澤まさみさんです。

今のところ長澤さんがキャストとして出演するという発表はありません。

語りだけに大女優を起用するというのは、大河ドラマでなければ実現不可能なキャスティングではないでしょうか。

もちろん、今後の追加キャストも気になるところです。

『鎌倉殿の13人』というだけあって、第1話の源平合戦時点では姿を見せない人物も豪華キャスト登場してくるでしょう。

北条義時の息子・北条泰時も後半かなりの重要人物となってくることは間違いないので、誰が演じるのか気になります。

主演の小栗さんも、「15話までご覧いただければ、その後はさらに物語にのめり込んでいただけると思います」と述べていました。

15話あたりまでは「十三人の合議制」に至るまでの道のりが描かれており、そこからが『鎌倉殿の13人』の真骨頂となることが想像されます。

https://www.nhk.or.jp/kamakura13/cast/01.html

『鎌倉殿の13人』1話から最終回までの各話あらすじ・感想

第1話あらすじ・感想

1175年、平清盛(松平健)が大権力者として君臨していた日本。伊豆の地では、北条義時(小栗旬)が兄・宗時(片岡愛之助)、姉・政子(小池栄子)らとのんびり暮らしていた。しかし、流罪人・源頼朝(大泉洋)が義時の幼なじみ八重(新垣結衣)と恋仲になり男児を産んだことで状況は一変。清盛から頼朝の監視を任されていた八重の父・伊東祐親(浅野和之)は激怒する。頼朝が姿をくらます中、北条家にも捜索命令がくだり…

【作】三谷幸喜,【出演】小栗旬,新垣結衣,菅田将暉,小池栄子,中川大志,片岡愛之助,宮澤エマ,野添義弘,竹財輝之助,坪倉由幸,山本耕史,梶原善,横田栄司,佐藤B作,青木崇高,高岸宏行,芹澤興人,山口祥行,秋元才加,松平健,田中泯,浅野和之,坂東彌十郎,宮沢りえ,大泉洋,西田敏行

『鎌倉殿の13人』公式サイト

義時は好意を寄せている八重を頼朝に取られて可哀想、兄の宗時が匿って引き合わせて源氏再興とは不穏ですね。頼朝にゾッコンな政子が色々なアプローチして恋する乙女ですね、義時が邪魔するけど頼朝には見透かされて笑えます。八重に頼朝からの手紙を届けに来たけど伊東祐親にバレた時はハラハラしました、川で善児が笑っていたのは怖かったです。頼朝が祐親に怒りを顕にしたのも怖かった、睨み合いが続く中で頼朝が女装して逃げるのはドキドキしました。時代劇だけどノリが軽くて会話も今時らしくしているので親しみやすくて笑えたし、主要人物が紹介されてこれからが楽しみです。

40代

鎌倉時代はあまりなじみがありませんでしたが、源頼朝が流されたことでいろんなドタバタがあったんだなと改めて知りました。当の頼朝本人は飄々としているところが面白かったです。三谷幸喜さんの脚本らしくセリフなどは難しくなくてむしろ現代的で楽しめました。北条政子さんがなかなかいい味を出してますね。逃げるために女装した大泉さんが水曜どうでしょうのようで笑えました。でも至って本気なんでしょうね。

30代

さっそく、男くさく、泥臭い武士の世界が繰り広げられているなと思いました。そのような男社会の中で、北条政子や八重といった女性の存在は重要だと思いました。北条家の兄弟達ややその他縁のある家の出身者など、登場人物が画面いっぱいに出ている印象ですが、それぞれが特徴的に描かれているので視聴者にとってもわかりやすいと思いました。

30代

さすが三谷幸喜さんの脚本ですね。見る前から期待してワクワクしていましたが、こんなにも引き込まれる作品だとは思っていませんでした。義時がぶつぶつ文句を言うシーンや、政子が頼朝にゾッコンなシーンなど、シリアスな状況の中に必ず笑いがあって、老若男女がハマる大河ドラマの予感しかしません。早く次が見たいです。

30代

主要な登場人物がたくさん出てきて、従来の1人について深くクローズアップする大河ドラマとは違い、色んな人の人生が見れる感じがとても新鮮でした。また、源頼朝が伊東祐親から逃げる際に女装をしていた姿や、北条政子が源頼朝にぞっこんになっている姿を面白おかしく描いており、さすが三谷幸喜監督の作るドラマだな〜と思い、2話以降も楽しみになりました。

20代

めちゃくちゃおもしろかったです。脚本が三谷幸喜さんなので、ずっと楽しみにしていました。主演が小栗旬さんで、菅田将暉さんも出演するということが更に私を楽しみにさせていました。セリフが今風で、古すぎないので見やすいし、いちいち面白くてたくさん笑いました。面白いのに歴史や地理の勉強にもなるので、毎週録画で欠かさず見たいと思います。

30代


第2話あらすじ・感想

流罪人・源頼朝(大泉洋)を処断しようと兵を率い迫る伊東祐親(浅野和之)。しかし、北条義時(小栗旬)の父・時政(坂東彌十郎)と兄・宗時(片岡愛之助)は頼朝をかばって対立する。一触即発となる中、平清盛(松平健)を後ろ盾に相模の武士団を束ねる大庭景親(國村隼)が現れる。一方、姉・政子(小池栄子)らの機転で頼朝とともに富士の山すそまできた義時だったが、矢を射かけられて緊張が走る。

【作】三谷幸喜,【出演】小栗旬,新垣結衣,小池栄子,片岡愛之助,宮澤エマ,野添義弘,竹財輝之助,坪倉由幸,山本耕史,堀内敬子,阿南健治,佐藤B作,小泉孝太郎,山口馬木也,吉見一豊,高岸宏行,芹澤興人,山口祥行,松平健,國村隼,佐藤二朗,草笛光子,浅野和之,坂東彌十郎,宮沢りえ,大泉洋,西田敏行

『鎌倉殿の13人』公式サイト

今回は源頼朝の修羅場がとても見応えありました。グイグイアプローチして来た政子が頼朝といい感じになり、まさか八重のところまで行くとは思いませんでした。捨てられた形となった八重がかわいそうで仕方ありませんでした。義時と温泉?に入りながら話をした頼朝とのシーンはとてもきれいでしたが、本当に自分のことしか考えてない人だなと思ってしまいました。

30代

頼朝は政子に愛情があって近づいているのかとばかり思っていましたが、頼朝は自分の後ろ楯になってくれる人を探していたことを知りました。政子と八重の直接対決は見応えがあって、どうなってしまうのかとハラハラしましたが、八重は大人でした。それに応える政子もまた大人で、頼朝があったのは支えてくれた女性たちの力なのかもしれません。

30代

源頼朝役の大泉洋さんが良かった。本心を見せない源頼朝が怖く、だけど、肉親のいない頼朝にとってはその様に生きて来なければならなかったんだろうなぁという切なさが伝わってきました。女を取っかえ引っ変えしていた史実の頼朝を、頼朝自身の挙兵への目的のためという理由付けをした三谷幸喜にアッパレ!来週からはいよいよ平家討伐か?というような次回予告だったので、とても楽しみです。

30代

北条時政は一度源頼朝を匿うと決めたからには死んでも佐殿を渡すわけには行かないと言って格好良いなと思いました。山内須首藤経俊や坂東に平家に恨みを持つもの達が源頼朝が立ち上がるのを待っていると言っていて佐殿は凄い人なんだなと思いました。身内同士のいさかいになろうとした時に諍いを止めた大庭景親は勢力は伊東より上回るなんて凄い強いなと思いました。

30代


第3話あらすじ・感想

治承4年(1180)4月、源頼朝(大泉洋)と引き離された八重(新垣結衣)は伊東祐親(浅野和之)の家人・江間次郎(芹澤興人)の元へ嫁がされていた。対岸の江間館を見つめる北条義時(小栗旬)。そんな折、頼朝の叔父・行家(杉本哲太)が北条館を訪ねてくる。怪しがる政子(小池栄子)。しぶしぶ対面する頼朝だが、行家は平清盛(松平健)へ反旗を翻した後白河法皇(西田敏行)の御子・以仁王(木村昴)の令旨を携えていた…

【作】三谷幸喜,【出演】小栗旬,新垣結衣,小池栄子,中川大志,片岡愛之助,宮澤エマ,野添義弘,芹澤興人,米本学仁,木村昴,吉見一豊,山本耕史,横田栄司,小林隆,品川徹,佐藤B作,市川猿之助,松平健,國村隼,杉本哲太,浅野和之,坂東彌十郎,宮沢りえ,大泉洋,西田敏行

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前回からかなり時間が経っていてびっくりしました。妊娠中の奥さんに加齢臭が‥、と言われるお父さん、切ないですね!八重さんもまさかの近くに嫁がさせるとはなかなか酷です。頼朝の枕元に登場した後白河法皇がめちゃくちゃ怖かったです。頼朝が悩みながらも夢のお告げを信じたり挙兵に対する葛藤が伺えました。今回は小栗旬さんの出番が少ない気がしました。

30代

実は今日観たのが初めてでした。小栗旬さんは、相変わらず顔が小さく無駄なお肉の無い体型を維持していました。父親と父親の婿にご機嫌伺いをしに行く場面での演技は3人とも素晴らしかったです。表情のみで何を感じるか伝わってきました。俳優陣がこれでもかというくらい豪華です。俳優メンバーからいきますと特に30歳以上の年齢の方には見やすいように感じました。セリフが現代的でコメディタッチです。いかにも三谷作品だと思いました。新垣結衣さんもとても良い演技でした。声が長澤まさみさんとは何処迄豪華なのでしょう。これからも楽しみにしています。

40代

頼朝は政子がいてくれたからこそ、幕府を開くことができるまでになれたのだとドラマを見ながら感じました。八重は不幸な運命を受け入れることはできないかのように頼朝と政子をじっと見つめていたような気がします。頼朝は自分の後見者を手に入れるために八重を手放しましたが、本当は八重のことをどう思っていたのか聞きたいです。

30代

ついに頼朝が挙兵を決意するまでの第3話。後白河法皇が夢枕に立つシーンはコミカルでしたが、この時代では周りの人もみんなそれを本当に「お告げ」だと信じていることが驚きでした。知らない誰かの頭蓋骨に挙兵を誓うシーンはなんだかシュールでしたが…。以前、特集番組で出演者の皆さんが「前半はコメディ色強め」と話しており、確かにそういうシーンも多く、話し言葉もカジュアルで聞きやすいのですが、今日の野菜を踏みにじられるシーンや、第1話で頼朝の子供千鶴丸が殺されたりと、拭いきれない暗さ、深刻さが、物語にメリハリをつけていて良いと思います。でも、今でさえこんな感じなのに後半はどれだけ暗くなるんだろう、とドキドキ。

30代

後白河法皇の幽閉・以仁王の乱、その後の源頼朝の挙兵について非常に展開早く、また視聴者が理解し易いようにポイントを絞って説明を加えながら構成されており非常に理解し易かったです。また歴史的には今後の展開に繋がるであろう、源義仲の息子(源義高)と婚姻関係となるものの悲劇の生涯を送る大姫、更には平家滅亡の際に入水する安徳天皇を第3話の時点で既に顔出しさせているといった構成上の工夫は非常に優れ、巧みであると思います。北条政子についても今後、尼将軍となるわけですが、その片鱗となるものも既に描写として盛り込まれている点も良かったと思います。理解し易く見ごたえもあり、次回以降も楽しみです。

40代


第4話あらすじ・感想

治承4年(1180)8月、ついに挙兵を決断した源頼朝(大泉洋)の一党は、伊豆国の目代・山木兼隆を討って初戦を飾るべく戦支度を始める。しかし、頼朝の乳母子である山内首藤経俊(山口馬木也)に助力を断られるなど、強大な平家の威光の前に思うように兵が集まらない。強気な兄・宗時(片岡愛之助)とは対照的に、自身の浅慮を後悔する北条義時(小栗旬)。そんな中、対岸の江間館で暮らす八重(新垣結衣)が義時に声をかけ…

【作】三谷幸喜,【出演】小栗旬,新垣結衣,小池栄子,片岡愛之助,宮澤エマ,野添義弘,竹財輝之助,山本耕史,横田栄司,阿南健治,佐藤B作,高岸宏行,米本学仁,芹澤興人,たかお鷹,康すおん,山口馬木也,國村隼,浅野和之,坂東彌十郎,宮沢りえ,大泉洋,西田敏行,【語り】長澤まさみ

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こいよいよ源平合戦が幕を開けました。頼朝は最後の最後まで挙兵しないつもりなのではないかと思ってしまうほど、挙兵までに時間がかかりましたが、頼朝の背中を最後に押したのはやはり八重でした。八重が父親を裏切ることはないと思っていましたが、義時の言葉が八重を動かしたのかもしれません。八重にとっては今でも頼朝は大切な存在なのですね。

30代

頼朝が挙兵することを了承したのはいいが、義時たちが集めてきた武士たちがとても戦で役に立ちそうもない面々なのが面白い。北条家がドタバタしているわりに、伊豆の農民たちが平和に暮らしているように見えたのは気のせいだろうか。4話は八重が義時から挙兵の話を聞いて以降、頼朝や自分の父を心配してどう振舞うのがいいのか逡巡しているさまが表情から伝わってきた。また、りくや政子など戦を控えた女性たちの心情が描かれていて見ごたえのある回でした。

50代

源頼朝が挙兵する様子の数日を、面白おかしく描写されて良かったです。京からきた北条時政の後妻であるりくが、挙兵の日を決める占いで、全て8月17日の札を入れて源頼朝に引かせるという、りくもこれを足がかりに復権したいという太々しさが面白かったです。北条義時が300人は集まるといったわりに、ぜんぜん兵が集まらず慌て、源頼朝が挙兵をやめたやめたと言うシーンも面白かったです。

50代

源平合戦の始まりともいえる山木館襲撃にあたって、源頼朝側に加勢する味方・力を集めるのに相当な苦労を要した描写が上手く成されていたと思います。描写にあたっては、あえて何とも頼りなさそうな雰囲気を醸し出した演者や表現がありましたが、今回の第4話の時点ではまだまだ弱い源頼朝や北条時政・義時らが今後、鎌倉幕府創設時に醸し出されるであろう威厳・雰囲気と比較出来れば、より創設時のインパクトを強く視聴者に届けることが出来ると思います。そういった意味で、現時点(第4話)の描写は非常に上手で、且つその中でも源頼朝に関しては少しずつ「大将」としての雰囲気を出していくことが出来ているため、次回以降も楽しみです。

40代


第5話あらすじ・感想

闇夜にまぎれ、堤館と山木館を立て続けに襲撃した源頼朝(大泉洋)の一党。見事に首級を上げ勝利した頼朝は、北条義時(小栗旬)の知恵を借り坂東での政の第一歩として土地の分配を始める。だが、これを知った平家方が激怒。相模では、奉行を務める大庭景親(國村隼)が梶原景時(中村獅童)ら3千の兵を率いて出陣。伊豆でも、頼朝討伐に燃える伊東祐親(浅野和之)が兵を率いて動き出す。対する頼朝は全軍を率い鎌倉を目指すが…

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本ドラマの今後の展開として、鎌倉幕府の頭が源氏3代やその後の摂家将軍・宮将軍ではなく、執権となる北条氏にて政治が成されたと描く構成の組み立て方が非常に上手だと感じました。第五話では今後に執権となる北条氏を本ドラマの主人公として大体的に表に出して強く印象づけるために、「源頼朝は頭としての器ではない」とのことで描写させる手段として、北条時政や北条宗時のセリフでそれを作っていこうしているであろうストーリーや流れの作り方が上手だと感じました。次回以降も益々楽しみです。

40代

早くも源平合戦がスタート。開始5分で血なまぐさい展開に、驚きました。大河ドラマも、多くの場合最初の頃はのんきにしているものだし、特に今回の場合は序盤コメディ色強めだと出演者の皆さん言っていたので油断していました。そして後半では頼朝率いる北条軍は負け戦の予感。多くの犠牲も出てシリアスな展開の中、少し気が抜けたかと思われたラストに、まさか兄上が殺されてしまうなんて、ショックでした。主要人物だと思っていたし、さっきまであんなに元気だったのに…と。来週以降、早くも気が重くなってきましたが、展開が楽しみです。

30代

宗時ロスが半端ないです。宗時がこんなに早く姿を消してしまうとは思いもしませんでした。頼朝がわがままを言わずにいてくれさえすれば、宗時がいなくなることもなかったような気がしてしまいます。宗時の後を継ぐのは、いよいよ義時です。義時はまだまだ戦でも頼りない部分がありますが、これからどうなるのか楽しみです。

30代

頼朝勢が挙兵し、一体どうなるのかを真面目、面白い視点それぞれから見れるように作られていたと思います。また、男性の戦いだけではなく、政子と妹、その義母の女性三人が寺で寺女として身を隠しながら日々を過ごしていくというのは、学生時代には知らなかったことなのでとても新鮮な気持ちで見れました。この辺りの時代は、教科書や小説で軽くしか読んだことがないので毎週新たな発見ができ、とても新鮮な気持ちで視聴できています。

40代


第6話あらすじ・感想

大庭景親(國村隼)率いる平家方の前に大敗を喫した源頼朝(大泉洋)の一党。この合戦で一党を引っ張ってきた坂東武者も戦死してしまう。敵の追撃から必死に逃れる頼朝は、信頼する従者・安達盛長(野添義弘)らとともに石橋山山中に身を潜める。一方、兄・北条宗時(片岡愛之助)の熱い思いに決意を新たにした義時(小栗旬)は、再起を図るべく父・時政(坂東彌十郎)とともに甲斐を治める武田信義(八嶋智人)の元へ向かうのだが

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源頼朝たちが負けて逃げるのに、まさか、小船を使って、神奈川から房総まで行ったとは、必死さが伝わってきます。源頼朝も一緒に必死に、船底に溜まった水をくみだすおけに、後白河法皇の顔がまた出てきて、平家を倒せとプレッシャーをかけるのも、弱気になった源頼朝を奮い立たせたのです。北条時政と北条義時が、頼りだった北条宗時の死を悟った時に、二人で海を見つめるシーンも寂しい気持ちが伝わってきます。父の北条時政から、北条義時に、これから北条を支えるのはお前だと言われ、北条義時も覚悟ができたのです。源頼朝にもその覚悟が伝わったからこそ、もう一度、平家倒そうと皆にゲキを飛ばすことができたのです。

50代

宗時がもういないことがはっきりと伝えられたわけではありませんが、時政や義時が思わぬ形で知るという描き方がより切なく感じさせた気がします。宗時の首が敵陣に届いた時、宗時の無念さが滲み出ていました。義時が宗時に代わって北条をどのように引っ張って行くのか、目が離せません。とりあえず今は宗時ロスで本当に辛いです。

30代


第7話あらすじ・感想

平家に幽閉された我が身を嘆く後白河法皇(西田敏行)。丹後局(鈴木京香)へ救出に名乗りを上げない源氏への不満をもらす中、平清盛(松平健)から挙兵した源頼朝(大泉洋)が石橋山で大敗したと知らされ悔しさで顔がゆがむ。その頃、房総半島で再起を図る頼朝は有力豪族を味方に付けようと、千葉常胤(岡本信人)の元へ安達盛長(野添義弘)を、上総広常(佐藤浩市)の元へ和田義盛(横田栄司)と北条義時(小栗旬)を送り込む。

【作】三谷幸喜,【出演】小栗旬,新垣結衣,菅田将暉,小池栄子,江口のりこ,新納慎也,宮澤エマ,野添義弘,竹財輝之助,高岸宏行,芹澤興人,山本耕史,横田栄司,岡本信人,阿南健治,佐藤B作,小泉孝太郎,中村獅童,山口馬木也,矢柴俊博,猪野学,佳久創,竹内まなぶ,黒澤光司,松平健,佐藤浩市,國村隼,田中泯,鈴木京香,浅野和之,坂東彌十郎,宮沢りえ,大泉洋,西田敏行,【語り】長澤まさみ

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今回の「鎌倉殿の13人」は、頼朝が浮気しましたね。相手は漁師の妻の亀。後に政子に知れて、家をめちゃくちゃに壊されることで有名な亀の前の登場ですね。しかし、さすがに舅である時政がいるすぐそばでは浮気はしにくい。だから、時政にまた武田に行けと無茶なお願いをする。要は厄介払いしちゃった訳で……なんか時政が気の毒になってしまいます。一方、義時は上総介広常の説得に成功。頼朝の軍は一気に膨れ上がり、坂東武者たちのテンションも最高潮!来週以降の展開が楽しみです。

30代

上総が頼朝につくのかつかないのか、最後まで展開が読めずにハラハラしました。義時がやっと上総を説得できたと思った矢先に、まさかの頼朝が上総を怒鳴りつけるという流れに頼朝は何を言っているのかと思ってしまいました。でも、あの頼朝の対応がなければ、上総との協力関係はなかったという結末にしびれました。さすが三谷幸喜作品ですね。

30代


第8話あらすじ・感想

挙兵した源頼朝(大泉洋)に対し、追討軍を送る平清盛(松平健)。後白河法皇(西田敏行)は地図を広げ、丹後局(鈴木京香)らと戦況を占う。一方、奥州を立った義経(菅田将暉)は、兄・頼朝との対面を夢見て歩みを進めていた。その頃坂東では、上総広常(佐藤浩市)らを加え勢いを増す頼朝が、鎌倉を目指して進軍。頼朝の命を受けた北条義時(小栗旬)は、武田信義(八嶋智人)を味方に引き入れるため、再び甲斐へと向かう。

【作】三谷幸喜,【出演】小栗旬,新垣結衣,菅田将暉,小池栄子,江口のりこ,中川大志,新納慎也,宮澤エマ,野添義弘,竹財輝之助,高岸宏行,芹澤興人,山本耕史,横田栄司,八嶋智人,岡本信人,阿南健治,佐藤B作,小泉孝太郎,中村獅童,山口馬木也,たかお鷹,矢柴俊博,佳久創,松平健,佐藤浩市,國村隼,鈴木京香,浅野和之,坂東彌十郎,宮沢りえ,大泉洋,西田敏行,【語り】長澤まさみ

『鎌倉殿の13人』公式サイト

「いざ、鎌倉」というタイトルの通り、鎌倉への気持ちの高ぶりが感じられる回でした。頼朝はこの時から御所をどう作ろうか考えていたんですね。義時は影でいろんな調整をしていて頼朝に振り回されていて苦労が絶えないなと思いました。義経がみんなと楽しそうにお芋を食べるシーンがよかったです。政子が頼朝に久しぶりに会うためにきれいにしてるところも彼女の妻としての意地を感じました。

30代

大河ドラマを見る度に、頼朝に対して今まで抱いてきたイメージが良くも悪くも変わっていく気がします。頼朝は家臣からの信頼が厚いと思っていましたが、家臣を蔑ろにするような面もあったのでしょうか。いよいよ義経も鎌倉を目指して本格的に動き出しましたが、義経もまた意外と野蛮な人物に描かれていて、義経がこれからどうなるのか気になります。

30代

ついに源義経・菅田将暉が動き出し物語は賑やかに。しかし兎狩りで文句をつけてきた相手をあっさり射殺す無慈悲な所業はショック!そんな精神的にちょっと危うげな人間を魅力的に見せるのも菅田将暉のうまさでしょう。中川大志演じる畠山重忠を、見栄えがいいと先陣に持ってくるとはさすが人心を知っている頼朝。しかし女好きだけは玉に瑕。新しい相手、亀は江口のりこが演じているだけにただでは済まなそう。戦いが男だけでないのがこのドラマのいいところです。

60代


第9話あらすじ・感想

鎌倉入りを果たした源頼朝(大泉洋)の一党。敵対した平家方を捕らえるため、頼朝は競わせるように和田義盛(横田栄司)と畠山重忠(中川大志)を派遣。これを知った北条義時(小栗旬)と三浦義村(山本耕史)は、祖父・伊東祐親(浅野和之)と八重(新垣結衣)を救うため、急ぎ伊東へと向かう。その頃、平家の追討軍が東海道を進軍。甲斐では、義時の父・時政(坂東彌十郎)が武田信義(八嶋智人)に出陣の約束をとりつけるが…

【作】三谷幸喜,【出演】小栗旬,新垣結衣,菅田将暉,小池栄子,中川大志,新納慎也,宮澤エマ,野添義弘,高岸宏行,芹澤興人,山本耕史,梶原善,横田栄司,八嶋智人,岡本信人,阿南健治,佐藤B作,佳久創,濱正悟,佐藤浩市,浅野和之,坂東彌十郎,宮沢りえ,大泉洋,【語り】長澤まさみ

『鎌倉殿の13人』公式サイト

次郎は最後まで八重の夫だったのだと泣けました。八重はずっと頼朝しか見ていませんでしたが、次郎の方がずっと八重を大切にしていたのかもしれません。八重が次郎の本心に気づくのはまだまだ先で、気づくことはないかもしれませんが、次郎のことは忘れないで欲しいです。頼朝は人望がないのか、年寄りの家臣が多いのか、未だについてくる人が少ないですね。

30代


第10話あらすじ・感想

平家の追討軍を退けた北条義時(小栗旬)ら源頼朝(大泉洋)軍。後白河法皇(西田敏行)はほくそ笑み、平家の総帥・清盛(松平健)は都を京へ戻すことを決断する。奥州の覇者・藤原秀衡(田中泯)は源義経(菅田将暉)からの助力を求める文を読むが、動きを見せない。そんな中、鎌倉では八重(新垣結衣)が侍女として頼朝のそばで働き始めるが、義時の八重への気づかいを見た亀(江口のりこ)という侍女が疑念を抱きはじめ…

【作】三谷幸喜,【出演】小栗旬,新垣結衣,菅田将暉,小池栄子,中川大志,山本耕史,市川猿之助,松平健,佐藤浩市,浅野和之,坂東彌十郎,宮沢りえ,大泉洋,【語り】長澤まさみ

『鎌倉殿の13人』公式サイト

頼朝をめぐる女性同士の争いが怖すぎでした。特に八重にわざわざ頼朝と逢瀬をしている時にお酒をお願いする亀の意地悪さがしみました。義経が政子に膝枕したり、ちょっと得体のしれないところがあります。せっかく戦でいい案を思いついたのに力を発揮できず悔しがるところが印象的でした。義時がまだ八重をまだ好きなのも切ないですね。

30代

「鎌倉殿の13人」もついに10話になりましたね。毎回夢中で観てるのでなんか早い気がします。最初の方で、大庭が処刑される前に上総介に言った言葉がまず不吉でした。「お前も頼朝についたことを後悔する日が来るかもしれないぞ。せいぜい気を付けるんだな」(確かこんな内容のセリフだったと思います、うろ覚えです)上総介に関しては、私も知らないので、もしかして大庭の言ったことが本当になってしまう日が来るのかなと思ってしまいました。個人的に面白かったのは、政子と実衣の行儀作法の訓練シーンです。御台所になるのって大変ですね。次回予告では、来週ついに清盛が亡くなってしまうみたいですね。もしかして後白河法皇の呪い?

30代

義経は状況の呑み込みが速く、状況に応じた的確な策を思いついてすぐに実行できるほど戦いに対する能力が非常に高いことが分かりました。でも、まだまだ若い義経には誰も従わず、その無力さが義経をより危険な人物にしてしまいそうで不安です。亀はもっと静かな人物かと思っていましたが、予想以上にしたたかで怖い女性だと感じました。

30代

負けた大庭景親の斬首される前の堂々とした態度があっぱれです。上総広常が、躊躇いもなく、斬首する凄み感も凄かったし、この時代に負けた者の末路の恐ろしさを物語っています。源義経が、軍略家として片鱗を見せ始めます。上総広常からは睨まれましたが、北条義時はその才覚に気づいたようです。源義経の活躍に、北条義時がどう関わるかも、楽しみです。

50代


第11話あらすじ・感想

鎌倉では源頼朝(大泉洋)の新たな御所が完成。坂東武者に平家の旧領を恩賞として与えるなど着々と体制が整えられ、北条義時(小栗旬)も慌ただしい日々を送っていた。だが、りく(宮沢りえ)は頼朝のしゅうとである夫・時政(坂東彌十郎)の処遇の低さに不満を募らせる。一方、都では平清盛(松平健)が敵対勢力の掃討に乗り出し、その苛烈さに人々が恐れおののく。そんな中、平家討伐を焦る義経(菅田将暉)は集った兄たちの前で…

【作】三谷幸喜,【出演】小栗旬,新垣結衣,菅田将暉,小池栄子,中川大志,山本耕史,中村獅童,松平健,佐藤浩市,坂東彌十郎,宮沢りえ,大泉洋,西田敏行,【語り】長澤まさみ

『鎌倉殿の13人』公式サイト

善児がまたしても人の命を奪いました。善児を使う人たちの気も知れません。八重が父親とまた生活を始められるという前向きな気持ちに少しずつなれた矢先に、祐親が自害するはずなどありません。義時は祐親を近くで見てきたからこそ、頼朝が黒幕となっていることを必ず見抜くはずです。義経が義円を妬むのは仕方ないですが、命を奪う必要はないと思います。

30代

今回の始まりが、何より面白かったです。義時の思いが八重に通じると思いましたが、キッパリと断られて、それに泣いてるところがユーモアがあって最初から印象が残りました。また源頼朝らの兄弟はいろんな性格や考えを持っているので、意見が食い違いが生じてるところも印象的でした。毎回思うのですが、政子役の小池栄子さんの演技がとても上手だと思います。

20代

今回の「鎌倉殿の13人」は、なんだか怖かったです。まず、義経がすぐ上の兄義円を邪魔に思い、挙兵を促しに来た叔父行家についていくように言い含めてしまったところ。そこがずる賢くて、怖かったです。でも、義経も義円から託された手紙をすぐに破いてしまい、それを梶原景時に目撃されてしまい、しばらく大人しくしてるように言われてしまう。そこまではいいのですが、この梶原景時のまた、かつて千鶴丸や宗時を殺した伊東の下男を配下に置き、一体何をたくらんでいるのか分からない様子で、それがまた怖い。更に怖いのが、最後の全成の占い結果です。平家討伐はこれからなのに不穏過ぎです、鎌倉。大丈夫か心配になります。

30代

恋焦がれていた八重にあっさり振られるるシーンが冒頭で、北条義時が目が点になるなった様子に、思わず笑えてしまいます。そのあとの北条義時の涙の演技が、少し滑稽で、八重からの失恋からの復活の早さを物語ってます。いままでの源義経は、クリーンなイメージでしたが、今回は、異母兄弟の義円を陥れ腹黒さが見え隠れして、違った源義経が見えて楽しみです。

50代


第12話あらすじ・感想

北条義時(小栗旬)から父・伊東祐親(浅野和之)と兄・祐清(竹歳輝之助)の死を告げられ、憤る八重(新垣結衣)。義時は八重をいさめ、源頼朝(大泉洋)から与えられた江間の地へと八重を送る。政子(小池栄子)が懐妊し頼朝の嫡男誕生への期待が高まる中、比企能員(佐藤二朗)が比企尼(草笛光子)を伴い鎌倉に出仕。さらに三善康信(小林隆)から推挙された官僚・大江広元(栗原英雄)らが都から下向し、新たな関係が動き出す。

【作】三谷幸喜,【出演】小栗旬,新垣結衣,菅田将暉,小池栄子,江口のりこ,中川大志,山本耕史,中村獅童,佐藤浩市,坂東彌十郎,宮沢りえ,大泉洋,西田敏行,【語り】長澤まさみ

『鎌倉殿の13人』公式サイト

今まで以上にテンポよく現代劇コメディを感じて面白かったです。そもそも頼朝が浮気をしていたということが大きな過ちだと思いますが、いろいろ巡り巡って亀の家を焼き討ちする、という大きな事件にまで発展してしまい、今の鎌倉殿のありようを感じさせる一件になったように感じました。結構独裁的ですよね。小池栄子さんと宮沢りえさんの強い女性2人に囲まれてもひるまない大泉洋さんもすごいと思いました。かなり巻き込まれたのに飄々としている亀もまた面白いです。

30代

政子の怒り爆発で周りにどんどん飛び火していくのが気の毒でしかありませんでした。政子とりくは嫌味を言い合ってばかりでしたが、頼朝の前で初めて結託したのを見て、北条家の女性陣の逞しさに憧れてしまいました。牧はとんだとばっちりを受けていて、公家のプライドをズタズタにされた恨みは絶対に晴らすような気がします。

30代

今回の「鎌倉殿の13人」は、最初、実衣と全成の婚儀が許されるところから始まりました。二人とも想い合っていたから、良かったと思います。でも、北条の跡継ぎを巡って、りくと政子の意見が違ってて、嵐の予感。案の定、頼朝の側室亀を巡って、大変なことが起こりました。義時もあちこちの人に振り回されてばかり。可哀想になります。自分が良いと思ってやったことが、かえって悪い方向にことを運んでしまう結果になるし。けれど、見てる人はちゃんと見てるもの。最後、都から来た大江氏が義時の才を買っていましたね。ただ、彼が「気になることが一つある」と頼朝に言っていた内容がなんだったのか、こっち(視聴者)も気になります。

30代

今回は戦いの場面というより、女の戦いの場面が多くてある意味面白かったのが印象的でした。政子が出産中に浮気してるのは、ただでさえわがままで困らせ屋の頼朝なのにムッと来てしまいました。事の発端は頼朝の浮気なのに、反発する所は面白かったです。また義時が八重を思う気持ちが毎回悲しくなります。今週はまた雰囲気が違ってあっという間に45分が過ぎた気がしました。

20代

三谷幸喜さんが、脚本担当なので言葉遣い、演技等が、少々すっ飛んでいるところはあるが、それはそれで魅力的です。今回は、女性の騙しあい、腹の探り合いが描かれており、男たちの戦いとは別の、女の戦が見どころでした。また、義経が傲慢な武将であるという立場で登場しており、今後頼朝との葛藤が三谷脚本ではどう展開していくのかが楽しみです。

50代


第13話あらすじ・感想

政子(小池栄子)が男児を出産し源頼朝(大泉洋)の嫡男誕生に沸く鎌倉であったが、頼朝の浮気が大騒動に発展。激怒した北条時政(坂東彌十郎)は伊豆へと戻り、これを比企家の好機と捉えた能員(佐藤二朗)は源義経(菅田将暉)らに近づく。そんな中、義時(小栗旬)は八重(新垣結衣)のことを一途に思い、鎌倉と江間を往復する日々を送っていた。一方、平家に敗北し再起を図る源行家(杉本哲太)は木曽義仲(青木崇高)を頼り…

【作】三谷幸喜,【出演】小栗旬,新垣結衣,菅田将暉,小池栄子,中川大志,青木崇高,山本耕史,中村獅童,佐藤浩市,坂東彌十郎,宮沢りえ,大泉洋,【語り】長澤まさみ

『鎌倉殿の13人』公式サイト

振られてもずっと八重のことを思っていていろんな作物を届ける一途な義時に泣けました。でも最後に少し報われたようですね。一方で頼朝はまだまだ懲りていないようですね。。亀が政子に御台所にふさわしいかどうか考えなさい、と問いかけるところはよかったです。浮気相手で終らず本妻にそんなことを言うなんてすごいと思いました。巴御前の秋元才加さんがインパクトありすぎでした。

30代

遂に木曽義仲と巴御前が登場しました。巴御前のような勇敢な女性が大好きな私にとっては、待ちに待った登場です。また、義仲役の青木崇高さんも大好きな俳優さんなので更に嬉しかったです。それに、義仲の懐の深さ、かっこいいです。行家叔父は、正直、私も義時同様好きになれない人物です。なのにどんな人間だろうと、自分を頼って来た者を受け入れるとは……。頼朝と全然違いますね。そんな頼朝は、亀の元へ行ったら、政子が先回りして既にいるし、八重のところへ行ったら噛まれて拒まれて、可笑しかったです。そして、ようやく義時の恋が実りそうで安心しました。巴御前の義仲への向き合い方が、義時に良い影響をもたらしたので嬉しいです。

30代

今回は登場人物が少しずつ増えてきてますます面白くなってきたなと感じた週でした。1番最初の長澤まさみさんのナレーションは力強く見たくなるような勢いで好きです。小四郎が八重に差し入れをしたり一途に思う気持ちは毎週応援したくなります。今週のシーンで印象に残っているのが、源頼朝が亀に会いに行ったが、政子がいたことに驚く演技が面白かったです。

20代

義時の八重に対する一途な気持ちがやっと伝わったのだと感じました。義時はフラれても八重のために一生懸命健気に尽くす姿は見ていて段々コントのように感じられましたが、最後の八重の笑顔ですべてが報われたのだと思います。木曽義仲がいよいよ登場し、武士として真っ直ぐで筋の通った芯の強さが言動によく表れていて引き込まれました。

30代


第14話あらすじ・感想

嫡男・義高(市川染五郎)を鎌倉へと送った木曽義仲(青木崇高)は、平家の追討軍を撃退して上洛。敗れた平宗盛(小泉孝太郎)は、三種の神器とともに都を落ち延びる。義仲の活躍に焦る源頼朝(大泉洋)であったが、義仲と後白河法皇(西田敏行)との関係が悪化すると、弟・義経(菅田将暉)を大将とし派兵することを決断。しかし、利益のない戦に御家人たちが不満を募らせる。八重(新垣結衣)も気にかける中、義時(小栗旬)は…

【作】三谷幸喜,【出演】小栗旬,新垣結衣,菅田将暉,小池栄子,中川大志,青木崇高,山本耕史,中村獅童,佐藤浩市,坂東彌十郎,宮沢りえ,大泉洋,西田敏行,【語り】長澤まさみ

『鎌倉殿の13人』公式サイト

木曽義仲がひたすら不憫で気の毒でしかありませんでした。木曽義仲は誰よりも武士らしい武士で、武士として真っ直ぐ生きていただけなのに、なぜ敵にならなければならないのか頼朝や後白河法皇が許せません。木曽義仲を討つことはこれからの鎌倉幕府にとって非常にマイナスのような気がします。いつの間にか本物の夫婦になった義時と八重を見てホッとしました。

30代

木曽義仲がかっこよかったです。平家を都落ちさせた恩賞が頼朝よりも少なくても、文句も言わないし。ああいう無欲な人はいいですね。ただそれだけに、京都での行儀作法を知らなくて都人に笑いものになっているのは見ていて辛いものがありました。それに下の方の兵たちまで統率する能力もなかったようで、配下の者たちが乱暴狼藉を働くのを制することが出来ないのも残念です。それだけ急激に兵の規模が大きくなってしまったのでしょうね。色々な負の条件が重なってしまい、彼のこれから先に待ち受ける運命を知っているだけに悲しいです。

30代

展開早く八重の懐妊、義時との仲睦まじいシーンにホッとします。人質となっている義高はたたずまいが美しく穏やかな心持ちに見えるので、鎌倉殿の政子、大姫たちも喜んで、共に穏やかに時を過ごしています。終盤の源氏同士の戦いが始まりを知った義高が父義仲の勝利を確信しながらも義満からもらったセミを握りつぶす様子に、戦国の世に生きている武士の人生の厳しさを痛感しました。鎌倉殿の御家人たちも、頼朝への不満を募らせてそれぞれの思惑を主張し始め行動に向かいそうです。不穏な空気に義時の緊張した表情が印象的でした。緊張感を持ちつつ次回の物語の展開に期待します。

50代

今週はいつものほんわかさや、コミカルなシーンが一切なく、また違う感じの45分間でした。八重さんと義時のシーンは特に好きで、八重さんに優しくしたりする義時は戦の時には見せない姿でいいなと思いました。戦に出陣する前に頼朝と義経が兄弟で話すところはジーンときて、帰ってきてまた話そうと結束したところは良かったです。登場人物が増えてきてるので、ますます楽しみです。

20代


第15話あらすじ・感想

源義経(菅田将暉)率いる一軍が迫っていると知った木曽義仲(青木崇高)は、後白河法皇(西田敏行)を捕らえて京に籠もる。一方、鎌倉では御家人たちが謀反を計画。上総広常(佐藤浩市)も加わり、義仲の嫡男・義高(市川染五郎)を旗頭とし、都ばかりに目を向ける源頼朝(大泉洋)の失脚を企む。八重(新垣結衣)との生活に幸せを感じていた義時(小栗旬)だったが、御家人たちの計画を潰すため大江広元(栗原英雄)らと連携し…

【作】三谷幸喜,【出演】小栗旬,新垣結衣,菅田将暉,小池栄子,中川大志,青木崇高,山本耕史,中村獅童,佐藤浩市,坂東彌十郎,宮沢りえ,大泉洋,西田敏行,【語り】長澤まさみ

『鎌倉殿の13人』公式サイト

上総介広常の死が衝撃的でした。頼朝は上総介から武衛という敬った呼び名で呼ばれて、彼の仕える心も知っていたはず。なのに、不意打ちで殺すなんてショックでした。劇中のセリフ、最も頼りになる者は、最も恐ろしいのように、頼朝は自分より力がある人物は受け入れてやっていくのでなく、消してしまうのですね。彼も父親を殺されてきた歴史があるので、自分が一番強い立場でないと怖いということでしょうか。義時は止めようとして苦しそうな表情で、彼の心が壊れそうになっていて見ているこちらも苦しかったです。上総介の佐藤浩一の不意打ちで殺されていく途中の悲しみと合わせた驚愕の表情、逃げ惑う姿の極まった演技力に心震えました。

50代

今週は心理戦的なところもあり見応えがありました。何かしら頼朝に対して不満がある兵士があり、その時の役者さんの演技は白熱しました。争いはなくなり、団結して良かったのですが、最後に1番厄介者の上総介が罰として成敗されるところはまさかでビックリしました。無惨な結果になってしまった時の義時を演じる小栗旬さんが良かったです。

20代

今回の話では、最初、義経が率いる鎌倉勢の先行軍が京に近付いたことで木曽義仲が後白河法皇を捕らえ、手出しが出来ないようにしました。あれはやっちゃいけなかったと思います。かつて平清盛がやったこと同じだからです。あの時代の武士の荒々しさがすごく伝わってきます。武士というと、どうしても江戸時代の侍を連想しがちなのですが、古代はああいう感じだったのですね。あれは確かに怖いです。公家の人たちが恐れたのもよく分かります。来週は、ついに義仲との戦が始まります。これからどうなっていくのか目が離せません。

30代

頼朝が嫌いです。頼朝を信頼することができません。これまでの上総介の働きを見れば、頼朝にとってどれほど重要な人物であったのかは明らかなはずです。上総介は頼朝がどうすれば慕われて、素晴らしい人物になれるのかを誰よりも考えていた人です。その人を切り捨てる判断を下した頼朝は一体何を考えているのか納得できません。

30代

「最も頼りになるものは最も恐ろしい」。政の現実を思い知らされる言葉は衝撃的でした。あえて自身の追悼計画を放置し面倒な人間を処罰と称して排除。さらに御家人を掌握することに成功した頼朝。女好きで頼りなげに感じる時もありますが、とんでもなく怖い人と改めて思い知らされました。御家人に寄り添うような言葉をかけた政子に、後世まで名を残した「北条政子」を垣間見たように思います。納得できない事々も飲み込み頼朝に従っていく義時。現代の企業戦士も強く共感すると感じます。

60代

佐藤浩市さん演じる上総介の死にざまに圧倒されました。まさか自分が殺されるとは思っていなかった表情でしたね。ここでも善児が暗躍するのかーと怖かったです。自分の部下をあっという間に殺してしまう頼朝の残酷さもよく伝わってくる回でした。せっかく書いた手紙もあっけなく握りつぶすところもひどい感じでした。義時と八重さんのお子さんが生まれて嬉しいはずの回のはずなのにあまりにつらい展開でした。

30代


第16話あらすじ・感想

御家人たちをまとめ上げた源頼朝(大泉洋)は、弟・範頼(迫田孝也)を総大将、梶原景時(中村獅童)を軍奉行とした本軍を派兵。八重(新垣結衣)に見送られた義時(小栗旬)も従軍し、先発した義経(菅田将暉)と合流する。後白河法皇(西田敏行)を捕らえ京に籠もる木曽義仲(青木崇高)、福原を拠点に復権を伺う平宗盛(小泉孝太郎)に対し、鎌倉方は義経の天才的な軍略に導かれて奮戦。畠山重忠(中川大志)らが華々しく駆け…

【作】三谷幸喜,【出演】小栗旬,新垣結衣,菅田将暉,小池栄子,中川大志,青木崇高,山本耕史,小泉孝太郎,中村獅童,市川染五郎,坂東彌十郎,宮沢りえ,大泉洋,西田敏行,【語り】長澤まさみ

『鎌倉殿の13人』公式サイト

話の早い段階で木曽義仲は討たれることとなりました。彼は彼なりに頑張っていたので残念です。巴については生存しそうな伏線が貼られていましたがどうなるのでしょうか。そして義経の非常識とも取れる策がどんどんと出るわけですが、後白河法皇には気に入られたようですが坂東武者にはどうしても不満が溜まっていそうです。戦神だからこそ戦が終わった後はどうなるのでしょうか。

40代

今回、義経はまず、木曽義仲と戦うことになりました。義経の軍略で、追い詰められた義仲軍は京を捨てることを決意。木曽義仲が空座の(実は屏風の裏に隠れていたのですが)後白河法皇への別れを言うシーンは、何とも切なかったです。巴御前との別れも悲しいものでした。和田義盛らしき人物が巴御前を見初めましたが、まさか妾にしてしまうつもりでしょうか。和田殿ならやりかねないし、巴御前は義仲から義高への書状を預かっているから、それを届けるため捕らえられる他ないですから、もしかするともしかしてですね。その場合、巴御前が哀れでなりません。

30代

義仲が唯一の心残りと話したかったのは何だったのか。義仲は自分の道は自分で終わらせたいと思っていたはずで、それすら許されないほど義仲が一体何をしたのかと、ただただ頼朝や法皇が憎いです。義経はいよいよ本気を出してきましたが、義経もあまり目立ちすぎれば頼朝にまた消されてしまうのではないかとハラハラしています。

30代

やっとひとつになろうとしてた軍のうち、上総広常が前回成敗されてから義時は喪失感が見えました。義経は戦に行けたことが喜びなのか自己中心的の考えや行動が目立ち始めてそれに梶原景時ら兵士たちもイライラが垣間見えました。その中で抑えてはいるものの、今後の源平合戦にどう響くのか気になります。また今回、巴御前の勇ましい姿勢が良かったです。

20代

源義経の戦略が次々と当たり、凄みさえ出てきた回です。冷酷で冷静な梶原景時が舌を巻くような戦略をだし、源義経の恐ろしさが、ゾクゾクした感じで伝わってきます。おそらく、梶原景時は、源義経の凄さを目の当たりにして、排除しょうと、タイミングを見極めるのではないかと予想します。源義経の目が、合戦を乗り越えるたびに、ララランとしてきたのも見逃せません。梶原景時との密かな対峙を期待します。

50代

前回に引き続き、今回も人が亡くなるのは辛い場面でした。九郎の暴走しながらも戦にギラギラした姿は恐怖を感じはするものの、この時代には必要なのだと感じました。それぞれ胸の内に思いを秘めながらも同じ方向を目指す姿はいつの時代も変わらないと実感しました。政子の強気な発言も、御台所らしさが板についてきて鎌倉殿の周りが着々と仕上がってきたと感じずにはいられません。

30代

木曽義仲が討たれてしまいました。今まで持っていた荒くれ者だったというイメージがくつがえされました。義経に対して「先に平家を討とう」と手紙を伝えようしていたこと、人質に義高を差し出していたことなどから、源氏同士の義を信じていたことがわかります。後白河法皇への最後の挨拶も礼儀にかなったものでした。側近も巴御前も最後まで裏切らずにいました。そんな義仲も、自分の最期を悟り、巴御前を落ち延びさせたところで涙が出そうでした。一方、義経は勝ちにこだわる戦大好き男。イキイキとセンスを活かして勝ちにいきます。天才的かもしれませんが、俺が俺がの感じに個人的にひいてしまいかした。横にいた梶原景時が気の毒でした。

50代


第17話あらすじ・感想

源義経(菅田将暉)の軍略がさえわたり連勝に沸く鎌倉方。しかし、木曽義仲(青木崇高)の討伐により鎌倉に再び暗雲が立ち込める。義仲の嫡男・義高(市川染五郎)を危険視する源頼朝(大泉洋)は、戦勝報告のため範頼(迫田孝也)とともに鎌倉へ戻っていた義時(小栗旬)に義高の処断を命令。大姫(落井実結子)を思う政子(小池栄子)は憤り、義高を救うため奔走する。一方、頼朝に試された義時は八重(新垣結衣)ら家族を思い…

【作】三谷幸喜,【出演】小栗旬,新垣結衣,菅田将暉,小池栄子,中川大志,山本耕史,中村獅童,市川染五郎,佐藤二朗,鈴木京香,坂東彌十郎,宮沢りえ,大泉洋,西田敏行,【語り】長澤まさみ

『鎌倉殿の13人』公式サイト

源頼朝の恐ろしさがまた増した回です。上総広常に謀反の罪を着せて殺したころから、源頼朝が、御家人たちを従わせるためや権力を増大させるために、容赦なく殺させたり、最初は優しそうに見えていなのが、怖くなってきます。信頼していると思っていた北条義時さえも疑い、殺しを命じることで忠誠を試すとは、裸の王様になって行く姿が伝わってきます。次は、平家を倒した、源義経を疑い、討伐する源頼朝の心の中が伝わってきます。

50代

義高をなんとか逃そうと女装させたりいろいろ奔走するところはどこかコメディのようだったのに、一転して殺されてしまいまたしてもつらい展開でしんどかったです。特に頼朝に自分の命も投げ出そうとして説得しようとした大姫のことを考えるとつらいですね。義高が義時に「あなたのことが信じることができませんでした」という手紙を書いていたことを考えると義時がもっと親身になっていればと思うところがあります。最後に義高を討った彼らも殺されてしまいかなり残酷な展開がさらに胸につまされました。

30代

次々と頼朝は命を奪っていき、もはや頼朝を信頼することができません。義高には何も罪はなく、義高の命を奪う必要などなかったはずです。義仲と義高親子の無念さを思うと、胸が締め付けられるばかりでした。義時は頼朝に歯向かいたくても歯向かえず、あのモヤモヤしたやり場のない怒りや悲しみをどこにぶつけていくのか目が離せません。

30代

今回は、まず義経が後白河法皇に一ノ谷の戦のことを褒められていました。ですが、その中には少々内容が違って報告されていたこともあったようで、それを指摘した梶原景時に向かって義経が放った一言が印象に残りました。「歴史とはそのようにして作られていくのだ」オープニング前のほんの1シーンでしたが、確かにその通りだと思いました。実際の一ノ谷の戦いの義経の戦いぶりが現在の最新の歴史研究でどのように考えられているのかは分かりません。ですが、この義経の言葉は、歴史が好きな歴女の私には重く受け止められました。

30代

源頼朝が義時に義高を殺せという命令があり、それを聞いた北条政子が反抗しに行ったけど及ばず、それを義高は父を殺された恨みを持っている時のシーンは緊迫していて見応えがありました。義高を助けるため北条姉妹たちや八重などみんなが協力していた場面はチームワークが見えました。でも義高は最後まで信じきれず、逃げてしまったけど殺されてしまいとても残酷でした。最後の小栗旬さんの泣くシーンは見事でした。

20代

木曾義仲の息子をめぐる事件の話でした。美男子で気持ちのいい青年が、どうしてこんな運命に…と残酷さで胸が苦しくなりました。現代と平安時代では、価値観が違うとは分かってはいるものの、見ていて時々つらくなります。三谷節で笑いはありますが。八島さんのコメディのイメージが強いので、従者を殺されて沈痛な面持ちの演技がとてもよかったです。八重さんの、孤児を保護したいという想いに救われた回でした。

30代


第18話あらすじ・感想

苛烈さを増す源平合戦。必死の抵抗をみせる平宗盛(小泉孝太郎)率いる平家軍に対し、源頼朝(大泉洋)は義経(菅田将暉)に四国、範頼(迫田孝也)に九州を攻めさせ、逃げ道をふさぎにかかる。しかし、範頼軍は周防で足止めをくらい、義時(小栗旬)・三浦義村(山本耕史)らが状況の打開に奔走。一方の義経軍も、後白河法皇(西田敏行)の命により摂津から動けずにいた。そんな中、梶原景時(中村獅童)の献策を一蹴した義経が…

【作】三谷幸喜,【出演】小栗旬,新垣結衣,菅田将暉,小池栄子,中川大志,山本耕史,小泉孝太郎,中村獅童,佐藤二朗,鈴木京香,坂東彌十郎,宮沢りえ,大泉洋,西田敏行,【語り】長澤まさみ

『鎌倉殿の13人』公式サイト

信頼を寄せていた義高が殺されたことを知り大姫はショックを受けていましたが、八重が励ましてるシーンは優しいなと思いました。戦のシーンでは自由奔放で誰にも止められない性格の義経は戦に勝ちことだけしか考えていないため周りを振り回していたり意見が合わなかったりする場面は義経の性格がかなり出たシーンだと思います。しかし1番認めて欲しい鎌倉殿に認めてもらえず、それどころか会ってももらえない場面は少し悲しい気持ちにもなりました。最後義経の決意が見えたところはよかったです。

20代

義経は頼朝よりもずっと心のある人物だと思いました。義経は頼朝のために戦うことが自分にできる唯一の方法だと考えて必死に戦ってきたにも関わらず、もう鎌倉に入ることすら許されないなんて、あまりにも酷な仕打ちでした。もし、頼朝の後に義経が源氏を率いていたならば源氏はもっと長く続いたかもしれません。義経、頑張れ。

30代

ついに壇ノ浦の戦いで、源氏方が勝利し、平家が滅亡しましたね。義経の奇抜な策が勝利の鍵となりましたが、戦の後の義経の「義仲を倒し、平家を倒した、これから私は誰と戦えば良いのだ」というセリフに虚無感を感じて、胸が締め付けられるようでした。義経は、ちゃんと自分が戦場でしか生きられないことを自覚していたんですね。そして、腰越の件。義経は、結局、兄頼朝には会えずに京都に戻ることになってしまいました。義経が早くも悲壮感が漂って、可愛そうになります。来週以降、どうなるのか続きが気になります。

30代

義経の奇策が冴え渡り平家との最後の戦となる壇ノ浦の戦いも終わりました。それに対してこれから何と戦えばよいという義経のの顔は怖かったもののそれだけではないものがありました。更に後白河法皇に気に入られたことで頼朝との仲が悪化したわけですが、梶原景時についてはこれまで義経と頼朝のどちらの味方なのか今一分かりづらかったですが、今回の話ではっきり頼朝側となりました。これから義経が討たれたとして、この曲者はその後もすんなり頼朝の部下として働くのでしょうか。

40代

源平合戦の最後のシーンが、死体の連なる浜辺で夕日の中での義時、義経の語り合いというのが胸にしみました。歴史の事実は知っているとはいえこの後の展開を思うと勝利の回というより滅亡の始まりとも言うべき回で気が重くなりました。むしろ、長いプロローグが終わりようやく権力の暗闘劇が始まるのだと思うとわくわく感も湧いてきました。

30代

源平の合戦はとてもハラハラさせられました。義経が舟から舟多くの遺体が海辺に転がっている中、血まみれの顔で喜びの表情を浮かべる義経にぞっとしました。「戦でしか輝けない」と話していましたが、戦が当たり前の時代には彼のような武将は多かったのだろうなと思います。平家が滅んだことを泣いて喜ぶ頼朝も姿も印象的でした。平家として最後まで戦い運命に翻弄されてしまう平宗盛の寂しさも小泉孝太郎さんの演技から伝わってきました。

30代


第19話あらすじ・感想

鎌倉入りを許されず京で悲嘆にくれる義経(菅田将暉)。義時(小栗旬)は大江広元(栗原英雄)の知恵を借り、源頼朝(大泉洋)と義経との関係修復を模索するが、後白河法皇(西田敏行)はそれを許さない。愚痴をこぼす頼朝に対し苦言を呈す八重(新垣結衣)。この状況を政子(小池栄子)が憂う中、京では義経をめぐって里(三浦透子)と静(石橋静河)が対立。さらに源行家(杉本哲太)が義経に近づいて頼朝への疑心をあおり…

【作】三谷幸喜,【出演】小栗旬,新垣結衣,菅田将暉,小池栄子,中川大志,山本耕史,中村獅童,石橋静河,三浦透子,田中泯,佐藤二朗,杉本哲太,坂東彌十郎,宮沢りえ,大泉洋,西田敏行,【語り】長澤まさみ

『鎌倉殿の13人』公式サイト

お互いいざこざがあったものの頼朝と義経は和解になろうとして矢先、法皇様からの命令で帰れなくなってしまったのはせっかくのチャンスだったのにと残念でした。お互い喧嘩したくないし素直になればいいのにと思ってしまいます。頼朝たちの父上が亡くなったため、供養するために鎌倉に戻りたいのに法皇様の演技に騙されてしまったのは可哀想でした。また戦になってしまったのも残念に思います。

20代

これまで戦で強さを見せてきた義経が、窮地に陥って気の毒でした。源の兄弟たちも頼朝は八重に相談、全成は供養の機会を設けて、政子も何とか鎌倉に戻してあげようと方向は決まっていたのに…。叔父の行家の変わり身の早さ、逃げていくのもズルいです。また、後白河法皇も自分の立場しか考えないから、方針をくるくる変えて、最後は義経のせいにしていて、思わず「違うでしょ!」と叫んでしまいました。救いになったのは、最後のシーン、時政の義経への笑顔とあたたかい言葉でした。裏切られて絶望している義経がその言葉で救いと希望を少しでも感じられていたならと願いながら見ていました。

50代

義経がこぼす一言一言が切なくて義経はなぜこんなにも追い込まれることになってしまったのか、考えれば考えるほど切なくなります。後白河法皇はとことん悪人で、行家はとことん裏切り者でどうしようもない人たちに義経は良いように利用されて裏切られたのが気の毒でした。ただ、北条親子の義経に対する態度だけが見ていて救われました。

30代

今日は、切ないお話でした。頼朝も本心では、義経と仲直りがしたいと思っているし、それは義経も望むところです。でも、後白河法皇や源行家叔父の考えで、兄弟の仲直りは叶いません。二人共、それだけビッグなお方になってしまったということでしょう。最後、雪が降る中へ出て行った義経の悲しい後ろ姿と、それを見送る北条父子のセリフが印象的でした。

30代

運命に翻弄されてしまう義経を見ているのがつらくて仕方ありませんでした。平家を倒すために生まれてきたような男、という言葉もとても響きました。義時のいうようにきっとまっすぐすぎたのでしょう。後白河天皇も素直な義経を利用しているのがわかり、とても嫌な気分になりました。義経を巡るさとと静御前の修羅場もこの動乱を助長してしまったという事実もなんともいえないです。

30代


第20話あらすじ・感想

京を離れ、奥州へ逃れた源義経(菅田将暉)。しかし、温かく迎え入れてくれた奥州の覇者・藤原秀衡(田中泯)が程なく死去。これを知った義時(小栗旬)は、状況を探るため平泉行きを志願するが、義経の才を怖れる源頼朝(大泉洋)は、藤原国衡(平山祐介)・泰衡(山本浩司)兄弟の仲の悪さにつけ込み義経を討つよう冷たく命じる。八重(新垣結衣)に見送られ、平泉へと発つ義時。一方、捕らわれた静(石橋静河)は鎌倉で…

【作】三谷幸喜,【出演】小栗旬,新垣結衣,菅田将暉,小池栄子,中川大志,山本耕史,中村獅童,石橋静河,三浦透子,南沙良,田中泯,宮沢りえ,大泉洋,【語り】長澤まさみ

『鎌倉殿の13人』公式サイト

義経が…。義経までいなくなってしまい、心にぽっかり穴が空きました。静御前のその後を聞いて、頼朝がとことん残酷で小心者で、それしか考えられません。今回の義時は頼朝の操り人形にしか見えず、義時の冷酷さを見てしまった気がします。でも、義時は義経を殺したいとは思っていないはずで、義時は八重がいなければ心が壊れていたのだと思います。

30代

奥州での義経の姿は畑作業をしたり雰囲気など全くの別人に変わっていた姿は驚きました。しかし静御前には義経との子供を授かっており、生まれたものの殺されてしまったのは可哀想でした。そして義経は今までの出来事を知り辻褄が合うようになり、覚悟を決めたのか義経は自ら天才的な作戦を義時に伝え、命を絶ったのは最後まで執念があり、そして頼朝が泣くシーンは感動しました。

20代

今回は印象に残った箇所が二つありました。一つ目は、冒頭、頼朝の義経・奥州藤原氏抹殺宣言に対し、義時が平和的な案を口にしつつも、反論せずにあっさり抹殺案に従う場面です。この場面で義時は今回を汚れ役なのだと示されましたが、その後の小栗旬の抑制された演技は冒頭のシーンから義経との最後の語らいまで一つの流れとなっており見事でした。もう一つは義経が最後に堂内から合戦を見る場面です。鎌倉攻めの話を義時にした後、最後まで戦を楽しんで死んでいく姿に義経が生来の殺人者として描かれ、彼が最初に登場した時に猟師を射殺する場面からこの最期まで一つの流れを見せつけられ、三谷氏の演出の見事さが堪能できました。

40代

平氏を討って戦う相手がいなくなった義経。今度は頼朝が彼を討とうとします。頼朝が義時に直接手を下さず、奥州藤原氏の兄弟の不和を利用して彼らに義経を討たせようとする作戦は、効率がいいかもしれませんがズルいです。義経は兄のためにと鎌倉に馳せ参じて、素直に兄のためにと戦いに邁進してきました。義経自身の最期を迎える前に、妻や静御前、子供たちも失うことになったのも気の毒でした。藤原泰衡が攻めて来た時、義時に鎌倉を攻める場合の作戦を話したり、弁慶が相手型と戦っている姿を見ての楽しそうな声や表情は、義経は戦いにこそ生きれた人だったのだなと納得しました。最後に義経の笑顔が見れて、心に救いがありました。

50代


第21話あらすじ・感想

源義経(菅田将暉)を失った奥州に攻め込み、藤原泰衡(山本浩司)を討ち取る源頼朝(大泉洋)。義時(小栗旬)・畠山重忠(中川大志)らが義経を思い出す中、頼朝は毅然と上洛に向けて動き出す。一方、京の後白河法皇(西田敏行)は丹後局(鈴木京香)と今後の動静を憂慮し、来るべき日に備えていた。そんな中、鎌倉では八重(新垣結衣)が子どもたちの世話に奔走。八重の明るい表情に、政子(小池栄子)も目を細めるが…

【作】三谷幸喜,【出演】小栗旬,新垣結衣,小池栄子,瀬戸康史,中川大志,山本耕史,市原隼人,中村獅童,佐藤二朗,鈴木京香,坂東彌十郎,宮沢りえ,大泉洋,西田敏行,【語り】長澤まさみ

『鎌倉殿の13人』公式サイト

予告から八重さんに何か起こるんだろうな…という予感がありましたが、やはり…でした。今後の歴史上の流れを考えると、大きなターニングポイントになる回だったように感じます。次回以降の義時の生き様に注目しなくては、と思わせられました。ここのところ、重々しい回が続いていましたが、今回は久し振りにコメディパートが長めにとられてました。相変わらず鈍い?頼朝には笑わせられましたし、大姫の変わりっぷりは今後に期待というところでしょうか。それぞれの人物のとる道も想像を巡らしながら、次回放送を待ちます。

40代

今まで沢山の人物が亡くなってきた話ですが、今回の話程悲しい回はありませんでした。今回、亡くなった人物は義時の妻八重ですが、彼女は頼朝と義時双方と愛情を交わした人物でありこの作品に暖かさをもたらす癒しの存在でした。その彼女が去ってしまった事で、この物語の先行きには薄暗い道筋しか見えなくなってしまいました。物語はまだ前半ですが、この先の展開を考えると本当に大きな喪失感を味わいました。

30代

八重が…八重が。三浦が近くにいるのなら八重のこともしっかり助けて欲しかったです。百に一つも助からないなんて言わないで欲しいです。八重の元に鶴丸という子供が現れたのも何かの意味があったような気がしました。義時にはまだ八重のことが知らされておらず、これからの義時が心配です。今回は八重の様々な表情が見られ、ラストにあんな形とは辛すぎます。

30代

鎌倉殿の13人は、作品タイトルが幾つもの意味を掛けている事が多いが、今回が今までで一番切ないように思われました。八重さんの、正に仏のような温かい眼差しがピックアップされ、これまで良い面が描かれると退場する流れがあるため嫌な予感は薄々ありましたが、やはり同じ流れになりました。八重さんは史実があまりなく、恐らくドラマ上の創作とは思われますが、ここに来て千鶴丸に引き込まれるように退場するのかと、悲しさと恐ろしさの混ざった何とも言えない気持ちになりました。

40代

義時は義経が死んで改めて存在感や偉大さを知り、現実を受け入れられない様子は見てて悲しくなりました。頼朝は昔、八重と行った場所や思い出話をするのは本当に気遣いがない人だと思います。義時は自分の惨めさを八重に伝えると、義時を選んで本当によかったと伝えたシーンはほっこりしました。鶴丸という男の子がきたり子供達が増える中、金剛が1番大事と伝えた矢先、川へ鶴丸を助けにいったあと八重が亡くなってしまったようで信じられませんでした。

20代

とうとう八重がこの世を去ってしまいました。正直、余り好きな登場人物ではありませんでした。何か、浮いた存在でしたしね。浮いた存在と言えば大姫もかなりなものでした。精神を既に病んでいるから、なのでしょうね。私が抱いていた大姫のイメージとは大きくかけ離れていて、かなり幻滅しました。政子も我が子には甘く、余り感心しませんね。

50代

奥州との戦も終わり、義経が亡くなってしまったことで、大きな喪失感が漂っているようでした。そして大方日本平定を達成したため、戦のような生臭さのない穏やかな放送回だと思っていました。しかし、衝撃的な事件が最後に待っていました。八重が鶴丸を助けるために川の流水に入って行き、鶴丸は助けたものの、八重の姿が消えてしまうのは「えっ」ここでですかと言わんばかりの驚きでした。仁田が政子のところに涙ながらの報告に来るカットを見ると、八重が絶命したことが分かりました。今回は、このラストが最も印象的でした。

40代


第22話あらすじ・感想

源頼朝(大泉洋)の上洛が決まり、命に従い随行する義時(小栗旬)。大軍を率いて念願であった京へと上った頼朝は、後白河法皇(西田敏行)、九条兼実(田中直樹)と会談。今後の世のあり方を思い描く。そんな中、自分たちには利益のない上洛に、三浦義澄(佐藤B作)、岡崎義実(たかお鷹)、千葉常胤(岡本信人)らが不満を募らせていた。一方、比企能員(佐藤二朗)は比企家の地位を盤石にするため、一族の比奈(堀田真由)を…

【作】三谷幸喜,【出演】小栗旬,新垣結衣,小池栄子,堀田真由,中川大志,山本耕史,田中直樹,中村獅童,佐藤二朗,鈴木京香,坂東彌十郎,宮沢りえ,大泉洋,西田敏行,【語り】長澤まさみ

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ドラマが始まりちょうど半年、主人公義時の大きなターニングポイントとなる回だと思います。これまではほのぼのした青年期〜頼朝に巻き込まれる形で補佐をしていた義時ですが、八重の死により情や甘さを思い切る人生を歩み始める決意を感じました。また、法皇や姫の前など周辺キャラの入れ替わりも多く今後の展開に期待が持てそうです。

30代

八重を失った喪失感でいっぱいの義時が悲しかったです。今まであまり義時の父親としてのシーンが少なかったので、金剛に対してしっかりと声をかける小四郎の姿が印象的でした。いよいよ頼朝が征夷大将軍になりましたが、大泉洋さんの衣装がとても似合っていました。比奈のことを明らかに気に入っていた頼朝が政子のことを気にして「小四郎に」と言っているシーンが面白かったです。比企さんがようやく本領発揮をしてきて面白くなってきました。

30代

鎌倉に不穏な空気が流れ、謀反の動きが出て来るとググっと引き込まれました。しかも、時政が頼朝に、御家人にと推挙しようとしていた曾我十郎と五郎の兄弟が、打倒頼朝を掲げる様子、そしてこの兄弟の烏帽子親となる時政が巻き込まれ、殺害されてしまうのかと想像が頭をもたげました。これを比企能員が、自分たちが飛躍するチャンスとばかりのにっこり顔には厭らしさを感じ、見ている私は面白いと思いました。政治の裏工作、しかも二転三転する展開は見応えがあり、この点も非常に面白かったです。

50代

八重を失った後の義時にすぐに後妻話が持ち上がるのは何だか非常に苦痛でした。義時が後妻を取るつもりはないとはっきり断ったのを聞いてホッとしました。善児がまたもや動き出し、次のターゲットが気になりましたが、今回はかなり大きく動きそうな予感がします。比企一族が欲の亡者と化していてそろそろ比企一族に危険が及ぶ気もします。

30代

八重が亡くなり最後の言葉が私は満足と言ってたことを聞いた義時はとても寂しそうだったけど、金剛をしっかり育てていく決心がついたようにみえました。後白河法皇と頼朝が対面するシーンは緊張感があり、のちに後白河法皇が亡くなり頼朝が征夷大将軍となったことで周りがまたよく思ってない人が出てきてる場面もみえました。次は曽我事件があり一波乱がありそうです。

20代


第23話あらすじ・感想

嫡男・万寿(金子大地)の披露目の場とするため、御家人を集めて富士の裾野で巻狩を行うことを決めた源頼朝(大泉洋)。工藤祐経(坪倉由幸)が賞賛する中、頼朝を憎む曽我十郎(田邊和也)・五郎(田中俊介)兄弟らが謀反を計画。梶原景時(中村獅童)から企みを知らされた義時(小栗旬)は、急ぎ五郎の烏帽子親である父・北条時政(坂東彌十郎)のもとへと向かう。不穏な気配が漂う巻狩には、義時の愛息・金剛(坂口健太郎)も…

【作】三谷幸喜,【出演】小栗旬,小池栄子,坂口健太郎,瀬戸康史,堀田真由,中川大志,山本耕史,市原隼人,中村獅童,金子大地,南沙良,佐藤二朗,坂東彌十郎,宮沢りえ,大泉洋,【語り】長澤まさみ

『鎌倉殿の13人』公式サイト

次のターゲットは範頼になってきて、事の重大性がますます恐ろしくなりました。義時は家族を守るためなら頼朝さえも欺くようになり、頼朝も自分の時代がもうすぐ終わることを悟っているようでした。金剛もいつの間にか立派に成長し、両親に似て美しい青年になっていて安心しました。八重もきっと見守っているのかなと思います

30代

曽我兄弟の本当の狙いを「謀反を装った敵討ち」とする義時の根回しがさすがだと思いました。一族を守るためにそうせざるをえなかった様子が強く伝わりました。また、当時の情報の真偽の危うさ、それを利用したかもしれない権力をめぐる争いの難しさもやはり見応えがあるところだと思います。また、今回は巻狩の場面や寝所が襲われる場面など緊張感のある場面も多かったのも面白いところでした。

20代

万寿は巻狩りに参加したけどうまく採れず、金剛がやってみると一瞬で採れてしまいとても悔しかったと思います。周りが死んだ鹿を用意し細工したけど気付いていて自分で採りたいという気持ちは素晴らしいと思いました。曽我兄弟は頼朝を殺すためにやってきたけど殺すことができず悔しそうでした。比奈は義時のそばにいたいというまっすぐで一途な気持ちは伝わってきました。

20代

義時の息子役として登場した坂口健太郎さんがすごくピュアで素敵でした。頼朝の息子の万寿との微妙な関係性も笑えました。頼朝の息子ということで万寿のことを引き立てようとする周りがなんとも滑稽でしたが、きっと当時もそんな感じで忖度が起きていたんだろうなと思わせる演出でした。比奈に夜這いをしようとした頼朝は本当に女好きだなとあきれると同時にその後の頼朝暗殺計画もものものしい雰囲気でハラハラしました。

30代


第24話あらすじ・感想

源頼朝(大泉洋)と万寿(金子大地)が巻狩を終えて無事に戻り、喜ぶ政子(小池栄子)。しかし、頼朝は自身に代わって鎌倉殿の座に就こうとした弟・範頼(迫田孝也)を許さず、余波が鎌倉を揺るがしていた。比奈(堀田真由)を傍らに、三浦義村(山本耕史)、金剛(坂口健太郎)と思いを巡らせる義時(小栗旬)。そんな中、亡き許嫁・源義高(市川染五郎)を慕い続ける大姫(南沙良)は、頼朝が用意した縁談話を歯牙にもかけず…

【作】三谷幸喜,【出演】小栗旬,小池栄子,坂口健太郎,堀田真由,中川大志,山本耕史,中村獅童,金子大地,南沙良,迫田孝也,佐藤二朗,鈴木京香,坂東彌十郎,宮沢りえ,大泉洋,【語り】長澤まさみ

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この所毎週誰か大切な人が死んでしまう展開ですが、今週は範頼と大姫でした。頼朝の疑心暗鬼に端を発して、死ななくていい人が次々死んでいくので、頼朝の人相もどんどん悪くなっていっているように見え、演じる大泉洋の力量が感じられます。大姫は、好きだった人の酷い死から立ち直れずに、心身を病んで若くして死んでしまったと思うと悲しいです。

50代

大姫がまだ昔の許嫁を想っているところが本当に切ないなと思いました。久しぶりに登場した鈴木京香さんの威圧感ある演技が怖かったです。三浦は大姫に自分のために幸せになれ、と言ってましたが当時の人としてはそんなこと考えられなかったんでしょうね。あまりにも若い死がつらくて仕方ありませんでした。範頼は許されたと思ったのに善児の登場は突然すぎでショックでした。

30代

頼朝が死んだと思い込んでいたため範頼は説得するものの信じてもらえず、比企尼がやってきて話すも応じず頬を叩くシーンは悲しくなりました。大姫は義高のことが忘れらず巴御前の話を聞き一度は前向きになったけど丹後局から厳しいことを言われ逃げてしまい、病に倒れ亡くなる展開にはビックリしました。政子が悲しんでる中、頼朝は諦めないという凄まじい意志は凄かったです。

20代

また大切な人たちがいなくなってしまいました。範頼は頼朝のために一生懸命頑張ってきましたが、思いがけない形で頼朝に裏切られ、そして殺されるなんて何と言って良いか分かりません。大姫は最後まで義高のことを思っていてあんなに切ないことはありません。大姫の人生がこれで終わりなんてと辛くなりますが、きっと義高と幸せに過ごしているのだと思います。

30代

源頼朝が、平家を滅ぼし源氏を盛り上げてくれた弟の源範頼を再び亡き者にしなければならなくなるほど焦り、追い詰められていたのだと思いました。一度は源範頼が修善寺に幽閉となったので安心しました。しかし、愛娘である大姫の死を嘆く気持ちも痛ましく、結末は悲しいけれどもどうしようもないことでもあったのかもしれないと思いました。

20代


第25話あらすじ・感想

身に降りかかる不幸が続き、不安にさいなまれる源頼朝(大泉洋)。政子(小池栄子)が心配する中、過剰に助言を求められる全成(新納慎也)は困惑し、実衣(宮澤エマ)と思案する。一方、源頼家(金子大地)に長男・一幡が誕生。比企能員(佐藤二朗)は鎌倉殿の継承に心を躍らせ、比企の台頭を危惧するりく(宮沢りえ)は北条時政(坂東彌十郎)をたきつける。頼家から呼び止められた義時(小栗旬)は、三浦義村(山本耕史)から…

【作】三谷幸喜,【出演】小栗旬,小池栄子,坂口健太郎,瀬戸康史,堀田真由,中川大志,山本耕史,市原隼人,中村獅童,金子大地,佐藤二朗,坂東彌十郎,宮沢りえ,大泉洋,【語り】長澤まさみ

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いざ頼朝がいなくなると思うと、頼朝が急に恋しくなります。大泉洋さんの横顔が頼朝そっくりで、大泉洋さんが配役された理由がやっと分かった気がした矢先でした。今回は頼朝ばかりがピックアップされ、ラストシーンもしんみりした雰囲気だった意味が分かりました。これからの鎌倉がどんどん崩れてしまいそうで、不安しかありません。

30代

源頼朝の数々の死期を示すかのような行動や出来事に終始ドキドキしてみていました。諸説ある死に関して、どのように三谷幸喜さんは描くのだろうと見ていて今後が楽しみになりました。最後のシーンは特に驚かされ、今後ピンチになっていくのかなとドキドキが止まらず終わりを迎えてしまいました。北条と源氏の今後の展開が楽しみです。

30代

あれだけ死を恐れていた源頼朝が、あっけなく死んでしまいます。暗殺を回避できたのは単なる偶然だったと、今まで仏に守られていたのとは違うと源頼朝が恐れ慄いていた通り、死が近づいてきたのを感じていたのです。死を受け入れあがくのをやめた最後に、政子と北条義時に、遺言のように源頼家を支えて欲しいと言った言葉で覚悟を決めていたのだと思います。馬に乗り、痺れて崩れ落ちた源頼朝、誰かが毒でも持ったのではないか、あれだけ天運が良かったのになぜと思えるほど、はかなく散るという最後です。

50代

比奈は義時にとって立派な妻でした。頼朝は自分の死を予感しているのか夢を見たりとかなり敏感になっていていつもの強気の雰囲気じゃないなと思いました。巴御前に会いに行き義仲のことを涙を流しながら謝ったのは驚きました。政子は頼朝と結婚し退屈な日はなかったと言ったり頼朝の今後の思いや決意を言ってたシーンは良かったけど最後頼朝が倒れてしまったのは驚きました。

20代

鎌倉殿が自分の運命に気がつき、出来る対策をすべてやろうとする様子は滑稽にも見えましたが、当時の価値観などからはよくあったことなのかもしれないと思いました。誰を信じてよいかわからないという不安と戦いながら、自分が築きあげてきたものを強固に、後世につなげていくことに力を注がざるをえなかったのだと思いました。権力の頂点に立ったからこそ戦い続けなければならなかったのだと思います。

20代

始まってのっけから、頼朝に忍び寄る黒い陰に見ていても不安でした。頼朝は全成の占いに頼って不安要素が有れば逃れようとする様は滑稽なくらいに征夷大将軍の威厳を失ったかのようでした。餅を喉に詰まらせどうにか大事を逃れた後から、頼朝の様子が変わります。りくとの対話、義時に自分は第一線からひくので頼家と政子を頼むシーンなど、頼朝はやっと自分を縛るものから解放されそうだ、よかったと思いました。安達盛長とおだやかに昔を振り返ろうとする時間もあり、余裕が出てきたなと思ったら、あっけなく天へ旅立っていき驚きました。時に勇ましく、時にずるく、または優しく、滑稽でもあった大泉頼朝とのお別れはとてもさみしく思えます。

50代


第26話あらすじ・感想

源頼朝(大泉洋)の容体を心配する政子(小池栄子)。安達盛長(野添義弘)が涙に暮れる中、義時(小栗旬)は先を見据え、大江広元(栗原英雄)らと頼朝の嫡男・頼家(金子大地)を次の鎌倉殿とする新体制作りを始める。しかし、比企能員(佐藤二朗)の力が増すことを嫌うりく(宮沢りえ)が、夫・北条時政(坂東彌十郎)をたきつけてこの流れに対抗。鎌倉に不穏な空気が流れる中、狩りから戻り父・頼朝の容体を知らされた頼家は…

【作】三谷幸喜,【出演】小栗旬,小池栄子,坂口健太郎,瀬戸康史,堀田真由,中川大志,山本耕史,市原隼人,中村獅童,金子大地,佐藤二朗,坂東彌十郎,宮沢りえ,大泉洋,【語り】長澤まさみ

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今までまとまっていた様に見えた鎌倉が頼朝の危篤によって崩れかけていて、頼朝の力の大きさを感じる回でした。頼朝に従っていた者たちの本心が見え隠れして、今まで皆野心を持ちつつも隠していたのだなと思いました。北条家の中までもがそれぞれの思惑でなんとなく歯車が噛み合わない様子で、今後の展開がとても気になり楽しみでもあります。

30代

あんなに長らく眠っていた頼朝が一度起き上がったところにびっくりしましたが、あれは政子にだけ見えていた姿だったのかなと思いました。政子から鎌倉殿に、と言われた頼家が「自信がありません」と断ったのは素直そうだなと思いましたが、実は景時の指示だったことがかなり意表を突かれました。偉大な父から引き継ぐのはプレッシャーもあると思いますが、彼の若さが鎌倉を盛り上げてくれるのではという予感もしました。

30代

頼朝を心から慕い、心配していた人物がいったい何人いるのかと絶望的になるくらいみんなの腹黒い部分を見せつけられた気がします。結局は頼朝のために悲しむのではなく、むしろ喜び、自分の欲をどのように満たすべきかをひたすら考えているようでした。このタイミングで義時が鎌倉を去れば、確実に鎌倉はすぐにでも崩壊する気がします。

30代

頼朝が亡くなる寸前に周りは跡継ぎや準備などをしている中、政子はまだ現実を受け入れられない様子でした。時期鎌倉殿を実の弟の全成にする話や実の子供の頼家にするかなど裏ではそれぞれが考える中、政子は結局頼家にすることにしたけど、時政からの怒りや実衣からの妬みなどこれから益々亀裂が入らないか不安になりました。義時も去るというと政子が必死に止めていて政子自身も不安だろうなと思いました。

20代

鎌倉武士からは突然やってきた疫病神だったり立派な旗頭だったり目の上のたんこぶだったりした頼朝が亡くなってしまいました。頼朝も相手に心を開くタイプで無かったから仕方ないですが、随分と寂しい最後でした。そして死ぬ前から次の鎌倉殿を誰にするかで大きく揉める状態で鎌倉武士達の間でも分裂が起こりそうです。御台所の政子の胃が死にそうな状態ですが、どうなるのでしょうか。

40代

小池栄子(政子)の演技がまた格段に上手かったです。「内密に」とここだけの話は現代も当時も変わらず他人に話したくなるものなんだなとクスッとする場面は相変わらずの三谷ワールド。おふざけキャラに見えていた実衣(宮澤エマ)が知恵をつけてきて今後どうなるか楽しみです。次回はタイトルの通り13人が揃うということでそれに繋がる各人の動きが見事でした。

30代


第27話あらすじ・感想

土御門通親(関智一)から源頼朝(大泉洋)の死を知らされ、思案する後鳥羽上皇(尾上松也)。鎌倉では宿老たちが居並ぶ中、新たに鎌倉殿となった源頼家(金子大地)が自身の方針を表明。これに北条時政(坂東彌十郎)と比企能員(佐藤二朗)は共に困惑し、梶原景時(中村獅童)は賛辞を贈る。その様子を政子(小池栄子)に報告した義時(小栗旬)は、弟・北条時連(瀬戸康史)と愛息・頼時(坂口健太郎)を頼家のもとへ送り出し…

【作】三谷幸喜,【出演】小栗旬,小池栄子,坂口健太郎,瀬戸康史,堀田真由,中川大志,山本耕史,市原隼人,尾上松也,中村獅童,金子大地,佐藤二朗,市川猿之助,坂東彌十郎,宮沢りえ,【語り】長澤まさみ

『鎌倉殿の13人』公式サイト

源頼朝がなくなって、いよいよ歴史が動き始めるなと感じた話だったと思います。頼家が今後どういうふうに出ていくのかとても楽しみだなと感じました。北条政子や北条時政など、今後の時代を作っていく人たちの行動の仕方も楽しみになってくるなと思いました。恋愛模様や政治模様など色々考えながら見ることが出来るので大河ドラマは奥が深いなと思いました。

30代

頼家が鎌倉殿となり、新たな時代の幕開けとともにいろんなひずみが出てきていることも感じさせました。ようやくタイトル通り13人集めたと思ったのに頼家はお前たちのことは信じてない、と言い放ってしまい、心配になります。若手メンバーたちのことも心の中では信じてないのでしょうね。でも本当は一人で泣いていたように孤独に耐えているんだろうなと思います。尼将軍の政子がかっこよすぎです。

30代

ついに鎌倉殿の13人が始まる時がきて、歴史には詳しくないので、どういう風に13人が集まり始動するのかワクワクしていました。頼朝は冷酷な場面がいくつもありましたが、この時代の上に立つとはあれくらいじゃないとダメだったんだろうな、と思うくらい頼家にはまだ求心力がなく、御家人たちを束ねる力がなく、歴史は決まっているのに、これからどうなっていくんだろうと、不安な気持ちになりました。仲の良かった北条家が分裂していくのを見たくない気持ちでいっぱいです。

40代

頼家は期待を受けてせっかく鎌倉殿になったのに、もはや戦う気ばかりで気の強さしか目立たなくなっていました。このままでは確実に鎌倉は崩壊してしまうだろうと思います。鎌倉殿の13人の意味が急に出てきましたが、人数がどんどん増えていくのが北条と比企の単なる対抗心の結果であったというオチはひたすら笑えてしまいました。

30代


第28話あらすじ・感想

北条時政(坂東彌十郎)と比企能員(佐藤二朗)の争いにより、義時(小栗旬)と梶原景時(中村獅童)の構想から大きく逸脱し、13人まで膨れ上がった訴訟取次を行う宿老たち。鎌倉殿となり気負う源頼家(金子大地)はこれを自身の力を侮っている結果だと捉えて憤慨し、北条時連(瀬戸康史)・頼時(坂口健太郎)ら若い御家人をそばに置きけん制する。そんな中、13人の宿老が集まり常陸の御家人の土地争いについて評議を始め…

【作】三谷幸喜,【出演】小栗旬,小池栄子,坂口健太郎,瀬戸康史,堀田真由,中川大志,山本耕史,市原隼人,尾上松也,中村獅童,金子大地,佐藤二朗,坂東彌十郎,宮沢りえ,【語り】長澤まさみ

『鎌倉殿の13人』公式サイト

やりたい放題の頼家でしたが、さすがに人の妻に手を出すのはやりすぎだなと思いました。しかも死罪にしろ、というのも暴走しすぎです。政子が目を光らせていないといけない状況がしんどいところです。景時がまさかいなくなるという事態にショックを受けました。しかも善児を置いていくとは…。ようやく13人揃ったのにもう抜けてしまうのも仕方ないとはいえ展開が早いですね。

30代

頼家はどこまで血迷っているのか、頼家の若さにはほとほと呆れてしまいます。藤九郎を処罰しようとするなんて、どこまで自分勝手なのか信じられません。梶原を失えば確実に鎌倉は崩れていき、梶原に代わる者など存在しません。梶原のこれまでの功績を考えれば惜しい人物を追放してしまったとしか思えません。頼家を抑える人物が必要です。

30代

今回は中村獅童がすごく可愛いそうに見えました。いつもひとりでいて、何を考えるかわからないけど、鎌倉のことを考えるところがいいなーと思いました。いろいろなところでのパワーゲームが起こっていてますます見応えがあります。二代鎌倉殿がこれからどのようにしきっていくのかがすごく楽しみです。

30代

梶原景時の印象と言えば、何を考えているかわからない、淡々と事実を告げ、周りに流されず進言する人物というイメージでした。そのような面とは別に、鎌倉武士だったのだなと感じさせるシーンがありました。景時が戦にて華々しく散りたいと思っているのだという義時の言葉がそれを良く表していて、文官というイメージが強い景時に武士なのだということを印象づけられた場面でした。

30代


第29話あらすじ・感想

御家人たちのパワーバランスが崩れ始めた鎌倉。義時(小栗旬)は北条と比企の争いの激化を懸念し、頼時(坂口健太郎)と比奈(堀田真由)に決意を語る。そんな中、つつじ(北香那)が源頼家(金子大地)の次男・善哉を出産。三浦義村(山本耕史)が乳母夫となるが、比企能員(佐藤二朗)は長男・一幡が嫡男だとけん制。一方、北条時政(坂東彌十郎)は、りく(宮沢りえ)から政子(小池栄子)の次男・千幡を跡継ぎにする策を聞き…

【作】三谷幸喜,【出演】小栗旬,小池栄子,坂口健太郎,瀬戸康史,堀田真由,中川大志,山本耕史,市原隼人,新納慎也,宮澤エマ,金子大地,佐藤二朗,梶原善,栗原英雄,坂東彌十郎,宮沢りえ,【語り】長澤まさみ

『鎌倉殿の13人』公式サイト

頼家は自分の気に合わないことがあるとすぐに怒って、思い通りにしようとする傾向にあるように感じます。でも、頼家は心から悪気があるわけではなく、どうすれば良いのか周りが思っている以上に悩んで苦しんでいるのかもしれません。頼家は自らつつじを側室にしてしまいましたが、頼家を支えられるのはつつじしかいないことにやっと気づいたようで安心しました。そして、全成の行く末が気がかりです。

30代

善児とトウの登場が衝撃的でした。トウの身軽ながらも力強く素早い動きはかっこ良かったですが、どう動いていくのかが気になりました。良くも悪くも繋がっていくのを感じました。鎌倉殿の動きが過激になっていくところもありましたが、本音でぶつかることから変化が生まれていくのは期待が持てました。鎌倉殿と全成の微笑ましいシーンがあった分、ラストシーンは心をざわつかせました。

30代

御家人の争いが激化していますね。そして13人中に2人が今日の放送でお亡くなりになりました。まだまだ減るのは知っていても三谷幸喜さんはどのように描いてくれるのか楽しみです。源頼家役の俳優さん、本当にこんな人なのかと思わせてくれました。一気に話が進んでいるのでナレーションのみになる方もいそうだと思いました。

40代

今回も見ごたえが十分でした。泰時が名前を変えられてしまうというのも頼家の身勝手さを感じましたが、何も言えない立場の彼もかわいそうです。おなごはきのこが好き、という父上の話を信じて初に持っていったのに返されてしまったのもひどいですね。でもあんなに持っていくなんて(笑)。穴に落ちてしまい助けようとするやりとりはコントみたいでした。相変わらず登場人物の緩急をつけた動きを魅せるのがとても面白いです。

30代

今回は男性陣の不器用さが際立っていた回でした。まず、頼家は誰も信じらず一人苦しむ不器用さがあり、全成は妻が喜ぶ姿見たさに頼家に呪詛までかけてしまう不器用さでした。そして、極めつけが義時、泰時親子です。義時の女性はきのこが好きというアドバイスを真に受け、仕事の帰りに沢山のきのこをお土産に持って帰り、意中の初に渡したけれど突き返されたというくだりに大笑いしました。親子揃って不器用だなと思いました。

30代


第30話あらすじ・感想

源頼家(金子大地)に対して呪詛を行った疑いにより、詮議を受ける全成(新納慎也)。比企能員(佐藤二朗)はその背後に北条家の暗躍があると確信し、対決姿勢をさらに強める。そのころ北条家では、夫・全成を巻き込まれて激怒した実衣(宮澤エマ)が父・時政(坂東彌十郎)を追及。名乗り出ようとする時政だが、りく(宮沢りえ)に止められる。義時(小栗旬)は北条家を守るために一案を講じ、畠山重忠(中川大志)の助力を得て…

【作】三谷幸喜,【出演】小栗旬,小池栄子,坂口健太郎,瀬戸康史,堀田真由,中川大志,山本耕史,市原隼人,新納慎也,宮澤エマ,金子大地,佐藤二朗,坂東彌十郎,宮沢りえ,【語り】長澤まさみ

『鎌倉殿の13人』公式サイト

なぜ全成が狙われなければいけなかったのか。比企が流刑された全成を徹底的につぶす必要性がどこにあったのか、全く意味が分かりません。全成ほど穏やかで、野心もなく生きてきた人物はいませんでした。未衣を大切に思い、最後まで未衣を守るために生きた全成のことが忘れられません。比企も頼家も許せません。そろそろ比企も終わりが迫っている気がします。

30代

呪い殺そうとしていた疑いで裁かれてしまった全成が誰も恨んでいない、といつも通りの表情だったのが切なくて仕方ありませんでした。前回頼家もおじ上のことを慕っている感じだったというのに…。最期の最期まで必死に呪文を唱えていたのが本当にすごかったです。宮澤エマさんの夫を想う涙の演技も素晴らしかったです。比企能員と対峙する義時と後ろに構える善児にぞっとしました。佐藤二朗さんの演技も怖いほどでした。

30代

どんどん人が減って(粛清されて)いく鎌倉幕府で、とうとう頼朝の血を分けた最後の弟・全成までもが非業の最後を遂げてしまうことに…。純粋だったがゆえに、悪い比企に揺さぶられて嵌められてしまった全成が悲しすぎました。それでもまだ希望を捨てていなかった実衣でしたが、髪を束ねた赤い紐がその気持ちのすべてを現しており、ああ、本当に全成のことをずっと愛していたのだなぁと、そのいじらしい表現がまた涙を誘いました。ここから先、悲劇しか残されていないけれど、それでも日曜の夜はテレビの前に正座待機することを止められません。そして今回も登場した首桶…お願いだから中身を見せないでほしいです。

50代

毎回誰かが死んでいる…。誰かが死ぬことでドラマを盛り上げているように思えて悲しいです。しかしこの時代、怪しいものは罰するのが常だったのでしょう。北条は今ピンチに立たされており、これからどうなるのかと思っていたら鎌倉殿がお倒れになってもう大混乱です。前鎌倉殿が北条家に身を隠していた頃の穏やかさが懐かしく、あの頃に戻れる日はくるのでしょうか?平穏な日が戻って来るのを待っています。

30代

前回の終わり方が非常に緊張感があった終わり方だったので、ドキドキしながら見はじめました。一度は命が助かるような流れになったにもかかわらず、最終的には命を落とすことになる阿野全成のラストシーンは圧巻でした。お茶目なシーンも多かった分、印象的な最期の描き方だったと思いました。ラストの北条義時と比企能員の駆け引きにはますます心をかき乱しました。

20代


第31話あらすじ・感想

源頼家(金子大地)の後継者をめぐり激しさを増す北条と比企の争い。比企能員(佐藤二朗)は、せつ(山谷花純)が生んだ長男・一幡を推し、早々に朝廷の許しを得ようと躍起になるが、大江広元(栗原英雄)らは取り合わない。一方、義時(小栗旬)は比奈(堀田真由)に頼んで比企の動向を探り、三浦義村(山本耕史)に相談を持ち掛ける。そんな中、政子(小池栄子)のもとに北条時政(坂東彌十郎)、りく(宮沢りえ)らが集まり…

【作】三谷幸喜,【出演】小栗旬,小池栄子,坂口健太郎,瀬戸康史,堀田真由,中川大志,山本耕史,市原隼人,堀内敬子,生田斗真,金子大地,佐藤二朗,坂東彌十郎,宮沢りえ,【語り】長澤まさみ

『鎌倉殿の13人』公式サイト

比企の乱をずっと待ってました!先週の佐藤二朗さんの化けの皮がはがれたような悪役顔から今日の引き際まで、本当にベテランのすごみを感じた2週間でした。また善治の名前が出たら死亡フラグ、本編中も善治が出てしまったらそのあとの子供は…という流れが読み取れる点、これまで積み重ねてきた脚本の流れがしっかり出ている瞬間でした。三善は相変わらずもったいぶって出てくる点が大変ずるいです!義時もますますダークサイドに落ちて行ってますが、次週鎌倉殿にどう相対するか、今後の源氏滅亡までどこまで闇落ちしていくのか大変期待です。毎回恒例の首桶がなかった点は残念。

30代

頼家が倒れたことで北条と比企との戦いが本格的になり、それに巻き込まれてしまう幼い子どもたちを見るのが辛くて辛くて仕方ありませんでした。最期まで抗い続ける能員を佐藤二朗さんが不気味に演じていたと思いました。まだ幼い一幡様には生きていてほしいですが、善児がいたことでどうなるのか心配です。ラストでまさかの頼家が生き返るという驚きが起こりましたがみんなのやっちまった、という表情が忘れられません…。

30代

ついに比企が滅び、時代がまた大きく動き出した気がします。いよいよ北条の世の中になるのかと思いきや、まさか頼家の復活によってもう一波乱起こるとは想像もしませんでした。頼家が現実を知ってからどうなっていくのか、善児の動きもあわせて非常に気になるところです。義時は泰時が言うように、やや変わってきているようで、義時の真意も気になります。

30代

とてもドロドロしていました。時代背景を考えたら普通なのですね。佐藤二朗さんの比企は丸腰じゃないじゃんと言いたくなる程諦めが悪かったです。一瞬だけ生田斗真さんの源仲章出てました、どう絡んでいくのか楽しみです。頼家が目覚めました。どんなドロドロが待っているのか。日本史だけでなら結末は分かっていてもドラマですから三谷幸喜さんの視点がとても楽しみです。

40代

頼家が倒れて比企と北条の争いが本格的になってきました。しかしこれで決定的な手を避けてきた義時が、戦になったら一幡を確実に殺すように言ったりと人が変わったようです。全成が死んだり頼家が倒れたことがよほどショックだったのでしょうか。そして比企能員をだまし討ちすることとなるのですが、丸腰と見せかけて鎧を着ていた辺り、この曲者にはこうしないと勝てないのかもと思いました。義時や北条の家の者たちの覚悟が決まったところで頼家が復活するとはなんとも凄い展開です。どう考えても邪魔者でしかない頼家はどうなるのでしょうか。

40代

頼家の体調が悪くなっていくと後継者の話で持ち切りになっていました。全成の息子の頼全が比企によって殺されてしまい実衣を含め北条たちは怒りを示していました。なんとか和解を持ちかけようと一幡と千幡をふたつに分けようと提案するけど却下され和解をお願いした義政も結局叶わず、義時たちは比企を滅ぼすことにしました。しかし最後頼家が生き返ったことを聞き今後どのような展開になるのか楽しみです。

20代

義時にとって「鎌倉殿」は頼朝ただ一人であり、まつりごとの全てを学んだのも頼朝から。行動原理が頼朝に倣うのは仕方ないし、そうであれば時折見せる冷静で非情な態度は義時には当然になってしまったように感じる。ただ政子にさえ本心を伝えなくなるのは哀しい。政子の「それで良いのですか?」は、比企を滅ぼしたことだけでなく一幡殺害を感じ取っての発言だと思う。対する義時の「それしかなかった」にはいくばくかの無念さも感じたが、兄・宗時の言葉を回想し、複雑な思いも全て抱えてこのまま進んで行くことを覚悟したように見えた。

40代


第32話あらすじ・感想

源頼家(金子大地)が危篤と知り、考えをめぐらせる後鳥羽上皇(尾上松也)。そのころ鎌倉では、政子(小池栄子)のもとに義時(小栗旬)、泰時(坂口健太郎)らが集まり、新たな体制について話し合っていた。そんな中、一人で思いにふける比奈(堀田真由)。一方、先を見据えるりく(宮沢りえ)は時政(坂東彌十郎)に京との関係をより深めるように説き、愛息・政範(中川翼)も胸を高鳴らせる。そして、三浦義村(山本耕史)は…

【作】三谷幸喜,【出演】小栗旬,小池栄子,坂口健太郎,瀬戸康史,堀田真由,中川大志,尾上松也,横田栄司,宮澤エマ,金子大地,山本耕史,梶原善,草笛光子,栗原英雄,坂東彌十郎,宮沢りえ,【語り】長澤まさみ

『鎌倉殿の13人』公式サイト

闘病から回復し目覚めた頼家に待っていた比企一族の壊滅による息子と妻の死という悲しい現実が、見ていて本当に辛かったです。頼家が政子のことを「お前」と呼び捨てし北条の者は誰も信じられないと言い放つシーンはとても悲しげで見ているのも辛かったです。その反面、頼家や実は一命を取り留めていた一幡を亡き者にしようと考える義時の非情さがどこか、初代の鎌倉殿を思わせるような残酷さと身内を守るという信念の相反する感情が感じられ、演じる小栗旬さんの迫力ある演技に惹き込まれました。

30代

多くの登場人物が涙を流した回でした。愛する息子に残酷な知らせをしなければならない政子、愛しているからこと離れることを決意する比奈、忠心からくる葛藤で悲しい決断をすることになる仁田、人一倍の責任感はあるのに体がついていかない頼家、人の心が残っていた善児。1人1人が、人間味にあふれていました。とくに、一幡様殺害をめぐりこれまで冷徹だった善児が流した涙は意外でした。そして最後の数分間で描かれた比企のおばば様の執念。このわずか数分間の「刷り込み」が、また運命を変えていくことになるのですね。

30代

見ていてとても苦しい回でした。頼家が伏せっている間に比企一族が滅ぼされ、病から回復したところ、自分の妻と息子がいなくなっていて、どんなにか辛かったことでしょう。悲しみから北条への怒りが生じ、時政を滅ぼそうと御家人に命ずるも、目的は果たせず仁田は自害してしまうのも気の毒でした。そしてこれまで善児は命じられば、即、人を殺めてきましたが、一幡を殺すように言われて初めて自分を好いてくれるものを殺すのは…と躊躇した姿に驚きました。彼の目にうっすら涙が見え、善児も人間の良い心を残していたのだなと少し安堵しました。義時は家のために妻と離縁、強くあらなければいけませんが、彼もかなり悲しい思いをしています。

50代

放送開始からずっと好きだった仁田忠常が最期を迎えてしまったことは残念でした。殺伐したドラマ展開の中で素敵な笑顔と「やればできる!」と時折ティモンディ高岸さんの素が出ていたところが癒やしだったのに。史実とは違う亡くなり方ではありましたが、仁田忠常の忠義を尽くそうという真面目な人となりが出過ぎた結果。そういう方向に持って行こうとした三谷幸喜さんには「ありがとう」と言いたいです。

30代

どんどん北条家がダメになっていって、頼朝が生きていた頃が懐かしいです。あの頃のホンワカした、八重さんが生きていた時に戻ってほしいです。欲にまみれて、どうにか自分たち北条家が生き延びるためだけに活動する姿を心苦しく見ています。毎回だれかが死に追いやられ、そういった時代だったのだと思いますが、それでもひどい混乱した時代だったことがうかがい知れます。これからどんどん北条家は権力を増して、内部抗争も起きるでしょう。恐ろしいです。

30代

前回のラストがドキッとするものだったので、今回もヒヤヒヤする場面が多かったです。頼家の怒りはもっともだと思いました。仁田忠常の苦悩も並々ならぬものがあったと思うと。この時代を生き抜くことの難しさが改めて突きつけられた気がしました。義時が今まで数々の死をもたらしてきた善児をも上回る冷酷さを持った様子がまた痛々しくもありました。次回ますます事件がありそうだと思いました。

20代

義時が、泰時から一幡が生きていると告白された時の鋭い眼光にビビりました。これから、殺しに行こうとした時に前に立ったのは、比企から嫁いできた比奈が、離縁を申し込もうとするとは、一幡に手をかけないようにと、引き止めようとしたのではないかと思える場面でした。義時の決意はかたく、善児さえ殺したくないと言ったのに、千鶴丸と何が違うと鋭く迫るシーンに、圧倒されました。

50代

頼家が生き返ってしまったことでいろんなことが想定外に動いてしまう戸惑いを感じつつ、冷酷な義時が怖すぎでした。妻と息子を突然失い、さらに将軍の座を幼い弟に奪われる頼家の気持ちを考えるとつらくて仕方ありません。一幡様をかくまっていた善児が義時の命に対して拒否をし、涙をするシーンはもらい泣きをしてしまいました。あんなに楽しく遊んでいたのに…。人の心を持ってしまった善児がまた「川遊び」を行ったのかと思うとつらかったです。

30代

頼家が生き残ってしまったため北条たちは現状をどう話すか焦っていました。義時は政子に一幡を殺したというと約束と違うといい信じれないと怒り、頼家に現状を話すと北条を許さないとかなり怒っていました。比奈は比企の血を引くものとして一緒にいるわけにはいかないと自ら離縁を申し出たシーンは悲しくなりました。頼家を修善寺に行かせたけど、今後どうなってしまうのか気になります。

30代

善児が本当は優しい心を持っていたのか、年齢を重ねたせいなのかは分かりませんが、善児が涙を流したのはものすごく印象的でした。泰時は父親を信じられなくなっていますが、義時自身も心を引き裂かれそうになっているような気がします。頼家は出家しましたが、もはや頼家の運命は尽きたと感じました。実朝に対する風当たりはかなり強いかもしれません。

30代


第33話あらすじ・感想

鎌倉では政子(小池栄子)の次男・源実朝(嶺岸煌桜)を鎌倉殿とする新体制が始まり、北条時政(坂東彌十郎)が執権別当に就任。時政を裏で支えるりく(宮沢りえ)は実朝の正室を京から迎えることを進言し、娘婿である平賀朝雅(山中崇)を通じて後鳥羽上皇(尾上松也)に願い出る。しかし、御家人たちは派手に権力をふるう北条を敬遠。三浦義村(山本耕史)の忠告に義時(小栗旬)も苦笑する。一方、失意の源頼家(金子大地)は…

【作】三谷幸喜,【出演】小栗旬,小池栄子,坂口健太郎,瀬戸康史,金子大地,中川大志,尾上松也,市原隼人,横田栄司,宮澤エマ,生田斗真,山本耕史,梶原善,栗原英雄,坂東彌十郎,宮沢りえ,【語り】長澤まさみ

『鎌倉殿の13人』公式サイト

暗躍している後鳥羽上皇と、実朝を三代目将軍に据えたことで一時的な安定を見たかのような鎌倉の対比が怖いですね。既に承久の乱への布石がばりばりと描き込まれていることに気づくと、一秒の無駄もなく詰め込まれているのだと思い、画面から目が離せません。予想通り、頼家が討たれ、そして善児が”人”であることを思い出したゆえに自らの足をすくわれるという思いがけない瞬間がやってきました。まさか、彼がここで退場することになるとは?!と愕然として喉の奥から声が出ました。義時が抱えることになる闇は、まだまだこれから濃く、深くなっていくのでしょう。怖いけど、目が離せません。

50代

三代目に源実朝が政治的指導者となり時政は執権となり北条以外の御家人たちはいいふうには思っていませんでした。頼家はいつか北条を滅ぼすと恨みはかなりあるようでした。実朝に和歌を教えてあげて欲しいと政子が言うと実依は育てたのは私だから気にかけないでと姉妹にも亀裂が入っていました。北条は火種が飛ぶ前に頼家を討ち取ることを決めました。しかし結局頼家は善児とトウに殺されてしまい残念でした。

30代

一気に時代が動いています。頼家→実朝と。頼家の金子大地さんは今後にも注目出来る演技を見せてくれました。善児は因果応報と言う感じで、こちらも血で血を洗う最期になるとは思いませんでした。慈円は山寺宏一さんだったのですね。眼鏡されてないので分かりませんでした。声優さんが多く出られています、今年の大河ドラマ。みなさん声に負けない演技されています。更にドロドロになっていくのはこの時代の性だと思いました。

40代

タイトルで覚悟はしていたのですが、やはり哀しい展開でした。実朝に和歌を学ばせるシーンは大人たちの思惑がもろに表現されていると思いました。実朝は和歌の世界でも有名になりましたが、その裏にはこういったこともあったのかもしれないと思いました。今回の主人公の一人は善児だったのだと思います。まさかの善児のラストは壮絶で印象深かったです。

20代

次々とみんながいなくなってしまい、心にぽっかり穴が開きそうです。善児は確かに憎まれるべき対象でしかないのかもしれませんが、善児はどんなことを考えながらこれまで生きてきたのだろうと思うとすごく複雑です。しかも、トドメはトウ。ただ、トウの涙には善児への愛情も含まれていたような気がします。義時の心中も心配です。

30代


第34話あらすじ・感想

源実朝(柿澤勇人)と後鳥羽上皇(尾上松也)のいとことの婚姻が決まり、政子(小池栄子)の心配をよそに喜ぶりく(宮沢りえ)。一方京では、後鳥羽上皇が源仲章(生田斗真)、慈円(山寺宏一)らと鎌倉の行く末について思いを馳せていた。そんな中、北条時政(坂東彌十郎)から代々受け継ぐ惣検校職のお役目を返上するように求められた畠山重忠(中川大志)が、疑念を抱いて義時(小栗旬)に相談。その義時ものえ(菊地凛子)を…

【作】三谷幸喜,【出演】小栗旬,小池栄子,坂口健太郎,瀬戸康史,中川大志,尾上松也,市原隼人,横田栄司,宮澤エマ,柿澤勇人,生田斗真,山本耕史,菊地凛子,栗原英雄,坂東彌十郎,宮沢りえ,【語り】長澤まさみ

『鎌倉殿の13人』公式サイト

北条時政が権力を握ったとたんに豹変してしまい、非常に残念です。妻、りくの影響が強いとはいえ、良き父だった為にギャップが大き過ぎます。北条義時の新しい妻、のえは悪女のようですね。泰時が垣間見てしまいますが、父に言うのでしょうか?今までの2人の妻はとてもいい妻だったので、これまた、ギャップが耐えられません。

50代

実朝に対して三浦がおなごの接し方を説いているところが面白かったです。彼は最近癒しポジションになっている気がします。まだ若い実朝に対して実際の権力を握っている時政の力がどんどん自分勝手に進めてしまうのがとても違和感がありました。義時もまた苦労が絶えないです。時政の大事な息子正範が突然亡くなったのはショッキングでした。まだ16歳ということを思うと彼もまた勢力争いの犠牲となってしまったんですね。

30代

またまた義時に結婚話が出ているとわかり、ちょっとえ…といった感じです。まぁ本人も結婚はしたくなさそうですが、女と会った瞬間に鼻の下をのばし、デレデレする姿を八重さんや前の奥さんに見せたくはないと思いました。しかも女には騙されている様子。そうとは知らずにこのまま結婚して、この先どうなるのか気になります。

30代

メリハリがはっきりしていた回だと思いました。のえさんの裏表が終盤はキーとなりますね。菊地凛子さんで違和感なしです。時政は破滅への道に足を踏み入れているようです。京は更にドロドロ感が増していました。鈴木京香さんに代わる新たな女性のキワモノ、シルビア・グラブさんにも注目です。久々の九条兼家登場。慈円と歳が逆のようにも思いましたがドラマ上では違和感なしでした。

40代

最初は地方豪族の良き父という感じだった北条時政がどんどん憎らしくなってきました。北条義時第3の妻になる女性が登場しましたが、義時は裏の顔を全く見抜けておらず、やはり三浦に助言を求めるべきだったと思いました。第1の妻やえ、第2の妻ひながいかに良い妻だったか改めて実感します。菊地凛子は綺麗ですが、若い嫁候補として登場するには、やはり少し若さが足りないかも、と思いました。

30代

今回は結婚について揺れ動く鎌倉殿の様子が印象的でした。自分の生まれは選べませんが、武道に政治、恋愛にわたるまでたくさんのことを学ばなければならないのは大変だったと思います。また、朝廷側の鎌倉への接近、駆け引きの抜け目なさも見事でした。過去に北条政子も亀の前事件がありましたが、やはり恋愛観や世界が違うのだろうなと思います。

20代

急に実朝が大きくなって、時の流れがものすごく早くてびっくりしました。前回で善児がいなくなり、そのことについて全く触れられていないのが少し物足りなく感じました。義時は新しい妻候補に浮かれているようでしたが、泰時が言うことにも耳を傾けて欲しいところです。今までの妻とは異なり、あまりにも義時に媚びを売っていることを見抜いてもらいたいです。

30代

今週はイントロからギャグシーンが満載で、久しぶりに口元をゆるめて楽しめた回でした。時房はやはり、やってくれますね。また、三浦義村の特別講義もよかったです。鎌倉殿の、「お前は何の話をしているんだ?」という表情がたまりませんでした。と思いきや、畠山と時政の関係に少しずつヒビが入りはじめ…坂東武者として忠義を尽くしてきた畠山殿の退場にむけ、いよいよ本格的にレールが敷かれたことに、史実とはいえ無念の気持ちでいっぱいです。鎌倉殿の結婚が成立し、来週も大きく動き出す予感。楽しみです。

30代


第35話あらすじ・感想

源実朝(柿澤勇人)と婚姻する後鳥羽上皇(尾上松也)のいとこ・千世(加藤小夏)が鎌倉へ到着。政子(小池栄子)らが出迎えるが、愛息・北条政範(中川翼)の凱旋を心待ちにしていたりく(宮沢りえ)は失意に沈んでいた。そんな中、娘婿・平賀朝雅(山中崇)が畠山重忠(中川大志)の嫡男・重保(杉田雷麟)への疑惑をりくに告げる。一方、朝雅の振る舞いについて重保から相談された義時(小栗旬)は、父・時政(坂東彌十郎)に…

【作】三谷幸喜,【出演】小栗旬,小池栄子,坂口健太郎,瀬戸康史,中川大志,市原隼人,横田栄司,宮澤エマ,小林隆,柿澤勇人,山中崇,山本耕史,菊地凛子,栗原英雄,坂東彌十郎,宮沢りえ,【語り】長澤まさみ

『鎌倉殿の13人』公式サイト

ついに畠山討伐に動き出してしまいましたね。重保が告発した時には、このまま平賀が裁かれますように!と願いましたが、りくのほうが一枚上手でした。それにしても時政、りくのいいなりすぎてつらい。当初の、あまり戦いを好まない、優しいパパのままでいてほしかったです。そして今回、大竹しのぶさんのサプライズ出演にもおどろきました!見事な実朝暗殺の伏線プラス、「泰時、上総介の生まれ変わり説」を立証してくれましたね。今回クスッとするポイントは少なかったですが、巫女が実朝にかけた言葉は、心にしみるものがありました。

30代

りくの発言力はとても大きくさすがにどうなの?と思う場面も今までもありましたが、今回ばかりはひどいです。大切な息子を亡くした親の気持ちは同情しますが、さすがに畠山氏を討つとは無謀です。時政も嫁かわいさに素直に従ってしまうところは惚れた弱みなのか…。いろんなことを悟ってしまっている畠山氏がなんとも言えないです…。

30代

次のターゲットは畠山ですか。時政はりくに甘すぎると思います。かつての時政は自分の考えはある程度持っていて、謙虚さもあった気がします。でも、今は完全にりくの言いなりで、失うべきではない畠山を相手に戦おうとしていて、もはや救いようがありません。北条氏は次々に敵を作っていて、北条のみでどこまで頑張れると思っているのか。とにかく不安しかありません。

30代

平賀朝雅が本当に策士で侮れないなと思いました。彼を敵に回すということが朝廷との溝を深めるということでもあるというのが難しいです。北条時政を振り回すりくが痛々しくもありました。畠山を滅ぼすことにつながっていくのが心苦しいです。和田義盛の誘いで歩き巫女と出会い、悩みについて諭されるシーンがあたたかくて印象的でした。

20代

のえは義時に泰時がいれば十分と言ったけど跡取りが欲しいのが本音でした。りくは政範が亡くなってしまい憔悴しきっているところに平賀から重保が毒を盛ったと嘘を流されてりくは激怒していました。畠山は息子を疑われてあんなに激怒したのは初めてみました。義時が時政に説得している場面は緊迫していて見応えがありました。占いで実朝は悩みはあるけど決して1人ではないと励まされ涙し少しは楽になった様子でした。

30代


第36話あらすじ・感想

深まる北条時政(坂東彌十郎)と畠山重忠(中川大志)との対立。りく(宮沢りえ)を信じる時政は、源実朝(柿澤勇人)の下文を得て御家人を招集。三浦義村(山本耕史)、和田義盛(横田栄司)、稲毛重成(村上誠基)らが集い、対応を協議する。一方、手勢を率いて鎌倉を目指す重忠。板挟みとなった義時(小栗旬)は、政子(小池栄子)、時房(瀬戸康史)らと事態の収拾を図る。そんな中、父・義時を心配する泰時(坂口健太郎)は…

【作】三谷幸喜,【出演】小栗旬,小池栄子,坂口健太郎,瀬戸康史,中川大志,市原隼人,横田栄司,宮澤エマ,小林隆,柿澤勇人,山本耕史,菊地凛子,栗原英雄,坂東彌十郎,宮沢りえ,【語り】長澤まさみ

『鎌倉殿の13人』公式サイト

ついに中川大志さん演じる畠山が亡くなり、また一人鎌倉殿からいなくなったと寂しいです。どんどん北条家が危機になっています。これからどうまきあげるのか?時政がまた暴走しなければいいのですが、彼は奥さんには尻に敷かれっぱなしですからそこが心配です。のえの存在も気になるところで、彼女が今後北条家にどのような悪い働きをもたらすのかとヒヤヒヤします。

30代

畠山重忠の最期が見事に描かれていました。悲しい結果になるのが分かっているので、観る事が躊躇われたが、畠山重忠らしい、まさに武士の鑑のような最期で、決して可哀想で悲惨などではなく、潔く清々しい気持ちになりました。義時と義村の会話で、義時が「下がってよい」と言った時に、義村がニヤリとしたのがとても印象的でした。

40代

北条時政が畠山討伐に向かい、特にりくが暴走して行く様子には暗雲立ち込めるようでした。この2人のために戦に突入していくと、諸悪の根源はこの2人だと心苦しく思いました。間違いだと分かっても一度鎌倉殿がお触れを出してしまったら取り下げが効かないこと、執権の発言は絶対だということには理不尽さを感じずにはいられませんでした。和田義盛と畠山重忠2人で会話するシーンでは、重忠の信念を貫く男気を見た気がしました。いざ合戦となると、広大な大自然の舞台で繰り広げられ、壮大さを感じられました。北条義時と畠山重忠の一騎打ちのシーンは圧巻でした。

20代

畠山ロス。重忠ロス。ただそれしかありません。畠山があまりにも無念すぎて、こんな結末があって良いのかと本当に辛くなりました。畠山は息子を奪われ、所領も奪われかけて孤独の中で必死に戦って、義時を殺す気もなくて、畠山の表情のすべてが忘れられません。時政は判断を誤ったとしか言いようがなく、怒りに満ちた義時のこれからの対応を見守りたいです。

30代

畠山氏と義時の対決がものすごい迫力で見入ってしまいました。中川大志さんの表情がすごかったです。優秀で素晴らしい武将がなぜいわれのない嘘で戦をしなければいけなかったのかと本当につらかったです。特に戦なんて本当はしたくない!と叫んだ表情が印象的でした。つらい別れを経験してさらに義時がダークになるのもしんどい展開です。

40代

今回は畠山親子が姿を消すことになってしまったので悲しかったです。息子が陥れられ、戦いたくないと思いながらも誇りのために戦わざるをえなかった畠山重忠が切なかったです。和田義盛が説得しに行った時のやり取りや、和田義盛の作戦を見抜いている畠山重忠の軍勢への指示が、お互いをわかっているからこその場面で余計に印象に残りました。

20代

ブラック度がましている義時殿。畠山とのタイマンはドラマ見ていて久々に鳥肌が立ちました。まだまだ減っていくの分かっていても惜しいです。そして、執権殿ははめられました。義時よりりくだな、原因は。そして、歴史は繰り返されるのですね。泰時とのえによって。三谷さんの締める所は締める部分。お茶ら気なしのガチを見させてもらいました。

40代

畠山を滅ぼすことに決めた時政は和田は乗り気ではない様子でした。それを聞いた義時は怒っていました。実朝は畠山にはお世話になったから討つ気はないようだけどりくは討つべきと強い気持ちが伝わっていました。義時は自ら大将になるといい作戦を考えていました。畠山は鎌倉は北条のやりたい放題だからこの戦は退けないと腹を括っているのはかっこよかったです。義時と畠山が争い合うシーン白熱したシーンだなと思いました。畠山が己の誇りを守る強さが伝わりました。

30代


第37話あらすじ・感想

政子(小池栄子)、大江広元(栗原英雄)らと新体制を始動させた義時(小栗旬)は、泰時(坂口健太郎)を自身のそばに置き、強い覚悟で父・北条時政(坂東彌十郎)と向き合う。一方、時政を蚊帳の外に置かれ憤慨するりく(宮沢りえ)は、娘婿・平賀朝雅(山中崇)を担いで対抗することを画策。三浦義村(山本耕史)を誘い、反撃ののろしを上げる。北条家内の対立が激化する中、源実朝(柿澤勇人)は和田義盛(横田栄司)のもとへ…

【作】三谷幸喜,【出演】小栗旬,小池栄子,坂口健太郎,瀬戸康史,尾上松也,市原隼人,横田栄司,山寺宏一,宮澤エマ,小林隆,柿澤勇人,山本耕史,菊地凛子,栗原英雄,坂東彌十郎,宮沢りえ,【語り】長澤まさみ

『鎌倉殿の13人』公式サイト

ついに家族間同士の争いまでになってしまいましたね。ほっこりする場面もあったので心が痛みます。北条家もついに終わりです。でもこれって義母のせいですよね。義母が来てから北条家は辛いことばかり。次回は想像をはるかに超える修羅場となりそうです。いくら家族だからと言って、謀反を許すわけにはいきません。ここはちゃんとこれまで通りきちんとせいばいしてほしいです。

30代

タイトルの意味が今までの中で一番謎めいて気になっていたのですが、そこに込められた思いを想像できるようなシーンになるほどなと思いました。北条家の中で、お互いが辛いけれども一歩も引くことができなくなっているように感じました。過去の出来事を思い起こさせるシーンも多く、より切なさや悲しさを際立たせているようにも思います。

20代

理事長の正体が徳川家の子孫で江戸幕府の復活のために家康を新たに作ろうとしたというのは中々面白い話でした。その後の応援にやってきた生徒たちが松明を持って来たのには思わずツッコミを入れたしその後の決戦の前にキャンプファイヤーしているのはどうかと思いましたが、青春ドラマとして見ると意外と面白く最後はハッピーエンドで終わったのも良かったです。

40代

北条家で昔のように和気あいあいと会話をしているシーンがとても懐かしく感じられてほっこりしました。りくのことを「あいつはいいんだ」という一言が彼の覚悟を物語っている気がしました。りくのことを本当に好きで彼女の言うようにいろんなことを進めてしまったことを後悔している表情にも見えました。今週は誰も死ななかったのにまた来週はつらいお別れがあるのかもしれないと思うとつらくて仕方ありません…。

30代

時政は周りから蚊帳の外扱いされていました。それに怒ったりくは政子に言うともう時政を振り回すのは辞めなさい逆に怒られていました。りくは実朝に鎌倉殿を降り娘婿の平賀を鎌倉殿にしようとしていてまずは義村を味方につけようとしていました。しかし義村は義時に全てを話して一度泳がせることにしました。時政は久々に北条家で集まり時政には笑顔がみえ楽しい時間を過ごしているようでした。時政はどうなるのか気になります。

30代

時政はすべてを知っていて、自分の未来が明るくないことも理解していたと分かり、ものすごく切ない気持ちになりました。時政と家族水入らずの時間を過ごそうとした時政の本心を知り、時政に思い止まって欲しかったです。りくは自分の欲だけで時政を振り回し、時政の人生を大きく転落させてしまったことにいつか気づけるのでしょうか。

30代


第38話あらすじ・感想

激しさを増す北条親子による主導権争い。北条時政(坂東彌十郎)とりく(宮沢りえ)は、三浦義村(山本耕史)に命じて源実朝(柿澤勇人)を屋敷へと連れ込み、鎌倉殿の座を娘婿・平賀朝雅(山中崇)へ譲るように迫る。対する義時(小栗旬)は、泰時(坂口健太郎)、時房(瀬戸康史)、八田知家(市原隼人)らを引き連れ、時政の屋敷を包囲。攻め込む機会を慎重に見定めていた。張り詰めた空気が鎌倉を覆う中、政子(小池栄子)は…

『鎌倉殿の13人』公式サイト

ついに鎌倉を追われました。義時と父との会話がとりあえず泣けて、ずっと鎌倉を支えてきた人物がまた一人去っていくことが寂しくてしょうがありません。ムードメーカー的存在だったので、これからは一気に鎌倉は暗くなりそうです。この先執権を義時が持ちましたが、どうなっていくのか気になります。そして今後は混乱のない世の中を作ってほしいと思いました。

30代

時政と義時が敵としてではなく、元の親子として本心を涙ながらに語り合うシーンはこの大河ドラマで3本の指に入るくらい印象的なものとなりました。時政はすべてを悟った上でここまで行動してきたからこそ、ますます切なくなります。これからはりくと2人でゆっくりと過ごして欲しいです。いよいよ義時の時代ですが、何だか不穏な空気で怖くなります。

30代

父の時政と義時の別れがとてもつらかったです。息子として父を助けてあげたい気持ちと御家人の手前きちんと処分しなければいけない立場であるという板挟みで悩んでいたことが伝わってきました。今回もしかしたら殺されるかも、とハラハラしましたが、命は助かってよかったです。りくもトウに狙われたのに運良くしぶとく生きるところが彼女らしいなと思いました。

30代

時政と実朝が話しているところに和田が止めに入っていたけどりくは生き延びるために必死だったのが伝わりました。義時も時政を討ちたくないし泰時も必死に止めてたけど覚悟が決まっていました。りくは時政から京へ逃げるようにいい事情を知った政子は義時に説得していました。実朝は解放され討ちにいこうとした義時に政子が必死に止めたのは感動しました。時政の処分は伊豆へ帰ることになり義時との最後の別れの時のシーンは悲しくなりました。

30代

時政と義時の別れのシーンに涙腺が刺激された。非常な決断をする義時が息子の顔になり、時政が抱擁力のある優しい父親の顔になった。りくは諸悪の根源のような悪女だが、演じる宮沢りえが余りに魅力的で最後まで憎めなかった。去り際も惨めな姿ではなく、堂々としていて爽快だった。今回は、山本耕史スペシャルかと思うほど、平六が活躍していたのが印象的だった。特にトウとの立ち回りは圧巻で、ファンサービスかと思えるほどたった。

40代

北条時政が源実朝に謀反を起こそうとしたという事で北条義時は父である時政を粛清しようとするが、政子、実朝の強い懇願により、伊豆へ流罪となった。父との別れの時にずっと父と一緒に父の姿を見ながら進んで行きたかったという義時の本心の涙は、とても悲しかったです。また、りくとのお別れでは、政子、実衣がそれぞれあまり良い感情を抱いてなかったけれども、今まで苦楽を共にしてきた日々を思い出し、心を通わせたシーンがすごく良かったです。三浦義村も義時が時政、りくを暗殺するであろう事を推し量って二人を助けてくれて本当に良かったです。粛清続きだった中でほっとしたり、別れがあり涙の出る回で良かったです。

50代

北条の親子での争いも今回で終わりました。時政も人の良い田舎のおじさんといったキャラだったのですが、最後は地元の伊豆に戻る事になったのは、分不相応だったのでしょうか。幕府を開いてか途中から非常に徹してきた義時ですが、父との別れで涙したのには感動しましたが、その後りくの暗殺を命じたのは政治的判断以上にやはり恨みがあったのでしょうか。結果として親を追い出して執権に成り代わったようになった義時ですがどうなるのでしょうか。

40代


第39話あらすじ・感想

いまだ源実朝(柿澤勇人)と千世(加藤小夏)との間に世継ぎの誕生がなく、気にかける政子(小池栄子)と実衣(宮澤エマ)。義時(小栗旬)は、御家人たちが謀反を起こさぬように政まつりごとの仕組みを改める。しかし、傲慢なやり方に三浦義村(山本耕史)、和田義盛(横田栄司)らが不満を募らせていた。一方、泰時(坂口健太郎)は慣れない和歌に悪戦苦闘し、源仲章(生田斗真)に相談を持ち掛ける。そんな中、成長した公暁(寛一郎)が……

【作】三谷幸喜,【出演】小栗旬,小池栄子,坂口健太郎,瀬戸康史,市原隼人,横田栄司,宮澤エマ,秋元才加,小林隆,生田斗真,柿澤勇人,寛一郎,菊地凛子,栗原英雄,山本耕史,【語り】長澤まさみ

『鎌倉殿の13人』公式サイト

ついに長澤まさみさんが登場し、出だしから一気にテンションが上がりました。残念ながら冒頭だけの出演のようでしたが、さすが三谷幸喜作品です。しかも、上総介の話題が出た回に佐藤浩市の息子である子寛一郎が善哉として登場するなんて、もうこれは何かあるとしか言いようがありません。義時は見ればみるほどブラックになっていて辛いです。

30代

冒頭にナレーションを務める長澤まさみさんが登場してとってもびっくりしました。穏やかな日、というタイトルながらちょっと不穏な雰囲気も流れるところがこのドラマらしいところでありました。特に義時が実朝に対して制圧するような話しぶりをするところは恐怖に感じました。こういう風に実は実権を握っていたのでは、と思うと恐ろしいですね。実朝の告白を受け止める正室の心の優しさに泣けました。

30代

実朝の成長が感じられるとともに、その辛い立場もより克明にクローズアップされてきたように思いました。義時に北条家で抱えていた家人を御家人にと迫られた時のやり取りが特に心を抉られました。実朝が誰にも明かしていなかった心の内を千世に明かせたシーンは少しほっとしました。公暁が成長し、物語がまた大きく動くのが近づいてきたというのも感じました。

20代

2週間ぶりの鎌倉殿、今回は史実を踏まえたエピソード集をまとめた感じで、一応死人もでず平和といえば平和な回で穏やかに観れました。予告で出ていた実朝の顔の赤いぽつぽつが気になってましたが、天然痘の後だったのか…大事に至らずにホットしました。それにしても実朝の和歌をうたうときの美声が素敵でウットリします。義時はいざ頂点に立って気がゆるんでいるのか、元々それを狙っていたのかはわかりませんが、ダークさが増していよいよ横暴な態度を取るようになりましたね。本人の気質というより、なにかに乗り移られている感じなのか…今後の展開が心配になります。

40代

冒頭に長澤まさみさんが出演されたのは驚きました。実朝は義時が仕切っていくため自分はいてもいなくてもいいと悩んでいると泰時が励ましていたのは良かったです。実朝が和歌を詠む姿も綺麗な声でかっこよかったです。義時が変わっていくのを八田、和田そして唯一の理解者の義村までも不満をみせているようにみえました。また実朝に対しての義時の圧は凄まじいなと思いました。実朝は千世に対して初めて向き合うことができたシーンは感動しました。

30代

1回お休みを入れて、最終章に突入という回に、いきなりナレーターを務める長澤まさみさんのサプライズ登場に驚きました。タイトルの「穏やかな一日」に、今回だけは、悪いことは起こらないと願って見ていたのですが、北条義時が権力を握り、将軍の源実朝さえも脅す、恐ろしさが表現されて、御家人たちの不満が爆発しそうなシーンも出てきて、穏やかと言うか、伏線がいっぱいの一日と感じました。

50代

未だに義時は執権を名乗っていないとのことでしたが、実質的には執権どころか鎌倉殿以上の権力と存在感を持つ立場にいることが今回で判明しました。また平盛綱を御家人に取り立てることを拒否した実朝の真意が、泰時への和歌や想い・御台所との関係性とも関わるような繋がりだったことは思いもつかない脚本でした。ここから最終回まではもうワンシーンも見逃せず集中して視聴することになりそうです。

40代


第40話あらすじ・感想

閑院内裏の修復を計画する後鳥羽上皇(尾上松也)は、鎌倉に引き受けさせるという藤原兼子(シルビア・グラブ)の進言に心を躍らせ、慈円(山寺宏一)と共に笑みを浮かべる。一方、京から知らせが届いた鎌倉では、重い負担に御家人たちが反発。源実朝(柿澤勇人)からも慕われる和田義盛(横田栄司)が旗頭となり、八田知家(市原隼人)らが集う状況を、義時(小栗旬)が苦々しく思っていた。そんな中、信濃で一つの事件が起こり…

【作】三谷幸喜,【出演】小栗旬,小池栄子,坂口健太郎,瀬戸康史,尾上松也,市原隼人,山寺宏一,宮澤エマ,秋元才加,生田斗真,柿澤勇人,菊地凛子,横田栄司,大竹しのぶ,栗原英雄,山本耕史【語り】長澤まさみ

『鎌倉殿の13人』公式サイト

せっかく戦いを回避できたかと思ったのに、和田勢が次回やってくることでしょう。三浦がこのままサヨナラになるのかと心配です。最初からずっと北条と仲が良かったので、最後までかまくらを見守っていてほしかったのですが、ついに三浦もここまでですか…。預言者の占いでは、和田が亡くなるとのこと。北条はなんとかなるようですが、次回は絶対に涙なしには見られない回となりそうです。

30代

朝廷側の揺さぶりが見事でした。和田義盛の朗らかなところも頼り甲斐のあるところもある、魅力的なキャラクターが危機に巻き込まれていくのは見ていてとても心苦しかったです。政子や実朝の支えもあって一旦は落ち着きそうになったからこそ、次回の展開がより見たくなります。これまで姿を消してきた人々のことも思い起こすと切なくなりました。

20代

「泉親衡の乱」の泉親衡がまさかの源行章というスパイ展開からビックリでした。実朝と千世夫婦の大根の葉のすじとりとか、お花見とか可愛いばかり(プラトニックラブですが)ひたすらダークな義時は、もはや主人公なのかどうなのか…それに対抗するように誠実で心優しい鎌倉殿の実朝が清らかすぎて、その後の運命を思うとつらくなるばかりです。

40代

後鳥羽上皇は調子に乗っている義時に気に食わない様子でした。和田の一族がたくさんいたのは驚きました。実朝は千世に大根の葉の切り方を教えていたのは優しくていいなと思いました。平太が連れていかれてしまい和田はかなり怒っているところに義村が北条を倒そうとした提案には驚きました。義時は和田が邪魔だから討つといい泰時は怒って政子に告げ口をし叱ったシーンは白熱して良かったです。大竹しのぶさんの演技も良かったです。

30代

みんなに愛されていた和田殿まで今度は戦になってしまいそうでつらいです。和田殿の息子たちがずらりと並ぶ、無数の和田義盛の様子はめちゃくちゃ面白かったです。実朝と義盛の友情、絆も深く感じられて心にぐっと来ました。一方でどんどんダークになっていく義時はもう止められないのでしょうか。泰時に頑張ってほしいです。

30代

義時は見れば見るほどブラックになっていて、どうしてこんなにも何かに怯えて消そうとするようになってしまったのかと切なくなります。暴走する義時をもう誰も止めることができない気がしてきました。和田と義時が和解し、これでまた一緒にと思った矢先に再び戦の動き。和田もついにいなくなってしまうのかと考えるだけで辛いです。

30代


第41話あらすじ・感想

鎌倉を守るために大江広元(栗原英雄)と共謀し、反北条の旗頭となった和田義盛(横田栄司)の転落をもくろむ義時(小栗旬)。戦を回避するべく源実朝(柿澤勇人)と政子(小池栄子)が奔走する中、三浦義村(山本耕史)、八田知家(市原隼人)ら有力御家人は、義盛の陣営に集い情勢を見定めていた。そんな中、父・義盛の安否を心配する朝比奈義秀(栄信)らが打倒北条を目指して決起。一方、失意に暮れる泰時(坂口健太郎)は…

【作】三谷幸喜,【出演】小栗旬,小池栄子,坂口健太郎,瀬戸康史,尾上松也,市原隼人,山寺宏一,秋元才加,宮澤エマ,小林隆,柿澤勇人,菊地凛子,横田栄司,栗原英雄,山本耕史【語り】長澤まさみ

『鎌倉殿の13人』公式サイト

ついに和田が亡くなり、本当に悲しいです。彼はいつでもユーモアがあり熱く男らしい方でした。しかし真っ直ぐ過ぎたんですかね。鎌倉殿もショックでどうしようもない様子でした。三浦は結局裏切ることなく北条家に着きました。彼も亡くなるのかと思ったのでホッとしました。鎌倉殿がもう北条家を信じることはなさそうで、これからどうなるのか楽しみです。

30代

人柄のよかった義盛の最期を見るのがつらかったです。特に実朝が必死にとめようとするのにたくさんの矢を討たれて倒れる場面はしんどい展開でした。またしても大切な存在を失う鎌倉、本当に連続すぎて悲しいですね。義時もクールに見せていてつらそうにも思いました。だったらこんなことを引き起こさなれければよいのに…。巴御前も義盛を想ってもう一度戦うシーンも印象的でした。

30代

ついに和田合戦が起こってしまいました。実朝が自分なら義盛を説得できるから命だけは助けてほしいと願ったものの、目の前で無残にも命を奪われてしまうシーンは本当に辛かったです。実朝が父とも兄とも違うやり方で、今度こそ平和をという気持ちをより強くしたのがわかりました。巴が馬に乗り名乗りをあげるシーンもグッときました。

20代

和田がもっと冷静な判断をできていれば、和田の一族がすべていなくなることは避けられたはずです。和田は義時を敵視して、実朝を守りたい一心で、やや実朝に寄りすぎていたのかもしれません。和田の人柄は誰からも慕われるもので、ここでいなくなるのは本当に残念です。義時は冷酷な人物だと思えていましたが、涙をこらえる姿を見て、義時は変わっていない気がします。

30代

和田合戦の史実は知っているのでどうなるかはある程度予想がつくが、観ていてただただ辛く、まともに観られなくなってきました。冷酷な執権の北条義時が、和田義盛を討ち取った後に、一瞬、小四郎の顔に戻るのも切ないです。大変魅力的な、和田義盛や、巴御前の退場がとてもかっこよく描かれているのは良かったです。今の鎌倉殿の実朝の決意に、今後の不穏な対立の予感が見え、また今後の残酷な史実と照らし合わせると、また辛い回が待っている事を嫌でも思い知らされます。観て元気になるドラマではないが、観ずにいられない不思議なドラマと思いました。

40代

義時と義盛は戦はしないと約束を交わしたにも関わらず戦が始まる前に義村は結局義時の味方になったのは絆が固いなと思いました。義盛が巴御前に死なれたら困ると戦の参加を拒否させたのはかっこよかったです。泰時は酔ってしまい戦に参加したくなさそうだったけど期待されてると言われ初も水をかけ士気をあげたのはすごいなと思いました。和田勢は矢を、泰時勢は身を固め板を盾にし近づいて行ったシーンは見応えがありました。実朝が和田が必要と言ったあとに討たれてしまったのは驚きました。

30代

前回終盤では、時房が「和田殿を嫌いな人などいない」と言ったように、義時も和田を滅ぼす気は無くなっていた。それが義盛不在の間に和田の衆が決起し一転戦となり、今回冒頭の双六をはじき飛ばしたシーンで義時の苛立ちと失望が現れたと思う。やはり和田を滅ぼさねばならないのか、と内心無念の気持ちもあったかも知れない。義盛を不意打ちの行射により討ち取り御所へ戻る義時の顔は、悔しいような泣いているような表情だった。義時も本心では自身の立場と言動に悩み苦しんでいると思いたい。

40代


第42話あらすじ・感想

決意を新たにした源実朝(柿澤勇人)は、後鳥羽上皇(尾上松也)を手本として人任せにせず自ら裁定を下すことを決意。泰時(坂口健太郎)をそばに置き、自身の政を進める。一方、鎌倉内での地位を盤石なものとした義時(小栗旬)は、のえ(菊地凛子)に勧められて執権を名乗ることを決断。未熟な実朝らをけん制する。実朝と義時との関係がうまくいっていないことに政子(小池栄子)が気をもむ中、源仲章(生田斗真)が京から戻り…

【出演】小栗旬,小池栄子,坂口健太郎,瀬戸康史,尾上松也,市原隼人,山寺宏一,宮澤エマ,小林隆,柿澤勇人,坂東彌十郎,菊地凛子,栗原英雄,鈴木京香,山本耕史,【語り】長澤まさみ,【作】三谷幸喜

『鎌倉殿の13人』公式サイト

義時はまだ泰時に対し父親としての視点や教え、泰時の純粋な部分を見守りたい気持ちがあるように感じますが、泰時は義時の非情な一面のみにとらわれ過ぎているように見えます。そんな流れのまま、義時と、実朝・政子・泰時との方向性の相違や仲違いを隠そうともせず完全に露わになった回でした。義時の最期に関わる人間が誰なのか気になりますが、意外と時房が義時を止め救う意味で関与する可能性があるかもと思いました。

40代

鎌倉殿として自分が政治にしっかりとかかわっていく、そのための後ろ盾として朝廷、後鳥羽上皇との結びつきを強めている様子が現れていました。源仲章が裏で糸を引いているのではと見抜いた泰時もさすがでした。政子も長年の間鎌倉に貢献してきたのを改めて感じるのもうなずけました。せっかく建造した船が海に出せなかったのは本当に残念でした。また物語が動きそうなので楽しみです。

20代

様々な事があった結果、北条より上皇を必要としてしまった実朝ですが、巨大な船を作って大陸に行くことを夢というあたり、功徳を積むためと言っていても現実逃避であったように思えます。そして出来た船ですが、重すぎて海まで運べなかった訳ですが、果たしてこれは単なる計算ミスか義時の策略なのでしょうか。最後には政子まで北条側を裏切ることとなるわけですが頼家の子である公暁が現れたりと前途多難が続きます。

40代

義時と実朝の対立がどんどん激しくなってくるのと同時に、実朝が自分の立場をわきまえない状態になってきていると感じました。歴史上は実朝は公暁に暗殺されたことになっていますが、暴走した実朝を止めるために義時が黒幕となって動くような気がします。政子が実朝に示唆したことにはどういった意図があったのか考えてしまいます。

30代

頼朝の存在が、こんなにも義時を雁字搦めにしているなんて…。全部頼朝のせいだと思います。歴史で習った鎌倉時代のイメージがどんどん変わっていく。鎌倉殿の13人、本当に良くできてます。三谷さん、天才。出てくる度に、静かに、強烈なインパクトを残していった市原隼人さん演ずる八田殿。彌十郎さん演ずる癒しの時政パパ。素敵な最後でした。

30代

実朝は義時などの北条を頼らず後鳥羽上皇に頼ることにしていました。義時は泰時が実朝のそばにいることが気に食わない雰囲気のシーンはハラハラしました。実朝の船を作りたいと思いその時の目は輝かせていました。丹後局が政子のもとにやってきて頼朝と一緒になったことは覚悟のうえと叱りつつも丹後局らしく優しく励ましてたのはよかったです。船をなんとか完成させたい者と阻止する者の両極端だなと思いました。

30代

実朝が上皇様とのつながりを強めていくところは少し不安になりました。大きな船を作ったのにそれがうまくいかなかったときの残念そうな実朝の顔が忘れられません。北条家の中でも細かな駆け引きが相変わらずゾクゾクします。時政が穏やかそうな表情で太郎と会うのは険しい顔の義時との対比にも感じました。まさかりくは京都に戻ってしまったとは…。

30代

鎌倉殿の13人を観た感想ですが、いつものように引き込まれました。鎌倉殿である、源実朝の奮闘が目立ちました。執権の北条義時の意のままにならずに、自分で行動しようとする姿勢に、心打たれました。その手始めに、船を建造しようとするのですが、上手く出航できない事態に陥り、とても残念に思いました。今回は、主人公は義時でなく、実朝の気がしてきました。最終回まで後わずかですが、とても見応えがあるので、最後まで観たいです。

40代


第43話あらすじ・感想

源実朝(柿澤勇人)に嫡男が誕生せず、後継者問題がくすぶっていた鎌倉。そこに修行を終えた公暁(寛一郎)が帰還。その胸には鎌倉殿となることへの強い意志を宿しており、乳母夫である三浦義村(山本耕史)と共謀する。一方、義時(小栗旬)と実衣(宮澤エマ)も実朝の言動に不満を抱き、思案を巡らせていた。そんな中、実朝の相談に対して後鳥羽上皇(尾上松也)から返事が届く。これに政子(小池栄子)や泰時(坂口健太郎)は…

【出演】小栗旬,小池栄子,坂口健太郎,瀬戸康史,尾上松也,山寺宏一,宮澤エマ,小林隆,生田斗真,柿澤勇人,菊地凛子,栗原英雄,山本耕史,【語り】長澤まさみ,【作】三谷幸喜

『鎌倉殿の13人』公式サイト

ついに三浦が北条を売りました。三浦がここまで義時についてきたのは、親戚だからではなく、三浦が出世する大チャンスがくるまでの準備だったのだとはっきり分かりました。公暁は幼い頃から植え付けられてきた恨みから暗殺を計画していたと思っていましたが、三浦の煽りによるものであったという展開に意外さを感じました。

30代

いよいよドラマ全体的に重苦しい雰囲気に溢れたストーリーになってきた印象を受けた。普段は見終わった後に土曜日の再放送も視聴しようと思うが、それを躊躇う重苦しさや暗さを感じた。ただここにきて泰時に対する義時の本心、まだ希望を抱き続けていたことが分かったのは嬉しかった。ついに三浦義村が動き出したこと、また源仲章とのえの接近は、義時の最期にも繋がるのかもしれない。登場人物それぞれの思惑や感情がよく現れた回だと思う。

40代

頼家の息子、公暁が鎌倉に戻ってきて鎌倉殿になると決心していた様子に政子は驚き、事実を知ると公暁は怒っていてせっかく意気込んでいたのに可哀想だなと思いました。しかし京から養子を取れば争いがなくなると政子が思っている気持ちには同感できます。評議のときの義時側対実朝側の言い合いは緊張感がありました。また政子と兼子との女同士のシーンも見応えがありました。

30代

源実朝の後継者問題に対してあらゆる者の思惑が感じられる回となり、とても見応えがありました!特に印象に残ったのは公暁が亡き父が殺されたことを思い出して新たな決意を固めたように思わせるシーンです。寛一郎さん演じる公暁のこれまでの父の無念さを思い出して言い表すことのできない気持ちが溢れんばかりの表情にはグッと鎌倉殿の世界へと引き込まれてしまいました。来週はその公暁がどんな行動をしていくのか、ますます目が離せずにワクワクしそうです!

30代

実朝の後の鎌倉殿の跡継ぎ問題でそれぞれの思惑が交差するところはとても見応えがありました。自分が鎌倉殿に、と思っていた公暁がそうではないことを知り、苦々しい気持ちを抱えてしまうところはこれからの悲劇につながりそうです。政子と兼子との女性の対話はめちゃくちゃ怖かったです。義時が泰時に将来を託すところは心に響きました。

30代

昔、歴史で習ったときは、「実朝はかわいそうな人」と、いう印象だけでしたが、鎌倉殿の13人では「実朝はまだまだ未熟!人の気持ちがわからない人」というのが一番です。善良な人なんだろうけど、ここで後継者を上皇側から迎えると公暁がどう思うかなんて、はなから考えてもいない。イラっとする人なところを柿澤勇人がうまく演じています。うまいといえば、義時役の小栗旬はすごいです。最初の頃とは表情も雰囲気も全く違うモンスター的な存在でありながら、時折、悲しそうな、寂しそうな顔をするのが女性ファンの母性本能をくすぐるんだと思います。でも、これ以上義時があくどいことをしたら、小栗旬が嫌いになりそうです。

60代

好きな人達やそうでもない人達が退場して終わりが刻々と近づいてきているなと感じています。今回は公暁が登場しましたが、ストーリーが進むにつれて実朝と源仲章も含めた死亡フラグがビンビンになりました。源仲章演じる生田斗真がホントに嫌みな奴だなと思いました。彼の死亡フラグに関しては何も感じませんが。

40代


第44話あらすじ・感想

後鳥羽上皇(尾上松也)の計らいにより、右大臣に叙されることとなった源実朝(柿澤勇人)。政子(小池栄子)が愛息の栄達を喜ぶ中、鎌倉殿への野心に燃える公暁(寛一郎)は三浦義村(山本耕史)のもとを訪れ、鶴岡八幡宮で執り行われる拝賀式について密談を交わす。三浦館の動きに胸騒ぎを覚える泰時(坂口健太郎)。一方、義時(小栗旬)は、朝廷と鎌倉の橋渡し役として存在感を高める源仲章(生田斗真)がのえ(菊地凛子)を…

【出演】小栗旬,小池栄子,坂口健太郎,瀬戸康史,宮澤エマ,相島一之,小林隆,生田斗真,柿澤勇人,寛一郎,菊地凛子,栗原英雄,山本耕史,【語り】長澤まさみ,【作】三谷幸喜

『鎌倉殿の13人』公式サイト

実朝が右大臣になり喜んでいた政子たちの裏で公暁は父頼家を討たれたし、鎌倉殿になれなかったため実朝を討つ作戦を立てていたのは恐ろしいなと思いました。実朝は跡継ぎができないことを政子が問い詰めなかったことに感謝しているのはよかったです。公暁が頼家を襲おうとしていると勘づいていた泰時はすごいなと思いました。また実朝はいずれは京に行くこと説明すると義時は怒りそのうえ仲章も釘を指した場面は見応えがありました。

30代

いよいよ物語も佳境に入ってきたのだと感じました。最近の義時はとにかく黒い印象しかありませんでしたが、本当は誰よりも頼朝を尊敬していて、頼朝の築いた鎌倉幕府を必死に守り抜きたいだけなのかもしれません。義時は実朝暗殺の影の支配者だとは考えていましたが、公暁の計画を見抜いた上で放置するというのは流石でした。

30代

実朝と公暁が話すシーンが迫力がありました。実朝も頼家の死の真相を知り、公暁に謝ろうとする真っ直ぐな気持ちが余計に公暁の闇を引き立ててしまったようにも感じます。仲章を殺せと言われたものの、トウが失敗し捕まってしまったのはびっくりしました。生田斗真さんの憎たらしい笑顔がたまりませんでした。ついに起こる雪の日の鶴岡八幡宮の悲劇がめちゃくちゃ恐ろしくてたまりません。

30代


第45話あらすじ・感想

京から大納言ら公卿を招き、鶴岡八幡宮で盛大に執り行われる源実朝(柿澤勇人)の右大臣拝賀式。泰時(坂口健太郎)らが警固する中、公暁(寛一郎)は門弟と共に木の陰に潜んでいた。御家人たちに交じり、状況を静観する三浦義村(山本耕史)。今後の鎌倉と自身の命運を賭し、儀式を見守る義時(小栗旬)と時房(瀬戸康史)。式を終えて楼門から出てきた実朝を公卿と源仲章(生田斗真)が迎えて整列すると、牡丹雪が降り積もる中…

【出演】小栗旬,小池栄子,坂口健太郎,瀬戸康史,尾上松也,山寺宏一,宮澤エマ,相島一之,小林隆,生田斗真,柿澤勇人,寛一郎,菊地凛子,大竹しのぶ,栗原英雄,山本耕史,【語り】長澤まさみ,【作】三谷幸喜

『鎌倉殿の13人』公式サイト

実朝暗殺の表裏とともに、義時の最期に向かって分かりやすく伏線が張られた回だと思いました。気になったのは、まず毒殺の疑いがあるのえに対する義時の態度と発言。公暁への加担を疑われた義村との関係に生じた綻び。政子の自死を止めたトウの「主の命令」発言→政子がトウの新たな主となり命令をする可能性。義時に公然と反する意志を見せた泰時。全てに義時を権力の座から落としたい意思が感じられます。これらの中から何か一つが義時最期に関与するのか、それとも何か他の可能性があるのか、もしかしたら伏線すべてが何らか最期に関係するのか。最終回まで期待して待ちたいと思います。

40代

ついに訪れた実朝暗殺のシーンは雪の中ということもあり、とても美しく切なく描かれていたなと思いました。実は公暁は北条を殺そうとしていて誤って仲章を殺してしまったというのも運命のいたずらのように感じました。政子が息子二人も殺され、さらに孫までも殺されて絶望を感じて自害しようとしたのをとめたのかトウというのがなかなか感慨深いシーンでした。義時と三浦のふたりのシーンはハラハラしました。

30代

鶴岡八幡宮の事件がついに現実のものとなってしまいました。天命に逆らうなという一言は、実朝にも公暁にも響くもので、あの一言の重みが非常に強かった気がします。義時は自分が狙われていることを見抜いて仲章に大人しく役割を譲ったとばかり思っていました。結果的に全て義時の思い通りになりましたが、これからは敵だらけな気がします。

30代

鶴岡八幡宮で実朝の右大臣就任の拝賀式を行うにあたって公暁は実朝を討とうした時に仲章がやられてしまったのは驚きました。実朝の覚悟が公暁の実朝に対する恨みは強く実朝がやられてしまったのは無念でみていて辛くなりました。公暁が政子に対して頼朝を祖父、頼家を父に持った自分という存在を周りに知らしめたかったという公暁の思いが伝わってきました。そして義村が公暁を討ち取ったのも衝撃的でした。

30代

実朝の死を受け入れてしまう純粋さと儚さが悲しかった。実朝とは違う意味で純粋で青臭い公暁も悲しかった。二人とも自ら破滅に突き進んだ感がある。子と孫をことごとく失い慟哭する政子も辛い。政子については、そもそも頼朝が他界後に伊豆に帰ろうとした義時を引き留めたので、ダークになる義時と一連托生なのはどうしようもないように思われる。次回で尼将軍として覚醒する予兆があった。

40代


第46話あらすじ・感想

新たな鎌倉殿を迎えようと朝廷に伺いを立てる北条義時(小栗旬)、大江広元(栗原英雄)たち。実衣(宮澤エマ)が野心を燃やし、三浦義村(山本耕史)が暗躍する中、京では鎌倉への不信感をさらに高めた後鳥羽上皇(尾上松也)が藤原兼子(シルビア・グラブ)、慈円(山寺宏一)と共に今後を見据え、鎌倉への圧力を強めていく。一方北条家では、思い悩む泰時(坂口健太郎)をよそに、のえ(菊地凛子)が愛息・政村(新原泰佑)を…

【出演】小栗旬,小池栄子,坂口健太郎,瀬戸康史,尾上松也,山寺宏一,宮澤エマ,小林隆,菊地凛子,栗原英雄,山本耕史,【語り】長澤まさみ,【作】三谷幸喜

『鎌倉殿の13人』公式サイト

実衣は時元が鎌倉殿になるためにはすすめようとしていたけど義時はそうはさせないと命まで奪おうとしていたのは恐ろしいなと思いました。美衣も関わってることで処罰の判断はあまりにもひどく泰時や政子たちは必死に説得していたけど義時は却下したのは怖かったけど政子は美衣に寄り添うと死にたくないと抱きしめたのは泣きそうになりました。施餓鬼にきた政子は民たちの声を聞いていたシーンはいつものピリピリした雰囲気とは違ったので良かったです。

30代

義時がどこまでも暴走していて、次のターゲットは妹の実衣でした。確かに、実衣がしたことは許されませんが、歯向かったものは容赦なく切り捨てる義時はどこか人間離れしてしまったようにも感じます。政子がついに尼将軍として立ち上がり、政子の本領発揮ですね。義時の暴走が続けば、義時の命が奪われるのは時間の問題になってしまいます。

30代

実衣さんを演じる宮澤エマさんの演技が素晴らしかったです。息子も亡くなり、絶望の中でおそらく死を覚悟した中、政子に対して死にたくない、と本音をもらしたシーンは泣けました。小四郎がどんどんダークになり、妹までも切り捨てるところはめちゃくちゃ恐ろしくて仕方ありません。時房と上皇とのシーンは緊迫感がありながらもほっこりしました。

30代

実衣は時元が鎌倉殿になるためにはすすめようとしていたけど義時はそうはさせないと命まで奪おうとしていたのは恐ろしいなと思いました。美衣も関わってることで処罰の判断はあまりにもひどく泰時や政子たちは必死に説得していたけど義時は却下したのは怖かったけど政子は美衣に寄り添うと死にたくないと抱きしめたのは泣きそうになりました。施餓鬼にきた政子は民たちの声を聞いていたシーンはいつものピリピリした雰囲気とは違ったので良かったです。

30代


第47話あらすじ・感想

幕府の後継者争いが発端となり、乱れる京。朝廷の象徴である内裏が焼け落ちると、後鳥羽上皇(尾上松也)は再建費用を日本中の武士から取り立てることを決める。しかし、北条義時(小栗旬)は政子(小池栄子)と大江広元(栗原英雄)の支持を得て、要求を先送りにすることを決断。泰時(坂口健太郎)をはじめ御家人たちが後鳥羽上皇との関係悪化を心配する中、三浦義村(山本耕史)は京で大番役を務める弟・胤義(岸田タツヤ)に…

【出演】小栗旬,小池栄子,坂口健太郎,瀬戸康史,尾上松也,山寺宏一,宮澤エマ,小林隆,菊地凛子,栗原英雄,山本耕史,【語り】長澤まさみ,【作】三谷幸喜

『鎌倉殿の13人』公式サイト

政子が尼将軍となり実衣が助かって本当に良かったです。義時はなんでも人の意見を聞いていた優しい人柄だったのに改めて変わっていったのが分かりました。後鳥羽上皇は義時に対して怒りがみえ、そのうえ御家人も義時を憎んでおりだんだん離れていってしまうのが分かりました。鎌倉のために義時は戦をせず自分が犠牲になると覚悟を決めたシーンは感動したけど、政子の言葉で鎌倉が一致団結し義時が泣いた場面ももらい泣きしました。

30代

政子の演説の中で、泰時が御家人たちを鼓舞する発言をした時に涙を流した義時。泰時の発言内容だけでなくこのような場面で声を上げた泰時の成長が本当に嬉しかったのだと思う。義時はこれまで清濁併せ呑む政を行ってきたが、私利私欲なく全てひたすらに鎌倉のための行動だったことは少なくとも北条家の人間に理解されている。それだけでも救いのような気がした。

40代

ついに義時が京都の上皇に狙われるかもしれない、というところはハラハラしました。それも覚悟の上で感じている義時ですが、最後に政子と実衣に対して伊豆の時の話をするのは少し昔の小四郎の雰囲気を感じさせるシーンでした。政子が御家人たちの前で語るところはすごくかっこよかったです。泰時も父親に反発しつつも彼を守りたい気持ちがあるのもいいですね。

30代

政子の迫力に圧倒されっぱなしでした。もし、鎌倉幕府に政子がいなかったとしたら、歴史は大きく変わっていたと思います。義時は敵を多く作りすぎたのかもしれませんが、義時は鎌倉幕府を必死に守るために戦い続けたのだと分かりました。義時がみんなの前で涙を見せたのはその表れだった気がします。朝廷に絶対に負けないで欲しいです!

30代

一時は「自分さえいなければ」と覚悟を決めた義時。これまでかなり強引に、鎌倉をおもうがままに動かしてきた彼だけに、すんなりとこの決断に至ったことに驚きました。しかしそれだけ鎌倉のことを思っていたんだなと、改めて感じられる場面でした。そして今作最大の見せ場と言える「北条政子の演説」。史実にある内容ではなく、自らの言葉で御家人たちに訴えかけた政子の姿には非常に心を打たれました。小池栄子さん、まさに政子がそこにいるかのような素晴らしい演技でした。

30代

ついに次回最終回ですが、まだまだお話は続く感じでこれからが楽しみでしょうがありません。朝廷と戦い勝つのはわかっています。しかしハラハラドキドキが止まらないのは、三谷幸喜さんの脚本が素晴らしいからだと改めて感じています。最後は北条家が一丸となることができてホッとしています。政子の御家人たちへの演説が素晴らしく感動しました。

30代


第48話(最終回)あらすじ・感想

反目する北条義時(小栗旬)を討ち取るため、義時追討の宣旨を出し、兵を挙げた後鳥羽上皇(尾上松也)。これに対し、政子(小池栄子)の言葉で奮起し、徹底抗戦を選んだ幕府は、大江広元(栗原英雄)や三善康信(小林隆)の忠言を聞き入れて速やかに京へ派兵することを決断。泰時(坂口健太郎)、平盛綱(きづき)らが先発隊として向かい、時房(瀬戸康史)らが続く。そんな中、三浦義村(山本耕史)は弟・胤義(岸田タツヤ)と…

【出演】小栗旬,小池栄子,坂口健太郎,瀬戸康史,尾上松也,宮澤エマ,相島一之,小林隆,宮沢りえ,市川猿之助,菊地凛子,栗原英雄,山本耕史,【語り】長澤まさみ,【作】三谷幸喜

『鎌倉殿の13人』公式サイト

みなさんの演技に圧倒された最終回でした。義時に毒を盛ったのえもひどいですが、その毒を渡したというのが親友の三浦だったのも義時にとってはつらい事実です。義時が苦しんでいる時に薬を渡さなかった政子についても残酷だと思いつつ、いちばんひどいのはやはり義時だったのかもしれない、と思いました。小栗旬さんの演技がとにかく圧巻でした!

30代

すべての伏線が回収され、衝撃的なラストでした。承久の乱が冒頭10分程度で終わったことにもビックリしましたが、その後泰時による御成敗式目の制定、六波羅探題の設置など、時代の変化と平和の訪れを予感させつつ、義時に訪れる「報い」。彼の死が単なる病でないことはなんとなく察しがついていましたが、あらゆる策略、そして最後には家族としての愛が複雑に絡み合った結果だったというラストは、不思議とものすごくしっくりくるものでした。

30代

最後はどのように晩年を過ごすのかと思われましたが、朝廷を倒してすぐにあの世へ行かれた義時。まさか奥さんに毒を盛られていたとは…。しかも姉上に見捨てられた感じで亡くなって、極楽浄土には行けなかった感じです。しかし彼は世のため人のために尽くしました。それが三谷幸喜さんの脚本から溢れ出ていて感動のラストでした。北条政子を演じた小池栄子さんの演技に感服です。

30代

三谷幸喜さんはどのようなラストを描くのかがずっと気になっていましたが、まさかの展開に衝撃を受けました。のえによる毒殺だと予想していましたが、最愛の姉である政子が薬を渡さない結末に絶句でした。政子の服装の黒さは何かを意味していた気がします。今までの大河ドラマで主役があんなにも酷な姿で終わるのは、今回が初めてだったように思います。

30代

最終回だったので気になって見てしまいました。ラストシーンまでハラハラする展開になったので驚いてしまいました。しかも終わって黒い画面に製作側の表示が出た中でも政子の息遣いが入っていたので、なんだかすごく生々しくてリアリティがありました。大河らしくない終わり方ですが、義時という人の本心を見たラストだったと思います。よかったです。

40代

タイトル通りの北条義時の報いの時です。周りの人を殺すことでしか、鎌倉を守れなかった北条義時が、全ての罪を飲み込もうともがく最後の表情に圧倒されます。ともに支えてきた姉の北条政子が、薬を渡さないことで、弟の北条義時が、これ以上苦しまないように死なせてあげたいと思ったのです。もちろん、北条義時が、北条政子の子である源頼家を殺したとうっかり告白してしまったことがきっかけとは皮肉な最後だと思います。

50代

鎌倉時代に活躍した人たちがオールスター的に勢揃いしたもので、本当にその時代の歴史的なことがわかり勉強になることは言うまでもなく、演者の人たちの中で、見たくない人たちが一人もいなかったことは間違いないと思います。また、戦いの方法も鉄砲が日本に存在する前なので、刀中心の攻撃方法ばかりであるので、殺陣の練習を長い時間やった結果、緊迫感のある良い演技を誕生させたとも思っております。

40代


『鎌倉殿の13人』視聴率一覧

放送日 話数 視聴率 サブタイトル
2022/01/09 第1話 17.3% 大いなる小競り合い
2022/01/16 第2話 14.7% 佐殿の腹
2022/01/23 第3話 16.2% 挙兵は慎重に
2022/01/30 第4話 15.4% 矢のゆくえ
2022/02/06 第5話 13.4% 兄との約束
2022/02/13 第6話 13.7% 悪い知らせ
2022/02/20 第7話 14.4% 敵か、あるいは
2022/02/27 第8話 13.7% いざ、鎌倉
2022/03/06 第9話 14.0% 決戦前夜
2022/03/13 第10話 13.6% 根拠なき自信
2022/03/20 第11話 13.5% 許されざる嘘(うそ)
2022/03/27 第12話 13.1% 亀の前事件
2022/04/03 第13話 12.9% 幼なじみの絆
2022/04/10 第14話 12.1% 都の義仲
2022/04/17 第15話 12.9% 足固めの儀式
2022/04/24 第16話 12.9% 伝説の幕開け
2022/05/01 第17話 12.5% 助命と宿命
2022/05/08 第18話 12.7% 壇ノ浦で舞った男
2022/05/15 第19話 13.2% 果たせぬ凱旋
2022/05/22 第20話 12.8% 帰ってきた義経
2022/05/29 第21話 13.2% 仏の眼差(まなざ)し
2022/06/05 第22話 12.9% 義時の生きる道
2022/06/12 第23話 13.3% 狩りと獲物
2022/06/19 第24話 12.0% 変わらぬ人
2022/06/26 第25話 12.2% 天が望んだ男
2022/07/03 第26話 12.9% 悲しむ前に
2022/07/17 第27話 11.7% 鎌倉殿と十三人
2022/07/24 第28話 12.9% 名刀の主
2022/07/31 第29話 11.9% ままならぬ玉
2022/08/07 第30話 11.4% 全成の確率
2022/08/14 第31話 12.1% 諦めの悪い男
2022/08/21 第32話 11.8% 災いの種
2022/08/28 第33話 10.2% 修善寺
2022/09/04 第34話 11.9% 理想の結婚
2022/09/11 第35話 11.2% 苦い盃(さかずき)
2022/09/18 第36話 12.4% 武士の鑑(かがみ)
2022/09/25 第37話 12.6% オンベレブンビンバ
2022/10/02 第38話 11.7% 時を継ぐ者
2022/10/16 第39話 12.0% 穏やかな一日
2022/10/23 第40話 11.3% 罠と罠
2022/10/30 第41話 11.3% 義盛、お前に罪はない
2022/11/06 第42話 11.3% 夢のゆくえ
2022/11/13 第43話 11.5% 資格と死角
2022/11/20 第44話 11.0% 審判の日
2022/11/27 第45話 6.2% 八幡宮の階段
2022/12/4 第46話 11.3% 将軍になった女
2022/12/11 第47話 11.9% ある朝敵、ある演説
2022/12/18 第48話 14.8% 報いの時

三谷幸喜脚本で放送前から注目度抜群の『鎌倉殿の13人』

2022年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』は、1/9(日)20時スタート(初回は15分拡大)です。

三谷幸喜さん脚本・小栗旬さん主演というタッグでどんなドラマが生まれるか楽しみにしましょう。

豪華キャストの競演にも注目です。

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