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目次
ドラマ『私たちはどうかしている』1話から最終回まで全話あらすじ・感想
第8話(最終回)あらすじ【公式】(2020/9/30放送)
血のつながりで後継者を選ぶという古い慣習を破る覚悟を決め、遺言書を燃やした大旦那(佐野史郎)。そんな祖父の思いに触れた椿つばき(横浜流星)は、目の症状が悪化する中、除夜祭での七桜(浜辺美波)との対決に必ず勝とうと決意する。
一方、七桜は店を閉めて対決の準備に集中していた。多喜川(山崎育三郎)は、七桜が光月庵に縛られた椿を自由にするために勝ちたいという健気な思いを察する。しかし必死になるあまり、七桜はプレッシャーから初めて御菓子作りを怖いと感じ、スランプに陥ってしまう。その弱気な姿を見て、七桜を励ます多喜川だが…。
その頃、椿に拒絶され、自己嫌悪に陥った栞(岸井ゆきの)は城島(高杉真宙)に椿の子を妊娠したのは嘘だったことを告白する。城島に親の愛を気づかされた栞は、自分の気持ちを押し殺して椿のために心を注ぐ七桜を眩しく思い、ずっと言えなかった真実を話そうと、城島と2人、『花がすみ』を訪れる…。
そんな中、今日子(観月ありさ)は、栞の妊娠が嘘であることを見抜きながらも、無理矢理にでも椿との結婚話を進めようと策略を巡らせていた…。どんな手を使ってでも椿に光月庵を継がせようとする今日子に追い詰められる栞だが…。
夕子(須藤理彩)に遭遇した椿は、3年前、七桜が抱えていた秘密を知る。七桜の気持ちを思い、激しい葛藤を抱える椿。火事の夜の真実を知った七桜。和菓子対決が終われば、勝っても負けても二度と会えなくなる…2人はたまらずお互いの元へと走るが…!?
いよいよ運命の対決が幕を開ける!七桜と椿、光月庵を手にするのは!?そして、ついに謎に包まれた当主殺害事件の衝撃の全貌が明らかに!!真犯人は一体誰なのか――!?
第8話(最終回)ネタバレ・感想
光月庵の職人らに椿と七桜が除夜祭にお菓子対決をすることが知れ渡りました。やはり椿は大旦那の本当の孫ではないのか、という疑念が露わになります。七桜もお店を開けることができないほど、その対決に追い詰められていました。
栞はお客様からの質問に答えられず、城島に助けてもらいました。優しく接してくれる城島に、本当は妊娠なんかしていないということを打ち明けます。
七桜はずっとお菓子対決のことばかり頭にあり、夢には母も出てくるほどでした。椿も18年前の事件のことばかり夢に見るようになりました。
七桜は大旦那の心を留めるようなお菓子がどんなものかわからないと感じ、お菓子対決に焦りを感じていました。七桜はお菓子を作るのが怖くなってしまったのです。そんな七桜を見て、多喜川は七桜も人間なんだと微笑み、弱音を吐いていいんだよと声をかけます。そして、多喜川は自分と結婚してほしい、と七桜に告げます。七桜は混乱します。
そして、城島と栞は花がすみにやってきました。
花がすみで七桜に椿とはなんの関係も持っていない、と栞が打ち明けました。そして、3年前の火事では、椿は七桜の元へ戻ろうとしていた、と言い始めました。そして、光月庵の当主のみが使えるという道具を守ったのは椿ではなく、取りに戻ったのは女将で、椿が守ったということに見せかけたものだったのです。
一方、椿は街中で夕子と出会いました。椿は夕子から、七桜が椿との子を妊娠していたということを聞きます。椿は困惑するばかり。
栞は女将に子供なんていないということを打ち明けました。しかし、女将は栞に誰とでもいいから子供を作ってしまえばいいと言いつけます。
椿は城島から、いつまでカッコつけているのかと言われます。また、七桜も多喜川に3年前の事故での椿の真相を知ったことで動揺しているのではと言われます。
そんな2人はお互い走りだし、橋の上で再開しました。七桜はずっと椿が好きだったと告白しましたが、18年前の事件がずっと脳裏に焼き付いていると言います。そして、お菓子対決が終わったら勝敗に限らずもう会わないと言い泣き出します。そんな七桜を抱きしめ、最後に一夜を共に過ごすことにしました。
そんな除夜祭当日。女将は誰かに電話をしていました。
そして、お菓子対決が始まりました。七桜は冬暖という菓銘のゆずの上生菓子を披露。自分が一番と思えるお菓子を完成させました。
一方、椿はつばき餅を出しました。椿が樹から初めて教わったお菓子です。どちらのお菓子も大旦那様からの評価は高いものでした。大旦那はじっくり考えると言いました。
実は、女将はこっそりとこの対決の様子を襖の奥から聞いていました。そのことに気付いた大旦那は、女将にどちらのお菓子が良いか選ばせることに。
なんと、女将が選んだのは七桜の作ったゆずの上生菓子の方でした。女将は選ばれなかった椿を怒鳴ります。そんな中、大旦那が倒れてしまったのです。
最期、大旦那は椿と2人だけで話がしたいと言いました。大旦那は椿のお菓子について、素晴らしかったものの、自分だけに向けられたものだったと言い残します。そして、そのすぐ後、大旦那は息を引き取りました。椿はもっとお菓子を食べてもらいたかったと涙します。
大旦那の葬式が落ち着きました。そこには、着物ではなく黒のスーツを身につけた椿が。光月庵を出て行くのです。去り際、椿は七桜に絶対に光月庵を潰さないでくれと告げます。
七桜は、母が光月庵にいた頃考えていたという、桜の羊羹を完成させようとし始めます。しかし、それを作り上げるには苦手な赤を使う必要があります。まだ七桜には、恐怖が残っています。赤色を見て苦しむ七桜のもとに女将が現れ皮肉を言います。七桜は、女将がいる限り母が人殺しにされたままになってしまうと確信します。
夕子のお店に女将と親しかった溝口議員が現れます。ちょうど店に来ていた城島が溝口に椿の父なのではないかと尋ねます。しかし、彼は椿の父ではないと言い、本当の父を知っていると言います。
一方、光月庵では女将が受け継がれてきた道具に灯油をかけていました。そこに、包丁を持った多喜川が。そして、女将が灯油に火をつけると七桜はどうにかして消そうとしました。すると、椿が現れました。
火は消え、道具も無事でしたが、椿は多喜川の弟であると知りました。多喜川の父が椿の父だったたのです。
その頃、椿は山口から、18年前の事件の日、七桜の母の包丁を女将が持ち出していたということを聞きます。そして、あの事件の翌朝女将を目撃していたことを思い出しました。女将はアリバイのあるその晩に殺したわけではなく、凶器をすり替えたのです。
では、殺したのは誰なのか。女将は椿の本当の父に七桜の母、無理ならば樹でも良いから殺してと頼んではいました。七桜が生まれてからも樹と七桜の母の関係は変わらないままで女将は耐えられなかったのです。
しかし、その晩多喜川の父は現れず、代わりに殺したのは多喜川でした。多喜川の父は女将にのめり込んでいき、不倫を知った多喜川の母は気を狂わせてしまい自傷行為に走ったのです。
多喜川は母が病院に運ばれたことで父が女将のところへ行けなくなった代わりに、女将の元へいきました。女将と自分の父がもう合わなければそれで良かったのに、樹と遭遇して咄嗟に刺してしまったのです。樹は死に際、百合子、と七桜の母の名を呟きました。それを聞いてしまった女将は、七桜の母に容疑をなすりつけようとし、凶器の刃物をすり替えたのです。
多喜川は、最終的に自分の一番憎かった女将の力になってしまいました。そのことを知ってから、女将を光月庵から追い出そうと決意しました。だから、七桜が光月庵に行くよう仕向けていたのです。
多喜川は女将に包丁を突きつけます。しかし、七桜はやめて、と言います。憎んでいても、女将は椿の母だからです。椿も、多喜川から包丁を奪おうとします。
組合になった結果、多喜川が女将を庇った七桜を刺しかけました。間一髪、七桜は無事でした。多喜川に七桜は、一生許さないけれど、もし真実を知れなかったらずっと父と母が大切にしていた光月庵をずっと憎んだままだった、と言いました。そして、多喜川は自分で呼んだ警察に捕まります。
椿の目の病状はさらに悪くなっていました。
女将は街の道路を一人歩いています。そこで、ある男の子が道路を飛び出してしまいました。虚ろとしていた女将は車に轢かれそうになったその子を助け、「椿」と呟いてから車に轢かれてしまったのです。椿と七桜が病院へ着いた頃にはもう女将の命はありませんでした。
しかし、女将は親族に優先の臓器移植提供の登録をしていました。女将は、椿の目の異変に気付いていたのです。女将が一人の親として椿のことを思っていたことを知った椿は、涙を流しました。七桜もそんな椿を抱きしめました。
一ヶ月後。七桜は女将として光月庵に立っていました。当主として立つことの重圧を感じながらも、光月庵を守り抜いていこうと決心します。そして、赤色の塗料を七桜は手に取ります。
城島はしまやのわらび餅を自分で完成させました。そして、城島は栞にお店を出したら女将として自分を助けてくれと言います。
椿が退院し、七桜は椿を迎えに走り出します。橋で再会した2人。七桜は椿に光月庵に戻ってきて欲しいと言います。自分には椿が必要で、ずっと椿が好きだったと再び伝えます。
そして、2人は橋の上でキスをして、微笑みあったのでした。
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椿が作るお菓子は父との思い出がたくさん詰まったものでどちらも甲乙つけがたいと思います。当主殺人事件の真相が明らかになり、椿の父親が多喜川の父親だということに驚きました。
今日子を憎んでいた多喜川が光月庵を訪れ、そこにいた樹と揉み合いになり刺してしまったということも意外な展開でした。今日子が亡くなってしまったのは早いと思いましたが、実は、息子思いの優しい母親だったということがわかって切なくなりました。
光月庵の呪いから解放されてよかったです。七桜と椿が両思いで安心しました。2人には幸せになってもらいたいです。
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第7話あらすじ【公式】(2020/9/23放送)
新進気鋭の和菓子屋『花がすみ』に、由緒ある五月雨亭の仕事を奪われたことに衝撃を受けた光月庵の面々。名誉挽回のため、椿(横浜流星)は次の週に迫った五月雨亭・新春園遊会の選定会に向け、久々に自分で御菓子を作ることを決める。
そんな中、椿は週刊誌の記者から表向きには病死になっている樹(鈴木伸之)の死について真相を問われる。今日子(観月ありさ)が夫の不貞に逆上して刺したのではと聞く記者。椿は事件当日の今日子の行動を思い出していた…。
一方、七桜(浜辺美波)は偶然栞(岸井ゆきの)に会う。店の名前にあぐらをかいて味を落とした光月庵には負けないと宣言する七桜。なぜ七桜は3年間でこんなに変わってしまったのか?
そこには、今日子からの執拗な嫌がらせがあった。母の無念を思い、正当な跡継ぎとして光月庵を乗っ取ると心に決めたのだった。そんな七桜をずっと支え、お店を出す支援もした多喜川(山崎育三郎)は、椿との関係を気にしながらも、七桜の背中を押す。
選定会が近づく中、椿はテーマの『月』を表現した繊細で美しいお菓子を完成させる。椿の圧倒的な腕前に感動する一同だが、城島(高杉真宙)は腕がある椿が厨房から遠ざかっていることを不満に感じていた…。
選定会当日。七桜は『雲一つない空に輝く月』を表現した御菓子を披露し、審査員の心を奪う。勝敗を前に庭で椿を見つけた七桜は、まっすぐに近づいて行くが…。七桜は椿が厨房から遠ざかっていたある理由に気づき、心乱される。
数日後。大旦那(佐野史郎)の見舞いから戻った椿は、今日子が選定員の市議会議員・溝口(吉沢悠)に根回しをしていたことを知り、今日子への嫌悪感を露わにする。
一方、不正に気づいた七桜は、光月庵の牙城を崩そうと今日子と深い仲である溝口に近づいていた。急に頭角を現した『花がすみ』が気になる椿は、ある予感を抱いて店を訪れる。
七桜と椿、運命の二人の再会を機に、椿を想う栞、七桜を支える多喜川の想いが交錯していく…!
第7話ネタバレ・感想
五月雨亭で出すお菓子が光月庵ではなくなってしまいます。椿は五月雨亭の新春園遊会でのお菓子の選定会で挽回しようと考え、自分でお菓子を作ると言います。
偶然、町で七桜は栞と遭遇。金沢でお店を出すことに、客の奪い合いを恐れないのかと栞は七桜に訪ねますが、七桜は光月庵に負ける気はしないと堂々と宣言します。
自分の店に戻ってきた七桜は、栞に言い過ぎてしまったかと考えるも、泣くことはありませんでした。七桜は光月庵を去っても、光月庵の存在から逃れられなく苦しい思いをしてきました。
母の願いを叶えるためにも、光月庵を乗っ取ろうと考え始めていた七桜。その一歩として自分のお店をくださいと多喜川に懇願していたのです。
光月庵では椿が選定会で出すお菓子・空明を完成させました。上出来の仕上がりに声を上げる光月庵の職人達。そんな裏で、女将は選定員をしている市議会委員・溝口(吉沢悠)に根回ししていました。
選定回当日。七桜は椿を発見しますが、椿は七桜の存在を認識していないようです。椿は目が見えにくくなっていたのです。椿は七桜に気付かないまま去ってしまいました。七桜のお菓子も良い評判でしたが、根回し通り光月庵のものに決まってしまいました。
七桜は選ばれなかったことに落胆したものの、多喜川は女将と溝口に関係があり根回しがあったことを突き止めていました。
一方、椿の目の病状はというと手術しないと失明の可能性があるとまで診断されていました。ですが、手術すると手先の仕事は長くできなくなります。
そして、椿は選定会に選ばれたのは根回しがあったからだということを知りました。椿は女将への不信感を高めるばかり。そして、椿は花がすみを訪ねることにしました。
そんな花がすみには溝口がいました。道で七桜が彼と会って連れてきたのです。溝口は七桜のお菓子を絶賛していました。
大旦那を見舞いに来ていた七桜と病院で鉢合わせた椿。具合を悪そうにする椿に七桜は目が見えなくなっているのではと聞きます。椿は病状を打ち明けますが手術するつもりはないと言答えました。七桜は椿に目の治療を早くしてほしいと考えます。
一方、七桜のことを忘れられない椿のことをずっと思い続けている栞は、女将に椿の子を妊娠していると嘘をついてしまいました。女将は勝手にどんどん結婚の話を進めていきました。そしてその夜、栞は椿に自分を抱いて下さいと懇願しますが、椿は栞を拒絶しました。栞は涙を流します。
多喜川は、夕子のお店で大旦那がもう長くないということを耳にしました。光月庵の次期当主の任命権があるのは大旦那だけ。多喜川は七桜に名乗りを挙げるなら今だと告げます。
病院に行き大旦那に樹の本当の子供は私だと打ち明けに行った七桜。ですが、そこには焦って大旦那を手元に置いておこうと考えた女将が。女将は突然大旦那を病院から連れ戻し家で面倒を見ることにしたのです。
諦めることなく、光月庵を訪ねた七桜。大旦那の部屋に入り、樹の子供だと証明するDNA鑑定書を見せようとします。その瞬間、女将が入って来てその紙を奪い取り破ってしまいました。その様子を見た椿は、ならば自分の父親は誰なのか、と考え出します。そして、その人が樹を殺したのではと女将に問い詰めます。
大旦那はずっと昔樹と七桜の母・百合子の仲を認めなかったことを七桜に告白。全ての根端は大旦那だったのです。七桜は大旦那を許さないと言いますが、それでも、父と母が大事にしていた光月庵が欲しいと言います。
そして、大旦那は除夜祭の日に、より美味しく魂を撼わすお菓子を作ったものに光月庵を譲ると言い出したのでした。
30代
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第6話あらすじ【公式】(2020/9/16放送)
年に一度開かれる大旦那(佐野史郎)の茶会『夕ざりの茶事』当日。七桜なお(浜辺美波)はこの茶会の後にだけ錠が解かれるという樹いつき(鈴木伸之)の部屋に入る機会を狙っていた。茶室で多喜川たきがわ(山崎育三郎)や栞しおり(岸井ゆきの)など大事な来賓をもてなす膳が振舞われた後、椿つばき(横浜流星)が作り上げた美しい『夕顔』の御菓子が出される。
一方、大旦那の遺言書を始末しようと茶会の合間に部屋を漁っていた今日子きょうこ(観月ありさ)は、初座の終わった大旦那と鉢合わせる…!椿の本当の父は今日子が不貞を働いた相手なのかと詰め寄る大旦那。しかし、今日子は意外な胸中を打ち明け、大旦那に掴みかかる。2人は揉み合いになり…!?
後座の準備をしているはずの大旦那が茶室にいないことを不審に思った七桜は樹の部屋へ。しかし錠前の外された室内にいたのは樹の着物を愛おしそうに抱きしめる今日子だった…!15年前に事件のあった現場で当時の記憶がフラッシュバックする七桜。あの日、庭で見た“もう1人の人物”とは!?
七桜は、真実を話して欲しいと今日子に事件のことを問い詰める。その瞳が百合子ゆりこ(中村ゆり)と重なって見えた今日子は、百合子への憎悪を爆発させ、七桜に襲いかかる。食い下がる七桜は、ついに自分が『さくら』であることを宣言!――しかしその言葉を椿が聞いていた…!
一方その頃、屋敷で火事が発生、大騒動が起きていた。危険を知らせに来た山口やまぐち(和田聰宏)に大旦那が行方不明だと聞いた椿は自分が探すと部屋を出て行こうとする。
七桜は椿の背中に「ここで椿を待ってるから」と告げ…。正体がばれてしまった七桜、七桜の裏切りを知ってしまった椿。2人の運命を左右する茶会の夜の全貌、そして“当主殺害事件”の真相とは!?
第6話ネタバレ・感想
大旦那様の夕ざりの茶事がやってきました。光月庵は総出で準備に取り掛かります。夕ざりの茶事では、神前式に乗り込んできた人として七桜は噂されます。椿の作ったお菓子は七桜も羨む出来で、お客様にも喜んでもらうことができました。
そんな中、女将は大旦那の部屋で何かを探していました。大旦那の遺言状です。実は昔、女将は樹に愛されることは無く、その腹いせで他の男と浮気していたのです。大旦那はその現場を見てしまったことで、椿を樹の子供ではないと察していたのです。
そんな風に言い合いをしていると女将が大旦那を突き飛ばしてしまいました。大旦那は血を流して倒れ、彼の持っていたろうそくが畳に落ちてしまいました。女将はその場を逃げるように離れます。
七桜は大旦那が茶室にいないことに気づき、この日にしか大旦那が開けないという樹の部屋へと訪ねることに。すると、女将が樹の着物を抱きしめていました。七桜は、女将に15年前の事件について問い詰めることにしました。
職人として光月庵に入ってきた七桜の母は実は樹の愛していた人でした。そのことを知ってしまった女将は七桜の母を憎んでいました。そして、15年前の殺人事件が起きたのです。七桜が当時の現場に女将がいたと訴えると言い、ついに自分がさくらであるということを告白しました。
ですが、七桜と女将の言い合いを椿は聞いてしまいました。七桜はさくらでは無いと信じていた椿は唖然とします。
一方、光月庵では大旦那の部屋を火元とした火事が。建物中が煙だらけ。茶事に参加した客も逃げることに。城島が椿と七桜の元へ火事が起きていることを伝えにいくと、椿は大旦那を助けようと母屋へ向かいます。火がとても強く、思うように進むことができない椿。七桜は椿を待ってる、と言い、逃げずにそのままいることに。
ですが、城島と多喜川が七桜を助けにきました。そして七桜はお腹を痛めて倒れ込んでしまいました。多喜川に連れてかれ逃げることになりました。
病院で目を覚ました七桜。火事で誰も死ぬことはありませんでしたが、七桜のお腹にいたはずの赤ちゃんは駄目になってしまいました。七桜は大泣きします。
七桜の元に多喜川が寄り添いました。七桜はこれからどうしたいかという問いに、光月庵に戻ることでは無く素直にお菓子を作りたいと答えます。光月庵も椿も忘れることにしました。
一方、椿は光月庵でお菓子作り教室を始めました。椿は火事の後10日間目を覚ましませんでした。その頃にはもう七桜の姿はありません。椿はその後も七桜を探そうとしましたが見つからなかったようです。
そして、顔に怪我をした長谷屋の栞もお菓子教室に。栞は火事の時に椿を助けようと火の中へと入っていったのです。彼女は家に決められた新しい結婚相手がいました。ですが、椿への思いが断ち切れず、突然結婚を破談にします。そして、家出をした栞は光月庵で働きたいと頼みました。
三年後。栞は店の看板娘として働いていました。椿は大旦那の代わりに全てのことを担っています。女将は栞に椿と何もないのか、と尋ね、積極的になるようにと脅すようにアドバイスします。城島もメインのお菓子の手伝いに入ることに。
七桜はというと、花がすみという店の店主になっていました。今まで光月庵が担当していた五月雨亭で出すお菓子が今年は花がすみが作ることになったのです。そして、七桜は今の光月庵には消えてもらう、と口にするのでした。
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樹と百合子が愛し合っていたこと、さくらを光月庵から守ろうとした理由もわかり、今日子が妬む理由もなんとなくわかった気がします。七桜が光月庵を去り店を開いていたのは驚きました。椿とはライバル関係になってしまい2人で和菓子を作っているシーンが見られないのが少し残念です。美しく、たくましくなった七桜がこれからどのように反撃をするのか楽しみです。
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題名のように今日子(観月ありささん)と大旦那(佐野史郎さん)の会話は狂気の世界にも感じました。ドロドロした感じは佐野史郎さんの適役ですね。今日子が遺言書を探していると大旦那に見つかり、言い争いになってもみ合ううちに大旦那が転倒です。後頭部をけがして出血しているのに、手当もしない今日子というのが劇画そのものです。
家庭の育ちにより他人に感情を押し殺して接するようになったと思われる椿(横浜流星さん)を見ていると重苦しいですが、七桜(浜辺美波さん)の和服姿が素敵なので、すべてが救われる感じです。ただ、火事により光月庵は営業上も人間関係も大打撃で、大きな変化が訪れるでしょう。七桜の正体と過去の樹の殺人事件のことも、決着に向かっていきますので、次話で大詰めの前提がそろうのではと期待しています。
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第5話あらすじ【公式】(2020/9/9放送)
七桜なお(浜辺美波)の母を演じていた夕子ゆうこ(須藤理彩)の小料理屋に突然現れた今日子きょうこ(観月ありさ)。卑劣な圧力をかける今日子の異常さを前に、夕子は七桜と関わることから手を引こうと決めるが…。
一方、妊娠しているかもしれない七桜は、椿つばき(横浜流星)への想いと正体を隠している後ろめたさの間で揺れていた。そんな中、結婚式の招待状を送るため椿から実家の住所を聞かれた七桜は、遠いので母は呼ばなくていいと嘘を重ねる。
しかしそこに現れた今日子が、夕子は近くで店をやっているのではと問い詰める!苦し紛れに言い逃れをする七桜だが、椿は夕子に挨拶に行くと言い出す。
店を訪れた椿と七桜から結婚式に招待された夕子は、自分が七桜の母親ではないことを告白しようとするが…。椿が七桜のため、夕子に結婚式に出て欲しいと頭を下げる姿を見て、全てを椿に打ち明けて嘘のない関係になろうと覚悟を決める七桜。
翌日、椿は七桜を連れ夜の庭へ。蛍が舞う幻想的な風景を七桜に見せたかったという椿は、そこで父との思い出を語る。七桜は、意を決し真実を打ち明けようとするが、今日子に割って入られ、タイミングを逃してしまう。
そんな中、大旦那(佐野史郎)は弁護士を呼んでなにやら話をしていた。その脳裏には15年前、『さくら』という女の子が作った御菓子の味が鮮明に蘇っていた…。そして、七桜と椿の結婚式と重なっていた毎年恒例の茶会『夕ざりの茶事』を一週間前倒しにすると決める。それは二人の結婚を認めた意味にもとれるが…。
一方、見合いの席で、七桜の母親が人殺しだという噂を聞いた栞しおり(岸井ゆきの)は、椿の結婚式の日取りが決まったと知り、ある決意をする。
その頃、城島じょうじま(高杉真宙)の部屋に再び行くことになった七桜。そこは、母・百合子ゆりこ(中村ゆり)と暮らした懐かしい部屋。
一人で部屋に残され、昔よく隠れて寝ていた押し入れを覗くと、天板裏に道具箱が隠されていることに気づく!なんとその中には椿の父・樹いつき(鈴木伸之)から百合子に宛てた手紙、そして『七桜へ』と書かれた封筒が…。そこには、二人の運命を揺るがす残酷な事実が記されていた…!
第5話ネタバレ・感想
七桜の母として振舞うことになった夕子のもとに、今日子が突然やってきました。夕子は、勝手な言いがかりをつける今日子に圧倒され、七桜と関わるのをやめようと決めました。
七桜は本当に妊娠していることが発覚し、椿にどう伝えようか困惑します。一方、椿は結婚式に七桜の母を呼ぼうと言います。七桜は言い訳をして断るものの、椿はまずは挨拶をしに行くと言い、夕子のお店を尋ねることに。
夕子は「結婚式には行けない」と頑なに断ります。それでも、椿は夕子に向かって七桜に対する想いを語ります。そして、椿が先に帰った後、七桜は具合が悪くなり、夕子も七桜が妊娠していることを気付きます。
七桜は椿との子がいることを知った時嬉しかったけれど、母は望んでいないのでは、と感じて夕子の前で涙しました。そんな七桜を夕子は慰めます。
百貨店でしまやのわらび餅を売るに当たって、椿が1日出張することになりました。今晩中に出て行くと聞いた七桜は、「椿にその前に話したいことがある」と伝えます。
椿は七桜を蛍の見える場所へと連れてきました。いたずらをして七桜を驚かし、抱きしめた椿。そして、改めて好きだと伝えてキスをします。
七桜はお父さんについてどう思っていたのか尋ね、椿は「憧れだった」と答えます。そして、七桜が全てを打ち明けようとした瞬間、今日子がやってきて、言えず仕舞いになってしまいました。
大旦那が突然、結婚式と同じ日だったはずの夕ざりの茶事を一週間早めると言い出しました。
一方、長谷屋の栞は、新たなお見合いをした際、七桜の母親が人殺しだと言うことを聞いてしまいました。
城島が七桜を自分の部屋にまた呼びました。七桜はまた昔自分が住んでいた部屋に行きたいと考えていたのです。城島が部屋を去り一人残された七桜。昔の思い出の詰まった押入れを覗いてみると偶然ずっと隠されたであろう、道具箱を見つけます。
開けてみると椿の父・樹が七桜の母に送った手紙と、七桜へ、と書かれた封筒が。なんと中身は、七桜の父は樹だということが記された父子鑑定。そして、もう一枚、椿と樹は血が繋がっていないことも書かれている書類も目にします。
自分が光月庵の血を継いでいることを知り、椿の想いを考えると複雑な気持ちになる七桜。椿のためにも光月庵と椿の前から姿を消そうと決めます。
光月庵に栞が訪ねてきました。椿に、七桜の母親が人殺しだという噂について話し始めます。椿は自分の知っている七桜とは別の人だと言ってその場を去ります。
その頃、七桜は多喜川の元を訪ね、椿とは結婚しないと言い出します。しかし、多喜川はそれで後悔しないのかと尋ねられ、光月庵に戻ることを決めました。
光月庵に帰り、椿を目にすると七桜は複雑な気持ちに。椿も七桜への疑念を掻き消すかのように七桜を抱きしめます。そして、椿はお茶会に出すお菓子を夕顔にすると決めたと言います。
早く真相に辿り着かなければと思った七桜は、事件の現場を見に行くことに。しかし、旦那様が倒れた部屋は完全に閉じられていました。そこに現れた山口は、大旦那様が一年に一回、夕ざりの茶事の日だけにその部屋を開きお茶を飲んでいると言います。
大旦那は遺言書を読み上げていました。そこには、もし高月家の血を引くものが現れたらその孫が財産を相続するということが書かれていました。それを聞いた今日子は、椿がこの家の血を引くのだと強調するものの、大旦那は認める気はありません。
そしていよいよ、夕ざりの茶事が迫ってきました。
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30代
30代
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椿は多分心の奥では七桜はさくらかもしれないということに気付いているだろうし、多分自分が15年前に見て言ってしまった目撃発言が本当に正しいのか、ずっと心の中で感じているような気がしました。七桜を本気で好きになってしまった椿は、お菓子作りで気を紛らわせているような、そんな感じがします。ついに来週七桜が真相を打ち明ける?!それを聞いた椿の反応やその後の行動が気になります。
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椿と七桜はどんどん惹かれあっていくのはいいのですが隠し事がまたえぐすぎです。兄妹でないことはいいのですが、七桜が光月庵の正式な孫で、では椿はという疑問と七桜の母の知人の多喜川氏何者かという疑問がいまだ残ります。このドラマは出演者がみんなどうかしています。そしてお着物もお菓子も素晴らしいです。
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第4話あらすじ【公式】(2020/9/2放送)
椿(横浜流星)のまっすぐな愛の告白と率直な問いに、七桜(浜辺美波)はどう答えるのか?そして、椿の反応は…!?一向に出て行こうとしない七桜に苛立ちを募らせる今日子(観月ありさ)は、七桜に大事な得意客にお茶を出すよう命じる。しかしそれは座敷で七桜の作法を試す嫌がらせだった!住む世界が違うと蔑まれ、落ち込む七桜。
そんな中、城島(高杉真宙)と和スイーツカフェに出かけた七桜は、純粋に御菓子の話で盛り上がれる城島に癒しを感じる。実家の和菓子店の名物・わらび餅があるので食べに来るよう誘われた七桜はその夜、離れの従業員の部屋へ。そこはかつて七桜が母・百合子(中村ゆり)と共に住んでいた部屋だった。懐かしさを感じる七桜だが、城島は七桜に急接近!そこに椿が現れて……!?
翌日、七桜は城島が店を辞めることを聞く。城島をクビにしないよう頼む七桜だが、椿は再び冷たい態度に戻ってしまう。二人の仲に亀裂が入ったことに満足げな今日子は、城島にまた金を渡し…。
一方、椿は多喜川(山崎育三郎)の紹介で、投票で1位になれば全国で和菓子が売り出されるというデパートの七夕催事への出店を依頼される。以前同じような催しで注目を浴びた椿だが、その時多喜川は能登の小さな店『しまや』を推薦していたと話す。その店の名前を聞き、ピンとくる椿。実は、『しまや』は城島の実家で、その催しをきっかけに、城島は椿を恨んでいた…。
そんな中、七桜は城島が借金取りに追われていることを知る。病気の父のために借金をしており、父のわらび餅を作れない自分は店を開けられないと話す城島。なんとか実家の店を再開して欲しい七桜は、城島が何か隠していると気付きながらも、意外な行動に出る…!
城島が今日子とつながり、ハニートラップを仕掛ける原因となった椿への恨みとは?そして今日子と多喜川にもなにか因縁が…。さらに、椿を想い続けている栞(岸井ゆきの)は、新たな見合いの席で七桜が『人殺しの娘』だと聞き…!?
第4話ネタバレ・感想
「さくらなのか」と椿に問われた七桜。七桜はさくらではなく花岡七桜だと言い切ります。七桜を信用した椿は、七桜にキスをし共に夜を過ごしました。
翌日。女将が、七桜にお得意様にお茶を出すよう頼みます。無事お茶を出せたものの、タブーである言葉を知らずに口走ってしまった七桜。女将からまたもや咎められる結果になりました。
そんな七桜に声をかけた城島。実家のわらび餅について話し、自分の部屋にわらび餅があると言って部屋に呼ぶことにしました。
七桜は城島の部屋を訪れ話をしていました。そこに七桜を探していた椿が現れます。しかし、城島は椿の目の前で七桜のことが好きと告げます。怒った椿は七桜を連れ戻して部屋を出ました。
次の日、七桜は城島が店を辞めると聞きます。夢を持ってお菓子作りをしていると信じている七桜は、城島のクビをめぐり椿と揉めてしまいました。
実は、城島の実家の和菓子屋は一年前に潰れていました。職人の山口(和田聰宏)はそれに気付き城島を問い詰めます。
椿の元には、多喜川が訪れており、百貨店の七夕フェアで光月庵の和菓子を出してほしいと言われます。そして以前、光月庵も出ていた和菓子フェアで、多喜川はしまやを推薦していたという事を椿は耳にします。
一方、城島に借金の取り立てが来ていて、七桜はそれを見てしまいます。しかし、城島は嘘をついて隠しました。城島が何かを隠していると感付くも、七桜は城島の父が作っていたというわらび餅を再現しようと奮闘し始めます。
椿は、城島の実家のお店が潰れた経緯を知ります。以前フェアにしまやが参加した時、当日の開始直前光月庵の誰かにしまやの自慢のわらび餅を崩され、台無しにされたのです。そのショックから城島の父が亡くなってしまいました。
厨房では七桜が必死にわらび餅を作り続け、何度も味見をさせられる城島。しつこい七桜に夢なんてないと言ってしまいます。その傍ら、椿はなんと勝手に城島の借金を肩代わりしていました。椿は百貨店のフェアでしまやのあじのわらび餅を出すと言い、それの前借りだというのです。そして、七桜はやっとわらび餅の味を完成させました。
催事当日。何者かによって、用意したわらび餅が全て倒されていました。今日子は富岡にも七夕のお菓子を頼んでおり、それを代わりに出すことになりました。
七桜はフェアで最中の試食を勧め出しました。なんと最中の中身は七桜が作ったわらび餅だったのです。わらび餅は大盛況。美味しそうに食べるお客さんを見て城島は涙します。
実は、今日子が何かしでかすと考えた椿が、今まで失敗したわらび餅をダミーにしておき、完成したわらび餅を最中の中に入れて守るということを七桜に助言したのです。以前、しまやのわらび餅をダメにしたのも今日子だったとわかります。
城島はまだ光月庵で働くことになりました。椿は城島に七桜をとられないよう隙を見せるなと嫉妬します。
結婚式の準備に急ぐ七桜。しかし、気分が悪くなることがありました。
そして、結婚式に母親のふりをしてくれた夕子(須藤理彩)を招待することになり、会った時にもらった名刺を探しますが見つかりません。
その名刺を持っている今日子は、夕子のいる呑み処へと入っていくのでした。
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ラブ・ミステリーということで、15年前の殺害事件に毎回触れていくのですが、内容はさておき、横浜流星の和服姿が本当に惚れ惚れしいです。
第4話では、今日子演じる観月ありさを椿と七桜が先回りして嫌がらせを阻止するところが爽快なシーンでした。
昼ドラ感のあるドラマだと思います。好きな人はどっぷりはまるドラマです。
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城島の父のわらび餅を見事に再現した七桜の腕は流石だと思うとともに、あまりの美味しそうなわらび餅を食べたくなるほどでした!あらゆる手を使ってくる女将に対して七桜は母の真相を知り、打ち勝てることができるのか今後の展開もとても楽しみです!
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第3話あらすじ【公式】(2020/8/26放送)
なぜ椿(横浜流星)は『さくら』を憎んでいるのか。その理由を聞いた七桜(浜辺美波)は、自分が知らなかった母・百合子(中村ゆり)の意外な一面に衝撃を受ける。母の無実を信じて疑わなかった七桜の心は揺れ…。
そんな中、七桜の素性を知った今日子(観月ありさ)は七桜を呼び出し、正体を暴こうとジリジリと追い詰める。椿の前で七桜の正体がバレる…と思ったその瞬間、なんと“七桜の母親”だと名乗る人物が光月庵を訪ねてきて…!?
自分の母を名乗る見知らぬ女性に話を合わせ、なんとかその場をしのぐ七桜。知人から頼まれて七桜の母のふりをしたという彼女の話を聞き、七桜は母の手紙を渡してくれた多喜川(山崎育三郎)ではないかと考える。
自分たちの結婚式で出したい御菓子があるという椿は、七桜を古い菓子帳の眠る物置へ連れていく。しかし、隠し事をしている様子の七桜を突然物置に閉じ込める!
途方にくれる中、七桜はふと手に取った菓子帳に見覚えのある母の字を見つける。そこには、桜の御菓子のデザインがびっしりと描かれていた。
再び母の潔白を確信し、多喜川に会いに行こうと決意する七桜。食事を運んできた椿の不意をついて逃げ出すが、待ち構えていたように七桜の頭上に壺が落下!とっさに七桜をかばった椿が右手に怪我を負ってしまう。
翌日、金沢屈指の茶道の流派・草薫会そうくんかいから椿に御菓子の依頼が入る。大旦那(佐野史郎)も招かれている大事な茶会。下手な御菓子を出せば光月庵の看板に傷がつく。右手の怪我のせいで満足な御菓子を作れない椿は、作りたい気持ちを抑え、依頼を断ろうとする。
しかし、椿の気持ちを汲んだ七桜は、茶会の亭主の前で「お任せください」と宣言する。
店を立て直す力になりたいという七桜に動かされ、二人三脚で茶会の御菓子作りを始める。しかし、その先に数々の難関が待ち構えていた…!!
第3話ネタバレ・感想
椿から15年前にさくらの母と椿の父が2人でいるところを見たということを聞かされ、七桜は動揺します。
一方、女将である椿の母(今日子)は七桜の正体を知ります。今日子は七桜に赤い椿が描かれた着物を着せ、七桜の母のことを尋ねます。
七桜は上手く答えられずにいましたが、その時七桜の母と名乗る女性が光月庵を尋ねて来ました。七桜はその女性に話を合わせその場を凌ぎます。
女性を見送る際に、七桜はある男性がその女性に母のふりをしてほしいと頼んだと知ります。七桜はその男性に会わせ欲しいと土下座をして頼み込み、その女性が働く呑み処の名刺をもらうのでした。
七桜は椿に結婚式に出したいお菓子があると言われある部屋に連れられ、結婚の本当の目的を尋ねられます。お菓子がずっと作れると思ったからと答えた七桜は、椿にここは宝の山だと言い残され、その部屋に閉じ込められます。
部屋に一人残された七桜は、母の文字で残された桜のお菓子がたくさん載っている菓子帳を発見します。それを見た七桜は真実を知りたいと奮い立たされ、椿が食事を持ってきた隙をついて、その部屋を逃げ出しました。
しかし、部屋を出ると何者かが七桜の頭上から壺を落とします。椿は七桜を庇い手を怪我してしまいました。椿は今日子の仕業だと言い、部屋に閉じ込めた理由も今日子から守るためだと告白します。
大旦那も出席予定の有名な草薫会から茶会のお菓子を頼まれた椿。怪我もあり断ろうとしましたが、側にいた七桜が引き受けると言い出します。
その後、椿は七桜にお茶を教え始めます。そこに現れた大旦那は、偽りの心を持った椿のお菓子は茶会でも食べない、と告げて去りました。
椿は茶会で『落とし文』を作ろうと考えていると言います。それを聞いた七桜は一晩中落とし文のデザインを考えていました。お菓子作りを始めた七桜に城島が話しかけ盛り上がっていると、椿はどこか不満そうな顔をしています。
茶会当日、椿は一つだけ落とし文を自分で作ると言い出しました。七桜は椿に大旦那との不仲の理由を打ち明け、大旦那は15年前の事件の後から椿の作る菓子を食べてくれないと言います。
一方、茶会に大旦那がまだ来ていないと言われ七桜は探しに行くことになり、そこで、七桜のことを知る謎の男に遭遇しました。しかし長くは話せませんでした。
無事茶会にお菓子を出し、好評を得ることができた椿と七桜。しかし、大旦那はやはり椿のお菓子を食べてはくれません。茶会が終わり、多喜川という謎の男に話を聞くことができ、彼は七桜を見守っているといって去りました。
そして、椿は大旦那がお菓子を包んで持って帰っていたことを知ります。部屋で大旦那が自分のお菓子を食べているところを見た椿は涙を流しました。
嘘はついてはいけないという意味の掛け軸のかかった茶室で、椿は七桜に惹かれていると告白。そして椿は七桜にさくらなのか、と尋ねます。
一方、今日子は城島にお金の入った封筒を渡していました。七桜に壺を落としたのは城島だったのです。
今のところ殺害動機が一番ありそうなのは、今日子かなと感じます。七桜を慕っているように見えた城島は、今日子の仲間だったことが分かりました。これは予想通りでしたが、結構椿を嫌っているようだったのでその理由が気になるなと思いました。
次回はその城島が七桜に近づき、椿と七桜の仲をかき乱すようなので、展開が楽しみです。
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後でその犯人が女将と手を組んでいる城島の仕業だった事が分かり、さらに何か企む形で終わっていますので、次回も楽しみです。多喜川と七桜が再会した事も椿の和菓子を大旦那が一人隠れて食べるシーンも良かったです。
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第2話あらすじ【公式】(2020/8/19放送)
光月庵で暮らし始めた七桜(浜辺美波)に、下っ端の職人として洗い場の仕事を命じる椿(横浜流星)。厨房では椿の結婚をぶち壊した女として同僚の職人たちから後ろ指を指されながらも、七桜は大好きな和菓子作りに囲まれることに喜びを感じていた。
そんな中、作業を助けたことで親しくなった見習いの職人・城島(高杉真宙)の話から、15年前、先代の樹いつき(鈴木伸之)が亡くなった事件の後、光月庵の従業員が総替わりしたことを聞く。
七桜は事件当時のことを知る古参の客から話を聞くべく、ある方法を思いつく…。
翌日。光月庵では神社の祈晴祭の大量注文が入っている日に七桜が得意先の呉服店“白藤屋”の注文を受けてしまったことが問題に。七桜は、店が忙しい日なら御菓子を作り自分で届けに行けると思ったのだ。
祈晴祭の日。御菓子を届けるため一人白藤屋を訪れた七桜。しかし、箱を開けると、なんと白藤屋特注の御菓子が台無しにされていた!
パニックになる七桜の前に現れた椿は「嘘をつくからこんなことになる」と、七桜を抱え上げ…。七桜の不審な行動に気づき後を追って来た椿だが、何者かが御菓子に不吉ないたずらをしていたことで、光月庵は大切な得意先を失う危機に。
店に戻った後、出来上がった御菓子を女将の今日子(観月ありさ)が珍しくチェックしていたと聞いた七桜は、今日子が自分を追い出すために御菓子に細工したことに気づき今日子の元へ!
七桜の荷物をまとめ出て行くように言い渡す今日子。嫌悪感を爆発させ、七桜を追い詰める今日子だったが、七桜に手を差し伸べた椿は、なんと白藤屋から七桜を指名して注文が入ったと告げる…!
その頃、白藤屋には謎の男・多喜川(山崎育三郎)の姿があった…。
翌日から、七桜に光月庵の餡を教えるため、椿の一対一の指導が始まる!しかし、ベテラン職人・富岡とみおか(岡部たかし)の不満に気づいた今日子の差し金で、二人は厨房を使えなくなってしまい…。
大旦那(佐野史郎)に直談判する椿だが、七桜はそこで椿と大旦那の驚くべき確執を目の当たりにするのだった…!!
第2話ネタバレ・感想
光月庵で七桜の任された仕事は洗い物でした。祈晴祭の奉納菓子作りに店総出で取り掛かり大忙しの光月庵。七桜は、一番長く働いている人でも10年で、常連さんの方が長い付き合いだということを城島から聞きます。
それを知った七桜は、常連さんに話を聞けば15年前の事件の手がかりがつかめるかも知れないと思い、注文履歴を見返し、白藤屋を見つけます。
次の日、職人の富岡(岡部たかし)は、白藤屋からの注文が入っていたことに怒り出しました。七桜が注文を受けたと言います。納品日は祈晴祭と同じ日。そこで七桜は自分で作り自分で届けると言い出します。椿は、お菓子は自分で作り、届けるのを七桜に頼むということで妥協しました。
白藤屋に七桜がお菓子を届けると、中身を見た白藤屋の女将が叫び声をあげます。お菓子は真っ赤に着色されていたのです。七桜は赤色のお菓子を見て倒れます。
そこへ椿が現れ、意識が戻った七桜と一緒に謝罪し帰ります。椿は、嘘をついた罰だと言います。七桜が注文を届けにいく前に白藤屋に確認の電話を入れていた椿は、そんな注文はしていない事を知ります。
光月庵に戻った七桜が厨房でお茶を飲んでいると、城島がやってきてお菓子についての愛を語り合います。そして、女将が今朝白藤屋に持っていくお菓子をチェックしていた事を聞きます。
急いで自分の部屋に戻ると、女将が七桜を追い出そうと荷造りをしていました。七桜は、椿に言われるまではここを去らないと断言します。
女将は七桜に花瓶の水を引っ掛け、七桜の大事な荷物を池に捨てると、そこへ椿がやって来ます。
白藤屋から七桜の作る最中を注文されたと言い、七桜にはまだここに残ってもらうと言います。椿は光月庵の餡の作り方を七桜に教えることにしました。
しかし、2人の存在をよく思っていない富岡。それを女将が利用し、富岡に厨房を自由に仕切って良いと告げます。そして、富岡は七桜を厨房から追い出しました。
それを見た椿は大旦那に厨房を仕切る権限を欲しいと頼みます。しかし、厨房を仕切る許しをもらうことができませんでした。光月庵は昔のある出来事から、血縁を大事にするようになったと言います。椿は女将の不貞でできた子だと大旦那は思っており、血のつながりがない者は店を継げないと突き放します。
夜中、厨房をひっそりと使おうと考えた七桜。そこに城島がやって来ます。
一方、椿は富岡を嵌めて呼び出し、弱みを握ることで、厨房を返してもらうことになります。そして、厨房へと行った椿は、城島と仲良さげな七桜を見て少しやきもちを焼きました。
七桜は椿に餡子への愛と思い出を語り、椿は餡子は自分を映す鏡だと言います。椿は七桜に自分が本当に美味しいと思う餡子を作ってみろと言いました。七桜は、豆の食感を残し、甘さ控えめにした餡子を提案しました。そして、この餡を使った最中を白藤屋に持っていくことにしました。
しかし、白藤屋に持って行った餡子は昔ながらの光月庵の最中でした。白藤屋の女将は懐かしみ、落ち着く味に喜びます。
白藤屋の信頼を取り戻すことができた七桜ですが、椿は相談もなしに持っていく最中を変えたことに腹を立てます。
帰り道、椿の提案で夫婦らしく手をつないで歩きます。七桜は、大旦那ときちんと話をしたら結婚をわかってもらえるかもしれないと言いますが、椿は考えが甘いと言い手を離してしまいました。
大旦那から白藤屋の信頼を取り戻したことを褒められた七桜は、家族の夕食の席に呼ばれます。椿が席を外した際に大旦那は椿を貶す発言をすると、七桜は椿を擁護し愛していると言います。
しかし、大旦那は部屋も別々だし嘘をついていると激怒しました。椿は七桜をかばい、その日から同じ部屋で過ごすことにします。
背を向けながら布団に入った2人。椿は、昔「さくら」という名前の女の子がこの家にて、暗い家の唯一の灯りだったと話し始めます。
椿の話を聞いているうちに衝動に駆られて七桜は椿を抱きしめます。そして、椿は七桜にキスをします。七桜は、さくらが現れたらどうするのかと尋ねます。椿は「俺の前から消えてもらう」と答えます。
その頃、女将の元に誰かがやって来ていました。女将は七桜の素性を調べさせていたのです。
七桜が宗寿郎に責められているところに椿が助けに来たのはきゅんとしました。嫌いな相手なのに好きになってしまいそうな気持ちがよくわかりました。最中を食べているシーンでは、昔ながらの味が好きだという人がいてくれると作っている方は嬉しいのではないかと思いました。七桜が作った餡子もおいしそうでした。
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また、祖父に後継ぎだと認めてもらえず、切ない椿の姿もとても良かったです。そして七桜のことをどうにか追い出そうとする、姑の迫力ある演技、特に歌うシーンが怖かったです。
祖父が急に物を投げつけ、七桜に迫るシーンが、印象に残りました。最後に椿に桜が見つかったらどうする?との問いに表情がかわり、消すといったときの表情が忘れられません。
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心の奥底に深い謎を秘めた光月庵当主に扮した佐野史郎の、深みのある演技が良かったと思います。
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第1話あらすじ【公式】(2020/8/12放送)
花岡七桜(浜辺美波)は和菓子作りに情熱を注ぐ才能溢れる若き和菓子職人。
ある日、贔屓の客で茶道の宗家の娘・真由まゆ(小島藤子)に頼まれた七桜は、結婚式の引き出物を決めるための和菓子対決を受けて欲しいと頼まれる。
自分の御菓子を大勢の人に食べてもらえるチャンスに心踊る七桜だが、対決相手が創業400年の金沢の老舗和菓子屋“光月庵こうげつあん”だと聞き絶句。それは15年前、七桜から全てを奪った店だった…。
15年前―。和菓子職人だった母・百合子(中村ゆり)とともに光月庵に住み込むことになった幼い七桜は、光月庵の同い年の一人息子・高月椿(横浜流星)と出会い、和菓子作りの面白さに目覚めていた。
明るく人懐こい椿と優しい百合子と共に幸せな日々を過ごしていたある日、明け方の雷鳴に目を覚ました七桜は、母屋へ。椿が咲き乱れる庭の先で七桜が見たのは、血まみれで立ち尽くす椿と、その足元で息絶えている椿の父・樹いつき(鈴木伸之)の姿だった。
従業員たちが駆けつける中、椿は父親を殺したのは百合子だと証言する…!椿の一言で殺人犯の娘となり全てを失った七桜は、血の“赤”が怖いという致命的なハンデを抱えながらも、和菓子作りだけを心の支えに生きてきたのだった。
その光月庵が相手と知り、和菓子対決を辞退する七桜。そんな中、住み込みで働いていた店から突然解雇されてしまう。原因は、毎日店に届く『花岡七桜の母親は人殺しです』というメールだった。
雨の中行き場を失った七桜は、見知らぬ男・多喜川たきがわ(山崎育三郎)から母から預かっていたという手紙を渡される……。今は亡き母の思いを知った七桜は、長い黒髪をバッサリと切り落とし、光月庵との和菓子対決に臨む覚悟を決める。
和菓子対決当日。15年ぶりに顔を合わせた椿の冷たく自信に満ちた姿を前に、思わず体を強張らせる七桜。椿が七桜の正体に気付かない中、七桜は“食べる人への想いを込める”気持ちで持ち直す。対決の御菓子のテーマは“桜”。七桜と椿、二つの才能が織りなす美しい和菓子対決の行方は…?
対決の後、七桜を待っていた椿。椿は“初対面”の七桜に、突然プロポーズして…!?七桜と椿、2人の波乱に満ちた運命が動きだす―――!
第1話ネタバレ・感想
花岡七桜は、修行中の和菓子職人。ある日七桜は、贔屓の客の真由(小島藤子)から結婚式の引き出物を作って貰えないかと頼まれます。
しかし、真由の婚約相手側の贔屓の和菓子屋との対決に勝つ必要がありました。その和菓子屋は七桜の恨みがある「光月庵」だったのです。
15年前。和菓子職人であった七桜の母・百合子の仕事先の光月庵に住み込むことになった七桜。高月庵の息子・椿と次第に仲良くなり、共にお菓子作りを楽しむ日々を過ごしていました。
しかしある雷雨の日の夜、七桜が目覚めて部屋を出ると、椿の足元で血を流し倒れている椿の父・樹の姿を目撃します。そして、椿は犯人を七桜の母だと言い出したのです。
突然殺人犯の娘になってしまった七桜は、お菓子作りだけを生きがいに一人で生きることになりました。
七桜は、これまで住み込みで働いていた和菓子屋から追い出されてしまいました。七桜の母親は殺人犯だというメールがお店に届くようになっていたのです。
行き場を失ってしまった七桜。そこに謎の男性が現れ、七桜の母からという手紙を渡されます。
そこには、「私は何もしていない」という文字。母の思いを受け取った七桜は、光月庵との対決を引き受けることにしました。
対決当日。久しぶりに椿と対面した七桜でしたが、椿に冷たく扱われ悔しくなります。真由の思いを胸に、逃げずにお菓子作りを続ける七桜。
椿は、薄墨桜をモチーフにしたお菓子を出したのに対し、七桜は華やかな桜ではなく葉桜のお菓子を作りました。葉桜に込めた思いを語り、手応えを感じた七桜でしたが、帰り際に光月庵には逆らえないと話し合っているのを見てしまいます。
落胆しながら帰宅する七桜は椿を見かけます。無視して通り過ぎようとしたその瞬間、椿は七桜を引き止めて急にプロポーズをしてきます。
驚いた七桜でしたが、15年前の真実を突き止めようと結婚を承諾します。憎んでいる相手と結婚するなんてどうかしていると七桜は思いました。また、椿は七桜のことを覚えていないようでした。
七桜は、真由に光月庵のお菓子を一度食べさせてほしいと頼みます。そして、昔と味が変わっていることに気付きます。
椿に本当に結婚を受けるならば来いと言われた時間に七桜は、光月庵を訪れます。見習いの城島の案内で椿のもとへ行くと、なんと椿は神前式の最中でした。
椿は、老舗旅館の娘である長谷栞(岸井ゆきの)と政略結婚をする予定だったのです。七桜は、式に乱入して手作りの手土産を差し出しました。そして、椿は七桜と結婚すると宣言し、キスをしたのです。
椿の母・今日子がその場を一時収めましたが、椿は本気で七桜との結婚を考えていると断言します。
幼い頃、七桜はあまり今日子を見かけた記憶はなく、母屋に入ったことを咎められたことくらいしか覚えていませんでした。
病気で寝込んでいるはずだった大旦那・宗寿郎が出てきて、今日の式の中断を申し出ました。それに続き、椿は土下座し、光月庵の業績が悪く15年前に先代をなくしてから店が変わり、金銭援助では店は変わらないと語ります。
それを聞いた大旦那から、3ヶ月で成果を出さなければ七桜とここを出ろと言われてしまいます。
部屋に戻った七桜と椿。椿は、自分の力で店を変えてみせると言います。
七桜も、椿を好きで結婚したのではありません。お互いの思惑がありながら結婚の契約が成立したのでした。
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しかし、浜辺美波さん、横浜流星さんの芯の通った演技力、目線、ストーリーの展開も合わせて、次回も観たいと思わされる力のあるドラマだったと感じます。久しぶりにドラマで見た観月ありささんの貫禄のある存在感や艶やかさ、これから浜辺美波さんとどのような絡みが起きてくるかにも注目しています。
ドラマのタイトル通り、親の仇をうつために将来をかけた浜辺美波さんと横浜流星さんが、単純に恋に落ちていきどうかしている、という展開ではなく、ひとひねりもふたひねりもある内容となっていく事を期待しています。
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出演者が美男美女ぞろいなので、その点は目の保養になりました。また、和菓子が美味しそうだったのがよかったです。
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「俺と結婚しない?」と言う椿と「いいよ、しましょう結婚」と答える美桜、ラブロマンスになるのか?と感じました。ここでまさに【私たちはどうかしている】と思いました。
この後、美桜を良く思わない椿の母や、光月庵の当主で祖父など、この家に嫁ぐ事になった美桜にどう関わって行くのか、ドロドロの展開に期待がかかります。2話を楽しみにしたいと思います。
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ドラマ『私たちはどうかしている』作品情報
【放送日】毎週水曜日 夜22:00~
キャスト
- 浜辺美波
- 横浜流星
- 高杉真宙
- 岸井ゆきの
- 和田聰宏
- 岡部たかし
- 前原滉
- 草野大成
- 山崎育三郎
- 須藤理彩
- 中村ゆり
- 鈴木伸之
- 佐野史郎
- 観月ありさ
製作・スタッフ
- 原作/安藤なつみ
- 脚本/衛藤凛
- 演出/小室直子、猪股隆一、明石広人、水野格
- 監修/越純一(和菓子)
- プロデューサー/ 鈴間広枝、松山雅則
放送日・視聴率
放送日 | 話数 | 視聴率 | サブタイトル |
---|---|---|---|
2020/8/12 | 第1話 | 9.6% | 美しくスリリングな和菓子の世界の幕開け! 波乱に満ちた2人の運命が動きだす――! |
2020/8/19 | 第2話 | 7.8% | 光月庵に乗り込んだ七桜に、様々な試練が立ちはだかる! そして、椿と大旦那の驚くべき確執とは…!? |
2020/8/26 | 第3話 | 8.2% | 七桜の正体を暴こうと暴走する今日子! 二人三脚で茶会に挑む七桜と椿を阻む壁とは!? |
2020/9/2 | 第4話 | 8.4% | 七桜は正体を椿に明かすのか!? 城島が七桜に急接近! 今日子と手を組む訳とは!? |
2020/9/9 | 第5話 | 9.2% | 椿に全てを打ち明けようと決める七桜。 そして、二人の運命を揺るがす残酷な事実とは…!? |
2020/9/16 | 第6話 | 9.6% | ついに正体を明かす日が…! そして、七桜の裏切りを知ってしまった椿は…。 |
2020/9/23 | 第7話 | 9.3% | 七桜と椿が運命の再会! 交錯していくそれぞれの想いとは…!? |
2020/9/30 | 第8話 | 9.6% | 運命の対決! 七桜と椿、光月庵を手にするのは!? そして、真犯人と事件の全貌が明らかに! |
ドラマ『私たちはどうかしている』はどんなお話?あらすじを解説
母の無実を晴らしたい娘、店を取り戻したい息子が「共犯者」となって立ち向かう!
遡ること15年前。
花岡七桜は、老舗の和菓子屋「光月庵」で住み込みで働く母と共に暮らしていました。
幼い七桜は、光月庵の息子・高月椿に淡い恋心を抱きます。同い年の椿は、天真爛漫でいつも七桜に優しく、憧れの存在でした。
和菓子を通して淡い恋を育てていた2人に、ある悲劇が訪れます。それは、光月庵の若旦那(椿の父)が何者かに殺害されたこと。現場に唯一居合わせた椿は、その犯人を七桜の母親だと証言しました。
母は容疑を否認しましたが、警察に信じてもらえることはなく逮捕。七桜は光月庵を追い出されてしまいます。仲良しだった幼い2人は、この事件で「加害者の娘」「被害者の息子」という複雑な立場におかれることになりました。
それから15年。
21歳になった七桜は、母と同じ和菓子職人の道を歩んでいました。15年前の事件のトラウマから、和菓子に赤を使うことができないトラウマを抱えて……。
そんなある日、七桜に転機が訪れます。
茶道の宗家の娘・真由から、結婚式の引き出物に出す和菓子対決に参加してほしいと頼まれたのです。自分の実力を試すチャンスだと思い、大喜びで引き受ける七桜。
しかし対決する相手が、母親を人殺しに仕立てた和菓子屋・光月庵と知り絶句。こうして七桜は、かつての初恋の相手・椿と再び出会うことになりました。
七桜に再会した椿は、彼女を見ても幼馴染だとは気づきません。そして15年の月日は、椿を複雑な立場へと追いやっていました。老舗とは名ばかり、味も落ち名声に縋るばかりとなった月光庵。その月光庵を、椿はずっと「変えたい」と願ってきたのです。
椿は和菓子対決で七桜の実力に目を付け、父を殺した職人の娘と知らないまま結婚を持ち掛けます。七桜は、月光庵に入りこんで母の無実を証明すべく、その申し出を受け入れます。
母の無実を証明したい娘と、ドロドロしたしがらみから店を救いたい椿。利害が一致した2人は共犯者となり、共に月光庵の闇に立ち向かうのですがーーーー?
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— 【公式】私たちはどうかしている (@watadou_ntv) July 12, 2020
ドラマ『私たちはどうかしている』の原作紹介
ドラマ『私たちはどうかしている』の原作は、講談社BE・LOVEで連載されている同名タイトルの漫画です。
2020年8月現在に13巻までが発売され、完結はしていません。
※椿の父親・樹殺害の真相や犯人については、コミックス7巻で詳しく読めます。が、その後に新たな展開も……? ぜひ原作でお確かめください。
『私たちはどうかしている』のコミック原作はこちら
ドラマ『私たちはどうかしている』の主題歌紹介
『私たちはどうかしている』の主題歌は、東京事変が歌う『赤の同盟』。
和とデジタルが絡み合う迫力あるサウンドが、七桜と椿の複雑な恋情を描いているようです。
また、悪い意味ではびこる「古い老舗の文化」を暗示させる、令和だからこそのレトロ感にもご注目ください。
東京事変の新曲「赤の同盟」が、8月12日(水)スタートの日本テレビ系新水曜ドラマ『私たちはどうかしている』の主題歌に決定しました。どうぞご期待ください。
あわせて、最新写真も公開しております。https://t.co/IvmaXShaKY pic.twitter.com/wkNOdP0r2k— SR猫柳本線 椎名林檎・東京事変オフィシャル (@Nekoyanagi_Line) July 19, 2020
ドラマ『私たちはどうかしている』登場人物紹介
※ストーリーに関わる重要なネタバレがあります。ご注意ください。
花岡七桜/渡辺美波(幼少期:宮崎歩夢)
老舗の和菓子屋「光月庵」で働いていた女菓子職人の娘。母親が働いていた当時は5歳(原作より)。
住み込みで働く母と共に光月庵で暮らす中で、若旦那の息子・高岡椿に恋心を抱きます。また母と椿を通して和菓子作りに目覚め、自身もいつか和菓子職人になりたいと願うようになりました。
しかしある日、光月庵の若旦那が殺されたことで生活が一変。現場にいた椿が「犯人は七桜の母親」と主張したため、2人は店を追い出され母は逮捕されてしまいます。その後、母は無実を主張しながら裁判中に死亡。
初恋の人・椿の一言で「殺人犯の娘」となった七桜は、血の色である赤に恐怖を抱くというトラウマを背負いながら、母の後を継いで和菓子職人を目指します。
そして15年後。和菓子職人として成長を遂げた桜は、顧客の願いで参加した和菓子対決で椿に再会。椿は七桜を幼馴染と認識していませんでしたが、彼女の腕を認めて「結婚してほしい」と願い出ます。
母の無実を晴らすため、七桜は過去を隠して椿との結婚を決意。そして彼女は、老舗の和菓子屋を巡る陰湿な罠に巻き込まれて行きます。
※以下、原作より。
心優しく正義感が強く、思いやりに溢れる女性です。
世間では殺人犯となった母の潔白を信じ、そのためなら身を厭わないほど強靭な精神力の持ち主。しかし母のことを抜きに和菓子への想いは本物で、「しがらみばかりの光月庵を立て直したい」という椿に共鳴していきます。
また、子供のころには知らなかった椿の境遇を知り、彼の辛い立場に理解を示すように。椿との結婚を反対する親族たちの嫌がらせを受けながらも、確かな職人の手で壁を乗り越えようと奮闘します。その思いはいつしか、椿の心を動かすのでした。
「母の潔白を証明したい」という目的のため椿を利用した形になった七桜も、次第に彼に本気で惹かれるように……。また彼女の出生には、彼女さえも知らない秘密が隠されています。
母と自分の運命を変えた椿への想いに、彼女はどう決着をつけるのでしょうか。
高月椿/横浜流星(幼少期:森島律斗)
老舗の和菓子屋「光月庵」の跡取り息子。
幼いころに住み込み職人の娘・七桜と仲良くなり、七桜にとっては初恋の男の子です。店の若旦那である父が殺害された際、犯人を七桜の母と言ったことで関係は崩壊。以後、七桜に会うことはなくなりました。
それから15年後、ある事情で行われた和菓子対決で七桜に再会。かつての幼馴染とは気づかないまま、彼女の腕前に惚れこみ、プロポーズをしました。その後、幼馴染の婚約者・栞との結婚を破棄し、七桜との結婚を選びます。
顔立ちも良く和菓子作りの腕前も確かな椿でしたが、老舗の名に胡坐をかく光月庵とは対立。光月庵の経営も上手くいっておらず、椿の結婚も栞の親の援助を見込んでのものでした。かつての光月庵を取り戻すため、椿は七桜の腕を利用しようとします。
※以下、原作より。
光月庵の跡取りであった若旦那の息子でありながら、大旦那の祖父には「跡取りではない」と否定されています。その理由は、椿が若旦那の子ではないと疑われているため。
祖父には冷たくされ、母親(女将)の今日子にも愛情をかけられたとは言えず、椿は常に孤独を強いられてきました。そんな彼は、利用するために近づいた七桜を次第に愛するようになります。父親の仇と信じている幼馴染が、本当に愛する相手と知ったときの反応は……?
長谷栞/岸井ゆきの
老舗の名旅館「長谷屋」の三女。椿の婚約者。
名家の娘でありながら、姉たちの陰に隠れがちで自己評価も低め。椿と挙式までいったものの、椿のプロポーズを受け入れた七桜が乱入したため、その場で破談になってしまいます。
それでも椿のことを思い続けるところに、彼女の芯の強さがあります。
高月今日子/観月ありさ
椿の母親、光月庵の女将。
加賀御三家の血を組む名家の令嬢で、彼女を気に入った大旦那からの縁で跡取り・樹(若旦那)と結婚します。樹の死後は、彼女が光月庵を仕切ってきました。プライドが高く、七桜が小さいころには「使用人の娘」と辛く当たった過去も。
椿が光月庵を継ぐことにこだわり、そのためには手段を厭わないほど。名のある旅館の令嬢・栞と椿の結婚を希望していたため、七桜に嫌がらせをはじめます。椿と七桜を引き離すため、あの手この手で邪魔をしようとします。
※以下、原作より(重大なネタバレがあります)。
従業員を使って椿に嫌がらせをしたり、議員に賄賂を渡している疑いがあったり、とにかく黒い噂が耐えない女性です。七桜がかつて光月庵にいた子供とは気づきませんが、彼女の素性には疑いを抱きます。
彼女も最初から歪んだ人格だったわけではありません。乞われて樹と結婚したものの、指一本触れてもらえずに辛い思いをしていました。その寂しさが、彼女を不倫に走らせます。
椿が樹の子ではないと疑われていることを知りながら、高月の血を引く子供だと言い張ります。
高月宗寿郎/佐野元春
光月庵の大旦那、椿の祖父。老舗の店への愛、守りたいという気持ちは人一倍です。
息子であり若旦那の樹が亡くなってから、ショックのためか体調を崩しがち。孫の椿のことを好いておらず、冷たい態度を見せることも少なくありません。可愛がっていた樹の一人息子なのに、椿を遠ざける理由は……?
※以下、原作より。
実は「椿は樹の息子ではないのでは」と疑っています。「店の技術は血統にのみ存続させたい」との考えから、椿を跡取りにすることには否定的。血のつながった親族しか信じないことにも理由があります。
高月樹(故)/鈴木伸之
椿の父親、光月庵の跡取り息子で、将来を期待されていた若旦那。
穏やかで優しく、菓子作りの腕前も確かな人物でした。ところが15年前、何者かに刺されて亡くなります。
※以下、原作より(重大なネタバレがあります)。
親が決めた政略結婚で今日子と結婚するも、愛することができずに彼女を苦しめます。
そればかりでなく、樹は本当に愛した女性を店で働かせて今日子を苦しめました。樹が愛した女性……それが美桜の母親・百合子でした。
ドラマ『私たちはどうかしている』のみどころ
原作漫画は、可愛らしいイラストからは想像ができないほどの重い展開です。
話が進むごとに「老舗」という肩書の罪深さが浮き彫りとなり、七桜や椿の境遇もしがらみが生んだ悲劇であることを意識せずにはいられません。
物語の中で終始悪役である女将も、老舗和菓子屋が生んだある種の犠牲者です。彼女の悲劇が明らかになるごとに、優しい人だったはずの若旦那の冷酷さ、大旦那の勝手さも目に付くようになります。そして、七桜が愛している母・百合子の別の一面も……。
どんなに優しい人にも、違う一面があること。意地悪そうな人間にも、そうならざるを得ない理由があること。そのすべてが、「老舗」を守る犠牲から始まっていること。
ストーリーを読み進めるうちに、こうまでして守らなければならない「老舗」とは何なのか? を考えさせられます。
物語の中の七桜と椿からは、「こんな悲劇はもう終わりにしたい」という叫びが聞こえてくるようです。
令和の若者が昭和や平成から新しい時代を築くように、2人も新しい老舗の形を作るために戦います。
読んでいるうちに、真摯な2人を応援したくなりますよ。もちろん、横浜流星さんと渡辺美波さんの演技にもご注目ください!
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