『鍵のかかった部屋』ドラマの動画を無料で1話から最終回まで視聴する方法

鍵のかかった部屋

この記事では、ドラマ『鍵のかかった部屋』を見逃がしてしまった方に向けて、1話から最終回まで視聴する方法をまとめて紹介しています。

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ドラマ『鍵のかかった部屋』1話から最終回までのあらすじネタバレ一覧

第11話「最後の密室事件~榎本が、いなくなる日」

榎本径(大野智)が不在の中、青砥純子(戸田恵梨香)と芹沢豪(佐藤浩市)は事件の検証を行う。そして、榎本は犯人ではない、と純子が断言したとき、榎本が釈放されたと連絡が入る。専務の久永(中丸新将)が犯行を自認したからだ。拘置所で純子と接見した久永は、睡眠中の無意識のうちに社長を殺害したのかもしれない、と弱気になっていた。その後、榎本は、副社長の穎原雅樹(鈴木一真)らに、社長が狙撃事件を自作自演したのは、社長室に隠した何かを守るため、窓を防弾ガラスに交換させたかったからだろう、と話す。

榎本は、自分のことを通報した犯人が自分と社長との因縁を知ったのは、社長室での純子との会話を盗聴していたからだと推測。そんなことが可能な人物は誰か、考えを巡らせた榎本は、第一発見者の窓拭きのスタッフ・佐藤学(玉木宏)に会いたいと雅樹に申し出た。やがて、榎本と純子の前に佐藤がやってくる。純子は佐藤に、社長が倒れていた場所を尋ねた。佐藤がキャビネットの方を指すと、榎本は窓の外からだとそこは見えないはずだと指摘。佐藤は「ゴンドラが上がったときに見えた」と証言した。

そんなとき、芹沢からの電話で純子が退室。榎本と2人きりになった佐藤は、社長室にいる違和感を口にした。自分は、ガラス越しに眺めることしかできない存在だ、と話す佐藤。そして、あなたも自分と同じ側の人間だろう、と榎本の様子をうかがい…。

放送後に更新させていただきます。

放送後に更新させていただきます。

第10話「榎本さん、あなたが殺したんでしょう?」

榎本径(大野智)は、青砥純子(戸田恵梨香)、芹沢豪(佐藤浩市)とともに芹沢が顧問弁護を務める介護サービス会社「ベイリーフ」にやってくる。同社の社長室や役員室が入る会社最上階のセキュリティー強化を依頼されたのだ。社内を調査した榎本は、社長の穎原昭造(佐々木勝彦)らに必要なシステムを説明、後日、工事が行われることとなった。

ところが数日後、榎本が工事にやってくると、穎原が社長室で死んでいた。連絡を受け駆け付けた純子と芹沢に、穎原の甥で副社長の穎原雅樹(鈴木一真)は、穎原の死因が頭部打撲による脳出血であること、社長室が密室だったことを明かした。刑事の萬田(丸山智己)は、社長室に唯一入出可能だったという理由で専務の久永(中丸新将)を警察署に連行。しかし、久永が犯行を否認したため、芹沢は榎本に事件の調査を依頼した。

榎本が検証を続ける間、純子と芹沢も事件について考察を重ねた。そんなふたりを、ボロボロのスニーカーを履いた男が付け狙っていた。

やがて、何かに気づいた榎本が、雅樹らにその事実について説明を始めたとき、刑事の鴻野(宇梶剛士)が入ってきた。さらに、窓の外には、掃除用のゴンドラに乗った清掃会社スタッフの佐藤学(玉木宏)が現れる。上昇するゴンドラから一瞬見えた学は、あのボロボロのスニーカーを履いていた。榎本と佐藤の視線が交錯、この後、榎本は窮地を迎えることになり…。

放送後に更新させていただきます。

放送後に更新させていただきます。

第9話「榎本、逆プロポーズされる」

榎本径(大野智)は、とある貿易会社の事務所で厳重な鍵と防犯カメラを設置していた。同社長室では、榎本の紹介で法律相談を依頼された青砥純子(戸田恵梨香)と芹沢豪(佐藤浩市)が、社長・富樫(岩松了)と対面中。貿易会社社長とは思えない富樫のいかつい風貌に、芹沢は不安を感じる。

取締役・野々垣(哀川翔)が榎本に知り合いのように声をかける様子に驚いた芹沢が聞くと、3日前に会社で副社長が眉間を撃たれて死亡する事件が起き、壊れたドアの鍵を直すため派遣されたのだという。

警察は、事件を自殺と他殺の両方から調べていたが、榎本は、自殺ならこめかみを撃ち抜くのが自然だと話す。他殺の場合の容疑者は、八田(鈴木亮平)という人物だった。八田は事件当時、別の部屋にいたが、銃声を聞き副社長室に走ると副社長が死んでいたと証言した。

数日後、野々垣は事務所から帰ろうと犬山(佐藤祐基)に車を玄関に回すよう命じると、その夜の電話番を担当する八田を呼び止めた。その後、車を回して煙草を吸いながら待っていた犬山から、禁煙中の野々垣が「一本くれ」、と吸い始めた。同僚の坂口(高杉亘)は「さっさと乗れ」と催促するが…と、その時、事務所から銃声が響いた。

中には八田がいるはずだが、中から施錠され開かない。そこで、榎本が呼ばれ鍵を開けることに。室内には変わり果てた姿となった八田とそばには銃が…。それを見た榎本は…。

放送後に更新させていただきます。

放送後に更新させていただきます。

第8話「芹沢、めざましテレビで大失言!?」

榎本径(大野智)は、青砥純子(戸田恵梨香)、芹沢豪(佐藤浩市)とともに、遺体となって発見された人気漫画家・中田文恵(渡辺めぐみ)の自宅にやってくる。玄関でまず榎本らを出迎えたのは、激しく吠える犬だった。案内した文恵の姪・友香(志田未来)は、この犬は文恵以外の人間が通ると必ず吠えるのだ、と説明した。

文恵には、橘麻美(岩佐真悠子)と安西理佳子(MEGUMI)というアシスタントがいて、自宅兼作業場の文恵の家に毎日通って来ていた。文恵が亡くなった日、麻美は朝から午後5時頃まで仕事をして帰宅、その後、午後10時頃にやってきた理佳子が作業場で死亡している文恵を発見、通報したという。

現場は、玄関とすべての窓に鍵がかかった密室だった。アシスタントは合鍵を持っているが、犬に吠えられずに入室することは不可能だった。近隣住民の証言で、午後5時に麻美が帰宅してから午後10時に理佳子がやって来るまでの間、犬は一度も吠えなかったとわかった。

警察は、酔った文恵が資料につまずいて転倒、その拍子に棚から落下した置物が頭を直撃し死亡したと推定。純子らが友香から話を聞いていると、自分はやっていないと、麻美が入ってきた。その後、庭で犬が吠える声がして、今度は理佳子がやってきた。犬が苦手だという理佳子は、超音波で犬を撃退する道具を持っていた。

別室での検証を終えた榎本は、もうひとつだけ確認したいことがあると言い…。

放送後に更新させていただきます。

前回で明らかに佐藤(玉木宏)が怪しいとは思ってましたが、アルミの服を着てまで侵入していたのは驚きました。あの姿は結構トラウマになりそうです。ダイヤモンド目的だと最後まで思ってましたが、それよりも深い恨みがあるなんて思いませんでした。確かにダイヤモンドだけなら殺さないですね。しかし何より最後に全部持って行ったのが、榎本の臨時収入です。え、そんな終わり方するの!?榎本はこのままどこへ行くの?戻ってくるの?最後の最後榎本の笑顔に全て持っていかれました。青砥さんとの関係も気になっていたけど、謎のままというのも斬新でいいと思います。

30代

社長を殺したのは、玉木宏さん演じる佐藤でした。両親を裏切り、破滅させた社長に復讐したのでした。犯行の手口は、介護ロボットを操作し、ボーリングの球を窓の外から使うという複雑なものでしたが、榎本は見事に解きます。ダイヤまで盗もうとした佐藤に、榎本は、それで解放されたか。ガラスに囲まれているといいます。榎本が考える自由とは何でしょうか。結局、一億円の本物ダイヤを偽物にすりかえたのは、誰だかわかりませんでしたが、明らかに、海外に行った榎本でしょう。榎本は自由な泥棒だったのだと思います。

60代

大野くんが主人公のドラマは色々あるけれど、どんなパターンでも演じられて途中で嫌になる事はありませんでした。下手な演技では見ていられないですから。少し影のある人物で、でも頭脳は明せきで推理とサスペンスは好きな方なので 途中でああでもないこうでもないと自分なりに推理していくのですが 、今日はロボットも関わってくるのでどうしたら外から手を下せるのか分かりませんでした。あの窓とボーリングの玉が「鍵」だったのです。自由がいいと言った主人公が 最後自由になれたのは目的を果たしたということで大成功で良かったです。

50代

とても見応えがあり、魅力的な1時間を過ごすことが出来ました。面白かったです。一番印象的だったのは、ラストシーンの榎本(大野智)の不気味な意味深の笑みのアップでした。まるで、ダイヤの約1億円分を奪い盗ったかのようでした。しかし、今回も見事な謎解きでした。佐藤学こと椎名あきら(玉木宏)と榎本の対峙は、めちゃめちゃ見応えがありました。凄く細かいトリックに興味津々になりました。あと、芹沢(佐藤浩市)の短気な気性が様々な面白いシーンを生み出していたのが、素晴らしかったです。

50代

第7話「今回は、密室が破られません」

榎本径(大野智)は、青砥純子(戸田恵梨香)に連れられ、築百年の日本家屋にやってきた。案内したのは、家主・西野真之(吉田鋼太郎)の友人・遠藤晴彦(平田満)だ。ここで西野の中学生の長女・愛美(森迫永依)が死亡したが、顔に殴打の跡があったため、警察は他殺と断定、第一発見者の西野が容疑者として連行された。長年西野を知る遠藤は、犯人は別にいると言い、愛美の兄・猛(郭智博)かもしれない、と明かした。猛は以前、同級生をナイフで刺してケガを負わせ、逃走して現在も行方不明のまま。

現場が密室だったため、遠藤は芹沢豪(佐藤浩市)に調査を依頼したが、芹沢が休暇に入ってしまい、純子が榎本と調査に来た。榎本は、玄関のドアの特殊な鍵に注目。泥棒とは無縁の田舎には、重装備に思えた。合鍵を持つのは西野と愛美だけだが、西野が愛美の遺体を発見した時、玄関は施錠され、愛美の合鍵は室内にあった。鍵なしで外から施錠することはできない上、犯行時刻に近所のリンゴ園で作業中だった女性も、侵入者は見ていない。

検証を行う榎本に遠藤は、愛美が帰宅時に室内にすでに誰かがいた可能性がある、と言った。電話をしながら帰宅した愛美の通話相手が、愛美が「誰?」と言った後に切れたと証言したからだ。玄関以外の逃走経路として考えられるのは、なぜか1つだけ開け放たれた窓のみ。しかし榎本はここから逃走したのなら、あるはずの足跡がない、と指摘し…。

放送後に更新させていただきます。

放送後に更新させていただきます。

第6話「舞台を密室にした犯人の話」

榎本径(大野智)は、青砥純子(戸田恵梨香)に誘われて、水城里奈(能年玲奈)が出演する「密室に囚われた男」という舞台を見に来た。観劇後、里奈の楽屋を訪ねると劇団員たちが慌ただしい。純子が聞くと、下手の楽屋で薬師寺(山中聡)という役者が頭から血を流して死んでいたという。薬師寺は、演劇の前のパフォーマンスパートに出演していた。死亡した薬師寺のそばには、凶器と思われる木刀と血に染まった「密室に囚われた男」のチラシがあった。

事件から3日が経ち、容疑者のひとりに劇団員で里奈の恋人の井岡(桐山照史)が浮上していた。純子から事件のことを聞いた芹沢豪(佐藤浩市)は、榎本を呼べと指示する。

劇場では、すでに練習が再開されていた。そこにやってきた榎本、純子、里奈を演出の畑山(堀内敬子)、脚本家兼役者の鬼塚(坂本昌行)が迎えるが、無愛想な畑山はどこかへ行ってしまう。純子は、楽屋には上手と下手があるのに、なぜ薬師寺だけが下手にいたのか、と鬼塚に尋ねる。鬼塚はそこが薬師寺専用になっていたと明かした。

薬師寺の楽屋に行くには、売店があるロビーを通るか、舞台上を横切るしか方法がない。演劇の上演中で、売店にも人がおり、客席にも200人の観客がいるなか、犯人はどうやって密室状態の薬師寺の楽屋に入り殺害したのか。純子、芹沢に聞かれた榎本は、この密室は破れないかもしれないと言い…。

放送後に更新させていただきます。

放送後に更新させていただきます。

第5話「鍵のかかっていない部屋」

榎本径(大野智)は、ある新築の家で起こった死亡事件現場にやってきた。その家は、高校教師・杉崎(新井浩文)が結婚を機に建てたものだが、引き渡し直後に起こった震度4の地震で大きく歪んでしまった。杉崎は施工会社に手抜きだとクレームをつけ、社長の竹本(田窪一世)が補修工事を請け負うことになった。その下見の最中に、竹本が亡くなったのだ。

榎本を呼んだのは、青砥純子(戸田恵梨香)でも芹沢豪(佐藤浩市)でもなく、刑事・鴻野(宇梶剛士)だった。榎本の知識や能力を見て協力を依頼したのだ。現場には、現在手がけている買収契約に施工会社が関係していた芹沢と、偶然、榎本と行動をともにしていた純子も集まった。

遺体発見現場のリビングも、大きく歪んでいた。ドア枠も歪みまともにドアが開閉できない状態だった。窓は完全に施錠されていたため、逃走経路に使えた可能性があるのは廊下側のドアだけだが、歪んだドアを閉めるには内側からある一定の場所を何度も強い力で叩く必要があった。しかし、閉めてしまえば開けることは困難で、仮に殺人だったとしても犯人は部屋に閉じ込められることになる。

この部屋は密室だったのか、と尋ねる純子に、榎本は部屋にもうひとつの開口部があるので断定できないと言った。その穴とは、リビングの壁に開けられたエアコンのダクト用の穴だった。その穴を使い、外からドアを閉めることが可能なのか、榎本は考え込み…。

放送後に更新させていただきます。

放送後に更新させていただきます。

第4話「先入観殺人!被害者はスパイダーマン」

榎本径(大野智)は、青砥純子(戸田恵梨香)と芹沢豪(佐藤浩市)から、純子のマンションで起こった事件について聞く。先日、和菓子店の社長・桑島が亡くなり、桑島が借りていた部屋にペットが残された。しかし、妻の美香(白石美帆)はその世話を拒否、桑島の友人・古溝(松尾諭)が申し出た引き渡しも拒んでいるという。困った古溝は、通りかかった純子に相談を持ちかけたのだ。

純子と芹沢が交渉した結果、美香は古溝が桑島に預けていた2匹については引き渡すと約束した。後日、純子と芹沢は、美香、古溝とペット部屋にやってきた。そこは、窓が閉め切られ、水槽で埋め尽くされた異様な空間だった。水槽を見てペットが熱帯魚か何かだと早合点した純子の前に、古溝が差し出したのはタランチュラだった。しかも、桑島は飼っていた毒グモにかまれて死亡したという。警察は、水槽内の土に刺さっていたピンセットから、桑島は猛毒を持つクロドクシボグモにエサをやろうとして指をかまれたと推測した。

それらの話を聞いた榎本は、毒グモを扱うにしては桑島があまりにも不注意なのでは、と話した。芹沢も、毒グモにかまれて慌てて手を引っ込めたはずだから、ピンセットが垂直に土に刺さっていたのはおかしいと疑問を呈す。しかし、部屋が密室だったことから、警察は事件性はないと判断したという。しばらく考えていた榎本は、事故ではなかった可能性があると言い…。

放送後に更新させていただきます。

放送後に更新させていただきます。

第3話「美人棋士vs榎本! 盤面が語る密室の謎」

榎本径(大野智)は、青砥純子(戸田恵梨香)と刑事・鴻野(宇梶剛士)とともに、プロ棋士・竹脇(ゆうぞう)が殺害されたホテルの一室にやってきた。そこはビジネスホテルで、竹脇は背中を包丁で一突きにされドアを頭にして倒れていたという。現場は、窓もドアも施錠されチェーンまでかけられた密室で、室内には携帯用の将棋盤、棋書、将棋新聞、飲みかけのコーヒーカップが残されていた。

榎本は、部屋を開けた時ドアが遺体に触れたかどうかを遺体発見者のスタッフに尋ね、スタッフはチェーンがかかっていたため遺体までは届かなかったと証言した。

そこへ、来栖奈穂子(相武紗季)が入ってきた。鴻野は竹脇の恋人だという奈穂子に遺留品の財布などを見せ、それが竹脇のものだと確認させた。そんなとき、奈穂子は何気ない様子で将棋盤にあった駒をひとつ動かした。遺留品のなかに、携帯電話やパソコンがなかったことを不審に思った鴻野が聞くと、どちらも持っていなかった、と奈穂子は答えた。そんな折、奈穂子が最近話題の棋士だと気づいた純子は盛り上がる。

竹脇からの最後の通話相手だったことから、芹沢豪(佐藤浩市)が事情聴取されたため、今回の事件の真相を調べることになったのだ。

後日、純子と奈穂子が榎本の会社にやってきた。いつもの「備品倉庫室」でホテルの部屋の模型を完成させていた榎本は、事件の最大の謎はドアチェーンがかかっていたことだと話し…。

フリードマン・芹沢総合法律事務所の秘書の桐生が、幸村・上杉法律事務所の蟹江弁護士のところへやってきました。共同受注している案件の打ち合わせの日程をリスケする依頼をしにやってきました。

その理由は芹沢弁護士がある密室殺人事件に巻き込まれ、犯人に命を狙われているからだと伝えました。蟹江はその理由にかなり驚き、詳細を桐生に聞き始めました。

芹沢弁護士は顧問の藤林氏の自宅に行く約束をしていました。彼は藤林氏の家に付き、玄関のチャイムを鳴らしましたが、応答がありません。

その後、芹沢は藤林氏の姪の岡村と一緒に中へ入ると、彼はゴルフクラブで殴られて亡くなっていました。警察が駆けつけ、刑事は芹沢に事情を聞きました。

芹沢は藤林氏から亡くなった奥さんの絵画を美術館へ寄贈する話を受けていました。絵画は総額10億円相当の高額です。

その後、姪の岡村が生前の藤林氏から寄贈を中止したいと言ってきたと芹沢に伝えました。ですが、口頭での約束があり、寄贈の中止はできないようです。

藤林氏の遺産の相続人はメイの岡村一人だったこともあり、彼女に疑いがかけられました。ですが、岡村はそれを否定しました。

芹沢が刑事に電話をしている時、何者かが彼を後ろから突き飛ばしました。ケガを負った芹沢は、自分が犯人に狙われていると思いました。

半年ぶりに芹沢のところへ榎本がやってきました。どうやら世界一周世界一周旅行へ行っていたようです。芹沢は榎本に藤林氏の密室の謎を解くように依頼しました。

芹沢と岡村は藤林氏が寄贈する予定の美術館の平林館長と会いました。この美術館には泊まり込みで作業をしているアーティストの稲葉透がいました。彼は視覚の錯覚を利用した作品を制作していました。

榎本たちの調べで、藤林氏が亡くなった当日、平林館長はその時間帯に外出をしていました。芹沢が外食でソバを食べている時、非通知の電話がかかってきました。それは、犯人らしき男から脅しの電話でした。

再度、芹沢は榎本に密室の謎を解くように催促しました。そして、ようやく榎本は事件の真相を解き、藤林氏の密室事件の謎を解くことができました。

犯人はやはり平林館長でしたが、彼は館長室で亡くなっていました。デスクのパソコンの画面に、平林の遺書がありました。そのことから警察は自殺とみましたが、榎本は他殺だとみていました。

榎本は平林館長を殺害した犯人は稲葉だと思い、彼の部屋へ行きました。稲葉もそれに気づいたようですが、密室の謎を解くまでには行きませんでした。

今回は芹沢弁護士が狙われているようで、その点がかなり気になりました。ですが、周りの人がそれを特に心配していないところも不思議です。さらに、スーツ2とのコラボで、蟹江弁護士のところへ芹沢弁護士の秘書がスケジュールの変更を伝えに行ったと言う設定が面白かったです。今回の話は次週も続きますが、再び蟹江弁護士が登場することを期待したいです。両方、弁護士が出てくるドラマなので、その点では共通しています。特に今回のドラマは特別編ということで、犯人役も有名な俳優陣が揃っていて、その点も非常に見ごたえがありました。最初の密室事件の方は犯人が分かりましたが、その犯人が別の密室事件に遭ってしまうという、連動した事件になっていました。前回の放送を観ているはずですが、やはり月が経っているので、内容を忘れてしまっているところがあります。その分、今回も謎解きをしながら楽しめています。次週は2つ目の謎解きを榎本が解明すると思いますが、そのカラクリが楽しみです。そして、芹沢弁護士を襲ったのが誰なのかも気になるところです。

50代

今回はいつも以上にサスペンス感が濃いなと思いましたし、主役である榎本さんが全然出てこなかったので番組を間違えたのかなと思いました。いろんなドラマを観ていて階段の後ろから押されることが多く、実際にはあまりないと思いますが階段って危ないなと改めて思いました。サスペンスの話なのに前放送されていなかったであろう笑いの部分もあっておもしろかったです。榎本さんがポーカーフェイスを保ちながら掛け合いをするところでくすっとしてしまいました。たまにスーツの小手さんが入ってくるとても特別版ですが、理解力が低い私的には頭が混乱してたまに話が良くわからないなって思ってしまいます。藤木直人さんがすごく冷たい顔をしていてでも色気があってすごく惹かれました。ずっとかっこいいなと思っていた方ですが改めてかっこいいなと思わされる話でした。特別版でおもしろい部分もありますが、難しいドラマなので混乱したりする人もいるので嫌な部分もあるなと思いました。

20代

今回の被害者は若き日は確か戦隊もののヒーローだったと思います。昔はヒーローでしたが、それ以降はどちらかと言うとヒール役が多かったようですね。黒部進さん、懐かしいです。その他のゲストに黒木瞳さんと佐野史郎さん、少し遅れて藤木直人さん。今はお父さん役もする藤木さんの若くてカッコいい頃です。背が高くてスリムで後ろ姿が本当に素敵でした。オープニングロールで井手伸也(『スーツ』)とあったのが、面白く感じました。すでに出来ているものを訂正するのは大変だと聞いたことがありますが、最近は簡単になったのでしょうか。相変わらず密室のトリックが面倒ですね。常人には考えもつかない手間も時間もかかる大仕事。それを考えて実行する犯人は違った意味で凄いと思います。密室トリックを解く榎本より、密室を考えて実行する犯人の方が凄いのではと思います。犯行を実行して、冷静に時間と手間を掛けて窓から窓へと紐を通して鍵をかける。そして「自分は何も知らない」としらっと演技もする。榎本さんは無表情でも密室のトリックを解いている時はテンションが上がって楽しいんだろうと思います。でも、役柄とは言え無表情で一本調子の喋りなので主演としての魅力に欠けているのは否めず、ヒロインの戸田恵梨香さんが凄くチャーミングに見えます。

50代

殺人が行われた密室を解くためのトリックに3時間もかかるものを起用するなんて本当に起きた事件ならものすごい大掛かりな仕掛けのように感じるけれども、実際は紐をいろんなカギに括り付けて手繰り寄せることで密室の完成させるってものすごく地味だなと感じました。しかも最後の出口はカギを必要としていない窓でゴールなのがどうしてだろうと感じてしまいました。でも、トリックを解くための内容を合成を使ってわかりやすくしてくれたのは音声がなくても楽しめるような気がしました。そのほかにも、犯人が自己顕示欲の強い人物として、描かれておりその人と榎本たちが事情聴取として仕事部屋に訪れた際に組まれたセットが豪華なことも驚きました。プロジェクションマッピングや本格的なオブジェなどがこだわって作られた美術スタッフの努力の結晶のように感じられてそこも面白いなと思います。いろんなところに莫大なお金をかけられるドラマってうらやましい気がします。

20代

第2話「窃盗事件と練炭自殺 今夜も密室事件です」

榎本径(大野智)は、会田愛一郎(中村獅童)を連れ、青砥純子(戸田恵梨香)と芹沢豪(佐藤浩市)を訪ねてきた。甥の大樹が自室で練炭による一酸化炭素中毒で死亡し自殺とされたが、会田は大樹が妹・美樹(福田麻由子)を残して死ぬとは思えないと言うのだ。

大樹が死亡した日、会田は兄妹の継父で、中学校の科学教師・高澤(高嶋政宏)からの連絡で高澤家にやって来た。大樹の部屋の前では美樹がドアを叩いていたが、反応がない。そこで、高澤が電動ドリルでドアノブの上に穴を開けた。その穴から会田が工具を差し入れ、ついに鍵は開いた。しかし、ドアには隙間を埋めるように内側からビニールテープが貼られ、ドアを開ける際、ベリベリとテープがはがれる音がし、同時に紙テープの切れ端が舞い上がったという。壁には、紙テープで綴られた「サヨナラ」という文字があり、ベッドでは大樹が死亡していた。

3年前に母親を亡くした兄妹は高澤に育てられていたが、多額の遺産を受け継ぐため高澤に殺されたのでは、と会田は疑っていた。

榎本は、純子と芹沢にドアと窓に貼られていたのが、ガムテープではなくビニールテープだったことが気にかかると明かした。仮に高澤が犯人だったとして、施錠された窓やドアの内側からどうやってテープを貼ったのか、3人は可能な方法を考えるがどれも決定打にはならない。しかし、榎本はそこに科学を駆使した仕掛けがあるはずだと思い…。

芹沢の自宅が窃盗の被害に遭う

ある日、芹沢(佐藤浩市)の自宅から、コレクションの高価な腕時計がごっそり盗まれてしまいました。犯人は窓から侵入したようです。

榎本(大野智)は最上階に住んでいる芹沢に、屋上からも侵入しやすいと言いました。榎本は防犯を高めるために300万円かかると言い、芹沢はその金額に驚きました。

それからというもの、芹沢は高級腕時計を付けている人物を見ると、誰もが犯人に見えて仕方がないようです。

自殺か他殺か

後日、榎本は知人の会田(中村獅童)を連れて、芹沢の元へやってきました。会田は窃盗犯で服役していたが、今は完全に足を洗っているようです。

彼の甥が自室で練炭自殺をしたが、他殺ではないかと疑っているようです。そこでさっそく、榎本や芹沢たちと一緒に、亡くなった甥の大樹の自宅へ向かうことにしました。

家人の許可を得るために、大樹の妹の美樹(福田麻由子)に承諾を得ようとしました。しかし、彼女は会田の事を嫌っていたので、拒否されてしまいました。もう一人の家人の美樹の義父の芳男(高嶋政宏)は快諾をし、すんなりと大樹の部屋に入ることが出来ました。

事件のいきさつを聞いてみると、美樹が大樹の部屋に入ろうとしましたが、まったく応答がありませんでした。部屋には鍵がかかっているようで、中に入ることができません。

そこに芳男と会田がやってきて、ドアをこじ開けて、何とか中に入ることができました。しかし、そこにはベッドで大樹が亡くなっていました。部屋にはたくさんの目張りがしてあり、さらには練炭の燃えカスが残っていました。警察の調べでは練炭自殺となっていました。

しかし、自殺ではないと主張する会田と同様に、榎本と純子(戸田恵梨香)も他殺の芳香で調べを進めることにしました。それに対して異を唱えていた芹沢でしたが、徐々に彼らの意見に従うようになっていきました。

義父の芳男という人物の裏の顔

大樹と美樹の母親は、人柄がよく、評判の良い中学校の理科の教師をしている芳男と再婚をしました。しかし、母親が亡くなってしまったため、3人で生活をしていました。

母方の祖父は多額の資産を大樹と美樹に遺していました。ですが、大樹と美樹が亡くなると、遺産は全て芳男のところへ入るようになっていました。

純子がこの遺産相続を知ったことで、容疑が芳男だという線が濃くなってきました。その後、美樹が捨てずに取っておいた目張りを榎本たちに渡しました。

そして、早速、大樹の部屋で検証が行われました。美樹が早退したことに気付いた芳男が自宅に戻ってきました。

彼が部屋に入る寸前、榎本はこの部屋の密室の鍵を解くことができました。これで完全犯罪だと思われた芳男のトリックは全て明らかになりました。

今回の密室のトリックも巧妙でした。犯人は化学実験が得意だったからこそ、できた犯罪だと思いました。そこまでして義父は財産を手に入れたかったのかと思うと、そこには義理の息子や娘への愛情は感じられません。そもそも、亡くなった母親がこの男性と結婚したのが間違いだったのかもしれません。会田という人物は前科がありますが、今は更生しています。それに比べ、犯人だった芳男は、評判の良い先生です。榎本が言うように、世間の評価だけで、その人物がどうかを決めるのは、判断を誤ってしまうことがあります。そのことを美樹が一番良く知っていたのではないかと思います。今回に関しては、榎本がハッキリと犯人を断定しました。彼は密室のトリックにしか興味が無いと思っていましたが、事件の犯人にも関与するようになってきたのかもしれません。血の繋がりがないとは言え、戸籍上では親子なのに、このような結果になってしまったのはとても残念です。そして人は見かけや過去の経歴や評判だけでは判断できないと思いました。

50代

大野くんファンということで見てみましたが、推理しながら見られるのでかなり釘付けになってしまいました。推理についてはそんなうまいこといくか?と思ってしまう部分もありましたが、なるほどと思えたのでとても面白かったです。今回は大野くん演じる榎本が女子高校生に、人に対して世間がどう思うかより自分がどう思うかだ、という旨を語っているシーンがありましたが、とても印象的でした。榎本は淡白で感情のない感じの役柄ですが、人としての考えを語っているのは意外でした。また、私はあまり集中してテレビを見ていられるタイプではないのですが、すっかり釘付けになってしまったので、おそらく複雑すぎないのだと思います。推理も難しすぎる内容だといまいち楽しめないと思いますが、考えれば何となくわかる内容でした。登場人物も比較的少ないので誰が誰か分からなくなることも無いです。女子高生のみき役の子はよく脇役でみかける女優さんですが、とても素朴で良い演技をされていたと思います。

20代

今回もとても面白かったです。最初にピッキングの知識を披露してくれ、実生活の防犯に対して参考になりました。榎本さん役の大野くんは淡々と話をされてとても役に合っているし、セリフ回しが本当に上手いと思います。第2話の密室は科学の先生ならではであり、手品のようでした。ただ、家族の中で引きこもりなど日々積み重なる問題を殺人で問題解決しようとしている話で、もっと家族間で話をしたりすることで殺人を防ぐこともできたのではと思いました。自殺に見せかけて殺してしまうなんて、怖いけど、このドラマのように不審に思って、誰かがなんとか解決しようと動いてくれるのはとても素敵だと感じます。今回は部屋の密室をつくる工作として、紙テープをたくさん張り巡らしているところにも奇妙さを感じ、興味をそそられました。榎本さんが密室の謎を解こうとしてもくもくと推理や検討をしている姿も面白く、周りの戸田恵梨香や佐藤浩一もいい味出してます。とくに、佐藤浩一はこんなこと別にやりたくないのに、という感じが出ていて上手いなと思います。家族みんなで見れるドラマです、また次も楽しみです。

30代

まず、俳優陣が上手でした。皆さんセリフ回しが良く、びっくりしたのは主演榎本径の大野智さん、ジャニーズなのに役になりきっている感じがしました。脇をかためる弁護士役の佐藤浩市さん、戸田恵梨香さんはバッチリ確実な演技をみせてくれました。今回ゲスト出演で前科あり役の中村獅童さん、教師役の髙嶋政宏さんも素晴らしく、セリフで役の性格を十分に表し、彼らの存在がドラマに厚みをだしていました。自殺した大樹の妹役の福田麻由子さん、初めて拝見しますが、若いのに目線が良くて魅力的ですね。これからの活躍に期待できそうです。ドラマの中身、筋立ても面白く、貴志祐介の原作推理小説を読んでみたくなりました。

40代

演技派のキャストばかりで、どっぷり話に引き込まれます。最初は、被害者家族の複雑な血縁関係が分からず、一緒に観ていた子供達には難しかったようで、もう少し早い段階で、被害者家族の血縁図が欲しかったところ。初めて現場を確認に行った時に、榎本がエアコンをずっと見ていたのが印象的でしたが、最後にその伏線もしっかり回収されてすっきりしました。第2話は、科学マジックを駆使した内容で、事件の謎解き以外にも、高澤の講演はとても面白かったです。トラックも謎解きも毎度のことながら、なるほど!と思える技で感心しました。だけど、一度でいいから榎本より先に謎を解いてみたい!榎本の奇妙な魅力はもちろんのこと、芹沢役の佐藤浩一の演技が素晴らしいです。出来る男のはずなのに、ちょっと抜けてて愛着がわきます。この頃の青砥役の戸田恵梨香はめちゃめちゃ可愛いと思います。毎回、予想の遥か上をいくトラックの面白さにハマります。一度全話観たのに、また新たな視点で観ることができ(トラックをほとんど覚えていないから)かなり楽しんで観ています。来週こそは榎本より先に謎解きを!

40代

第1話「チグハグトリオが挑む、最初の密室事件」

東京総合セキュリティに勤める榎本径(大野智)は、弁護士・青砥純子(戸田恵梨香)に頼まれ、先輩弁護士の芹沢豪(佐藤浩市)と密室事件の現場にやってきた。そこは、葬儀会社の社長・大石の遺体が見つかった山荘だった。警察は、山荘が密室だったこと、大石が末期のがんを患っていたことから自殺と断定。しかし、大石の友人・円山(浜田晃)と司法書士・日下部(堀部圭亮)は疑念を抱き、芹沢に調査を依頼したのだ。榎本らを山荘に案内した日下部は、遺体を発見した日の状況を説明し始めた。

その日、日下部は、大石の甥で葬儀会社の専務・池端(風間杜夫)と山荘に赴いた。窓から部屋を覗くと人影が見えたため、窓を破って室内に入ると、大石が部屋のドアを背にして体育座りのような姿勢で死んでいた。脚の前には重厚なテーブルが置かれ、そのテーブルはどっしりとしたソファで固定、また、ドアには天井から床まで白幕が張られ、遺体はそこに座っていた。
純子が日下部の説明を聞くなか、芹沢は大石は自殺だろう、と榎本に同意を求める。と、榎本はドアとテーブルの間に遺体と同じ姿勢で座っていた。

後日、純子は、芹沢を連れ、東京総合セキュリティに榎本を訪ねた。「備品倉庫室」と書かれた薄暗い倉庫にいた榎本は、ふたりに山荘を完璧に再現した模型を見せた。一度の入室ですべてを記憶したという榎本は、大石が自殺かどうか、検証すると言い…。

敏腕企業弁護士として有名な芹沢豪の元で働くことになった新米弁護士の青砥純子。彼女は初日から張り切って彼のもとへ出勤する。部屋へ通された彼女が見たのは、電話をしながら急いで部屋を出ようとする芹沢の姿だった。青砥は彼からクライアントの円山社長に元へ行き、話を聞いてくるように言われる。

彼の指示のもと円山社長の元へ行った彼女が聞かされたのは、先日亡くなった新日本葬礼社の社長であった大石社長の死について調べてほしいということだった。彼がいうには、大石社長は山荘の密室で遺書を残して自殺しており、警察の捜査でも自殺だと断定されたということだった。しかし社長は彼の死が自殺だと言うことに納得がいかないと言う。その理由は、大石社長が唯一の親族である専務の池端浩一に会社を相続させる公正証書を作成していたが、先日彼が横領事件を起こしたことによって公正証書を書き直そうとした矢先の出来事だったからだ。密室状態での自殺と断定された以上、事件化はされず、また遺言状が公正証書と同じことについておかしいと言うことから、円山社長は芹沢に調査を依頼、青砥は引き受けた。

青砥が依頼を引き受けたことを芹沢に報告すると、金にならない仕事を引き受けたことを叱責されるが、引き受けてしまった以上仕事をしなければならない。芹沢は「クライアントには自殺だった」と言えと言うが、そのことに青砥は納得がいかない。

そのまま別件に出かけた二人は、出先で出会った元警備会社の社員で現在はセキュリティー会社を経営する榎本径と知り合う。青砥は榎本に密室の謎を解くことができるかと問い、その質問に彼は肯定の意を示した。

早速榎本とともに、自殺が起こった山荘で密室の謎を解くべく調査をする。第1発見者の司法書士が言うには、発見当時の山荘には鍵がかかっており、窓を割って中に侵入したらしい。大石社長は部屋の唯一の入り口であるドアを背に座り込むように死んでおり、玄関を開けたとしても部屋が密室であったことには変わりはない。唯一の不審点といえば、ドアの内側に白幕が張ってあったこと、社長の前にはテーブルが置いてあったことぐらいだと言う。榎本が調査する間、ずっと司法書士から話を聞いていた芹沢は、聞けば聞くほど自殺だとしか思えないと帰ってしまう。

後日、調査を終えた榎本に呼び出された芹沢と青砥は、彼の会社へと向かう。芹沢は時間の無駄だと言うが、青兎が頼みこむことで1日の時間を確保することができた。この日、彼から謎を聞くことはできなかった。しかし、翌日青砥と榎本は再び山荘へ調査に向かう。そこで事件当日に山荘の中を見たと言う少年と会う。彼は白髪の男性がドアの前に立っているのを見たらしい。その証言をもとに少年とともにその特徴に唯一当てはまる社長の葬儀中の専務の池端の元へ行くが、少年が見た男とは違うという。それどことか、少年は死んだはずの大石社長が部屋に立っていたと言うのだ。青砥がそのことに頭を抱え「少年が目撃した時間には大石社長は死んでいたんですよ。やはり次元の違う発想が必要なんですかね」と口にする。その瞬間、榎本は密室の謎が解けたと口にした。

その翌日、青砥、芹沢、榎本の三人は池端の元へ会いに行くが、彼は山荘の荷物を処分しに行っており、その場にはいなかった。3人は慌てて山荘へ行き、榎本が密室のトリックを話し始める。彼は死体発見時、社長の口にはウジが湧いていたこと、そのためには少なくとも半日かかり、初めからハエが部屋にいたはずだと指摘する。通気口からハエが入ることは不可能であり、そのハエこそが密室が後から作られた証拠であるらしい。

犯人は大石社長と山荘で話し合っていたときに、社長が持病で苦しみ出すのを目撃する。そこでモルヒネを打つといい、致死量のモルヒネを打って彼を殺害した。一度現場を離れ、社長が死後交直をした頃に戻ってきた犯人は、布を貼ったドアに死体を立てかけ、ずり落ちないように足をテーブルで固定した。犯人がドアの隙間から脱出してしばらくすると、死体の死後交直は崩れ、勝手に座った体勢になる。普通はドアの摩擦で不可能なのだが、ドアに貼った布がそれを可能にしたのだ。つまり、密室は時間が生み出したというのが榎本の結論だ。ちなみに布には死体が立っていた証拠がDNAとして残っているらしい。

池端は自分が犯人である証拠はないと言い、榎本もそれを肯定する。池端と青砥はそれに困惑するが、池端はこれ幸いと逃げようとする。それを止めたのはなんと捜査に非協力的だった芹沢だった。芹沢は気がついたのだ。遺言書に書いてあることを知るものは遺言書が明らかになるまで彼しか知らなかったことに。そのことを指摘すると、池端は観念し、事件は無事解決した

後日クライアントへの報告を終えた芹沢は、青砥に榎本と報酬について相談しておくように指示し、帰宅するのだった。

大事なクライアントからの依頼であったが、お金にならない殺人事件の伺いがある密室の案件を調べて欲しいと言われ、経験が捜索して、解決している件だと機嫌が悪い敏腕弁護士の芹澤。新人で、有名事務所で働けて、その事を喜びクライアントの依頼をきき、謎の多い案件のため謎解きに闘志を燃やす青砥。芹澤が、不機嫌で乗り気ではない中で、必死に調べようと青砥は、通りすがりの榎本に、密室の謎は解けますかと唐突に聞いて、密室なんて謎は存在しないといきなりそううそぶく榎本であった。これが3人の初めての出会いで、今後色々な謎を解いていく。現場に行くと、コンセントを外したり、メジャーで図ったりするなど、能力をかいまみせる。そして見事死後硬直を利用した密室のトリックを見破る。そして芹澤の機転もあり、犯人を見事逮捕する。また、密室が発生ており、3人の活躍に目が離せない。

50代

私は今回鍵のかかった部屋を初めて視聴しました。大野智が出ていると言うことでとても気になったからです。戸田恵梨香も出演していました。この物語は主人公の大野智が密室殺人事件の謎をどんどん解明していくと言うものです。最初は絶対わからないと言った謎でも解けたときにはとてもスッキリします。大野のキャラクターもとても良い味が出ていて良いと思いました。私はこの作品を見るまえ、推理物語だと知って、少し怖いドラマなのかと思いました。でも、実際にこのドラマを見て全く違うと言うことが分かりました。たしかに殺人事件だと言うことで、人が亡くなった場面もありますが、物語の中では、笑える場面も沢山あり、最初から最後まで楽しめるドラマでした。私はこのドラマを見て、鍵のかかった部屋の他のシリーズも見てみたいと思えました。子供から大人まで幅広い年代が見ることのできるドラマだと思います。私は自信を持ってこのドラマをおすすめします。

10代

ドラマ『鍵のかかった部屋』の作品紹介

『鍵のかかった部屋』は、2012年にフジテレビで放送されたテレビドラマ。

ジャニーズのアイドルグループ・大野智さんが、初の月9主演を務めたことで話題となりました。

セキュリティ会社の経営者・榎本径と、フリードマン・芹沢総合法律事務所の弁護士・芹沢豪&青砥純子が、あらゆる密室の謎を解いていくという推理ドラマ。

謎あり、笑いあり、そしてあっと驚く結末ありの、エンターテイメントドラマです。

回視聴率が18.3%・平均視聴率16.0%・最終話視聴率17.5%という驚異の高視聴率ドラマです!

ドラマ『鍵のかかった部屋』のあらすじ

大手警備会社の榎本径(大野智)は、鍵に関する膨大な知識を持ち、どんな最新型の鍵でも開けてしまう防犯のスペシャリスト。

卓越した技術を持つ彼でしたが、普段は会社の倉庫にこもってひたすら鍵の研究に没頭し、誰とも交流を持たない変わり者でした。ミステリアスで無表情な彼のモットーは、「この世に開けることができない鍵はない」。

科学の知識にも通じ、さらに推理力・洞察力も持ち合わせた彼は、フリードマン・芹沢総合法律事務所の弁護士・芹沢豪&青砥純子との出会いをきっかけに、あらゆる密室事件の謎を解くようになります。その鮮やかなお手並みは、気難しい芹沢が舌を巻くほど。

しかし捜査一課の刑事・鴻野は、経歴のすべてが謎である榎本を怪しむようになります。ともに事件を解決するうち、榎本を心から信じるようになる芹沢と青砥。榎本が事件を解決すればするほど、疑問を拭えなくなる鴻本。

奇才・榎本怪の正体は?彼は敵なのか味方なのか?日本中を驚愕させた「最終話の種明かし」を見逃すな!

ドラマ『鍵のかかった部屋』は驚異の高視聴率を記録!

大野智さん初主演となった『鍵のかかった部屋』は、全11話の平均視聴率が16.0%、最終話の視聴率が17.5%という驚異の高視聴率を記録したドラマです。

初回の視聴率は、なんと18.3%!現在でも人気が高く、再放送やVOD配信への期待が寄せられています。

ドラマ『鍵のかかった部屋』の視聴率一覧

放送日 話数 視聴率 サブタイトル
2012年4月16日 第1話 18.3% 佇む男
2012年4月23日 第2話 16.5% 鍵のかかった部屋
2012年4月30日 第3話 14.4% 盤端の迷宮
2012年5月7日 第4話 15.5% 黒い牙
2012年5月14日 第5話 15.6% 鍵のかかっていない部屋
2012年5月21日 第6話 15.4% 密室劇場
2012年5月28日 第7話 16.1% 狐火の家
2012年6月4日 第8話 15.4% 犬のみぞ知る
2012年6月11日 第9話 16.0% はかられた男
2012年6月18日 第10話 13.8% 硝子のハンマー
2012年6月25日 第11話 17.5% 硝子のハンマー

『鍵のかかった部屋』の原作紹介

『鍵のかかった部屋』の原作は、角川書店から出版されている『防犯探偵・榎本シリーズ。』

作者は貴志祐介さんです。現在までに、以下のシリーズが刊行されています。

  • 硝子のハンマー 2004年4月
  • 狐火の家 2008年3月
  • 鍵のかかった部屋 2011年7月
  • ミステリークロック 2017年10月

『鍵のかかった部屋』の登場人物&キャスト紹介

榎本径(えのもと けい)/大野智

どんな鍵でもすぐに開けてしまう、鍵のプロフェッショナル。30歳。

警備会社「東京総合セキュリティ」の研究員から、F&Fセキュリティt・ショップの経営者へ転身を遂げた人物。無口で愛想がなく、仕事がないときは備品倉庫にいるのが常。

鍵についての知識は並々ならぬものがあり、その知識を駆使して最新型の鍵でもすぐに開錠する。そればかりではなく、科学的な知識や推理力・洞察力にも長けており、密室での事件を解決するのもしばしば。時に警察でもお手上げな事件を引き受け、あっさりと解決してしまうほど。しかし、興味があるのはあくまで「密室の破り方」だけで、犯人特定にか関与しません。

鍵を開けると、人差し指と親指で鍵を開ける動作→「密室は破れました」という口上を述べます。

実力も知識も確かな人物でありながら、彼の経歴は謎に包まれています。味方のようでいて、どこか怪しい素振りを見せることもあり、どこまでもミステリアスな人物。その彼の正体は、最終話にて明らかになります。

芹沢豪(せりざわごう)/佐藤浩一

原作小説には登場しない、ドラマ版のオリジナル人物。

何かと緊迫しがちなドラマの中で、その空気を笑いで緩めてくれるコミックリリーフ的な立ち位置。

業界では敏腕弁護士で有名ですが、短気で時間にうるさいの欠点。お金にならない仕事はやりたがらない、徹底した合理主義の人物でもあります。とはいえ、榎本と一緒に事件解決に向かうこともしばしば。仕事を早く切り上げたがるも、なんだかんだと最後まで付き合う人情味ある面も。

手柄に執着しない榎本の代わりに、芹沢の手柄として語られることが増え、そのことが2人を近づけていきます。気難しい面があるものの、実力は確かな榎本を信頼している様子。

青砥純子/戸田恵梨香

フリードマン・芹沢総合法律事務所の新人弁護士。個人弁護士事務所での司法修習歴あり。

芹沢と共に行動し、榎本と3人で現場に立ち会うことが多いです。

弁護士としては未熟であるものの、やる気は十分。真面目で頑張り屋ですが、好奇心が勝って「押してはいけないボタンを押してしまう」などのトラブルを起こしがち。

鴻野光男/宇梶剛士

警視庁捜査一課の刑事。芹沢を事件の犯人として疑ったことがあり、それからは敬遠の仲。

榎本の能力を認めながらも、彼の経歴が謎であることに疑問を持ち、独自に調査を開始。その結果、彼の思わぬ素性にたどり着きます。

『鍵のかかった部屋』の主題歌は?

『鍵のかかった部屋』のオープニングは、arai kanさんの『PINK KILLS』。

エンディングテーマは、嵐の『FACEDOWN』です。

引用:https://www.amazon.co.jp/ref=nav_logo

大野智さんの演技力・脚本の良さが光る秀作ドラマです!

ドラマ主演を務めるジャニーズアイドルの中でも、大野智さんは特に演技力の高さを評価されています。

『鍵のかかった部屋』は、その大野さんが初めて月9主演を果たしたドラマ作品。シナリオの良さもあり、初回から最終話まで高視聴率をキープし続け、俳優・大野智さんのイメージを不動のものにしました。

また、最終話のシナリオは圧巻!榎本の正体に日本中が驚愕し、それがドラマに強い余韻を残しています。何度見ても面白い、何度見ても驚く『鍵のかかった部屋』をお楽しみください。

ドラマ『鍵のかかった部屋』を見た視聴者の感想や見所

この話はセキュリティ会社に勤める主人公の榎本径(大野智)が、弁護士である芹沢豪(佐藤浩市)と青砥純子(戸田恵梨香)らと一緒に協力して密室を解いていく謎解きドラマです。面白い以外の言葉で表すのは難しく、試聴すれば誰もが面白いと言うと思います。主人公たち3人はそれぞれがキャラが立っていて、謎解きドラマではある一方で、コメディ的な面白さもあり、見ていて飽きません。中でも主人公榎本径のキャラが1番好きで、謎解き以外に興味はなく、目的のためなら手段は選ばない感じと、圧倒的推理力は見ていてとても楽しいです。また、視聴している側も一緒に謎を解こうと考えることが出来るのがこのドラマの特徴の一つでもあると思います。それから、BGMも耳に残りやすく、謎を解決した時の「カチャン」と言う音を聞くのはとても気持ちがいいです。百聞は一見にしかずという言葉にもあるように、見て貰えば面白さが伝わると思うので、是非一度ご覧になって欲しいです。ハマること間違いなし!

20代

原作とは違い、嵐の大野智演じる榎本径と戸田恵梨香演じる青砥純子の関係性が、殺伐としたものではなくごく普通に仕事をする上では円滑にやりとりできる程度に改められていたのは良い点だお思いました。また原作に登場する榎本径、青砥純子とは違い、原作に登場しない佐藤浩一演じる芹澤豪を登場させることで、榎本径が鍵を開けることに集中していても、場面が静かになることなく会話が繰り広げられるような作りになっているのには感心しました。また主要人物が2人から3人に変わることによって、原作を読んだことがない人でも榎本径が元警備会社の研究員という経歴を持つセキュリティショップの経営者であること、青砥純子が新米弁護士であること、新たに登場した芹澤豪がやり手の弁護士として知られていることを上手に説明しており、わざわざ登場人物本人に自分の素性を説明させることがないことで、ドラマを違和感なく見ることができました。また、基本的に1話完結方式のため、1話ほど見逃してしまうことがありましたが、問題なくドラマを見続けられました。

20代

防犯オタクの主人公が、密室でおきた事件を解決していくミステリードラマで、とても面白かったです。1話完結のドラマでありながら、しっかりと描かれているストーリーで、様々な密室のトリックをあばいていくのが、見ごたえがあって楽しめました。主人公の榎本は、大野智さんにも合っていて適役でした。普段は無口で無表情で、話し方も淡々として冷静で、つかみ所がないような人物だけど、頭脳は天才的でどんな密室も破ってしまうところが素敵で良かったです。ちょっと影があって、謎に包まれたミステリアスな人なので、過去に何があったのか榎本の人物像も気になりました。事件の現場となった場所の模型を作ったり、手先が器用で細かい演出があったり、分かりやすい構想と解説でした。戸田恵梨香さんが演じている仕事に真面目な姿や、佐藤浩市さんのいい加減な感じや言い方、いざというときの頼もしさ、そして大野智さんの密室にしか興味がないという人柄、3人の個性が立っていて面白かったです。

40代

密室の謎を解くということで警察系かと思いましたが、弁護士と協力するドラマで驚きました。佐藤さんが演じる弁護士の芹沢先生は社長の死について自殺と決めつけ、調査を早く終わらせようとするところが弁護士らしいなと思いました。また、大野さんが演じる榎本は密室オタクで密室の謎を解くことだけを行い、犯人については興味がないとバッサリ切り捨てるところが新鮮で、面白かったです。榎本が密室について調査を行っている段階で、芹沢が自殺なのかということや真相はわかったのかと聞いた時に「それはこれから考えます」や「真相は明日話します」などといった返しをしていたところが印象的で、面白かったです。早く密室の真相を知りたいのに焦らされて芹沢と同じ気持ちになりました。密室の謎が解けた後の榎本は犯人については興味がなく、このまま犯人を特定できないのかと思いましたが、そこは芹沢先生が弁護士らしく犯人の専務を追い詰めていてスッキリしました。密室の謎は色々な角度から解かれていて、ただドラマを楽しむだけでなく、日常生活においても、工夫しながら多角的な視点で物事について考えられれば良いと勉強になりました。

20代

放送当時、好きで見ていたドラマなので、懐かしかったですし、もう一度見られて嬉しかったです。まず、戸田恵梨香さんが初々しい感じの役柄で、かわいくて癒されました。朝ドラの貫禄ある演技が印象的で、 すごいなと感動していたところだったため、ギャップにやられました。また、佐藤浩市さんがサブ役な感じも豪華だな、と改めて思います。そして、大野さん演じる榎本の登場シーンですが、偶然近くにいた鍵屋さん、みたいな感じで、当時はあんまり気にならなかったけど、今思うと結構無理やりだな、と笑ってしまいました。ただ、トリックや犯人までは覚えていなかったため、謎解きの部分は新鮮に見られました。主人公が警察でも探偵でもなくて、密室トリックが解ければ犯人が誰かはあまり興味がない、というのは今でもあまり無い設定なのかなと感じます。次回予告も見ましたが、やっぱりトリックなどは覚えていないし、来週も見て楽しみたいです。大野さんは頭のいい役を数多く演じているイメージで、すごく合っているなと感じます。

20代

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