ドラマ『テセウスの船』第3話のネタバレあらすじ!原作では三島明音は死んでいた!?漫画との相違点について解説

TBS日曜劇場『テセウスの船』。1月から始まったこのドラマも、ついに第3話の放送を迎えました。

過去へとタイムスリップした主人公ですが、まだ真犯人の手がかりは掴めていません。

今回は見逃した方や振り返っておきたい方のために、第3話のあらすじ(ネタバレ)と見どころを紹介します。

『テセウスの船』第3話のあらすじ(ネタバレ)

犯人の手にノートが渡ってしまう

平成元年に音臼村で発生した無差別殺人事件。

その犯人として逮捕された佐野文吾の息子・田村心は、事件直前の村へとタイムスリップして真犯人を追います。

前回の第2話では村の女の子・明音ちゃんが誘拐され、その容疑者として長谷川翼の名前が浮上。

心と文吾は意識不明の明音ちゃんを発見しますが、長谷川は神社の境内で死亡しており、真犯人は他に存在することが示唆されました。

心が真犯人であると信じて疑わない刑事・金丸は、彼を公務執行妨害で逮捕します。

捕まる直前、心は持っていたノートと身分証を崖下へと捨て、自分が未来から来たという事実を隠すのでした。

しかし何らかの理由で、心は釈放されることになります。いまや村人たちは彼に疑いの目を向けている状態。

その影響は彼が居候する佐野家にも飛び火しますが、文吾をはじめ家族はみな心の味方でした。

事件の調査を再開する心と文吾でしたが、そんな彼らのもとに、心が捨てたはずの身分証が匿名で届きます。

それは真犯人が心のノートを拾ったことを示唆していました。

焦る心にもとに、犯人からさらなる犯行予告が届きます。

小学校の校門に張られたその絵は、心の姉・佐野鈴が狙われていることを意味していたのです。

犯人の手にノートが渡ったことで、心は窮地に立たされていました。

どれだけ事件を回避しようとしたところで、犯人に裏をかかれてしまえばそれまでです。

ついに真実を文吾に打ち明ける

佐野家の人々だけでも守るため、心はこれから村で起きることのすべてを文吾に打ち明けるのでした。

もうすぐ音臼小学校で21人が殺されること、その犯人が佐野文吾その人であること、そして自分が文吾の息子であること。

衝撃を受けた文吾は、その事実を受け入れることができずに心を追い出します。

心は最後の頼みの綱として刑事の金丸を呼び出し、これから音臼小学校で起きる事件のことを話すのでした。

彼がタイムスリップしてきたことは一笑に付す金丸でしたが、その直感に従い、独自の判断で心に協力します。

そこに追い打ちをかけるようにして、鈴の誘拐を示唆する絵が届くきます。

急いで絵に描かれた神社へと向かう心。しかし、何者かに後ろから押され、心は境内の階段を転げ落ちます。

怪我をした心を助け起こしたのは文吾でした。心を追い出したことを詫び、和解する文吾。

そんな彼の冤罪を回避するためには、事件が発生する前に佐野家が村を出ることが一番でした。

しかし「俺はこの村を守る警察官だ」と語る文吾は、あくまでも村に残って捜査を続けるつもりでした。

ふたたび現代へと戻る

結局、鈴の誘拐は嘘だったようで、二人は神社から帰ろうとします。

その時、犯人に呼び出された金丸が崖から突き落とされたことを彼らは知りません。

にわかに立ち込めた深い霧が、ふたたび心を襲います。気が付くと、彼は現代へと戻ってきていたのです。

急いでスマホを手に取り検索する心。音臼村の事件は発生し、文吾は犯人として逮捕されていました。

しかも、佐野家は事件後に一家心中を図っており、母の和子と長男が死亡していたのです。

過去を変えるどころか、本来なら生きているはずの家族を失ってしまった心。彼はいったいどうなってしまうのでしょうか?

第3話の見どころ

第3話の懐かしネタ「5時から男も」

シリアスな場面が続いた第3話ですが、今回も平成元年の時代を感じさせる懐かしネタが登場しました。

釈放された心に向かって、音臼小学校の校長・石坂が言った台詞「5時から男も~」。

元ネタは1987年から放送されていたグロンサン内服液のCMでした。

終業時間の5時になると元気になるサラリーマンを、若かりし頃の高田純次が演じていたこのCM。

印象的な首の動きを、ドラマでは校長役の笹野高史が真似していましたね。

原作漫画とは違う展開に?真犯人は?

前回の第2話で誘拐された明音ちゃん。心と文吾に発見されたものの、低体温症で意識不明となっていました。

第3話では、その明音ちゃんの意識が戻ったことが分かりましたね!実はこの展開、原作コミックとは大きく異なっています。

というのも、原作だと明音ちゃんは誘拐後に長谷川と一緒に死亡しているのが見つかるんです。

心はまた事件の発生を回避できなかったことになるのですが、どうやらドラマ版では間一髪で救うことができたようですね。

それ以外にも、刑事の金丸が心の味方になるなど、ドラマ版は原作とは異なる方向に進んでいるように思えます。

となると真犯人も…と勘ぐってしまいますよね。

実のところ、先日行われたイベントでは、原作者の東元俊哉からの手紙で「原作は犯人と違うと聞いている」という事実が明らかにされました。

これにはイベントに参加していた主演の竹内涼真も驚いていた様子。こうなるとSNSでの犯人捜しも盛り上がることになります。

いったい誰が犯人なのか? もはや村人全員が怪しい雰囲気ですが、今後の展開から目が離せません。

テセウスの船の関連記事一覧

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です