ドラマ『テセウスの船』第2話のネタバレあらすじや考察!犯人の可能性があるのは誰?

今期話題のドラマ、TBS日曜劇場『テセウスの船』。待望の第2話が放送されました!

初回からクライマックスのような盛り上がりを見せた『テセウスの船』ですが、続く第2話も謎が謎を呼ぶ展開。

いったい真犯人は誰なのか? タイムスリップした主人公は惨劇を回避することができるのか? ますます目が離せなくなっていますよね。

今回はそんな『テセウスの船』の第2話のネタバレあらすじをはじめ、見どころや犯人の可能性がある人物についてを紹介していきますので、ぜひドラマの視聴と共に役立ててください。

ドラマ『テセウスの船』第2話のネタバレあらすじ

音臼小の臨時教員となる心

平成元年に宮城県の音臼村で起きた無差別殺人事件。

犯人として逮捕された佐野文吾の息子・田村心は、どういう訳か当時の音臼村にタイムスリップしてしまい、事件の真相を探ります。

第1話で文吾と時を超えての和解を果たした心は、みずからの母・ 和子の計らいによって音臼小学校の臨時教員となります。

すぐに子どもたちの信頼を得る心でしたが、依然として音臼村には危険が迫っていました。

妻の由紀が遺したノートによると、数日後に元県議会議員である田中義男の家が放火に遭うとされていました。

その未来を変えるため、心と文吾は田中家へと向かいます。

視力を失った田中義男は、日替わりで訪れる村人たちによって世話されていました。

居間に置かれた代筆用のノートを開くと、そこには君の悪い少女の絵が描かれたページがありました。

ひょっとしたら事件に関係しているのかもしれない……心はそう考えます。

ある朝、心が小学校に来てみると、小屋にいたウサギが死んでいました。

そこにタイミングよくあらわれたのは長谷川翼。心に対して敵意をむき出しにする翼のことを、彼はウサギ殺しの犯人ではないかと考えるようになります。

田中家の放火は防いだが……

ついに田中家の放火が起きる予定の日を迎え、心と文吾は彼の家を警戒します。

しかし、夜になっても放火が起きる気配はありません。そこに和子から一本の電話がかかってきます。

佐野鈴(心の姉)と、彼女の友達・明音ちゃんの行方が分からないというのです。

慌てて二人を探しに出かける心と文吾。しばらくして鈴は見つかりますが、明音ちゃんの足取りは依然として掴めません。

ノートによると、明音ちゃんの失踪事件が起きるのは翌日のはず。過去が変わっていることに気付いた心は、動揺の色を隠せません。

一方、文吾は心の持っているノートに未来が書かれていることを知り、その内容を詳しく見ようとします。

ですが、文吾が逮捕される未来が書かれたノートなど見せられるはずがありません。頑なに開示を拒む心に向かって文吾は怒りをぶつけ、二人の仲に亀裂が入ります。

明音ちゃんはどこに消えた?

夜通し村中を探しましたが、明音ちゃんの居場所は発見できません。

絶望して打ちひしがれる心でしたが、そこに和子が姿を見せます。

彼女は「子どもを守るのが大人の使命だから」と、家族への思いを吐露するのでした。

そんな和子の言葉から、心は彼女が家族と固い絆で結ばれていることを知ります。

その絆は文吾の事件が起こる前だけでなく、起きた後も変わることがなかったのです。

同じ頃、文吾もまた、心の佐野家への強い愛情を知るのでした。そして心と文吾はふたたび手を取り合います。

明音ちゃんの誘拐には長谷川翼が関与している、そう疑念を確信に変えた心は、田中家のノートに残された絵を手がかりに捜索を続けます。

ついに明音ちゃんを発見する心と文吾。彼女は意識を失っていたものの、まだ辛うじて息がありました。しかしその頃、長谷川翼が死んだというニュースが飛び込んできます。

翼は犯人ではありませんでした。だとすれば一体誰が? 謎が深まる中、刑事の金丸は心を犯人と断定するのでした。

ドラマ『テセウスの船』第2話の見どころ

第2話の懐かしネタ「アラホラサッサー」

「平成元年」が舞台と言うことで、昔懐かしのアイテムやネタが頻出するこの作品。

今回も校長の口から「森昌子」や「ピンクレディー」といったアイドルの名前が飛び出していました。

その他に気になったものとしては、おどけた文吾が言っていた「アラホラサッサー」というネタ。

どこかで聞いたことがあると思って調べたら『ヤッターマン』に登場するボヤッキーの台詞でした。

ほかにも細かいネタが盛りだくさんの『テセウスの船』。ぜひ皆さんも探してみてください。

ドラマ『テセウスの船』の犯人を考察

真犯人は誰?現時点での怪しい人物

第1話では、心の父・佐野文吾が犯人であるという可能性が否定されました。

その代わり、今回の第2話では、村中の人間が犯人の可能性として浮上してきます。

数が多いので、ちょっと以下にまとめてみました。

音臼小学校の校長・石坂秀夫

まずは音臼小学校の校長先生である石坂秀夫。

臨時教員となる心の面接では、ピンクレディーのファンだったことが判明しました。見るからに怪しげな相貌ですし、事件が起きた音臼小学校をよく知る人物でもあります。

音臼小学校の教師・木村さつき(麻生 祐未)

続いて音臼小学校の教師・木村さつき。

生徒からの信頼も厚い一方で、未来を知る心の行動を執拗に気にする場面もあり、笑顔の裏に何かを隠していそうな雰囲気があります。

農業を営む青年・徳本卓也(今野 浩喜)

農業を営む青年・徳本卓也も、あまり話す場面がないだけに気になる人物です。

第1話で千夏ちゃんの殺害に使われた農薬は、ひょっとすると彼の用意したものかもしれません。

父の介護をしている田中正志(せいや・霜降り明星)

そして父の介護をしている田中正志。今回の第2話では予定されていた放火を避けることができましたが、それは彼が心たちと一緒にいたからかもしれません。

演じているのは霜降り明星のせいやですが、果たして?

長谷川翼の婚約者・佐々木紀子(芦名 星)

最後に長谷川翼の婚約者である佐々木紀子。作中で語られていたように、メッキ工場で働く彼女なら、事件で使われた青酸カリを用意することも簡単なはず。

翼とのただならぬ関係が気になります。

結局のところ、登場人物すべてが疑わしくなってきた『テセウスの船』。次回も見逃せません!

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