『カイジ』映画シリーズのあらすじ・キャスト・名言まとめ

カイジ ファイナルゲーム

2020年1月10日、『カイジ』シリーズ9年ぶりの作品となる『カイジ ファイナルゲーム』が公開されました。

藤原竜也演じる主人公・カイジが、人生のどん底から起死回生を図るため、命がけのギャンブルに挑んでいくこの作品。

これまでのシリーズでも数々の名演技や名台詞を生んできましたよね。

今回は『ファイナルゲーム』の公開に合わせ、そんな『カイジ』シリーズを振り返ってみたいと思います。

第一作『カイジ 人生逆転ゲーム』と第二作『カイジ2 人生奪回ゲーム』のあらすじや登場人物、そして原作との相違点についても触れているので、ぜひ参考にしてみてください。

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映画『カイジ』シリーズとは

映画『カイジ』シリーズは、福本伸行による人気コミックを原作とした作品です。

週刊ヤングマガジン上で漫画『賭博黙示録カイジ』の連載が始まったのは1996年。それから20年以上にわたり、同誌の看板作品として連載を続けてきました。

『賭博堕天録カイジ』とタイトルを改めた現在でも、読者ランキングでは上位をキープするほどの人気ぶり。過去にはアニメ化もされており、もはや国民的漫画といっても過言ではありません。

その映画版として、これまでに公開されたのは次の3作品。

  • 『カイジ 人生逆転ゲーム』(2009年)
  • 『カイジ2 人生逆転ゲーム』(2011年)
  • 『カイジ ファイナルゲーム』(2020年)

すべての作品を通して、主人公の伊藤開司(カイジ)を演じたのは藤原竜也。

その怪演ぶりはたちまち話題となり、「どうしてだよぉ」や「キンキンに冷えてやがる」といった台詞は彼の代名詞となりました。

シリーズの監督を務めるのは佐藤東弥。彼は日本テレビのディレクターとしても知られており、『ごくせん』や『家政婦のミタ』といった同局のドラマを手掛けてきました。

『カイジ』の魅力といえば、何といっても主人公が挑戦することになるギャンブルの数々でしょう。その内容はどれも常識外れ。

なかには命を賭けたギャンブルも登場し、手に汗握る展開を見せてくれます。

そんなギャンブルを前に、カイジは天才的な発想と冷静な知略をもって勝利を掴み取っていくのです。

映画『カイジ』シリーズのあらすじを紹介

ここでは『カイジ』シリーズの概要とあらすじを詳しく振り返っておきましょう。

『カイジ 人生逆転ゲーム』(2009年)

第1作『カイジ 人生逆転ゲーム』が公開されたのは2009年。基本的には原作コミックを踏襲したストーリーとなっていますが、一部でオリジナルの設定や展開も取り入れられています。

たとえば、カイジをギャンブルの世界に引き入れた張本人である遠藤。原作では男性のキャラクターでしたが、映画化にあたって女性に変更され、天海祐希が演じることになりました。

物語としては、友人の借金を背負わされたカイジが、悪徳企業・帝愛の主宰する闇ギャンブルの世界へと引きずり込まれ、そこで命がけの勝負に挑んでいく内容となっています。

当たり役となった藤原竜也の演技もさることながら、帝愛の幹部・利根川を演じた香川照之の存在感も抜群。「勝たなきゃゴミだ!」などの名言・名スピーチを残しました。

『カイジ2 人生奪回ゲーム』(2011年)

前作のヒットを受け、2011年に公開された『カイジ2 人生逆転ゲーム』。こちらも原作コミックの設定が活かされていますが、ストーリーは大幅な変更が加えられています。

福本伸行監修のもと、新たなキャラクターとして石田裕美(吉高由里子)が登場。さらに前作の敵だった香川照之もカイジの仲間に加わるなど、原作ファンも驚きの展開となりました。

物語は、前作の後ふたたび借金地獄となったカイジが、帝愛グループの労働施設を脱出し、違法ギャンブルで人生大逆転を狙うといった内容。

一玉4000円という超高レートのパチンコ「沼」が圧倒的な存在感を放っていました。

『カイジ ファイナルゲーム』(2020年)

前作から実に9年ぶりの続編として、この『カイジ ファイナルゲーム』は公開されました。

表題の通り、映画『カイジ』シリーズもついに完結。福本伸行による”完全”オリジナルストーリーで描かれます。

カイジの新たな敵となる官僚・高倉を演じたのは、若手二枚目俳優の福士蒼汰。その他キャストに関水渚や新田真剣佑らが名を連ねています。

今回の作品で描かれるのは2020年、東京オリンピック後の日本。絶望的な不況の時代を迎えたこの国で、カイジが国民を救うために立ち上がる物語になっています。

前作から一気にスケールが大きくなった『カイジ ファイナルゲーム』。予想を超えた結末は、ぜひ皆さんの目で確かめてください。

前作を観ていなくても『カイジ ファイナルゲーム』は楽しめる?

もちろんシリーズを通して鑑賞するに越したことはありませんが、なかには時間がないという方も多いはず。

結論から言えば、前作、前々作を観ていなくても『カイジ ファイナルゲーム』は楽しめます。

というのも、今回の作品で描かれるのは、原作コミックにもない完全オリジナルストーリー。

たしかに過去のシリーズで登場した一部のキャラクターが再登場しますが、それも話の大筋に関わるものではありません。

特にカイジの敵となる黒崎や高倉は、ほぼ新登場のキャラクターであり、本作から鑑賞したところで戸惑うことはないでしょう。

とはいえ、『カイジ ファイナルゲーム』の原点が前作や前々作にあることは確かです。

主要な動画配信サービスでも視聴可能なので、時間が許す限り楽しんでみてはいかがでしょうか?

映画『カイジ ファイナルゲーム』動画を無料視聴する方法|藤原竜也の主演映画カイジのラスト結末をネタバレ

『カイジ』シリーズの登場人物を紹介

ここでは映画『カイジ』シリーズに登場する主要キャラクターを紹介します。

伊藤開司(カイジ)/藤原竜也

シリーズの主人公。年齢は第1作の段階で26歳。

フリーターとして自堕落な生活を送っていましたが、友人の借金の保証人となってしまい、返済に追われることに。

そこで闇金融の社長・遠藤から紹介されたのが、帝愛グループの主宰する違法ギャンブルの世界でした。

一度は勝負に負け、帝愛の地下施設施設へと送られるカイジでしたが、持ち前の頭脳や度胸を駆使して這い上がります。

第1作では帝愛グループの幹部・利根川と、第2作では同じく幹部である一条和也とギャンブルに挑んでいます。

利根川幸雄/香川照之

第1作、第2作で登場した、帝愛グループの幹部。出世欲の強い男で、会長である兵藤からも目を掛けられていました。

第1作で地下労働施設から這い上がってきたカイジとギャンブルで対決しますが、策を見抜かれ敗北を喫します。

兵藤からは見放され、帝愛に損失を与えた罰として地下送りにされるのでした。

ところが第2作で再登場。帝愛に復讐をするため、今度はカイジの味方として計画を練ります。

遠藤凛子/天海祐希

第1作で登場した、帝愛グループの幹部。闇金融の社長として、カイジをギャンブルの世界に引き入れた張本人でもあります。

同じく幹部の利根川とは激しく対立しており、彼をギャンブルで倒そうとするカイジに協力します。

その後はカイジに貸し付けた金を暴利とともに回収。帝愛グループを抜け、どこかへと去っていきました。

ちなみに『カイジ ファイナルゲーム』では久しぶりの再登場を果たすことになります。

彼女はもう一度カイジの味方となってくれるのでしょうか?

一条聖也/伊勢谷友介

第2作で登場したカイジの敵です。帝愛グループの幹部候補生であり、裏カジノを経営しています。

性格は傲慢かつ独善的。仲間を救おうとするカイジのことを見下しており、巨大パチンコ「沼」を用いて彼を蹴落とそうとします。

しかし、カイジの度重なる計略と仲間からの信頼によって、攻略不可能なはずの「沼」はついに陥落。彼もまた失脚し、地下労働の罰を受けることになるのでした。

高倉浩介/福士蒼汰

『カイジ ファイナルゲーム』に登場する敵。首相秘書官として、日本を影から操ろうとしている男です。

絶望的な不況となった国の惨状を前に、国民の「預金封鎖」と新円の発行という弱者切り捨て策を打ち出します。

帝愛グループとも繋がりがあるようで、自身の政策を潰そうとするカイジを早くからマークしていました。

「ゴールドジャンケン」なるギャンブルを得意としていよう彼ですが、果たしてカイジは彼に勝利を収めることができるのでしょうか?

『カイジ』映画シリーズの名言集

悪魔的だ~!

蛇でいてくれて、ありがとう

勝つ、オレは勝つ

勝たなきゃゴミだ

金は命より重い

『カイジ』映画シリーズのあらすじ・キャスト・名言まとめ

今回は映画『カイジ』シリーズの各作品をまとめました。

思えば10年以上も愛され続けてきたこのシリーズ。これで藤原竜也のカイジが見納めとなってしまうのは、少し寂しいような気もします。

兎にも角にも『カイジ ファイナルゲーム』は絶賛公開中です。ぜひ劇場に足を運び、カイジの最後の活躍を目に焼き付けてください。

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