ドラマ『ラジエーションハウス(2019)』公式動画を全話無料視聴する方法!あらすじ・キャストを紹介

2019年4月8日(月)夜9時から放送されたフジテレビ系の月曜ドラマ、『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』。

窪田正孝さんが主演、本田翼さんがヒロインということで注目されたドラマです。また、平成最後、令和最初の月9ドラマとなっています。

数多くの医療ドラマを放送してきたフジテレビが今作で焦点を当てるのは、“放射線技師”。

患者の病名を左右する症状を突き止める縁の下のヒーローたちの奮闘を描きます!

この記事では2019年放送の『ラジエーションハウス』の動画を無料で視聴する方法や、あらすじやキャストについてまとめました。

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『ラジエーションハウス』の見逃し配信動画を無料視聴する方法

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『ラジエーションハウス』のあらすじ

我々の病気を見つけるのは、目の前にいる主治医だけではない。

五十嵐唯織(窪田正孝)は幼い頃、幼なじみのあんちゃんとの約束で放射線技師の道を志します。その約束とは、病気を見つけるカメラマンとしてあんちゃんのお手伝いをすること。

アメリカで最も権威ある放射線科医からその才能を認められた唯織は、「写真には必ず真実が映る」と信じ、患者と向き合います。

アメリカから帰国後、ずっと思いを寄せていたあんちゃんこと甘春杏(あまかすあん・本田翼)が放射線科医として勤務する甘春総合病院に採用され、念願のあんちゃんとの約束が実現されようとしています。

しかし、あんちゃんとの再会を果たすも、杏は唯織のことは全く覚えていません。まさかの事実に唯織は大きなショックを受けてしまいます。

そんな中、唯織が河川敷で出会い、親しくなった菊島亨(イッセー尾形)が甘春総合病院に搬送されてきます。どうやら菊島は、河川敷で唯織に会った時から言っていた頭痛が治らずに搬送されてきた様子。

実は世界的に有名な写真家の菊島は、頭痛が原因で写真をうまく撮ることができなく悩んでいたため、完治のためにまずは検査をすることになります。

しかし、頭部MRI検査を行うと画像の左上が黒く抜けて欠損していたのです…。

患者を助けることを第一に考える唯織と、医師と技師は別物だと考えていた杏を含む医師達が、少しずつ互いを理解し合いながら患者を救おうとチームで奮闘します。

『ラジエーションハウス』キャスト紹介

五十嵐唯織/窪田正孝
アメリカで最も権威ある放射線科医から認められた天才放射線技師。
小さい頃の甘春杏との約束を果たすために、技師となり甘春総合病院に赴任してきます。
病気を発見する“写真家”として、写真からさまざまな症状を発見していきます。

甘春杏/本田翼
甘春総合病院の全院長の娘で放射線科医。
患者を助けたいという思いと、全院長の娘というプレッシャーから、病院内の規則を守らなければならないという思いとのジレンマに悩まされています。
放射線技師を下に見ていて、プライドが高い性格に見えるが、実は自分に自信がない気弱な性格です。

大森渚/和久井映見
甘春総合病院の院長であり、唯織の秘密を知る唯一の人物です。
病院内では陰ながらみんなを見守り、助言や手助けをしてくれているため、“母”のように慕われています。

辻村駿太郎/鈴木伸之
甘春総合病院の整形外科医です。
将来有望で容姿端麗なので、院内では人気の存在です。
杏に思いを寄せているため、唯織のことをうっとおしく思っており、唯織に負けじと杏にさまざまなアプローチをかけていきます。

鏑木安富(かぶらぎやすとみ)/浅野和之
甘春総合病院の診療部長兼放射線科長。
地位や名誉のためならばどんなことにでも手を回す性格で、病院長の座を狙っています。
放射線技師のことを下に見ているので、助言を聞かずに自分勝手に振舞うことがほとんどです。

広瀬裕乃/広瀬アリス
唯織と同期の新人放射線技師。
高校時代はバスケ部でエースだったこともあり、体力と元気には自身のある女の子ですが、不器用な面もあるので、空回りしてしまうことも。
しかし、患者のために一生懸命になれる優しい心の持ち主なので、次第にみんなから認められていきます。

小野寺俊夫/遠藤憲一
甘春総合病院の放射線技師長。
普段はだらしないおじさんだが、腕はピカイチなので、いざという時には頼りになります。
士気が下がりつつあった放射線技師たちのことも率先して意識を高めようとするリーダーらしい一面もあります。

黒羽たまき/山口紗弥加
甘春総合病院の放射線技師。
ドSな性格で男勝りな独身女性です。
普段はだらしない技師長の代わりにメンバーを牛耳る裏番長です。

威能圭/丸山智己
甘春総合病院の放射線技師。
普段はスカしているが、いざとなると患者に真剣に向き合う熱い想いを持った男です。

軒下吾郎/浜野謙太
甘春総合病院の放射線技師。
メンバーからはパシリにされるいじられキャラです。
気も弱く、自分の判断に自信を持てないでいるが、徐々に自分の仕事にプライドを持ち、自信をつけていきます。

悠木倫/矢野聖人
甘春総合病院の放射線技師。
唯織たちがくるまでは一番の下っ端として働いていましたが、軒下のことはパシリに使います。
ぶっきらぼうで無駄なことはしたがらない今時の若者。
ですが、唯織の凄さを目の当たりにし、次第に放射線技師としての自身の力を
高めようとします。

『ラジエーションハウス』第1話から最終回までのあらすじ

クリックすると、あらすじが読めます。

五十嵐唯織(窪田正孝)は“写真には必ず真実が映る”と信じる放射線技師。アメリカで最も権威ある放射線科医から才能を認められた唯織は、帰国後ずっと想いを寄せる幼なじみの甘春杏(本田翼)が放射線科医として勤務する甘春総合病院に採用される。

初出勤の日、唯織はバスで甘春総合病院へと向かう。バスには、唯織と共に採用された新人放射線技師の広瀬裕乃(広瀬アリス)の姿もあった。その途中、バス運転手・天野(春海四方)の異変に気づいた唯織は、駆けつけた救急隊員に血管造影ができる病院への搬送を指示する。

天野は甘春総合病院に搬送される。受け入れたのは救急担当の整形外科医・辻村駿太郎(鈴木伸之)。だが天野は、自力で立てるほど元気だった。

放射線科は、診療部長兼放射線科長の鏑木安富(浅野和之)のもと、ギャンブル好きの小野寺俊夫(遠藤憲一)、男勝りな独身女子・黒羽たまき(山口紗弥加)らが放射線技師として働いている。彼らの間では、唯織が病院長・大森渚(和久井映見)の隠し子ではないか、というウワサが…。

唯織は、バスの一件で遅刻しながらも杏と再会を果たす。だが杏は、唯織のことなどまったく覚えていなかった。

そんな折、甘春総合病院に世界的な写真家・菊島亨(イッセー尾形)が搬送される。頭痛を訴える菊島の頭部MRI検査を行う小野寺たち。しかし、画像の左上が黒く抜け欠損していて…。

唯織(窪田正孝)は、病院長の渚(和久井映見)から、放射線科医として働く気はないのか、と問われる。だが唯織は、医師免許を取ったのは放射線技師として働く上で病気について深く知った方がいいと思ったから、と言って断る。唯織の思いを受け止めた渚は、周囲に医者であることがバレないように、と釘を刺さした。

技師長の小野寺(遠藤憲一)は、妻から離婚を突きつけられていた。膝の痛みを訴える少年・健太郎(石田星空)のレントゲン撮影を行った際、離婚したら会えなくなるかもしれない息子のことを思い出す小野寺。辻村(鈴木伸之)と共に健太郎の画像の読影をした杏(本田翼)は、成長痛の可能性が高いことからしばらく経過を見ることに…。

唯織と裕乃(広瀬アリス)は、MRI検査にも関わらず携帯電話を手放そうとしない富恵(宮田早苗)に手を焼く。閉所恐怖症だという彼女は、保存してある愛犬の写真を見せ、一緒でないと入れないと騒ぎ立てた。そのとき唯織は、かつて杏が捨て犬の手当てをしたことを思い出す。杏がそれを覚えていれば、自分のことも思い出すかもしれないと考える唯織。

健太郎に会った杏は、成長痛のことを話す。そこで健太郎は、母子家庭で仕事ばかりしている母・美佐子(中越典子)にかまってほしくて大げさに痛がったことを打ち明ける。病院を出た健太郎は、美佐子と共にバスを待っていたが、そこで美佐子が突然倒れ…。

唯織(窪田正孝)は、甘春総合病院の放射線科入局説明会で挨拶をする杏(本田翼)の姿を見に行く。堂々と話す杏に見とれる唯織。しかし、杏が整形外科医の辻村(鈴木伸之)と食事に行ったことを偶然知り、ショックを受ける…。

同じ頃、裕乃(広瀬アリス)はマンモグラフィ検査に苦戦していた。そこに、結婚を控えた女性誌編集者・葉山今日子(内山理名)がやってくる。今日子は、母と祖母がガンに罹患(りかん)していることから毎年検査を受けていた。不安そうな今日子を和ませようと話しかける裕乃。だが、それを聞いていたたまき(山口紗弥加)から「ここはおしゃべりを楽しむ場所じゃない」と叱られてしまう。

今日子は、日本人に多いデンスブレスト(=乳腺密度が濃い)の女性だった。読影した杏は、鏑木(浅野和之)に相談したものの、病変が見つからないことから『異常なし』との診断結果を下す。

一方たまきは、友人から相談されたと言って杏に1枚のマンモ画像を見せる。杏は、右胸にある腫瘤が悪性の可能性を否定できない、として再検査をした方がいい、とたまきに伝える。そんな中、唯織は今日子のマンモ画像に目を止める。何かに気づいた唯織は今日子の後を追いかけ、なるべく早く超音波検査を受けてほしい、と伝えた。

その夜、たまきは裕乃に声をかけ、自ら被検者となってマンモグラフィ検査の練習をさせる。するとたまきは、その画像をこっそり持ち帰り…。

唯織(窪田正孝)は、杏(本田翼)と偶然出くわす。杏は、友人を誘って飲みに行った帰りだった。公園で杏を介抱した唯織は、彼女が以前、股関節痛と診断した男性患者のことを気にかけていると知る。画像所見と血液検査の結果が合わないからだった。杏の力になろうと早速動き出す唯織。

あくる日、甘春総合病院にロックバンドでギターを弾いている大学生・坂元美月がやってくる。美月は、右肩の痛みを訴えていたが、検査をしてもその原因は特定できなかった。それを受け、整形外科の辻村(鈴木伸之)は、しばらく様子を見ると美月に伝える。

診察を終え、慌ててバンドの練習に向かおうとした美月は、病院の廊下で裕乃(広瀬アリス)とぶつかる。その際、落ちたスマホ画面から、美月がある曲を聴いていたことを知る裕乃。その曲は、高校時代バスケットボールに打ち込み、全国大会を目指していた裕乃にとっても、それは大切な、そして苦い思い出の詰まった「FLY AGAIN」と言う曲だった。

裕乃は、プロデビューするという夢こそ破れたが、大好きな仲間たちと行う最後のライブを成功させたいと願う美月に、かつての自分の姿を重ね合わせる。

そんな折、唯織は患者の情報を盗み見たことを鏑木(浅野和之)から叱責されるが…。

唯織(窪田正孝)は杏(本田翼)から、あるCT画像の意見を求められる。画像をのぞき込んだ唯織は、杏との距離が近いことに照れて…。

裕乃(広瀬アリス)は威能(丸山智己)が遺体画像を見ていたことに驚く。実は威能はCTやMRIを使って遺体の死因を究明するオートプシー・イメージング、通称『Ai』と呼ばれる死亡時画像診断のスペシャリストだった。鏑木(浅野和之)は放射線科の受診患者増加などを理由にAiの受け入れを最小限にとどめようと提案。だが、院長の渚(和久井映見)はAiと解剖を組み合わせることは医療界全体の未来にとって必要だと考えていた。

そんな折、公園で倒れている所を発見され、その後死亡が確認された美しい顔の少年・藤本直樹(南出凌嘉)のAi依頼が届く。第一発見者は直樹とキャッチボールをするために公園に来たという弟の雄太(斎藤汰鷹)。救急通報をしたのは藤本家の近所に住む少年・山村肇(小林喜日)だった。

辻村(鈴木伸之)は心臓付近に擦過傷が見られたことから、胸骨の未発達な子どもの胸に衝撃が加わることで起こる心臓震盪(しんとう)の可能性に言及した。直樹は上に向かってボールを投げてそれをキャッチしていた、という目撃情報もあった。だが、直樹の父母、勝彦(三浦誠己)と歩美(森脇英理子)は、小野寺(遠藤憲一)らの説得にも耳を貸さずAiをかたくなに拒否。周囲は虐待死を隠ぺいするためだと疑い始め…。

唯織(窪田正孝)は、杏(本田翼)と辻村(鈴木伸之)がある小説の話で盛り上がっているところを目撃する。その小説とは、鏑木(浅野和之)が取材協力した医療小説だった。さっそくその小説を読み始める唯織。

同じころ、鏑木は、院長の渚(和久井映見)に会い、放射線技師の役割を超えた唯織の行為は医師法に抵触する可能性があり、憂慮すべき事態だと告げる。それに対して、唯織は技師としての所見を述べているに過ぎない、と返す渚。そこで、問題が起きた場合は渚が責任を取るという言質を得た鏑木は、軒下(浜野謙太)に接触し、唯織の行動を監視するよう命じる。

そんな折、公園で遊んでいて手すりから落下し、腹部を強打した女の子・沙里が救急搬送されてくる。腹部CTの依頼を受ける小野寺(遠藤憲一)や、たまき(山口紗弥加)たちラジエーションハウスの面々。CT画像を見た杏は、脾臓(ひぞう)の出血を確認し、将来、傷口が目立たなくて済むように画像診断装置で患者の体の中を透かして見ながら治療を行うIVR〈画像下治療〉による止血を提案する。

裕乃(広瀬アリス)たちも沙里への負担が少ないIVRを期待していた。ところが鏑木は、IVRではなく開腹手術をするよう命じ…。

唯織(窪田正孝)が来てから変わりつつあるラジエーションハウスのメンバー。その日は、初めて1人で当直をすることになり、不安でいっぱいの裕乃(広瀬アリス)。しかも、緊急時に備えて待機するオンコール担当は軒下(浜野謙太)だが…。

乳腺外科に、軒下と中学時代の同級生だった蛭田真貴(松本若菜)と志朗(篠原篤)夫妻がやってくる。人間ドックで真貴の胸にしこりが見つかり、マンモグラフィ検査を受けに来たのだ。軒下と再会した真貴は、彼が卒業アルバムに将来の夢は医者と書いていたのを覚えていた。初恋の相手の真貴から「夢を叶えたんだね」と言われ、本当のことが言えない軒下。

真貴のマンモ画像を読影した杏(本田翼)は、唯織にも意見を求め、悪性の疑いがあるため超音波検査が必要との診断を下す。それを見ていた鏑木(浅野和之)は、杏は技師に甘えていると指摘する。技師には技師の役割があり、一線を越えることは、唯織の首を絞めることになる、というのだ。

再検査が2カ月後になると知った志朗は軒下に、医者として検査を何とか早められないか、泣きつく。しかし、特別扱いはできないと答えるしかない軒下。それでも諦めきれない志朗は、通りかかった唯織に声をかけ、事情を説明した。「真貴は自分の人生のすべて」という志朗の言葉に強く共感した唯織は、杏に相談。だが、鏑木の言葉を思い出した杏は、患者を救うのは医者の仕事だと返し…。

けいれん発作で魚谷久美(稲垣来泉)という少女が病院に救急搬送されてくる。唯織(窪田正孝)らは、久美のCT検査を行ったが異常は見られず…。だが、別の日にMRI検査を行ったところ、二相性急性脳症の特徴的な所見である、脳が木の枝のように光る“ブライトツリーアピアランス”が見られ、入院しての治療が行われた。

杏(本田翼)は、久美への治療の効果を確認するため再度MRI検査を行うことを決める。その席で、杏が目も合わせてくれないことにショックを受ける唯織。それを知った裕乃(広瀬アリス)は、なぜかモヤモヤした気持ちに…。一方、杏が唯織を気にしていると見抜いたたまき(山口紗弥加)は「素直になれば?」と杏に告げるが…。

小児科では久美の強い希望により、季節外れのハロウィーンパーティーを行うことに。枕元に願いごとを書いた紙を置いて寝るとそれがかなうという言い伝えもあることから、唯織や小野寺(遠藤憲一)たちも久美から願いごとカードを手渡されていた。

同じ頃、内科には腹部の痛みを訴えて受診した若井陽子(佐藤めぐみ)の姿があった。陽子は、アルバイトを抜け出して病院に駆けつけた夫の祐一(板橋駿谷)に、盲腸だと診断されたが「薬で散らせるから普通に働ける」と言って安心させる。久美は陽子にも願いごとカードを手渡していた。そんな折、MRI検査を受ける予定だった久美が突然けいれんを起こ

唯織(窪田正孝)は、病院内で意識を失って倒れ、エスカレーターから転落した杏(本田翼)に駆け寄る。杏は、エスカレーターを転がり落ちた際に頭部を強打しており…。

同じ頃、甘春総合病院に、大物政治家の安野将司(中村梅雀)が極秘入院することになった。辻村(鈴木伸之)の父親で、麗洋医科大学病院教授の辻村丈介(名高達男)が、鏑木(浅野和之)に依頼したのだ。安野は、政治資金に関するスキャンダルから逃れるために、1週間ほど身を隠したいのだという。丈介は、辻村を安野の主治医にするよう、鏑木に頼んだ。

ところがその矢先、安野が甘春総合病院の裏口で、ゴルフスイングのまね事をしている写真が週刊誌に掲載されてしまう。記事には「偽装入院」などという文字も踊っていた。押し掛けてきたマスコミに、出勤早々囲まれてしまう裕乃(広瀬アリス)や小野寺(遠藤憲一)、たまき(山口紗弥加)らラジエーションハウスの面々。

一方、記事に激怒した安野は、何かしらの入院理由をつけてすぐにでも発表するよう、鏑木と辻村に命じるが…。

出勤途中の唯織(窪田正孝)のもとに、放射線科の世界的権威である恩師・ピレス教授(Dutch)からメッセージが届く。人工知能を使った読影補助ソフトを開発することになったピレスは、そのメンバーに唯織を迎えたいと考えていた。

鏑木(浅野和之)は、辻村(鈴木伸之)の父で、麗洋医科大学病院教授の辻村丈介(名高達男)から系列病院の院長を任されたことを家族に報告する。妻の聡子(梅沢昌代)と娘の加奈子(丸川ゆい)に、給料も倍になるから3人でハワイ旅行に行こう、とうれしそうに話す鏑木。

そんな折、ラジエーションハウスに杏(本田翼)の父親で、元院長の正一(佐戸井けん太)が突然現れる。正一がうつ病の状態だと知る小野寺(遠藤憲一)やたまき(山口紗弥加)らは、努めて明るく彼を出迎える。

同じ頃、辻村は、嶋田茜(西原亜希)の1歳8カ月になる息子・光の診察をしていた。骨折の疑いでレントゲン検査のオーダーを受けた裕乃(広瀬アリス)は、赤ちゃんの検査にしり込みし、軒下(浜野謙太)に助けを求める。そこで、3カ月前にも右上腕骨骨折の疑いで光の検査をしたことを思い出すたまき。検査の結果、光は鎖骨を骨折しており、虐待の疑いが…。

鏑木は、院長の渚(和久井映見)に辞表を提出。院長室を後にした鏑木は、椅子に座っていた正一に気づく。正一も鏑木にあいさつしようと立ち上がるが、その時、突然頭痛に襲われ、倒れてしまう。

唯織(窪田正孝)は、杏(本田翼)の父で、甘春総合病院の前院長・正一(佐戸井けん太)が、うつ病ではなく、別の病気ではないかと考える。全身の慢性的疲労感、起立性頭痛に苦しんでいる正一は、発症前、自転車に追突され、その後、飛行機に乗っていた。ヒントになったのは、裕乃(広瀬アリス)が手伝っていた造影CTの際に、チューブから造影剤が漏れたことだった。

小野寺(遠藤憲一)らの協力を得て唯織が行ったのは、MRI検査と、髄液漏れの検査だった。その画像を見た唯織は、正一が低髄液圧症であることを確信する。正一は、追突事故で硬膜に穴が開き、飛行機に乗った際の気圧の変化と乱気流の振動によって低髄液圧症を発症したものと考えられた。髄液が減って脳が下垂したために、起立時に頭痛やめまいに襲われていたのだ。正一の病気が手術で治る可能性があると知り、喜ぶ杏。

ところがその矢先、正一が突然意識障害を起こす。辻村(鈴木伸之)ら甘春総合病院の医師には正一の治療をできる人間がいなかった。すると杏は、自分がやると言い出し…。そして、その杏を見つめる唯織はある決断をする…。

「あなたが手出しできないくらい、優秀な放射線科医になってみせます。だから……必ず戻ってきてください」。

唯織(窪田正孝)は、杏(本田翼)との“新しい約束”を胸に、ラジエーションハウスの仲間たちに別れを告げてアメリカへと旅立った。その機内で1枚の写真を見ていた唯織は、不意に背後から「いい写真だね」と声をかけられる。

その声の主は、世界的な写真家の菊島亨(イッセー尾形)だった。以前、唯織は、頭痛を訴えて甘春総合病院に搬送されてきた菊島が、寄生虫におかされていたことを突き止めていた。菊島は、サンフランシスコ経由でアラスカに向かい、流星群を撮影する予定だという。

同じころ、甘春総合病院には、高校球児の平山良平(前田旺志郎)がやってくる。右ヒジの痛みを訴える良平のレントゲン検査を始める小野寺(遠藤憲一)。一方、良平が将来を有望視されている投手だと知った軒下は(浜野謙太)は、裕乃(広瀬アリス)にサインをもらってくるよう命じ……。

菊島は、唯織が意中の人に告白できないまま、また離れ離れになると知って憐みの目を向ける。そんな矢先、機内で外国人男性が突然苦しみ出した。アナウンスで医療関係者を探すCAの鶴田夏葉(須藤理彩)や内田彩(東加奈子)たち。

すると、乗り合わせていた東和医大の内科医・黒川守(中島歩)が男性の元へと駆け寄った。しかし男性は、発作を起こしていて黒川の質問にも答えられない。そのようすをつぶさに観察していた唯織は、男性の腹部に発赤があることに気づくが……。

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『ラジエーションハウス』の原作は?

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『ラジエーションハウス』は、集英社の「グランドジャンプ」で2015年22号から連載が開始されている作品です。現在コミックス10巻まで発売されています。(2020年12月時点)

原作を手がけた横幕さんは、2008年にテレビドラマの脚本家としてデビューしました。漫画原作の他にも数々のドラマ脚本やテレビ番組の構成作家として活躍されています。

テレビドラマ「OH!マイジャンプ」やテレビ番組「池上彰の報道特番」なども担当しています。

作画を手がけたモリタイシさんは、2000年の「招福祈願ダルマイト・ガイ」でデビュー。代表作に「県立伊手高柔道部物語 いでじゅう!」や「RANGEMAN」などがあります。

また、後に映画化された「くちびるに歌を」の漫画化も手がけました。

『ラジエーションハウス』の主題歌

ドラマ『ラジエーションハウス』の主題歌を歌うのはMAN WITH A MISSIONで、曲は「Remember Me」です。狼の被り物をした謎の多いバンドとして注目されています。

MAN WITH A MISSIONの楽曲は、数々の番組や映画、アニメの主題歌やテーマソングとしてタイアップされてきました。

月9ドラマの主題歌としては初で、今作のために書き下ろされた楽曲は、放射線技師として患者の不安に寄り添う感情を重くしすぎず表現しています。

Youtubeのミュージックビデオでは、曲の初めにカメラのシャッターが切られる音が入っているのが特徴的。

映像内には多くレントゲン写真が用いられ、老若男女の人が多く映っています。命や人の温かさを感じるような、ラジエーションハウスの世界観が反映されたMVです。

『ラジエーションハウス』の見どころ・まとめ

医療ドラマでありながら、医師免許を持っていない放射線技師たちを取り上げたドラマ『ラジエーションハウス』。

患者を支える縁の下の力持ち、放射線科技師という人たちを知らない人も多いと思います。

今作はそんな放射線技師のかっこよさを描いています!医師とともに協力し、患者の症状を突き止め、回復へと導く。

「縁の下の力持ちのカッコ良さ」というものをダイレクトに感じる作品となっています。

月9初主演の窪田正孝さんが演じるのは、誰しもが憧れる天才!豪華なキャストと共に見ることができる窪田さんのカッコ良さにも注目して下さい。

そして、毎話挑む症状不明の患者さんを助ける様も見どころです。

『ラジエーションハウス』はFODプレミアムで見放題配信中なので、ぜひご覧下さい。

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